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Entry 2020/02/28
Update

映画『黒い司法0%からの奇跡』ネタバレあらすじと感想。死刑大国のアメリカの冤罪に警鐘を鳴らす

  • Writer :
  • 奈香じゅん

映画『黒い司法 0%からの奇跡』は、2020年2月28日(金)全国公開。
実話に基づき米国司法の闇に踏み込む衝撃と感動の法廷劇

映画『黒い司法0%からの奇跡』は、ある日全く身に覚えのない事件の犯人として突然逮捕されたウォルター・マクミランと司法試験を合格したばかりの弁護士ブライアン・スティーヴンソンの闘いを描いた実話です。

監督は、『ガラスの城の約束』(2017)で高評価を受けたデスティン・ダニエル・クレットン。出演は、マイケル・B・ジョーダン、ジェイミー・フォックス、そしてブリー・ラーソン。アカデミー賞のノミネートに完全無視された佳作です。

映画『黒い司法0%からの奇跡』の作品情報


(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

【公開】
2019年(アメリカ映画)

【原題】
Just Mercy

【監督】
デスティン・ダニエル・クレットン

【キャスト】
マイケル・B・ジョーダン、ジェイミー・フォックス、ブリー・ラーソン、マイケル・ハーディング、ロブ・ローガン、ティム・ブレイク・ネルソン、レイフ・スポール、オシェア・ジャクソン・Jr、カラン・ケンドリック

【作品概要】
本作の監督を務めたデスティン・ダニエル・クレットンは、前作『ガラスの城の約束』に続き、『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』のプロデューサー、ギル・ネッターから原作『黒い司法 黒人死刑大国アメリカの冤罪と闘う』を渡され、アンドリュー・ラナムと再び脚本を共同執筆。トロント国際映画祭で初上映された際、8分間のスタンディングオベーションを受けており、批評家と観客から高い評価を獲得した映画です。

映画『黒い司法0%からの奇跡』のあらすじネタバレ


(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

1987年、アラバマ州、モンロー群。ウォルター・マクミランは、林業を営む個人事業主。仕事を終えたある日、トラックを運転し家路に向かうマクミランは、前方を警察車両が封鎖している所へ遭遇。

直ぐに両手をハンドルの上に置いたマクミランに、したり顔のテイト保安官が近寄ってきます。

世間話をする保安官に対し、マクミランは警戒しながらも従順に対応。しかし、「お前が何をしたのか分かっている」と保安官は険しい表情を浮かべ、人違いだと訴えるマクミランを無視し、18才の白人女性ロンダ・モリソン殺害の容疑で逮捕します。

裁判が始まり陪審員は終身刑の評決に至りますが、裁判官は死刑を言い渡したとメディアは報道。

ブライアン・スティーヴンソンはハーバード大学法科大学院の学生。夏季のインターンシップに参加し、アラバマ州の死刑囚を訪問。そこで囚人がひどい扱われ方をするのを目の当たりにします。

司法試験に合格したスティーヴンソンは、アラバマ州で貧しがために正当な法的弁護を得られない死刑囚をサポートする人権家・エヴァ・アンスリーと出会い事務所を開設。

エヴァは職場になるオフィスを借りる手続きを取っていましたが、死刑囚の弁護だと知った不動産会社は突然契約しないと主張。

「くそ野郎」と罵り悔しがるエヴァですが、アプローチを変えて必ずオフィスを借りるとスティーヴンソンに断言。エヴァは、一緒に連れていた幼い息子に、罵倒する言葉を使ったことを詫びたそばから「でもくそ野郎だけどね」と一言。

スティーヴンソンは、懐が大きく妻の信念に理解のある夫と暮らすエヴァに暖かく迎えられます。

死刑囚に面会する為、早速刑務所を訪れたスティーヴンソンは、弁護士であるにも拘らず無理矢理全裸の身体検査を命じられ辱めを受けます。

最初に会ったベトナム戦争の退役軍人ハーバート・リチャードソンは、自分の仕掛けた爆弾で少女を死に至らしめたことを認め、後悔を口にします。

戦争に従軍したリチャードソンは、医師からPTSDだと診断を受けていましたが、その点は裁判でも取り上げられることなく死刑判決を言い渡されていました。

「信じてもらえないと思うが、決して誰かの命を奪おうとしたんじゃないんだ」と言語障害を抱えるリチャードソンは、真剣な眼差しを向けます。

その後も話を聞いた死刑囚は、殆ど裁判の段階からまともな弁護を受けていなかったことが判明。

最後にマクミランと会ったスティーヴンソンは、控訴が既に棄却されていたことを知りますが、不服を申し立て、それでも認められない場合は州の連邦裁判所へ控訴する道もあると説明。

