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Entry 2019/02/08
Update

第91回アカデミー作品賞受賞の予想と候補映画まとめ。2019年のオスカーは誰の手に!

  • Writer :
  • 石井夏子

来る2019年2月24日(月)(日本時間2月25日)に開催される、第91回アカデミー賞授賞式

作品賞には、Netflix配給のメキシコ映画『ROMA/ローマ』、レディー・ガガ主演のミュージカル『アリー/スター誕生』、人種差別時代のアメリカ南部を舞台にした『グリーンブック』、日本でも異例の大ヒットとなった『ボヘミアン・ラプソディ』、アメコミ映画『ブラックパンサー』など8作品がノミネートされました。

果たして栄冠はどの作品に!?

この記事では作品賞にノミネートされた映画情報と関連記事の紹介、そしてオスカー予想をしていきます。

CONTENTS

ネット配信映画初の作品賞ノミネート『ROMA/ローマ』

映画『ROMA/ローマ』の作品情報


Netflixオリジナル映画『ROMA/ローマ』

【公開】
2018年 (メキシコ・アメリカ合作映画)

【監督】
アルフォンソ・キュアロン

【キャスト】
ヤリッツァ・アパリシオ、マリーナ・デ・タビラ、マルコ・グラフ、ダニエラ・デメサ、カルロス・ペラルタ、ナンシー・ガルシア、ディエゴ・コルティナ・アウトレイ

映画『ROMA/ローマ』のあらすじ

70年代初頭のメキシコシティ。

医者の夫アントニオと妻ソフィア、彼らの4人の子どもたちと祖母が暮らす中産階級の家で家政婦として働く若い女性クレオは、子どもたちの世話や家事に追われる日々を送っていました。

そんな中、クレオは同僚の恋人の従兄弟である青年フェルミンと恋に落ちます。

一方、アントニオは長期の海外出張へ行くことになり…。

映画『ROMA/ローマ』の注目ポイント

ネット配信会社の映画として初の作品賞ノミネートとなった『ROMA/ローマ』。

『ゼロ・グラビティ』(2013)でアカデミー賞監督賞や撮影賞、視覚効果賞など最多7部門を受賞したアルフォンソ・キュアロン監督が脚本・撮影も手がけ、自身の幼少期の体験を交えながら、心揺さぶる家族の愛の物語を美しいモノクロ映像で紡ぎ出しました。

本作は最多10部門でノミネートされており、作品賞と監督賞で最有力候補と言われています。

メキシコで製作されたスペイン語映画で、作品賞獲得となれば、史上初の外国語映画の受賞となります。

ゴールデン・グローブ賞では、外国語映画賞と監督賞の2冠を果たしました。

2018年・第75回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で、最高賞にあたる金獅子賞を受賞

レディー・ガガ主演ミュージカル『アリー/スター誕生』

映画『アリー/スター誕生』の作品情報


(C)2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

【公開】
2018年(アメリカ映画)

【監督】
ブラッドリー・クーパー

【キャスト】
レディー・ガガ、ブラッドリー・クーパー、アンドリュー・ダイス・クレイ、デイブ・チャペル、サム・エリオット、アンソニー・ラモス、ラフィ・ガブロン、ルーカス・ネルソン、グレッグ・グランバーグ、ロン・リフキン、バリー・シャバカ・ヘンリー、マイケル・D・ロバーツ、マイケル・ハーネイ

映画『アリー/スター誕生』のあらすじ

音楽業界でスターになることを夢見ながらも、自分に自信がなく、周囲からは容姿も否定されるアリーは、小さなバーで細々と歌いながら日々を過ごしていました。

そんな彼女はある日、世界的ロックスターのジャクソンに見いだされ、等身大の自分のままでショービジネスの世界に飛び込んでいきますが…。

映画『アリー/スター誕生』の注目ポイント

映画『アリー/スター誕生』は2019年のアカデミー賞の作品賞と、レデイ・ガガが主演女優賞ブラッドリー・クーパーが主演男優賞でそれぞれノミネートされ、合計8部門で候補に選ばれました。

主演2人の演技レデイ・ガガが歌う曲巧みな監督技術などが評価され、いち早くオスカー最有力候補と予想されましたが、賞レースで『グリーンブック』『ROMA/ローマ』『ボヘミアン·ラプソディ』などに連敗

これまでも何度か映画化されてきた『スタア誕生』を、新たにブラッドリー・クーパー監督&レディー・ガガ主演で描きます。

もともとはクリント・イーストウッドが映画化する予定で進められていた企画でした。

女2人の入り乱れる愛憎劇『女王陛下のお気に入り』

映画『女王陛下のお気に入り』の作品情報


(C)2018 Twentieth Century Fox

【公開】
2019年(アイルランド・イギリス・アメリカ合作映画)

