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Entry 2019/05/24
Update

映画『インデペンデンス・デイ』ネタバレあらすじと感想。SF大作に必要なスケール感が発揮された90年代を代表する作品

  • Writer :
  • 白石丸

90年代を代表するSF大作!

圧倒的な戦力を誇る侵略宇宙人に対し、アメリカ独立記念日の7月4日、人類が決死の反撃に出ます。

ブロックバスターの大作の多いローランド・エメリッヒ監督作の中でも最も人気の高い映画です。

2019年5月25日土曜プレミアムにてエクステンデッド版が初めて地上波放送される映画『インデペンデンス・デイ』をご紹介します。

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映画『インデペンデンス・デイ』の作品情報

【日本公開】
1996年(アメリカ映画)

【監督】
ローランド・エメリッヒ

【脚本】
ディーン・デヴリン、ローランド・エメリッヒ

【キャスト】
ウィル・スミス、ビル・プルマン、ジェフ・ゴールドブラム、メアリー・マクドネル、ジャド・ハーシュ、ロバート・ロジア、ランディ・クエイド、マーガレット・コリン、ブレント・スピナー、ヴィヴィカ・A・フォックス、ハリー・コニック・Jr、ジェームズ・レブホーン、ハーヴェイ・ファイアスタイン、ジェームズ・デュヴァル、リサ・ジャクブ、アダム・ボールドウィン、ダン・ローリア、ジェイ・アコヴォーン、ロバート・パイン、ビル・スミトロヴィッチ、ジョン・ストーリー

【作品概要】

人気俳優ウィル・スミスをトップスターへと押し上げ、20年以上世界中で愛されてきたSF超大作『インデペンデンスデイ』。

その後も『デイ・アフター・トゥモロー』『2012』など大作映画を作り続けたローランド・エメリッヒ監督のフィルモグラフィーの中でも、人気の高い作品です。

圧倒的な破壊描写は今でも色あせず、大作ながらもビル・プルマン、ジェフ・ゴールドブラム、メアリー・マクドネル、ジャド・ハーシュ、ロバート・ロジア、ランディ・クエイドなど地味ながら演技派の俳優たちを起用しているため、人間ドラマでもしっかりと感動させてくれます。

ちなみに2019年5月25日土曜プレミアムにて放送されるのは、未公開シーンも追加したエクステンデッド版。

映画『インデペンデンス・デイ』あらすじとネタバレ

7月2日、アメリカの独立記念日が迫る中、直径24kmを超える円盤型の宇宙船団が地球に向かってきていました。

NASAからアメリカ合衆国大統領ホイットモアのもとへ緊急の連絡が入ります。もともと湾岸戦争の英雄的軍人だったホイットモア大統領は鳴り物入りで当選しましたが、政策の失敗と40代半ばという若さもあって支持率が下がり始めていました。

巨大宇宙船はアメリカの各都市をはじめ、全世界の主要都市の上空に飛来。国民が困惑する中、ホイットモア大統領の指示のもと、宇宙人との交信が図られます。

空軍パイロットのスティーブン・ヒラー大尉は宇宙船が飛来する際の地響きで目を覚ましました。緊急事態で呼び出されたヒラーは、交際中のシングルマザーでストリッパーのジャスミンとその息子ディランに「愛してる」と告げて基地へ向かいます。

基地に着くと、ヒラーのロッカーには書類が挟まっていました。彼は宇宙飛行士を目指してNASAの試験を受けていたのですが、通知は不合格。

ヒラーは同僚から、「ストリッパーの恋人がいることは試験においてマイナスのイメージとなる」と言われますが、それでもジャスミンと結婚するつもりでした。

ベトナム戦争の元パイロットであるラッセル・ケイスは、現在はロサンゼルス郊外で農薬散布の仕事をしています。10年前から「ある日宇宙人に攫われて実験台にされた」と触れ回っており、近隣の住民からは笑い者にされていました。

