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Entry 2021/01/31
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【渡部亮平監督インタビュー】映画『哀愁しんでれら』ラストに土屋太鳳・子役COCOらと共に描く“愛情の美しさと儚さ”

  • Writer :
  • 桂伸也

映画『哀愁しんでれら』は2021年2月5日(金)よりロードショー!

人生のどん底に突き落とされた女性が、あるきっかけで大逆転。しかし、「シンデレラ」としてバラ色の人生を歩むはずだった彼女の結婚生活は、思わぬ方向へと進んでいく……。


(C) 2021 『哀愁しんでれら』製作委員会

脚本家の渡部亮平が「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM2016」(以下「TCP2016」)でグランプリを獲得した脚本を基に自ら監督を務めた映画『哀愁しんでれら』。「幸福な生活」へと歩み始めたはずの女性とその家族を中心に、現代社会における「幸福」の在り方を毒々しく描いたサスペンスです。

ともに若手実力派として日本映画界で活躍する土屋太鳳、田中圭が「シンデレラ」となった主人公と彼女と結婚する「王子」を、本作が初の映像作品出演となるCOCOがその娘を演じています。

今回は本作を手がけた渡部監督にインタビュー。本作の脚本執筆のねらいを振り返っていただくとともに、本作でこだわったキャスティングへの想い、制作を通じて改めて感じられた映画への想いなどをおうかがいしました。

ヒロインと土屋太鳳のイメージが見事に一致


(C) 2021 『哀愁しんでれら』製作委員会

──主人公・小春役の土屋太鳳さんへの出演オファーでは、4度にわたってアプローチを行ったとうかがいましたが、そのオファーまでにはどのような経緯があったのでしょうか。また渡部監督は、小春をどのように描きたいと思われていたのでしょうか。

渡部亮平監督(以下、渡部):もともと小春というキャラクターに対し、僕の中で「この人に演じてほしい」という具体的なイメージはいなかったんです。なので「もし可能であれば、本作の主人公はオーディションで選ばせてもらいたい」と思い、それは製作陣にもお願いしていました。

以降も脚本をずっと修正しながらも撮影まで時間が過ぎたんですが、その頃に土屋さんが歌手であるシーアさんのMVに出演しているのを観て、その表現力の高さを素晴らしいと思ったんです。

脚本を書き始めたばかりの頃には、土屋さんは少女漫画原作のラブストーリー映画に多く出演されていて、その影響から本作の主人公の年齢より少し若いイメージを抱いていたんですが、撮影までの時間の経過とともに、その印象は異なるものへと変化していきました。


(C) 2021 『哀愁しんでれら』製作委員会

渡部:やがて、印象や認識が変わった土屋さんを主人公に見立てて脚本を読み直した時に、「この映画は、土屋さんの力が発揮できる作品だ」と僕は感じとりました。また同時に、物語の明確なイメージが頭の中に浮かび、それを実現できるという核心も抱けたんです。そうした経緯から、僕の中では小春という人物を描くにあたって「土屋太鳳以外じゃできない」とさえ思うようになりました。

また小春というキャラクターは、作品の後半部における母性に溢れ、非常に大人っぽい一面を持つ一方で、前半部でも描かれているように、新しい世界に抵抗なく飛び込むのを好む幼児性ともとれる一面も持つという二面性を備えています。映画にも大きく反映しているその二面性を通じて、小春の人生の中に見出だされる美しさと儚さをより強調して描けたらと思っていました。

映画を支えた子役COCOとの信頼関係


(C) 2021 『哀愁しんでれら』製作委員会

──同じく作中で強烈な印象を放っているのが、小春にとっては義理の娘であるヒカリを演じたCOCOさんです。渡部監督は当初COCOさんをどんな「女優」だと捉えた上で、その後の演出を考えられたのでしょうか。

