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Entry 2024/02/20
Update

映画『百円の恋』中国版リメイクが歴代トップ興収の大ヒット!武正晴監督から喜びと感謝のメッセージ到着

  • Writer :
  • 星野しげみ

映画『百円の恋』が中国での日本映画リメイク作品の歴代トップ興収を達成!

2014年に安藤サクラ主演で公開された映画『百円の恋』が、中国で『热辣滚烫(読み:ルーラーグンタン)』(英語タイトル:『YOLO』=You only live once.)のタイトルでリメイクされました。


2月14日上海の映画館で行われた舞台挨拶(最前列右から4人目がジャー・リン)

2024年2月10日公開後、春節期(旧正月/2月10〜18日)のナンバーワンヒット作として、中国でリメイクされた日本映画における最高興行収入記録を達成!

この偉業に『百円の恋』の武正晴監督と脚本家の足立紳からも嬉しいコメントが届きましたので、ご紹介します。

リメイク版『热辣滚烫』とは?


(C)New Classics Media Corporation

東映および東映ビデオが、中国サイドよりオファーを受け、映画『百円の恋』(2014)のリメイクが実現しました。

作品開発にはオリジナル作品の脚本家・足立紳、監督・武正晴、プロデューサー・佐藤現が監修を行い、中国を代表するコメディエンヌである女優ジャー・リン(JIA Ling)が主演・監督を務めました

ジャー・リンは、同じく主演・監督を務めた前作『こんにちは、私のお母さん(你好、李煥英/Hi,Mom)』(2021)が大ヒットを収めました。

これと同じ、ジャー・リン自らが熱望した企画である『热辣滚烫』は公開前から大いに注目されていました。『热辣滚烫』は中国全土で大旋風を巻き起こしています。(『热辣滚烫』の日本公開は未定)

武正晴監督と脚本家・足立紳のコメント

武正晴監督


(C)Cinemarche

『百円の恋』監督・武正晴

大ヒットおめでとうございます。我が事のように嬉しいです。公開10年後の嬉しいニュースに、観ていただいた中国のお客様に感謝です。中国スタッフ、キャストの皆様に深謝です。特にジャー・リンさんの勇気と情熱に拍手です。思えば、足立さんが書いてくれた『百円の恋』のシナリオを最初に読んだ時の幸福な時間は忘れることができません。そして困難な一子役のオーディションに、安藤サクラさんが扉を開けて現れた勇姿に震えた事も忘れません。この映画を撮ってようやく映画監督としてスタートできたと思いました。今でもこの映画は僕のお守りです。映画の仕事を始めて35年目ですが、映画の素晴らしさを今回のリメイクのおかげで改めて実感することができました。今後少しでも多くの皆様に観ていただくことを切に願っております。

『百円の恋』脚本家・足立紳

『百円の恋』の公開から10年、外国でリメイクされるなど当たり前ですが1ミリも思っていませんでした。
しかもそれが大ヒットなんて夢のようです。昨年、撮影現場を訪れたときのジャー・リンさんはとても眩しくてカッコ良かったです。それはオリジナル版の撮影現場での安藤サクラさんもそうでした。そして映画の中のジャー・リンさんはやっぱりカッコ良かったです。日本の片隅で作られた映画を観て、それを自国で作りたいと思ってくれた人たちがいたということにとても勇気づけられました。

映画『百円の恋』のあらすじ

実家でひきこもり生活を送る32歳の一子。

離婚して出戻ってきた妹とケンカしてしまい、やけになって一人暮らしを始めます。

100円ショップでの深夜勤務の職にありついた一子は、その帰り道に通るボクシングジムで寡黙に練習を続ける中年ボクサーの狩野と出会い、恋をします。

しかし幸せも長くは続かず、そんな日々の中で一子は自らもボクシングを始めます。

映画『百円の恋』の作品情報


(C)2014東映ビデオ

【公開】
2014年(日本映画)

【脚本・監督】
武正晴

【キャスト】
安藤サクラ、新井浩文、伊藤洋三郎、早織、稲川実代子、坂田聡、沖田裕樹、宇野祥平、吉村界人、松浦慎一郎、重松収、根岸季衣、白岩佐季子、和宇慶勇二

まとめ


湖北省の舞台挨拶でのジャー・リン

日本アカデミー賞最優秀主演女優賞など、国内外合わせ通算21冠の映画賞を受賞、異例のロングランヒットを放った『百円の恋』(2014)。脚本家・足立紳のオリジナルを、主演の安藤サクラが熱演し、監督・武正晴が取りまとめた作品です。

この程この『百円の恋』が、中国のジャー・リン監督が主演も務め、『热辣滚烫(読み:ルーラーグンタン)』(英語タイトル:『YOLO』=You only live once.)のタイトルでリメイクされました

中国でリメイクされた日本映画の中でも、興行収入トップで走り抜けています。どこまで中国で人気を博せるかと、楽しみです。




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