ケイスは今回の宇宙船の襲来で自分の証言は正しかったとマスコミ相手に意気揚々と語りますが、トレーラーハウスで一緒に暮らしていた彼の子供たちは寧ろ恥ずかしい思いをします。

ケイスは馬鹿にする人々を尻目に、ここは危険だと子供たちと一緒にロサンゼルスを離れていきました。

MITを卒業した天才エンジニアながら、その無欲さゆえにしがないケーブルTVの技師として働いているデイヴィッドは、宇宙船が飛来する前から独自で衛星通信をチェックしており、ノイズのようなものを発見していました。

彼は調査の結果、そのノイズは宇宙人が交わしている攻撃指令のシグナルだと気づき、ホワイトハウスの主席報道官で離婚した元妻コニーへ連絡を入れます。

デイヴィッドは父と一緒にワシントンD.C.に行くと、ホイットモア大統領に面会させてもらい、宇宙人と交信している場合ではないと進言します。

デイヴィッドの言う通りシグナルを解析した結果、もうすぐ攻撃が始まろうとしていることが判明。避難勧告が出され、ホイットモア大統領たちもエアフォース・ワンに乗り込みます。

宇宙船の下部が大きく開き、青い光が膨らんだ後、一気に破壊光線が照射されました。

それぞれの都市は爆炎に包まれ、ホワイトハウスも木っ端微塵に吹き飛びます。何十万何百万人が焼け死に、エアフォース・ワンはギリギリ脱出するも、ホイットモア大統領夫人を乗せたヘリは炎に呑まれてしまいました。ジャスミンとデュークもなんとかトンネルの地下に逃げ込み、九死に一生を得ます。

翌7月3日、甚大な被害報告を聞きながら、ホイットモア大統領はもっと早く避難勧告を出しておけばと悔いていました。

そしてヒラーが所属する空挺部隊は、ロサンゼルス上空の巨大宇宙船に攻撃を仕掛けます。しかし宇宙船の周りには特殊な透明のシールドが貼られており、彼らが放ったミサイルは尽く効きません。

宇宙船内部からは小型宇宙船が飛び出し、戦闘機を次々と撃墜してきます。ヒラーはすんでのところで逃げ切りましたが、彼の部隊は全滅してしまいました。

そしてロサンゼルスの米軍基地も、宇宙船の襲撃に遭い壊滅状態に陥ります。しかしヒラーは機転を利かせ、宇宙人を一体捕縛しました。

その頃、エアフォース・ワン内では宇宙船に向けて核爆弾を放つべきか話し合っていましたが、同乗していたデイヴィッドは猛反対。

何か対抗策になる宇宙人に関する情報はないのかと言い合っていると、国防長官が、米政府はかの有名な「エリア51」にて都市伝説の通り長年宇宙人に関する研究を続けていたという事実を明かします。

ホイットモアたちは急いでエリア51に到着。そこには研究施設があり、主任研究者のオーキン博士が今回の宇宙人侵略の50年前に発見された小型宇宙船を見せてきます。

宇宙人は長年地球の侵略を目論んで、定期的に調査にやってきていたのです。

オーキンは各都市に浮かぶ巨大宇宙船は「シティ・デストロイヤー」という斥候部隊の船であり、地球から少し離れた宇宙空間には指揮を行う「マザーシップ」が待機しているといいます。

その頃、ヒラーも近くの避難民のトラックに乗せてもらいエリア51にやってきました。

ヒラーが捕縛した宇宙人を見たオーキンは大喜びで、早速解剖しようとします。しかし解剖中に死んだと思っていた宇宙人が暴れだし、オーキンや助手たちを昏倒させます。

騒ぎを聞いて側近たちと駆けつけたホイットモア大統領は手術室のガラス越しに宇宙人と対面し、テレパシーのような思念を脳に送られ倒れました。

護衛たちは宇宙人を射殺。意識が戻ったホイットモア大統領は感じ取った凶悪な思念によって、宇宙人たちはイナゴのように他星の資源を食い尽くす凶悪な種族であり対話は不可能だと悟り、核攻撃を指示します。