【監督】
ヨルゴス・ランティモス

【キャスト】
オリヴィア・コールマン、エマ・ストーン、レイチェル・ワイズ、ニコラス・ホルト、ジョー・アルウィン、ジェームズ・スミス、マーク・ゲイティス、ジェニー・レインスフォード

映画『女王陛下のお気に入り』のあらすじ


(C)2018 Twentieth Century Fox

18世紀初頭、フランスとの戦争下にあるイングランド。

女王アンの幼なじみレディ・サラは、病身で気まぐれな女王を動かし絶大な権力を握っていました。

そんな中、没落した貴族の娘でサラの従妹にあたるアビゲイルが宮廷に現れ、サラの働きかけもあり、アン女王の侍女として仕えることになります。

サラはアビゲイルを支配下に置くが、一方でアビゲイルは再び貴族の地位に返り咲く機会を狙っていました。

戦争をめぐる政治的駆け引きが繰り広げられる中、女王のお気に入りになることでチャンスをつかもうとするアビゲイルでしたが…。

映画『女王陛下のお気に入り』の注目ポイント

『女王陛下のお気に入り』は作品賞オリビア・コールマンが主演女優賞レイチェル・ワイズとエマ・ストーンが助演女優賞など、9部門で最多10ノミネートされています。

2018年第75回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で審査員グランプリを受賞し、女王アンを演じたオリビア・コールマンも女優賞を受賞しました。

ベネチアでのプレミア上映後に出てきたレビューは絶賛一色でした。

『ロブスター』(2016)『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』(2018)で注目を集めるギリシャの鬼才ヨルゴス・ランティモス監督が、18世紀イングランドの王室を舞台に、女王と彼女に仕える2人の女性の入り乱れる愛憎を描いた人間ドラマです。


カンヌで鳴りやまぬ拍手『ブラック・クランズマン』

映画『ブラック・クランズマン』の作品情報


© 2018 Focus Features. A Comcast Company.

【公開】
2019年(アメリカ映画)

【監督】
スパイク・リー

【キャスト】
ジョン・デヴィッド・ワシントン、アダム・ドライバー、ローラ・ハリアー、トファー・グレイス、コーリー・ホーキンズ

映画『ブラック・クランズマン』のあらすじ


© 2018 Focus Features. A Comcast Company.

1979年、コロラド州コロラドスプリングスの警察署で、初の黒人刑事として採用されたロン・ストールワース。

署内の白人刑事たちから冷遇されながらも捜査に燃えるロンは、新聞広告に掲載されていたKKKのメンバー募集に勢いで電話をかけ、黒人差別発言を繰り返して入団の面接にまで漕ぎ着けてしまいます。

しかし黒人であるロンはKKKと対面できないため、同僚の白人刑事フリップに協力してもらうことに。

電話はロン、対面はフリップが担当して2人で1人の人物を演じながら、KKKの潜入捜査を進めていきますが…。

映画『ブラック・クランズマン』の注目ポイント

参考映像:映画『ブラック・クランズマン』ジョーダン・ピール(プロデューサー)インタビュー映像

『ブラック・クランズマン』は作品賞監督賞アダム・ドライバーが助演男優賞などにノミネート。

第71回カンヌ国際映画祭での上映後、10分間にもわたるスタンディングオベーションが発生しました。

最高賞であるパルム・ドールの受賞こそ適いませんでしたが、次点に相当する審査員特別グランプリに選出された本作。

2018年8月9日、本作は全米1512館で公開され、公開初週末に1084万ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場5位でした。

黒人刑事が白人至上主義団体「KKK(クー・クラックス・クラン)」に潜入捜査した実話をつづったノンフィクション小説を、スパイク・リー監督が映画化。

主人公ロンを名優デンゼル・ワシントンの実子ジョン・デビッド・ワシントン、相棒フリップを「スター・ウォーズ」シリーズのアダム・ドライバーが演じます。

スーパーヒーロー映画初の作品賞ノミネート『ブラックパンサー』

映画『ブラックパンサー』の作品情報


(C)Marvel Studios 2017

【公開】
2018年(アメリカ映画)

【監督・脚本】
ライアン・クーグラー

【キャスト】
チャドウィック・ボーズマン、マイケル・B・ジョーダン、ルピタ・ニョンゴ、ダナイ・グリラ、マーティン・フリーマン、ダニエル・カルーヤ、レティーシャ・ライト、ウィンストン・デューク、アンジェラ・バセット、フォレスト・ウィテカー、アンディ・サーキス

