主演・北川景子×監督・中田秀夫の大ヒットサスペンス『スマホを落としただけなのに』!
「このミステリーがすごい!」を主催する宝島社が隠し玉として発表した志駕晃のデビュー作『スマホを落としだけなのに』を、「リング」シリーズで知られるホラー&サスペンスの達人・中田秀夫監督が映画化。
主演の北川景子をはじめ、『おっさんずラブ』で話題になった田中圭、千葉雄大、原田泰造、高橋メアリージュン、要潤、バカリズム、成田凌など、豪華なメンバーが揃ったオールスターによるサスペンス・スリラーとなっています。
CONTENTS
映画『スマホを落としただけなのに』の作品情報
【公開】
2018年(日本映画)
【原作】
志駕晃
【脚本】
大石哲也
【監督】
中田秀夫
【キャスト】
北川景子、千葉雄大、成田凌、田中圭、原田泰造、バカリズム、要潤、高橋メアリージュン、酒井健太、筧美和子、桜井ユキ、北村匠海
【主題歌】
ポルカドットスティングレイ「ヒミツ」
【作品概要】
原作は志駕晃の同名ミステリー小説を『リング』の中田秀夫監督の演出で映画化。
北川景子の主演で映画化。北川が主人公・麻美を演じるほか、連続殺人事件の担当刑事役を千葉雄大、セキュリティ会社社員役を成田凌、麻美の彼氏役を田中圭がそれぞれ演じる。
映画『スマホを落としただけなのに』のキャラクターとキャスト
稲葉麻美(北川景子)
商社に勤めるOL、実家の話が苦手。
富田誠(田中圭)
麻美の恋人、ちょっと抜けているところがある。
杉本加奈子(高橋メアリージュン)
麻美の同僚
大柳守(バカリズム)
富田の同僚。
ナミエ(???)
???
浦野善治(成田凌)
麻美の知り合いの部下でITのスペシャリスト。
武井雄哉(要潤)
麻美の大学時代の先輩で遊び人気質の部分がある商社マン。
加賀谷学(千葉雄大)
ITエンジニアから刑事に転職した変わり種。
毒島徹(原田泰造)
警視庁捜査一課のベテラン刑事。
映画『スマホを落としただけなのに』のあらすじとネタバレ
商社マンの富田は恋人の麻美にプロポーズをしようかと、あれこれタクシーの中で思案中。
ところがタクシーが渋滞に巻き込まれてしまい、慌てて電車の駅に走ることにします。
大事なプレゼンも控えていたこともあって、富田はうっかりスマホをタクシーに忘れてしまいます。
そんな事情を知った麻美は、富田のスマホに電話をしました。
すると電話の拾った主が応対して、横浜のカフェに預けておくという話になりました。
無事スマホを受け取った麻美は、富田と合流。そして富田はプラネタリウムでプロポーズをしました。
プロポーズには喜んでいるものの、実家との折り合いの悪い麻美は、最後の一歩を踏み出せないでいました。
そんな麻美を見て同僚の加奈子は、自分をもっと開いてみた方がいいと言って、休眠状態のSNSを再開するように言います。
何かに背中を押してほしいという気持ちもあってか、麻美はSNSを再開。すると早速多くの“いいね”や“ともだち申請”がやってきます。
すると、今はIT系列の仕事をしている知り合いや、大学時代の先輩で商社マンの武井などとつながり始めます。
一方、丹沢の山奥で女性の死体が発見され、女性の髪の毛の一部が極端に切り取られていて、下腹部には鋭い刃物で何度も刺された跡が残されていました。
警視庁の毒島と若手刑事の加賀谷は、殺害する行為への犯人の執着を感じ、周囲の捜索を進めるとさらに複数の遺体が発見されます。
どの被害者も挑発の黒髪が特徴でその一部が短く切られているという特徴があり…。
映画『スマホを落としただけなのに』の感想と評価
2010年代の若き怪優⁈成田凌
今回、狂気的な役どころ演じた成田凌。
まだまだ新進の若手俳優のなかの1人ですが、2018年だけで6本の出演作品が公開されます。
2018年7月公開の『劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命』のような、エンターテイメント大作にも名前を連ねていますが、その一方で同年3月公開の『ニワトリ★スター』や、11月公開の『ビブリア古書堂の事件手帖』…。
参考作品:『ニワトリ★スター』(2018)
そして本作品『スマホを落としただけなのに』と、まさにトリッキーな演技を見せて、強烈なインパクトを残しています。
来年2019年には、周防正行監督の待望の新作『カツベン!』にて映画初主演が決定済みで、今後、より一層注目の俳優となっていくでしょう。
スマホという新しい映画の小道具
全編PC画面で進む『サーチ』に続いて、本作も公開され、改めてスマートフォンが人間の生活の一部になっていることを実感できる映画です。
少なくとも本作を見終わった後はスマホをお忘れなく。
まとめ
本作『スマホを落としただけなのに』の脚本を担当したのは大石哲也。
1994年にオリジナルビデオ『ひき逃げファミリー2』で脚本デビューを果たし、1995年には『乙女のみこころ』で第1回讀賣テレビシナリオ大賞優秀賞受賞。その後は、「デスノート」シリーズや『去年の冬、きみと別れ』を担当しています。
大石哲也というサスペンス映画の安定感のあるストーリーを、「リング」シリーズや『モンスターズ』などホラーとサスペンスの達人の中田秀夫監督が映画化したのですから、本作が面白いのはいうまでもありませんね。