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映画『X-MEN』ネタバレあらすじ感想と結末の評価解説。見る順番にも迷う人気シリーズから垣間見えた“同時代を生きるものへの提言” 

  • Writer :
  • 薬師寺源次郎

ミュータントが選ぶのは人類との“共存”か、“対立”か?
マーベルコミック・人気実写映画シリーズの原点!

マーベルコミックスの人気コミックの待望の映画化作品であり、ウルヴァリン役のヒュー・ジャックマンやストーム役のハル・ベリーをスターダムに押し上げた記念すべきシリーズ第1作『X-MEN』。

特殊能力を有する新人類“ミュータント”が出現した世界を舞台に、新人類の存在を恐れ迫害する人類を憎むミュータントたちと、それに対抗するミュータントたちの戦いを描きます。

人類とミュータントの関係を覆すべく、過激な思想を持つミュータント「マグニートー」ことエリックは、人類を消滅させかねないある計画を進めます。対して「プロフェッサーX」ことチャールズ率いるミュータント集団“X-MEN”は、計画を阻止すべく動き始めます。

その中で孤独なミュータント「ウルヴァリン」ことローガン、能力に目覚めたことで社会から孤立した少女「ローグ」ことマリーは、ミュータント同士の対立に巻き込まれていきます。

映画『X-MEN』の作品情報


(C)2000 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved. X-MEN all character names and their distinctive likenesses: TM & (C)2000 Marvel Entertainment, LLC. All rights rese

【公開】
2000年(アメリカ映画)

【原題】
X-Men

【監督】
ブライアン・シンガー

【キャスト】
ヒュー・ジャックマン、パトリック・スチュワート、イアン・マッケラン、ファムケ・ヤンセン、ジェームズ・マースデン、タイラー・メイン、アンナ・パキン、ハル・ベリー、レベッカ・ローミン=ステイモス、ブルース・デイビソン、レイ・パーク、ショーン・アシュモア

【作品概要】
映画『ユージュアル・サスペクツ』(1995)で一躍有名となったブライアン・シンガーが手がけた映画『X-MEN』は、マーベルコミックスで人気を誇る同名コミックを原作としています。

レ・ミゼラブル』(2012)『グレイテスト・ショーマン』(2018)など多くの話題作・ヒット作に出演し、当時から舞台を中心に活躍していたヒュー・ジャックマンがウルヴァリン/ローガン役に抜擢。

またテレビドラマ『新スタートレック』(1987~1994)などで知られるパトリック・スチュワートがプロフェッサーX/チャールズ役に。マグニートー/エリック役に『リチャード三世』(1995)、『ゴッド・アンド・モンスター』(1998)のイアン・マッケランを起用し、実力派キャストが集結しました。

またストーム/オロロ役には、『ジョン・ウィック:パラベラム』(2019)などのハル・ベリーが演じ、本作を機に世界的に知られるようになりました。

映画『X-MEN』のあらすじとネタバレ


(C)2000 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved. X-MEN all character names and their distinctive likenesses: TM & (C)2000 Marvel Entertainment, LLC. All rights rese

突然変異により、常識では考えられない特殊な能力を持った新人類“ミュータント”。これまでその存在は明らかにされていませんでしたが、広く世間に知られるようになったことで新人類に関する議論が行われ、同時に差別と迫害もより露わになっていきました。

ミュータントについて議論する公聴会にて、上院議員ケリーはミュータントが持つ特殊能力を危険視し「反ミュータント」を宣言します。

その公聴会を見守っていた「プロフェッサーX」ことチャールズ・エグゼビア(パトリック・スチュワート)は、年老いた現在も強大なテレパスの能力を有するミュータントでした。

チャールズは人ごみの中で、見知った人物を見かけます。それはかつての親友にして、金属物質を自在に操作できるミュータント「マグニートー」ことエリック・レーンシャー(イアン・マッケラン)でした。

