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Entry 2021/11/12
Update

映画『2012』ネタバレ結末あらすじと感想解説。マヤの予言である人類滅亡をローランドエメリッヒが描く

  • Writer :
  • 秋國まゆ

地球が滅亡するというマヤの予言を題材にしたディザスター・ムービー!

ローランド・エメリッヒが脚本・製作総指揮・監督を務めた、2009年製作のアメリカのディザスター・ムービー映画『2012』。

世界中で地震や津波などの大災害が起こる中、売れないSF作家が別れた妻子と共に、家族を守るために必死に生き延びようとする姿とは、具体的にどんな内容だったのでしょうか。

「古代マヤ文明の暦が終わる2012年12月21日に地球が滅亡する」というマヤの予言を題材に、世界各地で起こる天変地異から必死で生き延びようとする人々を描いた、映画『2012』のネタバレあらすじと作品解説をご紹介いたします。

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映画『2012』の作品情報


(C) 2009 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.

【公開】
2009年(アメリカ映画)

【脚本】
ローランド・エメリッヒ、ハラルド・クローサー

【監督】
ローランド・エメリッヒ

【キャスト】
ジョン・キューザック、キウェテル・イジョフォー、アマンダ・ピート、オリヴァー・プラット、タンディ・ニュートン、ダニー・グローヴァー、ウディ・ハレルソン、トム・マッカーシー、リアム・ジェームズ、モーガン・リリー、ズラッコ・ブリッチ、ベアトリス・ローゼン、アレクサンドル・ハウスマン、フィリップ・ハウスマン、ヨハン・アーブ、ジョン・ビリングスレイ、チン・ハン、チャン・ツェン、リサ・ルー、ブル・マンクマ、ジョージ・シーガル、スティーヴン・マクハティ、パトリック・ボーショー、ジミ・ミストリー、ライアン・マクドナルド、アガム・ダーシ

【作品概要】
「インデペンデンス・デイ」シリーズや『デイ・アフター・トゥモロー』(2004)などを手がけた、ローランド・エメリッヒが脚本・製作総指揮・監督を務めたアメリカのディザスター・ムービー作品です。

ザ・スナイパー』(2006)や『フローズン・グラウンド』(2013)などに出演する、ジョン・キューザックが主演を務めています。

映画『2012』のあらすじとネタバレ


(C) 2009 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.

2009年、インドのナーガ・デン銅山。アメリカ合衆国大統領の科学顧問であり、科学技術政策局の地質学者エイドリアン・ヘルムズリー博士は、ニューデリー大学宇宙物理学研究所にいる友人のインドの科学者サトナムに会いに行きました。

その際、サトナムはエイドリアンに、「電気を持たない中性微子「ニュートリノ」が物理反応を起こし、核粒子となった。そのせいで、地球の核“コア”が加熱している」と報告します。

さらにサトナムは、コアが加熱されたことで流動化が進み、数年後には地球的規模の地殻変動によって、世界が終末を迎えることになることを突き止めたのです。

これを聞いたエイドリアンは、すぐさまアメリカ・ワシントンDCに戻り、アメリカ合衆国大統領首席補佐官カール・アンハイザーに報告。アンハイザーと共に、アメリカ合衆国大統領トーマス・ウィルソンにもそのことを報告しました。

2010年、コロンビア・ブリティッシュ。イギリス・ロシア・フランス・ドイツ・イタリア・日本・カナダ・アメリカの首脳が一堂に会し。主要国首脳会議「G8」サミットを開催。

ウィルソンは開始早々、各国の首脳だけに世界の終末が近いことを明かしました。その後、アメリカを含む先進国46カ国は、極秘裏にある計画を水面下で進めていきました。

その計画の情報漏洩を防ぐため、各国の政府は情報規制を行い、計画のことも世界の終末のことも一切国民に知らせませんでした。

2012年。「古代マヤ文明の暦が終わる2012年12月21日に地球が滅亡する」という、マヤの予言を信じた人々が、世界に終末が近づいていることを訴えます。

その頃、アメリカ・カリフォルニア州マンハッタン・ビーチで暮らす売れないSF作家ジャクソン・カーティスは、離れて暮らす息子のノアと娘のリリーを元妻ケイトから預かり、彼女との思い出の場所であるイエローストーン国立公園へキャンプに出かけました。

