失踪した少女が見つかったのは、3千年前の棺の中だった……
「死霊館」シリーズ監督ジェームズ・ワンと、『MEGAN/ミーガン』(2023)プロデューサー、ジェイソン・ブラムによるホラースタジオ・ブラムハウスと『WEAPONS/ウェポンズ』(2025)スタジオのワーナーブラザースがタッグを組んだ『THE MUMMY ザ・マミー 棺の中の少女』。
8年前エジプトで失踪した少女が変わり果てた姿で発見されたのは、何と3千年前の棺の中でした。
少女の両親は、女性刑事と共に空白の8年間の真相に迫るが、そこにはエジプトの因習にまつわる恐ろしい秘密が隠されていたのです……。
最古の都市伝説、エジプトのミイラの呪いを題材に新たなミステリーホラーの監督を手掛けたのは、『死霊のはらわた ライジング』(2023)のリー・クローニン。
キャストには、『ミッドサマー』(2020)のジャック・レイナー、『ライフ・イットセルフ 未来に続く物語』(2019)のライア・コスタ、ドラマ『ムーンナイト』(2022)のメイ・キャラマウィなど。
CONTENTS
映画『THE MUMMY ザ・マミー 棺の中の少女』の作品情報

©2026 Warner Bros. Ent. All rights reserved
【日本公開】
2026年(アイルランド・アメリカ合作映画)
【原題】
Lee Cronin’s The Mummy
【監督・脚本】
リー・クローニン
【製作】
ジェームズ・ワン、ジェイソン・ブラム、ジョン・ケビル
【製作総指揮】
マイケル・クリアー、ジャドソン・スコット、マクダラ・ケレハー、リー・クローニン
【キャスト】
ジャック・レイナー、ライア・コスタ、メイ・キャラマウィ、タリー・グレイス、ベロニカ・ファルコン
【作品概要】
「死霊館」シリーズ監督ジェームズ・ワンと、『MEGAN/ミーガン』(2023)プロデューサー、ジェイソン・ブラムによるホラースタジオ・ブラムハウスと『WEAPONS/ウェポンズ』(2025)スタジオのワーナーブラザースがタッグと、最強の布陣で挑むミイラ伝説の新たな傑作。
『ミッドサマー』(2020)のジャック・レイナー、『ライフ・イットセルフ 未来に続く物語』(2019)のライア・コスタ、ドラマ『ムーンナイト』(2022)のメイ・キャラマウィが顔を揃え、監督には『死霊のはらわた ライジング』(2023)のリー・クローニン。
映画『THE MUMMY ザ・マミー 棺の中の少女』のあらすじとネタバレ

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テレビレポーターのチャーリーは、看護師の妻・ラリッサと娘のケイティ、息子のセバスチャンと共にエジプトのカイロに駐在していました。
ラリッサのお腹には第三子となる子供がいました。ラリッサが仕事に出かけ、家にはチャーリーと子供2人。
チャーリーの携帯に連絡が来て、ニューヨークでレポーターの仕事をすることになったチャーリーは喜び、ラリッサに電話します。
その間に、ケイティに怪しげな存在が近づいていることにも気づかずに……。
異変を感じたチャーリーがケイティを探すと、ケイティを抱えて逃げる女性の姿が街中に消えていきます。チャーリーは慌てて追いかけますが、砂嵐に巻き込まれ見失ってしまいます。
チャーリーとラリッサがカイロの警察署に駆け込みますが、手がかりはなく、ケイティが見つからないまま8年の歳月が経過します。
チャーリーとラリッサは、ニューメキシコでラリッサの母・カルメンと共に暮らしていました。妹のモードはケイティに会ったこともありません。
そこに、突然ケイティが見つかったという連絡がカイロからきます。しかし、2人を待ち受けていたのは変わり果てた姿のケイティでした。
ラリッサは自分が面倒を見る、絶対治ると信じていますが、チャーリーは何があったのか真相を探ろうとします。
そして、ケイティが家に帰ってきてから、家には異変が起き始めていました。
映画『THE MUMMY ザ・マミー 棺の中の少女』の感想と評価