ミュータントと人類との共生を掲げるチャールズと、人類と敵対する意志を持つエリックは、その意見の違いゆえに訣別したという過去がありました。そしてケリーの発言で世論が「反ミュータント」へと傾く中、チャールズはエリックが何らかの行動を起こす気配を感じていました。

一方、カナダの田舎町にある闇闘技場で、圧倒的な強さを見せる男がいました。

「ウルヴァリン」と呼ばれるその男ローガン(ヒュー・ジャックマン)は、強力な治癒能力(ヒーリング・ファクター)による不死性と、“アダマンチウム”という金属合金で形作られた全身の骨格と爪を有していました。しかし彼は記憶喪失であり、失われた記憶を求め各地を彷徨っていました。

そんなローガンの前に、助けを求める少女「ローグ」ことマリー・ダンキャント(アンナ・パキン)が現れます。

マリーは突如ミュータントとして目覚め、「他人の生命力を無意識に吸収する」というその能力から居場所をなくし、行くあてもなく放浪していました。

初めはマリーを邪険にしたものの、結局マリーを助けることにしたローガン。

しかし突如、驚異的な怪力を持つミュータント「セイバートゥース」(タイラー・メイン)に襲われ、ローガンは気を失ってしまいます。

そこに、目から光線を発するミュータント「サイクロップス」ことスコット・サマーズ(ジェームズ・マースデン)、気象現象を操作できるミュータント「ストーム」ことオロロ・マンロー(ハル・ベリー)が駆けつけ、2人を助けます。

やがてローガンとマリーはスコットらによって、チャールズが管理する「恵まれし子らの学園」へと連れていかれます。

「恵まれし子らの学園」は自身の能力に苦しむミュータントの子供たちに力を制御する術と一般教養を教えるための学校であり、人知れずミュータントによる犯罪に対応するミュータント集団“X-MEN”の本拠地でもありました。

チャールズはセイバートゥースがエリックの指示でローガンを襲ったことを見抜き、何故エリックがローガンを狙おうとしたのかを突き止めようとします。

その頃、どんな人物にも姿を変えることができるミュータント「ミスティーク」ことレイヴン・ダークホルム(レベッカ・ローミン=ステイモス)は、ケリーの側近に化けてエリックとともにケリーを拉致します。

ローガンは学園で過ごす中、ミュータント研究の権威でありテレキネシスとテレパシー能力を持つミュータントのジーン・グレイ(ファムケ・ヤンセン)に惹かれていきます。しかし、ジーンと交際しているスコットはその事実を知り、ローガンとの間に溝を作っていきます。

以下、赤文字・ピンク背景のエリアには『X-MEN』ネタバレ・結末の記載がございます。『X-MEN』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。

一方、学園生活を満喫するマリーはある夜、ローガンの様子が気になって彼の部屋へ向かいます。ローガンは過去の出来事を夢に見てうなされており、その中で誤ってマリーを自身の爪で刺してしまいます。

致命傷を負ってしまうマリーでしたが、どんなケガでも回復してしまう治癒能力を持つローガンから生命力を吸い取り、傷を癒すことで一命を取り留めました。

その頃、拉致されたケリーはエリックと彼が使用する装置によってミュータントへと変貌させられたのち、監禁されていました。しかしケリーは隙をついて逃げ出すことに成功します。

翌日、マリーの前に学友である「アイスマン」ことボビー・ドレイク(ショーン・アシュモア)が現れ「ローガンの能力を盗んだ」と非難。「学園から出ていくべきだ」と訴えます。

ボビーの言葉にショックを受けたマリーは、彼の言葉通りに学園を後にします。しかしそのボビーは、レイヴンが変身していた偽者でした。

マリーが姿を消したことを知ったチャールズは、自身のテレパスの能力を増幅できる装置「セレブロ」を使用し、マリーの居場所を見つけ出します。

チャールズはスコットとオロロを向かわせますが、ローガンもまた単独でマリーの元へ向かいます。一方、ボビーに化けたレイヴンはセレブロに謎の薬品を仕込み、学園を後にします。