イエローストーン国立公園到着後、ジャクソンはケイトとの思い出の場所へ、子供たちを案内しようとしましたが、地殻の温度が急上昇したことにより湖が干上がり、見る影もありません。

湖一帯は立ち入り禁止区域となっていたため、呆然と立ち尽くすジャクソンたちは、アメリカの軍隊によって連行されてしまいました。

ジャックたちが軍隊に連行されていった場所には、エイドリアンたち地質学者が、イエローストーンの地質調査を行っていた場所でした。

500冊も売れなかったジャックの自伝である短編小説、『さらばアトランティス』の愛読者であったエイドリアンは、ジャックにその旨を伝えた後、安全なキャンプ場まで彼らを送るよう軍隊に頼みました。

ジャックたちを見送った後、エイドリアンはインドにいるサトナムとテレビ電話を繋ぎ、イエローゾーンがひどく高温になっていることを伝えると、それはアルゼンチンやカナダなど他の国々でも起きていることが発覚。

サトナム曰く、地殻の温度が急上昇した理由は、地殻の崩壊が始まっている影響だと言います。

エイドリアンたちが思っているより事態は深刻で、既に世界は終末の日を迎えようとしていたのです。


(C) 2009 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.

その日の夜。子供たちを寝かしつけたジャックは、近くで海賊ラジオを流していた変人チャーリー・フロストから、今世界に終末の時が近づいていることを教えてもらいました。

ジャックが見たチャーリーのブログによると、大昔にマヤ文明は「地球に終了期限がある」ことに気づきました。

マヤ文明の暦によれば、2012年に起きる大災害の原因は、64万年に一度しかない太陽系の惑星が直列になること。

それにより、太陽が物凄い量の放射線「ニュートリノ」を放射するため、地球の核(コア)が溶け出し、コアを覆っていた地殻が浮いた状態になります。

そして、数年後には地殻大変動が起き、世界は終末を迎えることになるということです。そう話すチャーリーは、ジャクソンに「政府は秘密裏に船を建造している」と伝えます。

翌日。昨夜起きたロサンゼルスの大きな地割れを受け、先進国は極秘裏に進めていた4隻の方舟に乗船して地球を脱出する「ノアの方舟」計画を開始。

その乗船券を手にしていた元プロボクサーでロシアの富豪ユーリ・カルポフは、運転手として雇っているジャクソンに双子の息子を迎えに行かせ、急いで方舟に乗船しようとします。

ジャクソンはユーリの息子たちを飛行場まで送った際、息子の1人が発した「乗船券を持っている僕たちは生き延び、持っていないお前は死ぬんだ」と言われ、昨夜聞いたチャーリーの話は本当だったことを悟りました。

そこでジャクソンは、腕に着けていた高級時計を担保に双発機を借り、運転手として使っている黒のリムジンでロサンゼルスへ急行。

ケイトとノア、リリー、美容整形外科医であるケイトの恋人ゴードンと一緒に、急いでカリフォルニア州から避難しようとします。

以下、『2012』ネタバレ・結末の記載がございます。『2012』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。

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(C) 2009 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.