渡部:ヒカリ役のオーディションには有名な子役も大勢参加し、演技の技量自体はCOCOよりも優れている子も中にはいました。ですが僕はそれでも、COCO自身が持つ人間的な雰囲気、オーラといえるものを無視できなかったんです。

実はオーディションに参加した感想をCOCOに聞いた時、彼女は自身から「他の子たちはみんなメチャメチャうまくて、自分が何もできない」と答えているんです。当時の彼女はちょうど8歳でしたが、周りの子たちと今の自分が立つレベルの違いを正確に把握していました。そして、その上で「私はまだやったことはないけど、やればできると思う」と言ってくれたんです。

僕は「そう言い切ってくれるんだったら、この子に賭けたほうがいい」と感じました。だからこそ「一緒に頑張ってやろう」と約束して彼女に決めました。

またその時には、「厳しいことをたくさん言うかもしれないよ」「僕はこの作品がデビュー作だから、失敗できないんだ」と、監督である僕の本音を包み隠さず伝えました。COCOが演じるヒカリはそれほど大切な役なんだと、敢えて大きなプレッシャーをかけたんです。子供には難しい話かもしれませんが、彼女はとても頭のいい子なので、本当のことを伝えたらきちんと理解してくれる子だと思ったんです。

それから彼女と3ヶ月くらい稽古して、一緒に映画に向かって頑張ったんですが、その時の自分の言葉をやはりCOCOは理解してくれていたと実感できたし、本当に彼女の存在には助けられたと思っています。

「愛」の危うさ・美しさ・儚さ/「哀愁」の意味


(C) 2021 『哀愁しんでれら』製作委員会

──この物語で描かれている「愛」というものを、渡部監督ご自身はどのようなものだと捉えていますか。

渡部:大きければ大きいほど、それについてくるもの……うまくいかない時の喪失感、歯がゆさといったものまでも大きくなってしまうと感じています。ですから、大きな愛はとても素敵な一方で、危険な側面を持つものだとも思うんです。

以前僕が自主制作した『かしこい狗は、吠えずに笑う』という映画は、主に友情の狭間にある愛について描いた作品で、友情がどんどん行き過ぎた愛情のようになってしまい暴走してゆくという物語でした。実はその物語は、僕自身が結構嫉妬しいだと思っているところ(笑)から発想を得ていて、僕の大好きな友達が別の友達と遊んでいるだけで「悲しい」と思ってしまった経験から生まれたお話なんです。

ただそうした後ろめたい感情は、意外に誰しもが持つことがあるんじゃないかと思うこともあり、目を背けがちなそれらをきちんと「エンターテインメント」として描きたいという願望が、僕自身にはあります。

──また『哀愁しんでれら』というタイトルに含まれる「哀愁」という言葉には、渡部監督のどのような思いが込められているのでしょうか。

渡部:本作のタイトルは当初、平仮名の「しんでれら」のみだったんですが、それではこの映画の印象がハイブロウになり過ぎてしまうと感じ、それを避けるためにも頭に何かしらの言葉を加えたくなったんです。

その時に僕は、この映画を作ろうと思った時の意識として「映画を観終えた瞬間の読後感」を想像したことを思い出し、スッと「哀愁」という言葉を思い浮かべました。とても美しいけれど、その美しさは儚いものになる。映画を観た方に、そうした寂しさのようなものを「読後感」として感じてほしいと考えたんです。

本作の物語の最後には敢えてファンタジー性を持たせていますが、僕はこの物語を徹底的に残酷な物語にはしたくなかったし、あくまで観た方の意識を僕自身が目指したい方向性に向けたいと思ったんです。

脚本における「人間」という名のリアリティ


(C) 2021 『哀愁しんでれら』製作委員会

──先ほど、渡部監督はご自身を「嫉妬しい」だと捉えているとおっしゃいましたが、そうしたご自身の性格や経験してきた感情は、田中圭さんが演じられた大悟のキャラクターなどにも反映されているのでしょうか。