列車に乗って遠く旅立とうとしていたマリーを見つけたローガン。学園でこそ本当の自分を見つけられると説得し、学園へ連れ帰ろうとします。

その頃、マリーを追ってきたスコットとオロロは、セイバートゥースと同じくエリック配下で長い舌を持つミュータント「トード」(レイ・パーク)の襲撃を受けます。

時を同じく、ローガンとマリーの前にエリックが現れます。

エリックの目的はローガンではなくマリーであり、彼女を連れ去ろうとします。それを阻止しようと立ち向かうローガンでしたが、エリックはこれを一蹴。マリーを拉致します。

スコットとオロロもセイバートゥースとトードのコンビに敗れて気を失う中、立ち去ろうとするエリックたちを警官隊が包囲。しかし、エリックは警官が所持する「金属製」の銃を操り、警官たちを射殺しようとします。

駆け付けたチャールズが何とか阻止するも、警官たちを人質に取られたも同じ状況にチャールズはそれ以上の抵抗はできず、立ち去るエリックを見送ることになります。

学園に戻ったローガンは単身、マリーを助けるためエリックの元へ向かおうとします。しかしその時、ジーンと面識のあったケリーが彼女を尋ね学園へやってきました。

チャールズはケリーの記憶から、エリックが装置を用いて人類をミュータントへ変貌させようとしていることを知り、そのためにマリーが必要なのではと考えます。

一方、ケリーを診察するジーンでしたが、ケリーの肉体は完全なミュータントに変化し切れていないどころか、細胞にも異常を来してしまっており、間もなくケリーは息を引き取ります。

このまま装置が使われてしまったら多くの犠牲者が出る危険性を知り、チャールズは急ぎセレブロでエリックの居場所を探そうとしますが、レイヴンに仕込まれた薬で意識不明に陥ります。

失意に暮れる面々でしたが、ジーンは自身の危険も顧みずセレブロを使い、エリックが自由の女神像へ向かっていることを感知します。

その時、かつてアメリカ合衆国移民局が置かれていたことで知られるニューヨーク・エリス島では、国際サミットのために各国の首脳が集まっていました。エリックは首脳陣を強制的にミュータント化し、自身の仲間に引き入れることでミュータントにとって都合のいい世界を作ろうとしていたのです。

ローガン、スコット、オロロ、ジーンの4人の“X-MEN”は、自由の女神像へ急行。その途中でトードとレイヴンの妨害を受けたものの、2人を退けて自由の女神の最上階へと向かいます。しかし、待ち構えていたエリックによって全員が拘束されてしまいます。

エリックはその隙に、自由の女神が掲げるたいまつに隠していた装置をマリーの能力を利用して起動。眼下で行われているパーティに参加している首脳陣をミュータントへ変えようとします。

ローガンは拘束を振りほどき、監視のセイバートゥースと対峙しますが苦戦。追い込まれるローガンをスコット、オロロ、ジーンは拘束されながらも見事な連携で援護し、セイバートゥースを撃退します。

装置が起動を始める中、単身乗り込んだローガンは装置の破壊とマリーの救出に成功します。しかし、マリーは装置に生命力をすべて吸い取られ、息絶えていました。

思わずマリーを抱きしめるローガンでしたが、マリーはローガンの生命力を吸収することで息を吹き返すのでした。

その引き換えに瀕死状態になったローガン。それでもエリス島での戦いから数日後には、その治癒能力によって無事回復しました。

またローガンは同じく意識を取り戻したチャールズから、能力によってローガンの失われた記憶を感じ取ったこと、その中で古い軍事施設を目にしたことを聞かされます。

自身の過去を知るためその施設を目指すことにしたローガンは、誰にも告げずに学園から旅立つつもりでしたが、マリーに見つかります。そして彼女にまた戻ってくると約束した上で、学園を後にしました。

