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Entry 2020/12/28
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【恋愛・家族愛】2020年映画ランキングベスト5:今糸を紡ぐように描かれる愛の様々な形《シネマダイバー:もりのちこ選》

  • Writer :
  • もりのちこ

2020年のおすすめランキングベスト5
選者:シネマダイバーもりのちこ

2020年は、新型コロナウィルスの脅威に始まり、年末になってもなお深刻な状況が続くという異例の年となりました。そして映画ならびに映画館を愛する人々にとっても、歯がゆい思いをした1年でもありました。

世界中がウィルスに悩まされ低迷している今だからこそ、人と人とが互いを想い合う「愛」について描いた5作品を選びました。

【2020年映画ランキングベスト5】記事一覧はこちら

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第5位『影裏』

【おすすめポイント】
岩手県在住の作家・沼田真佑の芥川賞受賞作『影裏』を、岩手県出身の大友啓史監督がオール岩手ロケにて映画化した作品。

東日本大震災で行方知れずになった大切な人。その人には知り得なかった影の部分、裏の顔があった。岩手の風土が生んだ純文学の世界を、綾野剛と松田龍平がアンニュイな雰囲気で届けます。

この作品の描いた愛のかたちとは……「同性愛」そして「岩手愛」がつまった1本!

第4位『えんとつ町のプペル』

【おすすめポイント】
西野亮廣原作の絵本『えんとつ町のプペル』をアニメ映画化。絵本では描き切れなかった「えんとつ町」の本当の物語が描かれています。

父親の言葉を信じ、自分の夢を信じ続けた男の子ルビッチ。心優しいゴミ人間プペルとの出会いは彼に勇気を与え、更なる上を目指す希望を与えてくれました。

この作品の描いた愛のかたちとは……「親子愛」そして「友愛」がつまった1本!

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第3位『窮鼠はチーズの夢を見る』

【おすすめポイント】
セクシャリティを超えた恋愛の喜びと切なさを描いた、水城せとなの人気コミック『窮鼠はチーズの夢を見る』『俎上の鯉は二度跳ねる』を、行定勲監督が実写映画化した作品。

人を好きになることに理由や性別は関係ない。まだまだ理解されないLGBTQの難しくも切ない恋愛が心に染みます。成田凌と大倉忠義のカッコ可愛さに、キュンします。

この作品の描いた愛のかたちとは……「切恋」そして「深愛」がつまった1本!

第2位『浅田家!』

【おすすめポイント】
家族のコスプレ写真集を出版した写真家・浅田政志の実話をもとに、中野量太監督が映画化。浅田家の面々には、政志役に二宮和也、兄役には妻夫木聡、父親役を平田満、母親役を風吹ジュンが演じています。

素敵な家族写真を多く撮り続けきた浅田氏。東日本大震災後に被災地に赴き、写真を通して人と向き合い続けた姿勢に感銘します。また、浅田家の明るさにほっこり。

この作品の描いた愛のかたちとは……「家族愛」そして「写真愛」がつまった1本!

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第1位『糸』

【おすすめポイント】
中島みゆきの名曲「糸」を、菅田将暉と小松菜奈のW主演で瀬々敬久監督が実写映画化した作品。平成元年生まれの2人が13歳で出逢い恋に落ち、元号が「令和」に変わるまでの18年間の歩みを描き出した壮大なラブストーリーです。

縦糸と横糸のように、逢うべき糸に出逢えることを人は「仕合わせ」と呼びます。時には絡まり、時には切れたとしても、繋がる先にはきっと運命の人が待っている。

この作品の描いた愛のかたちとは……「純愛」そして「慈愛」がつまった1本!

2020年注目の監督とキャスト


(C)2020「浅田家!」製作委員会

監督賞:中野量太監督
女優賞:小松菜奈
男優賞:綾野剛

【コメント】
コロナ禍により多くの映画が公開延期となる中、映画『浅田家!』は予定通り公開。第36回ワルシャワ国際映画祭では日本映画初となる最優秀アジア映画賞を受賞となりました。中野量太監督が届けてくれた『浅田家!』は、暗い世界に笑顔も一緒に届けてくれました。

2020年公開映画『糸』『夢を与える』『さくら』と出演作が続いた小松菜奈。目で語る演技力と存在感は流石です。そして、『影裏』『ドクター・デスの遺産BLACK FILE』に出演の綾野剛。幅広い役を演じ、ますます俳優としての色気が増す彼に2021年も目が離せません。

まとめ


(C)2020映画「糸」製作委員会

2020年は世界中がコロナ禍となり、多くの映画が公開延期に陥りました。映画を通して届けたい想いが、思うように伝えられない映画業界。一方、動画配信サービスの飛躍的な普及により、オリジナルドラマなど爆発的人気作品が生まれました。

またそれだけでなく、昔の名作を改めて観直す、見逃していたドラマを一気見する、今まで触れてこなかったジャンルの作品に触れてみるなど、人々の新たな作品鑑賞のきっかけも生み出しました。その結果「映画って良いものですね」というお決まりの台詞を、今年も言わずにはいられなかった方も少なくないはずです。

映画は作り手の「愛」がつまった芸術品です。その愛は必ず誰かに届くのを信じて映画が作り続けられることを願います。

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