渡部:僕は昔CM制作のアシスタントを務めていたんですが、大悟のモデルはその当時の師匠なんです。とても几帳面な方でかつ愛情深い方なんですが、ある日電話を受けた時、先方のCM制作会社の若いスタッフが「今お時間大丈夫ですか?」と尋ねなかった際、何分も強い口調で怒り続けていたことがあったんです。

その時には「そんなことでこの人は怒るんだ」と驚きました。普段は穏やかで怒らない方なんですが、「そんなところに沸点があるんだ」と。また怒っている様子から、師匠は「正しいことをしている」と思っているからそうしているんだという印象が垣間見えて、そこに人間の面白さを見出しました。

尊敬できる人物である一方で、本人だけが「正しいルール」として定めている思ってもよらぬ「沸点」が存在し、ある特定の対象や行動には非常に厳しく反応する。そうしたポイントを捉えて、大悟というキャラクターは考えていきました。

僕は結構、仲がよかった高校時代の友達が話していた内容や、やっていた仕草などを脚本に織り込むこともあるんです。後になってその友達に「ごめんね、脚本で使わせてもらったから」なんて謝りながら(笑)。日常の中にあるリアルなものは、想像よりも説得力のあるものになると思うし、そうした周りの人々の言動を活かして脚本に取り入れることは多々あります。

──本作の脚本には、人物名や主人公の母親のバックグラウンドなど、「TCP2016」での受賞脚本から変更された箇所がいくつかありますね。

渡部:脚本自体は7年ほど前、25歳頃に書いたものだったんですが、生意気ながら「その頃と比べれば、今はもう少しうまく書けるようになった」と見せたいという思いが少なからずあったんです(笑)。

また7年前の脚本は「TCP2016」に向けて、賞金である5000万円を総製作費と想定とした上で物語を構築し、執筆したものでもあります。ですが今回の映画制作にあたって、プロジェクトの規模も製作費もその想定よりはるかに大きいものになったため、脚本もそれに併せてブラッシュアップしていきました。

ただ実際に改稿を進めながらも読み直していくと、やはり最初に執筆した脚本の方が面白いなと(笑)。なんだかんだ物語の大まかな構成も、最終的にはほぼオリジナルの脚本の流れへと戻っていましたから。

「監督」として「脚本家」として歩み続ける


(C) 2021 『哀愁しんでれら』製作委員会

──渡部監督にとって映画『哀愁しんでれら』は初の商業映画監督作となりましたが、制作を終えられた現在のご心境はいかがでしょうか。

渡部:現在の日本映画界においてオリジナル作品の企画自体が通りづらくなっている中、僕みたいな新人監督がこれほどの規模で、土屋さん・田中さんをはじめとする豪華なキャスティングでオリジナル作品を作れたのは、本当に恵まれた機会だったと感じています。

ですから今後もできれば、作家性とエンターテインメント性を両立した映画作りが続けられたらと思っています。ド新人の僕が言うのもなんですが、そういった作品が日本映画界の中でもっと作られ、多くの方に観てもらう必要があると思っていますから。

また実際の現場で改めて感じたのは、「みんなの信頼を得る」ということの難しさですね。作品は多くの人々の意見を取り入れながら作っていくわけですが、僕は脚本を書いている時点ですでに「こうしたい」と明確に描いたビジョンを強く持っているタイプなんです。そのため、自身の意見を「監督」として説明し、みんなに把握してもらうのには苦労しました。そもそも、新人監督のイメージや意見をそのまま聞くこと自体が、みんなにとって不安でもあったと思いますしね。

普段はCMや深夜ドラマで監督をやらせていただく機会もありますが、やはり「それぞれに想いを抱いた人々が集まり、一つのものを作る」という映画作りの現場で大切なものは、そういった想いをうまくつなぎ合わせていく「現場力」であり、「監督」としての力だと思うんです。だからこそ、そういったことを踏まえつつも「現場」という場所に携わり続け、信頼できる人々に多く出会えたらと思います。