その頃、デイヴィッドは久しぶりに会った元妻コニーと離婚した時の話をしていました。彼らはお互いにまだ愛し合っていましたが、コニーは天才ながら無欲でエコロジストのデイヴィッドと暮らすより、大統領の補佐官となって世の役に立つ道を選んだのでした。

「なにか特別なことをしたいとは思わないの?」と聞くコニーにデイヴィッドは「君との関係は特別だった」と返します。

核攻撃はまず全米第4位の大都市ヒューストン上空のシティ・デストロイヤーに向かって行われましたが、なんとシティ・デストロイヤーは無傷のままでした。

宇宙人のバリアは余りにも強力で、もはや為すすべのない人類。信号を探ると、もうすぐ宇宙人たちは最終攻撃を仕掛けようとしていました。

核攻撃の間、ヒラーはヘリに乗ってロサンゼルス郊外に飛び、彷徨っていたジャスミンたちを助けてエリア51まで連れていきます。

ジャスミンは道中でヘリの墜落で大怪我を負っていた大統領婦人マリリンを保護していました。緊急救命室に運び込まれたマリリンのもとにホイットモア大統領とその娘がやってきますが、彼女は既に瀕死状態で、家族に見守られて息を引き取りました。

絶望的な状況で迎えた7月4日深夜。デイヴィッドは父親とのふとした会話の中で、「コンピューターウィルスをマザーシップに仕掛け、バリアのシステムを狂わせその隙に総攻撃を仕掛ける」という作戦を思いつきます。

以下、赤文字・ピンク背景のエリアには『インデペンデンス・デイ』ネタバレ・結末の記載がございます。『インデペンデンス・デイ』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。

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作戦を進言され、それしか方法がないと判断したホイットモア大統領は、反対する国防長官をその場で解任。世界各国に、作戦の概要とバリアが解除された際の一斉攻撃の協力要請を出しました。

パイロット不足の米軍は退役軍人からパイロットを募集、避難してきていたケイスは数十年ぶりに戦闘機に乗ることを決意します。

研究所に保管されていた宇宙船でマザーシップに向かうことになり、パイロットにはヒラーが志願、デイヴィッドも作戦を確実に成功させるために同行すると言いました。危険だと止めるコニーに、デイヴィッドは「自分もついに野心が出た」と笑います。

ヒラーは出撃前、デイヴィッドとコニーに立会人になってもらい、ジャスミンと結婚式を挙げました。

作戦決行が近づく夜明け頃、パイロットたちが集まる広場にホイットモア大統領が現れます。

「これから君たちは史上最大の作戦に打って出る。奇しくも今日は7月4日だ。我々は再び戦う。自由のためではなく地球に存在する権利のために。もし我々が勝つことが出来れば、7月4日はアメリカの祝日というだけでなく人類が断固たる決意で立ち上がった日として記憶されるだろう。我々は戦わずして滅びはしない!今日は我々人類の独立記念日だ!」

大統領の見事な演説によって、兵士たちの士気は最高潮に達します。そしてホイットモア大統領は、「自分も空に戻る」と告げ数年ぶりに戦闘機に乗り込みました。

デイヴィッドとヒラーはマザーシップへ、ホイットモア大統領やケイスたちの戦闘機団はロサンゼルス上空のシティ・デストロイヤーへと向かいます。

マザーシップの宇宙人たちは、自分たちの味方だと思いヒラーたちが乗る宇宙船を内部に迎え入れます。デイヴィッドは手際よくシステムにアクセスすると、そこにウィルスを感染させました。

バリアが解除されたと報告受け、ホイットモア大統領がシティ・デストロイヤーにミサイルを放ちます。一発目は阻まれますが、撤退勧告を無視してホイットモア大統領はもう一発ミサイルを打ち込みました。

