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【第33回東京学生映画祭】8月20・21日に渋谷ユーロライブにて開催!審査を映画監督の瀬々敬久・細田守らが行い若手監督を発掘する

  • Writer :
  • 星野しげみ

第33回東京学生映画祭が渋谷ユーロライフで開催に!

「東学祭」の名で知られる、日本で最も長い歴史を持つ国内最大規模の学生映画祭の東京学生映画祭

この映画祭は、映像制作を行う全国の学生から作品を募集し、予選を通過した作品は本選となる映画祭で上映されるというものです。


「第33回東京学生映画祭」

第33回目となる東京学生映画祭は、2022年8月20日(土)~ 8月21日(日)、渋谷ユーロライブで開催されます。

2022年2月1日(火)より公募された今回でも、映画に魅了された学生たちが、人々を映画で魅了しようと、204本ものエントリー作品がありました。

予選を通過して映画祭で上映されるのは、実写長編部門4作品、実写短編部門4作品、アニメーション部門4作品の12作品です。

特別招待作品として上映されるアニメ『時をかける少女』(2006)の細田守監督や、『』(2020)『護られなかった者たちへ』(2021)の瀬々敬久監督など豪華な顔ぶれを審査員に招いた、第33回東京学生映画祭の詳細をお知らせいたします。

東京学生映画祭について


「第33回東京学生映画祭」

東京学生映画祭は「学生映画」を募集し、コンペティション形式でグランプリを決定している日本最大規模の学生映画祭です。

学生ならではの自由な発想や感覚を大切にして、企画・運営すべてが学生によって行われています

過去の出身者には『EUREKA』(2000)の青山真治監督、『君に届け』(2010)の熊澤尚人監督、『アヒルと鴨のコインロッカー』(2007)の中村義洋監督、『君の膵臓を食べたい』(2019)の月川翔監督、「ちはやふる」(2017)シリーズの小泉徳宏監督、『溺れるナイフ』(2016)の山戸結希監督など、現在の日本映画界の第一線で活躍する多くの才能を輩出しています。

東京学生映画祭の開催情報


「第33回東京学生映画祭」

【開催日】
2022年8月20日(土)~ 8月21日(日)

※プログラムの詳細は公式HP(https://tougakusai.jp)の上映スケジュールでご覧ください。

【開催場所】
渋谷ユーロライブ(渋谷駅から徒歩9分)

各種チケット販売情報

全プログラムのチケットは2022年7月2日(土)から販売開始。

【前売り券】
7月2日(土) 18:00~8月19日(金)23:59
  一般:1000円 / 学生:500円 / 招待作品:一律1500円
   https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02k863gtqaf21.html

【当日券】
会場での販売のみ
  一律:1500円 / 招待作品:1700円

映画監督からの応援コメント

齊藤工(俳優/映画監督)


「第33回東京学生映画祭」

映画界及び映像業界は明らかに変革期を迎えています。然し乍ら業態は変化を恐れ、何処か元通りに向かってしまっている感じもします。個人的には進行形の現代を捉えた学生の皆さんの自由な創造性や未来を見つめる眼差しは、これからの映画界の唯一の兆しだと思っています。いずれ皆さんの世代が映像業界のイニシアティブを握る時代がやって来ます。どうぞ軽やかに新たな風を吹かせて下さい。本年度の開催 愉しみにしています。

西川美和(映画監督)


「第33回東京学生映画祭」

時代はどんどん複雑になっています。情報は入り乱れ、経済も政治も明るい兆しがなく、戦争や疫病は終わりも見えない。こんな時代にも、まだ映画を夢見ている学生がいるのかと思うと、ふしぎな気がします。もしかしたら私たち40代以上が映画に憧れた理由と、今の学生たちが映画に見出しているものとは、全く質が違うのかもしれない。けれど、政策にも、経済にも、教育にさえも、どうにも救えないものが人間の中にあるのだとしたら、そこを救う可能性を持つのは、文化です。映画もその中に、ちゃんと入っていなければならない。それは多分、時代が変わっても変わらないことです。皆さんに、その担い手になってほしいと心から願っています。

まとめ

第33回東京学生映画祭は、2022年8月20日(土)~ 8月21日(日)、渋谷ユーロライブで開催! 

国内最大規模の学生映画祭の東京学生映画祭も33回を迎えました。

今年度は、全国から募集した204本の学生映画の中から「グランプリ」を決定し、また入賞した12本の学生映画を、U-NEXTやDOKUSO映画館での全国配信もされます。

細田守監督、瀬々敬久監督など豪華な審査員で選ぶ今年のグランプリ。どの作品が選ばれるのか、お楽しみに!

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