──また2020年から現在までコロナ禍の影響という状況が続く中で、改めてご自身の映画作りについて気づかれたことなどはありますか。

渡部:こういった緊急事態において、エンターテインメントは、映画はどうあるべきなのかを考えるのは非常に難しいことです。ただ一つ信じているのは、エンターテインメントが確かに生きる上で絶対に必要不可欠なものではない一方で、生活の中で一切が失われていいものでもないということです。

それに僕は、「今、映画を作るべきではない」「観るべきではない」と思ったことはありません。2021年現在にこそ描けるもの、知ることができるものがあるからです。だからこそ僕は今、様々なアイディアをインプットさせてもらっている時期でもあります。たとえ今の時点では作れなかったとしても、「これらは全て、今後の脚本で活かせる」という場面を、表現としてアウトプットし、みんなに共有してもらいたいと思えるアイディアを得られていると感じているんです。

インタビュー/桂伸也

渡部亮平監督プロフィール

1987年生まれ、愛媛県出身。脚本家として活動する傍ら、自主制作映画『かしこい狗は、吠えずに笑う』(2012)が「ぴあフィルムフェスティバル」でエンタテイメント賞・観客を獲得。同作は翌年2013年に全国にて劇場公開された他、2014年には第23回日本映画プロフェッショナル大賞新人監督賞を受賞する快挙を成し遂げました。

その後も監督・脚本家としてCM・PV・映画・ドラマなど多岐にわたって活動。今回公開される映画『哀愁しんでれら』は「TSUTATA CREATORS’PROGRAM FILM2016」にてグランプリを獲得した脚本を基に、自ら監督を務めました。

映画『哀愁しんでれら』の作品情報

【日本公開】
2021年(日本映画)

【脚本・監督】
渡部亮平

【出演】
土屋太鳳、田中圭、COCO、山田杏奈、ティーチャ、安藤輪子、金澤美穂、中村靖日、正名僕蔵、銀粉蝶、石橋凌

【作品概要】
日常で度重なる不運で人生のどん底に突き落とされたヒロインが、あるきっかけで裕福な開業医と結婚、幸せをつかんだはずが思わぬ事態に陥っていく姿を描いたサスペンス。『3月のライオン』『ビブリア古書堂の事件手帖』『麻雀放浪記2020』などの脚本を手がけたことで知られる渡部亮平。

物語の中心となる「幸福」な夫婦を『累-かさね-』『春待つ僕ら』などの土屋太鳳、『おっさんずラブ』シリーズや『mellow メロウ』などの田中圭らが務めた他、世界的キッズインスタグラマーとしても知られるCOCOが物語の重要なファクターとなる夫婦の娘役を熱演。さらに主人公の親族を演じる石橋凌、山田杏奈をはじめ個性豊かな俳優陣が脇を固め、物語を盛り上げています。

映画『哀愁しんでれら』のあらすじ


(C) 2021 『哀愁しんでれら』製作委員会

幼いころに母が家を出てしまい、そんな親を憎むがあまり児童相談所で働きながら平凡な毎日を送っていた小春(土屋太鳳)。だが祖父が倒れたことを発端にさまざまな不運に遭遇し打ちひしがれてしまいます。

途方に暮れ夜道を歩く中、一人の男性が踏み切りで倒れているのを偶然見かけ一命をとりとめます。彼は裕福な開業医・大悟(田中圭)。この出会いがきっかけで小春と大悟の仲は進展し、大悟の8歳になる娘ヒカリ(COCO)とも打ち解けてついに結婚。小春は一気に幸せの頂点に立ちます。

ところが、大悟とヒカリには小春の知らない裏の顔がありました。

おとぎ話のように幸福な「結末」へと辿り着いたはずの小春の人生は、予想だにしない道に迷い込んでしまうのでした……。

映画『哀愁しんでれら』は、2021年2月5日(金)より全国公開!











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