しかし、前回の弁護士から不当な扱いを受けていたマクミランは、絶望しスティーヴンソンの言葉を信じようとしませんでした。

「この地域のことを分かっていない。黒人は生まれた瞬間から犯罪者のレッテルを貼られる。物証が全くないにもかかわらず俺は死刑だ」

証拠がない…。スティーヴンソンは間借りしていたエヴァの家に戻り、夜を徹して事件ファイルを精査。いい加減な司法手続きでマクミランが犯罪者に仕立て上げられたことを確信します。

翌朝起きてきたエヴァに、「マクミランはやってない」そう開口一番に伝えたスティーヴンソンは、検察側が唯一の証拠として提示した目撃者・ラルフ・マイヤーズの証言が矛盾していることを説明。

真犯人を取り逃がしていた可能性も見えてきたことから、スティーヴンソンは、公のファイルに記載されていない事実が他にもあると睨みます。

しかし、検察は、裁判で証拠として採用された目撃者証言の記録開示を求めたスティーヴンソンの要請を拒否。

「マクミランが犯人じゃないと思うのは君1人だ」「それなら、事件ファイルを読んだのも私1人ということになる。読めば明らかです」「多くの人の怒りを買った事件だ。深入りすれば敵を作るぞ」

「私の使命はコミュニティの人々を幸せにすることではなく、クライアントの為に正義を実現することです」

事件現場となったクリーニング店へ立ち寄り写真を撮影した後、スティーヴンソンはマクミランの実家を訪問。

殺人が起きた日、マクミランは朝から晩まで教会の資金集めの行事に参加していたと同席していた複数の住人から聞かされます。

「前の弁護士は金だけ取っていった」そう言われたスティーヴンソンは、「基金でコストはカバーされるので、弁護費用は無料です」と返答。

更に、遠く離れた事件現場の店にマクミランが居たと裁判で証言した男性が偽証したことを証明できると名乗り出た男性がおり、スティーヴンソンは再審請求の可能性を模索。

一方、ハーバート・リチャードソンの死刑執行日が決定されたことから、スティーヴンソンはマクミランの事件の全容解明と同時に取り組みます。

マクミランは、隣の房で落ち込むリチャードソンをまだ希望を捨てるなと励まします。

そして、マクミランの隣のレイは、「国の為に闘ったあんたは、戦争で精神的ダメージを負っている。刑務所じゃなく病院に居るべきだ」と声をかけます。

その晩、スティーヴンソンと仕事をしていることを口汚く非難する匿名電話を受けたエヴァは、彼女の自宅に爆弾を仕掛けたと脅迫されます。

脅しに屈しないエヴァと共に、スティーヴンソンは独自に調査を始め、「イコール・ジャスティス・イニシアチブ」と掲げたオフィスを開設。

しかし、警察は偽証罪を証明できると名乗り出た男性を逮捕。怯えた男性は証言できないと協力を拒否します。

警察に乗り込んだスティーヴンソンに対し、保安官はマクミランが犯人だと主張。

スティーヴンソンは、別の裁判で被告となっていたマイヤーズに減刑を持ち掛けて証言させた証拠の捏造だと指摘。

更に、帰路に着いたスティーヴンソンは、突然警察車両に停車を求められます。停めた理由も述べず警察は銃を抜いて脅し、スティーヴンソンの車を勝手に捜索します。

以下、『黒い司法0%からの奇跡』ネタバレ・結末の記載がございます。『黒い司法0%からの奇跡』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。