それから程なくして、世界各地で未曽有の地殻大変動が始まり、巨大地震が発生。カリフォルニア州やブラジル・リオデジャネイロをはじめとした世界各地の市街地が崩壊しました。

間一髪のところで、ケイトたちと一緒に双発機に乗って脱出したジャクソンは、政府が建造している船に乗って地球から避難するべく、その場所を知るチャーリーに会いに行きました。

イエローストーン到着後、ジャクソンは火山にいたチャーリーを見つけ、船がある場所を記した地図はどこにあるか尋ねます。

これに対しチャーリーは、「(ラジオ放送兼住居として使っている)車の中にある」と答えました。

ジャクソンはチャーリーにも避難するよう言いましたが、彼は「世界の終末をこの目で見届けたい」と言って残りました。

ジャクソンは一緒についてきたリリーと一緒に、チャーリーの車に乗ってケイトたちが待つ飛行場へ戻ります。この間、火山の大噴火が起き、飛来した巨大な火山弾に直撃したチャーリーが死亡。

飛行場へ無事到着後、ジャクソンはリリーを先に双発機に乗せ、車内を捜索。地図を入手できた途端、その車を中心とした地割れが発生。

危うく車もろとも裂け目に飲み込まれそうでしたが、間一髪のところで傾く車をよじ登って難を逃れたジャクソン。彼を乗せた双発機は、地図が記す中国に向かうため、中国に行くための大型機を確保するべく、ラスベガスに向かいます。

ラスベガス到着後、ジャクソンは雇い主であるユーリと彼の恋人、息子たちと遭遇。ユーリは故障したプライベートジェット機の代わりに、現実世界では1機しか建造されていないロシア製の6発エンジンの大型輸送機「An-225」を調達したところでした。

ジャクソンはAn-225に副操縦士がいないことを聞き、双発機を操縦できたゴードンを推薦。便乗して自分たちもAn-225に乗せてもらい、中国へ向かいました。

一方その頃、大統領専用機「エアフォース・ワン」に乗って、ワシントンDCから避難しようとするエイドリアンたち政府関係者。一方でウィルソンは、ノアの方舟による脱出を拒否し、アメリカ合衆国最後の大統領として国内に残ることを決めます。

ウィルソンは、国民それぞれが大事な家族との別れをちゃんとできるように、国民に今まで政府が隠してきた真実を明かそうと決心したからです。

ウィルソンに避難を促され、エアフォース・ワンに乗り込んだエイドリアンは、先に乗って待っていたアンハイザーから、衝撃の告白をされます。

ノアの方舟計画の情報や、世界の終末を国民に暴露しようとしたアトランティス計画の責任者マイヤーズ教授や、ルーブル美術館の館長ロマンら一部の人間が、政府によって殺されていたということでした。

エイドリアンやアンハイザー、ローラら方舟の乗船券を持つ政府関係者が、エアフォース・ワンでワシントンDCから避難した後、ウィルソンは国民に最後の演説をしました。

ウィルソンの最後の演説後、ワシントンDCの東にあるチェサーピーク湾北部を震源とするマグニチュード9.4の巨大地震が発生。

さらに地殻変動によって、数千キロにも及ぶ大陸移動まで起きてしまい、大津波が世界各地に押し寄せてきていたのです。

豪華客船「ジェネシス」のピアニストをしているエイドリアンの父親ハリー・ヘルムズリーと、ウッドベースを担当する彼の相棒トニー・デルガットは、ジェネシスもろとも大津波に飲み込まれてしまいました。

ジェネシスを飲み込んだ大津波は、火山灰が降り積もるホワイトハウスも飲み込み、ウィルソンは大津波に飲み込まれて死んでしまいました。

一方その頃、ジャクソンたちが乗るAn-225は、給油のためにハワイ州に立ち寄ろうとしましたが、火山の大噴火によって既に全滅。さらにエンジンが2基停止し、南シナ海への着水を覚悟しなければなりません。

大陸が移動していたおかげで、運よく中国・チベットにあるチョーミン渓谷の氷河へ不時着したジャクソンたち。そこは偶然にも、ノアの箱舟が建造されているトンネルの近くでした。