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ミイラ伝説を元にした新たなミステリーホラー『THE MUMMY ザ・マミー 棺の中の少女』。
目を見張るのは痛々しい描写や嫌悪感すら抱くような気持ち悪さ。しかもそれだけでなく、家族が崩壊させられていく陰鬱さまで、容赦なく描かれます。
ミイラといえば、太古の存在が封印を解かれ人々を襲うというオーソドックスな展開がありますが、本作は昔から存在する悪魔を封印する器として、ケイティが選ばれたことがキーになっています。
その展開はミイラ伝説と悪魔憑きが融合した新感覚のホラー映画と言えるでしょう。それだけでなく、悪魔の存在に翻弄され、取り込まれていく姿は、「死霊館」シリーズを彷彿とさせます。
『死霊館』では、取り憑かれた母親が子供を襲い、壁の中に入る場面がありましたが、『THE MUMMY ザ・マミー 棺の中の少女』では、子供が親を襲う構図となって描かれています。
また、ラリッサがケイティの爪を切ろうとしたら、皮膚まで裂けてしまった場面は、思わず目を背けたくなるほどの痛々しさでした。その後、自分の皮膚を削ろうとするケイティの姿まで容赦なく映し出します。
しかし、最も残酷で生々しい場面は、ケイティが殺した祖母の葬式のシーンでしょう。閉じ込められていたケイティは床を突き破って天井を這って移動し、祖母の棺の中に入り込みます。
その場面は『エクソシスト』(1974)のオマージュと言えるでしょう。祖母の遺体を食らい、体液を舐めるケイティの姿は衝撃的でした。
そこに祖母の入れ歯を入れたモードも加わり、さながら地獄絵図です。その場に居合わせた来客があまりの悍ましさに嘔吐するシーンまでこだわり抜かれた気持ち悪さです。
容赦ない描写を観客に突きつける一方で、家族の絆がきちんと描かれ、子供が嫌な目に遭っているとはいえ、観客の溜飲の下がるラストをきちんと用意しています。
様々なホラー映画を融合した新感覚ホラーとなっている背景には、「死霊館」シリーズ監督ジェームズ・ワンと、『MEGAN/ミーガン』(2023)プロデューサー、ジェイソン・ブラムによるホラースタジオ・ブラムハウスと『WEAPONS/ウェポンズ』(2025)スタジオのワーナーブラザースがタッグを組んだことも関係しているのかもしれません。
進化していくホラー映画に、様々なホラー映画を輩出するスタジオに今後も目が離せません。
まとめ

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『死霊のはらわた ライジング』(2023)のリー・クローニンが、最古の都市伝説、エジプトのミイラの呪いを題材に新たなミステリーホラーとして作り上げた映画『THE MUMMY ザ・マミー 棺の中の少女』。
家族と共に真相を追う刑事ザキの存在も本作には欠かせないものでした。
ザキが女性の刑事であること、自ら子供の捜索などの事件を担う部署に異動を希望していたことも大きな要素になっていると言えるでしょう。
ザキの上司は親が犯人の可能性もあると決めつけ、捜査に関してもあまり前のめりではありませんでした。しかし、ザキは信念を持って仕事をし、チャーリーと共に真相を突き詰めました。
それだけでなく、ザキが「死霊館」シリーズで言うなら、ローレン夫妻のような、悪魔祓いに従事する存在として描かれている点も印象的です。
ザキは霊感があるわけでも、シャーマンなどの家系でもありません。ビデオを見ただけで儀式の呪文を覚え、呪文を唱えるだけで儀式を行えてしまうというのは、やや粗い設定ではありますが、そのような強引さも本作の面白さの一つなのです。



