映画『ブラックパンサー』のあらすじ


(C)Marvel Studios 2017

大なパワーを秘めた鉱石「ヴィブラニウム」が産出するアフリカの国ワカンダは、その恩恵にあずかり目覚しい発展を遂げてきました。

ヴィブラニウムが悪用されることを防ぐため、代々の国王の下で世界各国にスパイを放ち、秘密を守り通してきたワカンダ。

父の死去に伴い、新たな王として即位したティ・チャラは、ワカンダの秘密を狙う元秘密工作員の男エリック・キルモンガーが、武器商人のユリシーズ・クロウと組んで暗躍していることを知り、国を守るために動き始めますが…。

映画『ブラックパンサー』の注目ポイント

『ブラックパンサー』は、2019年のアカデミー賞で作品賞にノミネートされました。

スーパーヒーロー映画、アメコミ映画史上初めての快挙です。

公開当初から一般の映画ファンはもとより、評論家からも絶賛されていた本作。

これまでに例のない黒人ヒーローの活躍するアクション大作として注目を集め、全米では歴代3位となる興行収入7億ドル突破のメガヒットとなりました。

主役や監督をはじめ、主要なキャストと製作スタッフの大半を黒人が占めており、かつ、作品全体としてアフリカ文化の魅力を存分に引き出したとして、文化的な意義も評価されています。

監督を『クリード チャンプを継ぐ男』(2015)のライアン・クーグラーが務め、同作で主人公クリードを演じたマイケル・B・ジョーダンが、ブラックパンサーを追い詰める強敵エリック役で出演。


日本でも異例の大ヒット『ボヘミアン・ラプソディ』

映画『ボヘミアン・ラプソディ』の作品情報


(C)2018 Twentieth Century Fox

【公開】
2018年(イギリス・アメリカ合作映画)

【監督】
ブライアン・シンガー

【音楽プロデューサー】
ブライアン・メイ、ロジャー・テイラー

【キャスト】
ラミ・マレック、ルーシー・ボーイントン、グウィリム・リー、ベン・ハーディ、ジョセフ・マッゼロ、エイダン・ギレン、アレン・リーチ、トム・ホランダー、マイク・マイヤーズ、アーロン・マカスカー

映画『ボヘミアン・ラプソディ』のあらすじ


(C)2018 Twentieth Century Fox

世界的人気ロックバンド「クイーン」のボーカルで、1991年に45歳の若さでこの世を去ったフレディ・マーキュリーを描いた伝記ドラマ。

「ボヘミアン・ラプソディ」「ウィー・ウィル・ロック・ユー」といった名曲誕生の瞬間や、20世紀最大のチャリティコンサート「ライブ・エイド」での圧巻のパフォーマンスといった音楽史に残る伝説の数々を再現するとともに、華やかな活躍の裏にあった知られざるストーリーを描き出していきます。

映画『ボヘミアン・ラプソディ』の注目ポイント

参考映像:映画『ボヘミアン・ラプソディ』メイキング映像「クイーンになるまで」

『ボヘミアン・ラプソディ』は作品賞主演男優賞など5部門でノミネート

オスカー作品賞ではノミネート圏外という予想でしたが、2019年に入ってからランクが急上昇し、見事に作品賞ノミネートを果たしました。

第76回ゴールデングローブ賞では最優秀作品賞(ドラマ部門)、最優秀男優賞(ドラマ部門)を受賞。

最有力と予想されていた『アリー/スター誕生』を破りました。

SAGアワードでも最高賞の「アンサンブルキャスト賞」にノミネートされました。

クイーンの現メンバーであるブライアン・メイとロジャー・テイラーが音楽総指揮を手がけ、劇中の楽曲には主にフレディ自身の歌声を使用。

日本でも2018年公開映画でトップとなる興行収入100億円を突破、社会現象とも呼べる大ヒットとなっています。


クリスチャン・ベールですか?『バイス』

映画『バイス』の作品情報


(C)2018 ANNAPURNA PICTURES, LLC. All rights reserved.

【公開】
2019年(アメリカ映画)

【監督】
アダム・マッケイ

【キャスト】
クリスチャン・ベール、エイミー・アダムス、スティーブ・カレル、サム・ロックウェル、ジェシー・プレモンス、アリソン・ピル、リリー・レーブ、タイラー・ペリー、ジャスティン・カーク、リサ・ゲイ・ハミルトン、シェー・ウィガム、エディ・マーサン

映画『バイス』のあらすじ


(C)2018 ANNAPURNA PICTURES, LLC. All rights reserved.