(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

マクミランを再び訪ねたスティーヴンソンは、裁判が始まる前にマクミランが既に死刑囚の監房に投獄されていたことを知り衝撃を受けます。

「この辺りは白人の好き放題さ」そうマクミランは悔しそうに目を伏せます。

スティーヴンソンは、唯一の証拠となったラルフ・マイヤーズの偽証を証明しようと刑務所に服役しているマイヤーズに接見。

マイヤーズは、逮捕された初日から自分の容疑とは全く関係ない白人女性殺害事件について尋問されたと話します。

スティーヴンソンは、その記録は隠され、検察がその2ヶ月後に聴取した記録だけが裁判に提出されていたことを突き止めます。

記録保管室で最初の尋問を録音したカセットテープを発見。

「保安官、俺は誰が殺したかなんて知らない」

マイヤーズがそう答えると、保安官が嘘発見器に掛けると脅し、マクミランだという目撃者が居ると主張。マイヤーズは、「無実の人間に殺人の濡れ衣を着せるなんて嫌だ」と答えていました。

程なくしてリチャードソンの処刑が決定。執行当日、リチャードソンはマクミランとレイに友情を感謝。スティーヴンソンは、最後の時間に付き添います。

外で待っていたエヴァの顔を見たスティーヴンソンは大粒の涙を流します。

突かれたようにマクミランの事件に当たったスティーヴンソンは、保安官が警察に都合の良い証言をしないマイヤーズをマクミランと同日に死刑囚の監房へ身柄を送致していたことを突き止めます。

その数週間後に他の囚人に対する死刑が執行されるのを見たマイヤーズは、保安官と検察の言う通りに証言し、州刑務所へ移送されていたのです。

1992年。再審の審問が開かれ、最初は保安官の姿を見て怯えたマイヤーズは躊躇しますが、裁判で話した内容は真実ではなく、事件現場でマクミランを見ていないと証言。

スティーヴンソンは、事件当日マクミランが教会の資金集めの行事に参加していた場所に立ち寄っていた警察官の記録やマイヤーズの偽証が強要されたことを裏付ける証言等、自力で集めた証拠を次々に裁判官へ提示。

新証拠を目にしながら、裁判長は検察官と保安官を冷たい視線で睨みつけます。

しかし、裁判官はマイヤーズが偽証したという決定的証拠に欠けるとして再審請求を棄却し、マクミランを引き続き死刑囚監房への再送致を決定。

スティーヴンソンは、その決定を破棄できるアラバマ州最高裁判所へ控訴する意向をマクミランの家族へ説明。

そして、スティーヴンソンは、真実を公表する為にCBSのドキュメンタリーテレビ番組「60ミニッツ」で事件を取り上げてもらいます。

「陪審員はマクミランを犯人だと確信していますが、この番組の視聴者は異なる見解を持つかもしれません」そう番組の司会を務めるジャーナリストのエド・ブラッドリーが冒頭で紹介。

被害者に全く面識がないと主張するマクミラン、死刑判決に満足していると話す検察官、そして事件現場にマクミランは居なかったというマイヤーズの証言も放映されます。

3ヶ月後、最高裁判所は再審を決定しますが、検察側は再捜査を要求。腹を立てたスティーヴンソンは、検察側の証人が全員証言を翻したにも拘わらず、根拠のない捜査で無実の人間をまだ死刑囚監房に閉じ込めるつもりかと憤ります。

60ミニッツ以来非難を浴びていた検事は自己防衛しますが、スティーヴンソンは、有罪判決ではなく法の正義を実現することが検事の仕事だと言い返します。

「マクミランが犯人じゃないと分かっているはずだ。この間真犯人は野放しになっている」

1993年。再審開始。保安官は部下に命じて、マクミラン家を含む黒人だけを傍聴席から締め出します。スティーヴンソンが異議を唱え許可されますが、それは着席できる椅子が無くなってからでした。

全ての罪状棄却を求めたスティーヴンソンは冒頭陳述を行います。

裁判開始の1年前から死刑囚の監房へ投獄した事実、白人だけの陪審員、マクミランの無実を証明する20人以上の証人排除、そして真実を話そうとした人が脅迫を受けたことに触れたスティーヴンソンは、法の支配さえ問われた事件だと主張。