機体が氷河に接地する前に、ジャクソンたちはAn-225に載せていた、ユーリが所有する複数の高級車のうち、ベントレーに乗ってAn-225から脱出。

しかし、最後まで操縦席に残っていたユーリの部下サーシャは、An-225を氷河に不時着させた際に、足場の氷河が崩れて機体もろとも滑落し死んでしまいました。

サーシャの死後、ジャクソンたちの上空に偶然、種の保存のために動物を運搬中だった中国軍のヘリ部隊が通りかかります。

中国軍のヘリ部隊に発見され、全員助かるかと思いきや、乗船パスを持っていたユーリとその息子たちしか救助して貰えません。タマラは、以前からサーシャと浮気していたことがバレて、ユーリに見捨てられてしまいました。

ジャクソンたちはノアの方舟を目指して歩き始めると、途中でチベット人僧侶ニーマの一家が乗ったトラックに遭遇。彼らと一緒に、ノアの方舟への密航を試みます。

というのも方舟に乗船できるのは、各国の政府関係者と首脳、高額の乗船券を買える一部の富豪のみ。乗船券が高額なのは、ノアの方舟計画には巨額の資金が必要だったからです。


(C) 2009 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.

一方その頃、エアフォース・ワンや各国の要人を乗せた飛行機はチョーミン空港に着陸。エイドリアンたちは、マイケルズと名乗る男が船長を務める方舟に乗船しました。

しかし乗船後、エイドリアンたちの予想より早く、1500mほどの巨大津波がチョーミン渓谷に襲い掛かろうとしていました。

巨大津波がチョーミン渓谷に到達するまで残り28分。エイドリアンは自身の父親や、サトナムと彼の家族が国に見捨てられ命を落としたことを知り、助けを求める各国の国民も方舟に乗船させるよう、アンハイザーに進言しますが聞く耳を持ってくれません。

大統領と副大統領が死亡し、下院議長が行方不明になってしまったため大統領の役割を継承し、アメリカの司令官となったアンハイザーは、予定より早く方舟の出航を強行しようとするのです。

残り15分。エイドリアンたちが乗船する方舟に乗せてもらえていないユーリたちは、他の乗船客と一緒に暴動を起こします。

その姿を目の当たりにしたエイドリアンは、各国の首脳に船外にいる人々も助けるよう訴え、首脳たちも彼の提案を受け入れ、方舟に乗船するためのゲートを解放。

方舟に密航し、油圧室に乗り込んでいたジャクソンたちでしたが、ゲートを解放するための歯車に巻き込まれたゴードンが命を落としてしまいました。

残り4分。ジャクソンたちがいるため、ゲートは開ききっていないものの、船外にいた人々が勢い良く方舟に乗船。閉まる直前、船外ギリギリの場所に立っていたユーリは、とりあえずその場所から人々がいた上へ這いあがり、必死に息子たちを方舟に乗船させます。

しかし、息子たちを方舟に乗船させた直後、ユーリはトンネルから転落死。また、ゲートもジャクソンたちがいるため、完全に閉鎖できません。

残り1分、チョーミン空港が沈没。それから間もなく、方舟は巨大津波に襲われ、完全に閉鎖できなかったゲートから大量の海水が船内に侵入。

船尾に海水が入り込んだため、船の後方部は1区画ずつ封鎖されてしまいます。タマラはリリーと愛犬のシーザーを奥へ逃がし、密封扉により閉鎖した通路に閉じ込められ溺死。

また、エアフォース・ワンが巨大津波に流され、方舟を固定していた固定装置に激突。固定装置と船首係留が破損し、最初の衝撃に耐えた方舟が安定を失ってしまいました。

ゲートが閉鎖できないのは、ジャクソンたちが油圧室にいることだと気づいたエイドリアンと緊急対策班は、彼らの救助に向かいます。

方舟の船首がエベレストの北壁に迫る中、リリーとシーザーを救出したエイドリアンから、油圧室の歯車に何かが絡まっているせいで、通路を閉鎖した密封扉が開かないことを聞いたジャクソン。

彼は1人で水没した油圧室へ向かい、歯車に絡まったものを取り除こうとします。そんなジャクソンの後をついてきたのは、両親の離婚によって彼に反抗的な態度をとっていたノアでした。