ワイオミングの田舎の電気工から“事実上の大統領”に上り詰め、アメリカを自在に支配し、アメリカ史上最も権力を持ったチェイニー副大統領を描きます。

ほとんどの人が気付かぬ間に強大な権力を牛耳り、世界のあり方を一変させてしまったディック・チェイニー。

大学を中退したディック・チェイニーは議員のインターンとして働き始め、権力を得るための術を学んでいきました。

その後彼はジョージ・ブッシュとともに働き始めます。

そして2001年。

同時多発テロが起こり、ディックが下した決断とは…。

映画『バイス』の注目ポイント

『バイス』は作品賞監督賞クリスチャン・ベールが主演男優賞サム・ロックウェルが助演男優賞エイミー・アダムスが助演女優賞など、8部門ノミネート

第76回ゴールデングローブ賞でクリスチャン・ベールが最優秀主演男優賞を受賞。

2018年12月25日、本作は全米2442館で公開され、公開初週末に776万ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場6位となりました。

これまでも数々の作品で肉体改造を行ってきたクリスチャン・ベールが、本作でも体重を20キロ増力し、髪を剃り、眉毛を脱色するなどしてチェイニーを熱演。

サム・ロックウェルのジョージ・W・ブッシュとともに、そのなりきりぶりは必見です。

アメリカ南部で珍道中『グリーンブック』

映画『グリーンブック』の作品情報


(C)2018 UNIVERSAL STUDIOS AND STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC. All Rights Reserved.

【公開】
2019年(アメリカ映画)

【監督】
ピーター·ファレリー

【キャスト】
ヴィゴ・モーテンセン、マハーシャラ・アリ、リンダ・カーデリーニ、ディミテル・D・マリノフ、マイク・ハットン、P・J・バーン

映画『グリーンブック』のあらすじ


(C)2018 UNIVERSAL STUDIOS AND STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC. All Rights Reserved.

1962年、ニューヨークの一流ナイトクラブで用心棒として働くトニー・リップ。

粗野で無教養なニックですが、腕っぷしは確かで口が達者なため、何かと周囲から頼りにされていました。

クラブが改装のため閉鎖になり、しばらくの間、無職になってしまったトニーは、南部でコンサートツアーを計画する黒人ジャズピアニストのドクター・シャーリーに運転手として雇われます。

ドクター・シャーリーはカーネギーホールを住処とし、ホワイトハウスでも演奏したほどの天才です。

黒人差別が色濃い南部へ、あえてツアーにでかけようとするドクター・シャーリーと、黒人用旅行ガイド『グリーンブック』を頼りに、その旅に同行することになったトニー。

出自も性格も全く異なる2人は、当初は衝突を繰り返すものの、次第に友情を築いていき…。

映画『グリーンブック』の注目ポイント

第91回アカデミー賞では、作品賞主演男優賞助演男優賞など5部門にノミネートされています。

アカデミー賞の有力な前哨戦として知られる第41回トロント国際映画祭で最高賞の観客賞を受賞し、『ROMA/ローマ』を破りました。

第76回ゴールデングローブ賞でも作品賞(コメディ/ミュージカル)を受賞。

人種差別が色濃く残る1960年代のアメリカ南部を舞台に、黒人ジャズピアニストとイタリア系白人運転手の2人が旅を続けるなかで友情を深めていく姿を、実話をベースに描いたドラマです。

トニー役に『イースタン・プロミス』(2008)のヴィゴ・モーテンセン、ドクター・シャーリー役に『ムーンライト』(2017)のマハーシャラ・アリ。

トニー・リップ(本名トニー・バレロンガ)の実の息子であるニック・バレロンガが製作・脚本を手がけ、父とドクター・シャーリーの友情の物語を映画化しました。

監督は、『メリーに首ったけ』(1999)などコメディ映画を得意としてきたファレリー兄弟の兄ピーター・ファレリーです。

栄冠はどの作品に!?

日本時間2019年2月25日午前10:00の発表となる、第91回アカデミー賞。

作品賞を受賞する映画は、マイノリティを見つめ、エンタテイメントとして昇華した作品が有力でしょう。

単なるアメコミヒーロー映画の枠を超えた『ブラックパンサー』、観客の熱がノミネートに押し上げた『ボヘミアン・ラプソディ』、静かながら訴える『ROMA/ローマ』、日本公開が待ちきれない『ブラック・クランズマン』。

様々な作品があり、それぞれ異なる魅力を放っています。

ですがここで作品賞として推したいのは、『グリーンブック』です。

実話ベース生まれも考えも何もかも正反対な2人の友情笑いと感動…アカデミー賞に望まれるもの全てが詰まっている映画ではないでしょうか。

『グリーンブック』の日本での公開は、第91回アカデミー賞授賞式後の3月1日のため、今からヒットが予想されます。

2018年は『シェイプ・オブ・ウォーター』が獲得したオスカー像。

2019年はどの作品が手に!?

予測がつかない波乱の授賞式になりそうですね。

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