検察は起訴を取り下げることに同意。全ての告訴を棄却するという裁判官の言葉を聞いたマクミランは泣き崩れます。

‐ブライアン・スティーヴンソン率いるイコール・ジャスティス・イニシアチブは、140人にのぼる死刑囚の法的救済、逆転判決、釈放を獲得‐

‐エヴァ・アンスリーは現在も事務所をたばね調整役を担当‐

‐不正確な報告書を証拠に2件の殺人で死刑囚監房に服役していたレイの事件を、スティーヴンソンはアメリカの最高裁判所で勝訴。無実のまま服役した30年後の2015年、レイは釈放‐

‐アメリカでは処刑される死刑囚9人中、1人は無実が証明されるという衝撃的な誤り率‐

‐トム・テイト保安官は、マクミランが釈放された後も6回再選し、2019年に引退するまで役職を維持‐

映画『黒い司法0%からの奇跡』の感想と評価


(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

『黒い司法0%からの奇跡』は、アメリカ、アラバマ州で若い白人女性が殺され、事件に全く関与していないにも拘らず6年間死刑囚として服役した黒人男性の無実が晴れるまでを描いた物語です。

本作が基になったのは、弁護士ブライアン・スティーヴンソンの回顧録『黒い司法 黒人死刑大国アメリカの免罪と闘う』(原題:Just Mercy)。

平等な権利を享受できない死刑囚の為に30年以上続く弁護士活動が記述されています。

肌の色が黒いという理由にもならない理由で白人が黒人を執拗に差別する陰湿さは特にアメリカの南部で深刻なことが知られている一方、本編の監督・脚本を務めたデスティン・ダニエル・クレットンが描いているのは人種差別だけではありません

ジョージア州とミシシッピー州の間に位置するアラバマ州は、ディープサウスと呼ばれる地域。

権力を握る白人が標的にした黒人を死刑制度で排除するシステムの乱用を浮き彫りにすると同時に、冤罪が大きなテーマとして取り上げられています。

警察による証拠の隠蔽と捏造、証人の偽証、裁判開始前に死刑囚監房へ違法送致等、真実を捻じ曲げ無実の人を処刑するアメリカ司法制度の崩壊を明示し、スティーヴンソン氏が問題提起する「社会の殺す権利」を描写。

クレットンはそれを踏まえた上で、人間がやることに必ず間違いは伴うと分かっていながら命を奪う死刑制度の正当性を観客に問いかけています

アメリカ大陸では、キューバ、グアテマラ、アメリカ合衆国の3ヵ国を除き、死刑制度は既に廃止されており、殆どの欧州圏でも死刑はありません。

日本でも冤罪がこれまで何度も起きており、現存する30年を上限とした無期懲役だけではなく、終身刑の導入も含め刑事司法制度のあり方を考えさせられる意義深い作品です。

映画は監督の気質がにじみ出るものですが、前作『ガラスの城の約束』(2017)や本作を通し、真摯でエゴの無い才能あふれるフィルムメーカー・クレットンの熱意が窺えます。

また、実際にブライアン・スティーヴンソン氏に会い、その穏やかな人柄に接したマイケル・B・ジョーダンが敢えて感情を抑えてスティーヴンソン氏を演じたことも効果的。

ウォルター・マクミラン役のジェイミー・フォックス、エヴァ・アンスリーに扮したブリー・ラーソン、そしてラルフ・マイヤーズを演じたティム・ブレイク・ネルソンも卓越した演技力を披露。

スティーヴンソン氏は、17才以下の未成年に対する仮釈放無しの終身刑判決は憲法違反という判決を勝ち取るなど、現在も精力的に弁護活動を行っています。

まとめ


(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

ウォルター・マクミランは、身の覚えのない殺人事件の犯人として逮捕されます。

一方、司法試験に合格してまだ間もない若き弁護士ブライアン・スティーヴンソンは、貧しいがゆえに黒人が正当な法的保護を得られないことに着目しアラバマ州へ赴任。

マクミランの事件を精査したスティーヴンソンは彼の無実を確信し、法の不平等に真っ向から対峙して行きます。

アラバマ州で過去唯一裁判の決定が最高裁判所で覆った実際の事件を描いた『黒い司法0%からの奇跡』は、冤罪と闘う弁護士ブライアン・スティーヴンソンの視点を通し、人種差別の先にある死刑制度に警鐘を鳴らす骨太の作品です。



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