ノアは内心では父親であるジャクソンを慕っており、その証拠にケリーの元に戻るよう促す彼に、「パパの力になりたい」と言っていました。

ジャクソンはノアと協力し、歯車に絡まっていたケーブルを取り除きます。ゲートが完全に閉鎖したことを確認した乗組員たちは、マイケルズ船長の指示によりエンジンを起動させ、全速後退し衝突を免れました。

ノアと、遅れてジャクソンがケイトたちやエイドリアンたちがいる場所へ無事帰還し、その姿をモニターで見ていた船内の人々は、アンハイザー以外が歓喜に沸きました。

その後、ジャクソンたちが乗る方舟は、無事巨大津波を乗り切りました。その1カ月後、ジャクソンたちが乗る方舟は、巨大津波が治まり穏やかになった海上を進み、他の方舟とも無事合流。

大陸が隆起し、巨大津波から難を逃れたアフリカ大陸の喜望峰へ向けて、進路を取りました。

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映画『2012』の感想と評価


(C) 2009 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.

1人でも多くの国民を救いたいエイドリアン

「ノアの方舟」計画で救われる命は、アンハイザーたち保身に走った人たちによって、先進国の要人や政府関係者、美術品や種の保存のために選ばれた動物たちに限定されてしまいました。

さらにアンハイザーが方舟建造のための資金調達として、10億ユーロで乗船券を販売したことで、その額を払えるユーリたち富豪は救われることになりましたが、それでも多くの国民が見殺しにされることに変わりありません。

それに異を唱えるエイドリアンは、上司であるアンハイザーに何度でも抗議し、最終的には各国の首脳に対し、方舟に乗れていない人々を救うよう訴えます。

終始一貫して、1人でも多くの国民を救いたいという気持ちが揺らぐことなく行動したエイドリアン。彼の言動は各国の首脳はもちろん、観ているこちらの心にも響くことでしょう。

家族の絆を取り戻すジャクソン


(C) 2009 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.

中国へ向かうまでの道中、ジャクソンは何度も死にかけましたが、それでも彼は自分の身の安全よりも、家族が助かることばかり考えて行動していました。

彼の愛情を感じたからこそ、それまでどこか冷めた態度をとっていたケイトたちの彼に対する気持ちが変わります。

家庭を蔑ろにしたジャクソンを怒っていたケイトも、両親の離婚によってジャクソンに反抗的な態度をとっていたノアも、そんな家族思いなジャクソンの姿を間近で見て、彼の愛情を肌で感じ取ったに違いありません。

その証拠に、ケイトたちは、ジャクソンが死にそうになると必死に彼を助けようとしていましたし、彼が生きていることに心の底から安堵していました。

仕事に夢中になるばかり、失ってしまった家族の絆を取り戻したジャクソンが、最後ケイトたちと一緒にいる姿は、本作で一番感動する場面です。

まとめ


(C) 2009 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.

人類滅亡の危機に瀕した世界各国の様子と、最後まで生き延びるためにあがき続ける人々の姿を描いた、アメリカのディザスター・ムービー作品でした。

本作は、滅びゆく世界で生き延びようとあがくジャクソンたち数人の登場人物の行動を同時進行で一度に描いた物語です。

ある者は保身に走って他者を見殺しにしようとし、ある者は1人でも多くの命を救おうとし、ある者は家族と生き延びるために奮闘していました。

どの物語にも共通して言えるのが、自然災害の恐ろしさです。巨大地震や巨大津波、火山の大噴火に対し、人類には抗う術がありません。

どこへ逃げても襲いがかってくる恐怖と、死を覚悟するしかない絶望感は、とても他人事とは思えないほど恐怖を感じます。

最先端のVFXを駆使して想像されたディザスター描写に、終始ハラハラドキドキさせられ、圧倒されるしかないディザスター・ムービー映画が観たい人に、とてもオススメな作品です。





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