すると、ついに本体に攻撃が到達。バリアが無効化された隙を逃さず、戦闘機は一斉に攻撃を仕掛けます。

敵の小型宇宙船も大量に出撃し、大空中戦が始まりました。

ミサイルは命中するものの決定的な打撃が与えられないという戦況の中、シティ・デストロイヤーが再び破壊光線を放とうと主砲を開いてチャージを始めます。

ケイスはブランクを感じさせない見事な操縦で小型宇宙船を撃墜し、主砲の真下まで潜り込みました。しかしミサイルを放とうとしたところ、発射システムにエラーが出てしまいます。

万事休すと思われた時、意を決したケイスは無線で基地に待機している子供たちに向かって「愛している」と告げ、戦闘機ごと主砲に向けて突っ込んでいきます。

「クソ野郎ども!帰ってきたぜ!」

ケイスの特攻で主砲に溜められていたエネルギーが逆流し、シティ・デストロイヤーは大爆発を起こし墜落。司令室が大喜びしている中、一人の軍人がケイスの子供たちに「お父さんは勇敢な人だ」と言葉をかけました。

一方、マザーシップ内にいたデヴィッドとヒラーは脱出のタイミングを伺っていました。

不審に思った宇宙人たちが接近する中、もう強行突破しかないと決意した2人はお互いの協力に礼を言った後、コクピットから堂々と宇宙人たちの前に顔を出します。

そして時限式のミサイルを撃ち込むと、そのままマザーシップを飛び出していきました。

追っ手が迫りくる中、ミサイルが背後で爆発します。

各国で反撃が成功し喜んでいたホイットモア大統領たちは、安否不明だったデイヴィッドたちが帰ってきたのをレーダーで探知し、彼らが着陸した砂漠に迎えに行きます。

シティ・デストロイヤーの巨大な残骸が横たわる中、それぞれの愛する人と抱き合うデイヴィッドとヒラー。

墜落するマザーシップの破片が花火のように空を彩る中、彼らは独立記念日を祝いました。

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映画『インデペンデンス・デイ』の感想と評価

かつてはテレビの洋画劇場などの定番中の定番だった『インデペンデンス・デイ』。ご家族でご覧になったという方も多いのではないでしょうか。

はっきり言ってしまえば、本作は「宇宙人襲来」という危機的状況を通して、世界のリーダー・アメリカが奇しくも独立記念日にカッコよく世界を救う、典型的なアメリカ万歳映画です。

それは現在でもかなり露骨な内容なのですが、この映画は日本人の私たちも含め、アメリカ以外の世界中で愛されています

なぜなら、本作は人種関係なく誰もが共感、感動できる要素が過不足なく盛り込まれつつ、しっかりアメリカ万歳もしているという絶妙なチューニングがなされているのです。

SF大作に必要なスケール感が見事

まず、SFアクション超大作としての基礎的な部分がとても良く出来ており、それを見るだけでも一定以上は満足できます。

96年という時代は、CG一辺倒ではなく、CGとミニチュアや本物の爆発を両方使っていた時代です。

フォルカー・エンゲルが担当した特撮描写は本当にリアルで、序盤の白眉と言えるシティ・デストロイヤーが各都市に破壊光線を浴びせて阿鼻叫喚の地獄絵図を作る様は今見ても全く色褪せていません。

横に勢いよく爆炎が突っ切ってくる様を撮るため、わざわざ街の模型のセットを横向きにしてその下から爆発を起こすことで、破壊光線の威力を表現するというアナログな方法も功を奏しています。

大都市の上にそれを覆うほどの巨大円盤が浮かんでいる様のショックさも見事で、ローランド・エメリッヒ十八番の巨大感演出が一番うまくハマっている作品ではないでしょうか。

