Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

ヒューマンドラマ映画

Entry 2020/08/13
Update

映画ヒットマンズ ボディガード|ネタバレ結末あらすじと感想評価。キャストたちの個性がNetflixアクションで爆発!

  • Writer :
  • 糸魚川悟

Netflix映画『ヒットマンズ・ボディガード』

役柄によって様々な演技を見せてくれる名優たち。

そんな名優たちがまさに適役と言える役柄を演じ、ド派手なアクションを披露する作品が日本では映像配信サービス「Netflix」で独占配信中。

今回はアメリカで大ヒットを記録した映画『ヒットマンズ・ボディガード』(2017)をネタバレあらすじを交えご紹介させていただきます。

スポンサーリンク

映画『ヒットマンズ・ボディガード』の作品情報

【原題】
The Hitman’s Bodyguard

【配信】
2017年(Netflix限定配信)

【監督】
パトリック・ヒューズ

【キャスト】
ライアン・レイノルズ、サミュエル・L・ジャクソン、ゲイリー・オールドマン、エロディ・ユン、サルマ・ハエック、ジョアキム・デ・アルメイダ

【作品概要】
映像化されていない脚本を登録する会員制サイト「ブラックリスト」の人気投票で上位にランクインした脚本を『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』(2014)のパトリック・ヒューズ監督が映像化したアクション映画。

主演を務めたのは「デッドプール」シリーズや『名探偵ピカチュウ』(2019)でお馴染みのライアン・レイノルズと、『パルプ・フィクション』(1994)や「アベンジャーズ」シリーズにも出演する名優サミュエル・L・ジャクソン。

映画『ヒットマンズ・ボディガード』のあらすじとネタバレ

2年前、特別要人警護サービスで華やかな経歴を飾るボディガードのブライスでしたが、日本人武器商人の警護に失敗したことで現在は落ちぶれた人生を送っていました。

しかし、それでも10人規模の相手を1人で倒し、依頼があった要人を確実に保護するなどボディガードとしての腕は衰えていません。

ベラルーシの前大統領のデュコビッチは、政権が覆されるまでの間、自身に反抗する者を家族を殺害した上で投獄するなど独裁の限りを尽くしてきました。

オランダのハーグで行われている国際犯罪に対する裁判でその罪を問われるデュコビッチでしたが、デュコビッチに対して不利な証拠を持つ証人をデュコビッチが雇った傭兵が次々と殺害するため検察側は決め手にかけていました。

インターポールは、10ヵ国以上の国で殺人を行なった危険な殺し屋キンケイドがデュコビッチの罪を証明できる証拠を持っていることから、キンケイドの妻ソニアの釈放を条件に彼に証言を求める提案をします。

妻を何よりも愛するキンケイドはこの提案を了承し、キンケイドはイギリスから移送されることになります。

明日午後5時のオランダのハーグで行われる裁判に間に合わせるため27時間以内に現地へと向かう必要があり、ルーセル捜査官を筆頭とした特殊チームがキンケイドを護衛することになりました。

しかし、コベントリー近郊で特殊チームは突如襲撃に遭い、ルーセルとキンケイドを除いた隊員が全員射殺されます。

キンケイドが脚に銃弾を受けるも、キンケイドの強気の反撃によって2人だけは逃げ延びること成功。

インターポールしか知らない護送ルートを予め待ち伏せされていたことでインターポール内にスパイが紛れていることを確信したキンケイドは、ルーセルに部外者に協力を求めるように指示。

ルーセルはかつての恋人であり優秀なボディガードであると信じているブライスを半ば脅迫し協力を要請します。

ルーセルとキンケイドが逃げ込んだ隠れ家に現れたブライスはルーセルからの護衛依頼を聞き拒否しようとします。

2人は恋人でしたが、2年前にブライスが日本人の護衛依頼に失敗したことで、武器商人だった日本人をインターポールが抹殺するために殺し屋を送り込んだのだとルーセルを疑い出したことをきっかけに2人の関係は険悪なものとなっていました。

さらに警護対象が28回も自身の命を狙った殺し屋のキンケイドであると知り、またキンケイドもブライスが護衛役と知ると激昂し2人は殺し合いを始めます。

脚を撃たれていたキンケイドが失血で気を失い殺し合いは終わりますが、ブライスはキンケイドの護衛を受け入れられないままでした。

一方、幽閉されるデュコビッチの下にインターポールの副局長ジャンが現れ、キンケイドの抹殺に成功したらデュコビッチから金をもらう手筈であることをデュコビッチに念を押されます。