事件後、エリックは厳重な監視下の元、プラスチック製の牢獄に収監されました。

面会に訪れたチャールズに、いずれミュータントと人類の戦争が起こることは避けられないと語るエリック。そしていずれ、自身も再び戦いに参加すると告げます。

一方のチャールズも、その時は自身が立ちはだかると宣言し、牢獄を後にするのでした。

映画『X-MEN』の感想と評価


(C) 2000 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved. X-MEN all character names and their distinctive likenesses: TM & (C)2000 Marvel Entertainment, LLC. All rights rese

個性的なキャラクターたちとその能力、多彩なドラマ展開により屈指の人気を誇ったマーベルコミックスの人気作『X-MEN』の初の実写映画化作品となった本作。

コミック同様、本作でも多数のキャラクターが登場し、それぞれの個性にスポットを当てながらも、その人間関係や想いが織りなすドラマが描かれていました

中でも、チャールズとエリックの相反する想いが印象的でした。

ミュータントの行く末を案じる2人ですが、その思い描く未来は対称的。人類よりも自分たちミュータントが優れていると疑わないエリックが人類を排除を目論むのに対し、チャールズは人類とミュータントの共生を模索します。

一見、チャールズが「善」エリックが「悪」と断じられてしまいそうなそれぞれの想いですが、長きにわたってミュータントが人類から差別と迫害を受けてきたという事実がある以上、単純な善悪で語ることはできません。

とりわけエリックはユダヤ人でもあり、第二次大戦時には家族を失い、自身も強制収容所に連行されたという過去を持ち、ミュータントとして本格的に覚醒する以前から“人類の愚かさ”によって苦痛を強いられてきました。チャールズはそれでも、ミュータントと人類の未来、そして何よりも親友エリックのため彼の計画を止めようとします。

またチャールズとエリックの思想的対立だけでなく、現実社会においても絶えることのない性別や民族、人種や宗教におけるマイノリティに対する差別の光景を、映画は“突然変異によって現れ始めた、新たな人類”としてミュータントの存在を通じて様々な形で伝えようとします。

その後のシリーズでも描かれ続けてゆく人類に対する“絶望”と“希望”は、初の実写化作品である『X-MEN』の時点から、作品の中核を担うテーマとして明確を提示されていたのです。

このように、深いテーマを掲げた本作ですが、‟スーパーヒーロー映画”としての迫力あるアクションシーンの数々も見逃せません。アクションシーンでは特殊能力を持った超人同士の戦いを描くにあたって、当時の最新のVFX技術が駆使され、迫力の映像を作り上げています。

特にケリーの側近に変身していたミスティークが元の姿へ戻る場面での、体表が蠢きながら徐々に元の姿に変化してゆく姿は、驚愕と言い知れぬ恐怖を当時の観客に感じさせ、信じ難い出来事を目のあたりにしたケリーの心境を垣間見る見事な演出となっていました。

また映像により説得力を持たせるため、従来のスタントマンによる生身のアクションやセットを破壊・爆破する従来の演出もうまく組み合わせ、未体験の映像体験に挑んでいます。

まとめ

『X-MEN』という実写化映画第1作を皮切りに、その後多くのシリーズ作品/スピンオフ作品が公開され、いずれも大ヒットを記録した映画「X-MEN」シリーズ。

それには原作コミックの人気や登場キャラクターの多さなど、続編が製作されやすい下地があったことはもちろん、『X-MEN』では劇中では各キャラクターたちの苦悩や葛藤が色濃く描かれており、それらが観客の心を打つドラマを生み出していることも要因に挙げられます。

「人気実写シリーズのはじまりにして原点」……その言葉にふさわしい作品こそが、2000年という20世紀最後の年、そして新世紀という新たな時代への出発を告げる年に公開された映画『X-MEN』なのです。





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