この絵面だけで「もうダメだ・・・」と有無を言わせず観客に思わせてしまうことができるからこそ、後半の反撃のカタルシスが爆発します。

また超大作には必要不可欠な、キャッチーで気分のあがる音楽も見事な出来栄え。

沢山のSF映画のスコアを手掛けたデヴィッド・アーノルドによるテーマ曲は、破壊の絶望感と反撃の高揚感を見事に盛り上げてくれます。

渋いキャスト達による非マッチョ的キャラクターが活躍する気持ちよさ

典型的なアメリカ万歳映画の本作ですが、実は監督のローランド・エメリッヒはドイツ人

むしろ外国人だからこそ、衒いなくアメリカ万歳映画が作れたのかもしれません。

そして主要な登場人物たちにも、普通のハリウッド大作の主流層とは言えない人種や人物像が揃っているのが本作の大きな特徴です。

ヒョロヒョロで神経質そうなユダヤ系のジェフ・ゴールドブラム演じる、バツイチの技術者デイヴィッド。

当時はまだスーパースターと言うほどでもなかった、軽薄そうなラッパー上がりの黒人青年俳優ウィル・スミス演じる、宇宙飛行士の夢が叶わないパイロットのヒラー大尉。

これといって代表作のなかった中堅俳優ビル・プルマン演じる、湾岸戦争の英雄的パイロットながらも(全くそう見えませんが)大統領になってからは何もかもがうまくいかず、支持率が下落の一途を辿っている頼りないホイットモア大統領。

そして、それまで弟デニス・クエイドに比べて地味なキャリアをたどってきたランディ・クエイドが哀愁たっぷりに演じる、「宇宙人に攫われた」と長年語るも相手にされず、家族ごとバカにされて生きてきた田舎の貧乏白人ケイス。

普通の超大作映画だったら、トム・クルーズやアーノルド・シュワルツェネッガーなどスーパースターを引っ張ってきそうなものですが、この地味目な俳優たちだけでメインを構成しているのが画期的なところです。

超人的英雄に頼るのではなく、訳ありで思い通りの人生を歩めていない登場人物たちが、力を合わせて、トンチを効かせて、圧倒的な戦力のエイリアンを倒すからこそ万人に響くカタルシスがあるのです。

そして、エイリアンとの闘いの中で各人が自己実現を果たしていくのも感動的です。

天才ながらくすぶっていたエンジニアのデイヴィッドは、自分の技術を最大限活かして地球を救うアイデアを思いつき、宇宙飛行士になりたかったヒラーは、マザーシップに行く途中についに自分の操縦で宇宙空間に飛び出します。

そして大統領として自信を失っていたホイットモアは、最終決戦間際に映画史に残る名演説をブチかまし、ずっと鼻つまみ者の人生を歩んでいたケイスは、自爆攻撃によって恨みある宇宙人達に決定的な一撃を加え、人生の最期、子供たちに父親としての背中を見せました。

「Independence」という単語には”自立””一本立ち”という意味があります。

単にアメリカの独立記念日に宇宙人達を撃退する話だから、ではなく、それぞれの登場人物が闘いを通して新たな自分へと生まれ変わり、人類が一つになるからこそ『インデペンデンス・デイ』というタイトルになっているのです。

アメリカ万歳要素がありながらも国籍や人種を越えて本作が愛される理由は、この爽快な人間ドラマがあるからでしょう。

まとめ

この映画が成立し人々に幅広く受け入れられたのは、90年代後半という過渡期的な時代だったからとも考えられます。

ノストラダムスの大予言などによって「終末」の空気が蔓延する中、「これ以上はなかなかない」と思えるような驚異が攻めてきた上で地球人側の工夫で倒すという物語は、より一層爽快さを感じられたのではないでしょうか。

また湾岸戦争以後、アメリカには大きな戦争もなく、9.11テロもまだ起きていないという過渡期的な平和な時代だったからこそ、このような能天気なSF戦争映画が撮れたという面もあります。

この時代にしか作れなかった作品。だからこそ、90年代を代表する一本だと言えるでしょう。

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