ブライスは成功と引き換えに自身をエリートに戻すことを条件にキンケイドの護衛を引き受け、ルーセルは報告のため本部へと帰ります。

ルーセルは上層部に無断でブライスを雇ったことを批難され担当から外されますが、ブライスとキンケイドの動向を知りたいジャンがルーセルをオランダへ送ります。

隠れ家を出てオランダに向かう2人ですが、完璧主義のブライスはその場主義のキンケイドと気が合わず衝突を繰り返します。

しかし、それでも2人は数々の襲撃を乗り越えアムステルダムのブライスの別宅に到着し、ブライスはルーセルに連絡を取ります。

以下、赤文字・ピンク背景のエリアには『ヒットマンズ・ボディガード』ネタバレ・結末の記載がございます。『ヒットマンズ・ボディガード』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。

スポンサーリンク

キンケイドの思い付きの行動にも対応し彼を守るブライスでしたが、2年前に日本人武器商人を殺害した殺し屋がキンケイドだと知ると激怒し、護衛任務を突如降りてしまいます。

ブライスの護衛がなくなり1人ハーグへと向かうキンケイドでしたが、街中で大量の傭兵に追われ窮地に陥ります。

完璧な護衛を心がけていたブライスはキンケイドの護衛を途中で投げ出すことが出来ず、救出のため傭兵たちをバイクで蹴散らしキンケイドの逃走を成功させますが、ブライスは傭兵たちに捕まってしまいます。

傭兵たちはキンケイドの居場所を突き止めるためブライスを拷問します。

しかし、自身を救ったブライスを救出するためキンケイドが傭兵たちのアジトへと侵入し、ブライスを救いました。

出廷期限が1時間に迫り、2人は多くの敵が待ち構えているハーグに強行突入することを決めます。

追手を二手に分かれ排除した2人は、午後5時ギリギリに裁判所に到着。

証言を始めたキンケイドは、2012年にデュコビッチに政敵の殺害を依頼されたことを多くの人が見守る法廷で話し始めます。

当時からキンケイドはデュコビッチが近隣の村人を虐殺していること知っており、悪人以外を殺害しないルールに抵触するとしてデュコビッチの依頼を断っていました。

当時の依頼内容もデュコビッチの虐殺の証拠もインターネット上に残していたキンケイドの行動によりデュコビッチの有罪はほぼ確定します。

すると突然、デュコビッチが発言を求め、全ての容疑を認める発言をし始めました。

デュコビッチは有罪が確定した際の副案を用意しており、爆弾を乗せたトラックを裁判所にぶつけさせ、裁判所内をパニックに陥れます。

騒動の隙をつき警備員の銃を奪ったデュコビッチは証拠を持つキンケイドに向けて発砲。

しかし、その動向に気づいたブライスがキンケイドの身代わりに銃弾を受けます。

キンケイドの殺害に失敗したデュコビッチはそのまま裁判所の屋上へと逃走。

ブライスを案ずるキンケイドはブライスから「俺は自身の役目を果たしたから、お前も自身の役目を果たせ」と言われ、デュコビッチを追跡。

騒動の中、怪しげな動きを見せるジャンを警戒していたルーセルはブライスの助けもありジャンを確保します。

一方、デュコビッチは部下に近隣病院のドクターヘリを奪わせ、そのヘリを使い国外へ脱出しようとしていました。

しかし、屋上へと辿り着いたキンケイドがヘリを落下させると、デュコビッチを屋上の端に座らせます。

「いくら善業を積んでも自身の罪は消えない」とデュコビッチに言われるキンケイドでしたが、その言葉を笑い流すと「俺のボディガードを撃った時点でお前は終わりだ」と言い放ち、デュコビッチを屋上から蹴り落としました。

階下に戻り、搬送されようとするブライスに話しかけるキンケイド。

任務を果たしてもキンケイドの釈放がありえないことを知るブライスはこの混乱の中で逃げるように促しますが、その気になれば何でもできると言うとキンケイドはソニアの釈放を待つため逮捕されます。

その後、ソニアは釈放され、イギリスの刑務所に入れられたキンケイドは、ソニアとの結婚記念日に脱獄しソニアと再開するのでした。

スポンサーリンク

映画『ヒットマンズ・ボディガード』の感想と評価

映画公開前から名作『ボディガード』(1992)のポスターをライアン・レイノルズとサミュエル・L・ジャクソンがオマージュし話題となっていた映画『ヒットマンズ・ボディガード』。

本作はアクション映画としてイギリスやオランダの街を活かしたド派手なスケールの銃撃戦やカースタントを見せてくれるだけでなく、俳優たちの殺陣もキレがあり見どころの多い作品。

しかし、何と言っても本作は俳優たちが多くのファンが望むキャラクター性を持つ人物を演じている部分が最大の魅力であり、大ヒットの理由にもなっていると言えます。

主演のライアン・レイノルズは『デッドプール』(2016)以降に顕著となる口数の多い巻き込まれ系の主人公ブライスを演じ、サミュエル・L・ジャクソンは口汚い言葉を多く放つ陽気な殺し屋、そしてゲイリー・オールドマンは『レオン』(1994)や『エアフォース・ワン』(1997)で見せた恐怖感の強い悪役を演じています。

各俳優の個性にもぴったりと合ったキャスティングと俳優たちの渾身の演技が映える作品でした。

まとめ

いかがでしたか。

本作は本国での大ヒットを受けてアントニオ・バンデラス、モーガン・フリーマン、フランク・グリロなどの人気俳優を新たに迎え入れた続編の製作が進行中。

俳優好きにもアクション好きにもたまらない映画『ヒットマンズ・ボディガード』をぜひ「Netflix」で鑑賞してみてください。

関連記事

ヒューマンドラマ映画

映画『うみべの女の子』ネタバレ結末あらすじと感想考察。石川瑠華と青木柚が演じた“青春という残酷さとすれ違い”

石川瑠華と青木柚によるダブル主演作『うみべの女の子』 浅野いにおによる原作漫画を『リュウグウノツカイ』(2014)、『富美子の足』(2018)のウエダアツシ監督が映画化。 海辺の小さな街に住む、石川瑠 …

ヒューマンドラマ映画

映画『ザ・サークル』結末ネタバレと感想。エマ・ワトソン演技力の評価

もし個人情報の全てを他人と共有したら? SNS依存度の高まる世の中に一石を投じる映画『ザ・サークル』。 近い将来にあり得るかも知れない恐ろしさを体験できる作品は、エマ・ワトソン主演、トム・ハンクス共演 …

ヒューマンドラマ映画

ポール・ダノ初監督映画『ワイルドライフ』あらすじネタバレと感想。ジェイク・ジレンホール&キャリー・マリガン共演の秀作とは

血が繋がった家族という“他人”、両親が変わっていく姿を僕は一番近くで見ていた…。 2018年秋、アメリカで静かなエネルギーに満ちた新たな家族映画の秀作が公開されました。 実力派俳優ポール・ダノの初監督 …

ヒューマンドラマ映画

映画『オーケストラ・クラス』あらすじネタバレと感想。ラスト結末も

映画『オーケストラ・クラス』は、8月18日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順公開。 挫折したバイオリニストと夢を見つけた子ども …

ヒューマンドラマ映画

日本映画『鉄道員』ネタバレ感想とあらすじ結末の評価解説。高倉健・志村けん共演の“ぽっぽや”の奇跡の物語

名優・高倉健が演じる、 孤独な鉄道員(ぽっぽや)のもとに訪れた「奇跡」とは? 作家・浅田次郎が直木賞を受賞した短編小説を映画化した『鉄道員(ぽっぽや)』。 鉄道員として鉄道一筋で生き続け、定年を間近に …

U-NEXT
CINEMA DISCOVERIES【シネマディスカバリーズ】
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
【連載コラム】光の国からシンは来る?
タキザワレオの映画ぶった切り評伝『2000年の狂人』
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【KREVAインタビュー】映画『461個のおべんとう』井ノ原快彦の“自然体”の意味と歌詞を紡ぎ続ける“漁師”の話
【玉城ティナ インタビュー】ドラマ『そして、ユリコは一人になった』女優として“自己の表現”への正解を探し続ける
【ビー・ガン監督インタビュー】映画『ロングデイズ・ジャーニー』芸術が追い求める“永遠なるもの”を表現するために
オリヴィエ・アサイヤス監督インタビュー|映画『冬時間のパリ』『HHH候孝賢』“立ち位置”を問われる現代だからこそ“映画”を撮り続ける
【べーナズ・ジャファリ インタビュー】映画『ある女優の不在』イランにおける女性の現実の中でも“希望”を絶やさない
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
アーロン・クォックインタビュー|映画最新作『プロジェクト・グーテンベルク』『ファストフード店の住人たち』では“見たことのないアーロン”を演じる
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
【平田満インタビュー】映画『五億円のじんせい』名バイプレイヤーが語る「嘘と役者」についての事柄
【白石和彌監督インタビュー】香取慎吾だからこそ『凪待ち』という被災者へのレクイエムを託せた
【Cinemarche独占・多部未華子インタビュー】映画『多十郎殉愛記』のヒロイン役や舞台俳優としても活躍する女優の素顔に迫る
日本映画大学