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Entry 2022/09/23
Update

【ネタバレ】秘密の森の、その向こう|結末あらすじと感想評価。思い出のマーニーやジブリアニメを敬愛するセリーヌ・シアマ監督の思いとは⁈

  • Writer :
  • からさわゆみこ

女系3世代で繋がる母娘孫の絆を神話的で、リリカルに描いた少女の物語

今回ご紹介する映画『秘密の森の、その向こう』は、 第72回カンヌ国際映画祭にて脚本賞とクィア・パルム賞を受賞した『燃ゆる女の肖像』(2020)のセリーヌ・シアマが監督及び脚本を手がけた作品です。

見どころはネリーとマリオンを演じた、映画初出演のジョセフィーヌ&ガブリエル・サンス姉妹の演技とは違う、子供ならではの自然な反応と直観力が際立っているところです。

8歳の少女ネリーは大好きな祖母を亡くし両親と共に、祖母が住んでいた森の中の家を片付けるため訪れます。

しかし、この家で子供の頃を過ごした母は、残されていた物を目にするたび、亡くなった母のこと、自分の記憶にいたたまれない気持ちになり、ネリーに黙って家を出て行ってしまいます。

片づけをするため父は残り、ネリーはその間森を散策します。すると母と同じ名前、自分と同い年の少女と出会い、ひょんなことから少女の家に行くと、そこは“おばあちゃんの家”でした……。

映画『秘密の森の、その向こう』の作品情報

(C)2021 Lilies Films / France 3 Cinema

【公開】
2022年(フランス映画)

【原題】
Petite maman

【監督・脚本】
セリーヌ・シアマ

【キャスト】
ジョセフィーヌ・サンス、ガブリエル・サンス、ニナ・ミュリス、マルゴ・アバスカル、ステファン・バルペンヌ

【作品概要】
映画『秘密の森の、その向こう』は、娘・母・祖母の3世代をつなぐ喪失と癒しの物語です。

映画初出演となるジョセフィーヌ&ガブリエル・サンス姉妹が、ネルーとマリオンを演じ、ネリーの母役に『女の一生』(2017)のニナ・ミュリス、ネリーの祖母役に『サガン 悲しみよこんにちは』(2003)のマルゴ・アバスカルが演じます。

本作は2021年の第71回ベルリン国際映画祭にて、コンペティション部門に正式出品されました。

映画『秘密の森の、その向こう』のあらすじとネタバレ

(C)2021 Lilies Films / France 3 Cinema

老女の病室でクロスワードを解いて遊ぶ少女は、解き終わると「さよなら」と言って、部屋を出ていきます。

そして隣りの部屋の患者、その隣りの部屋の患者にも「さよなら」と言って、母が片づけをする部屋へ戻ります。

少女が部屋にあった杖を手にすると、母親にもらっていいか聞きます。母は「いいわよ」と答えると病室の窓から見える、広い芝生の庭をながめ深い喪失感を感じています。

父親は病室にあったものを車に載せ、母を慰めるように抱きしめました。少女は母の運転する車で病院を後にします。

夜半、家族は祖母が暮らしていた家に到着しました。玄関を入ってすぐにリビングで、ソファには白いシーツがかけられています。

少女は薄暗い家の中をライトで照らしながら、廊下を進み幼い頃に母が使っていた部屋へ行き、部屋の中を照らしていると、呆然とながめる母の顔に灯りがあたりました。

翌朝、少女は母に小屋はどこにあるのか尋ねます。母は森の中だと答え、少女は見たいと言いますが、片づけがあると言葉を濁します。

父がなんのことかと聞くと、母は子供の頃に作った小屋のことだと答えます。少女は小屋は4本の木が四角に植わっている場所と教えます。

食器棚を父が動かすと昔の壁紙が出てきて、「マリオン、覚えてるかい?」と聞きます。マリオンは「えぇ」と寂しそうに答えるだけです。

少女はシリアルを少しだけ食べ、身支度をすると外へ散策にでかけました。森の中へ小屋を捜しに行く途中、ドングリを拾って切り株の穴に投げたり、ドングリの殻で指笛を鳴らします。

夜、マリオンは子供の頃に読んだ絵本やノートを懐かしく見ています。少女も母が幼かった頃の字や絵を見て、字の間違いをみつけたり、絵が上手と言ったりします。

マリオンはそんな子供の頃の思い出を家に持って帰るのは、気が滅入ると言いました。少女は寝かしつける母に「この家が嫌い?」と聞きます。

マリオンはこの部屋は好きだけど夜は嫌いだと言い、灯りを消し暗闇に目が慣れてくると、壁の右端に“黒豹”が現れると言います。でも、少女には見えません。

深夜、水を飲みにキッチンへ行くと、リビングのソファで母が寝ていました。母は娘を隣に寝かせると、少女は“私も悲しい”とつぶやきます。

母が理由を尋ねると、“さよなら”が言えなかったからと答えます。母はいつも言っていたと慰めますが、最後に言えなかったこと、その日が最後だと思わなかったと後悔を口にしました。

母はそれはおばあちゃんにも誰にもわからないことと言い、「どんなふうに言いたかった?」と娘に聞くと“さよなら”と言います。母は娘を抱きしめ母も“さよなら”と言います。

翌朝、少女が目覚めるとソファに母はおらず、少女は朝食を出してくれた父に、「ママは悲しいの」と言うと、父は母が家を出ていったことを告げます。

以下、『秘密の森の、その向こう』のネタバレ・結末の記載がございます。『秘密の森の、その向こう』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。

(C)2021 Lilies Films / France 3 Cinema

父が廊下の戸棚の中を片づけてほしいと頼むと、少女は廊下の隠し扉を開けます。中の棚には母が子供の頃に使っていたものなどがありました。

少女は父のところに行き、木の箱のようなものを差し出し、それが何なのか聞くと、蓋を開け“パルトボール”だと教えました。

細い紐の付いたゴムボールを木のラケットで打って遊ぶ、一人用のおもちゃでした。少女はそれで庭先で遊び、強く打ち返したボールは紐を切って、森の中に飛んでいきました。

少女がボールを探しに森の中に入っていくと、自分と年格好の似た少女が倒木を運んでいます。その様子を眺めていると、それに気づいた少女が手を振りながら「手伝って」と叫びます。

近くに来ると少女は自分とよく似ていて、倒木の運び先に来ると4本の木の間に、何本もの枝を組み合わせ、小屋のようなものを作っていました。

遠くで雷鳴が轟きます。小屋を作っていた少女に名前を尋ねると、母の名と同じ“マリオン”と答え、激しい雨が降ってくると、ついてきてと走って行きました。

マリオンが案内したのは彼女の家ですが、少女にも見覚えのある家です。中に入ってみるとますます見覚えがありました。

廊下に隠し戸棚、青いタイルの洗面所……。マリオンが濡れた上着を掛けてくれたり、タオルを出してくれました。

そして、キッチンに行くとその壁は、おばあちゃんちで見た、食器棚の後ろの壁紙と同じです。マリオンはホットココアを作って、少女に名前を聞きます。

少女はネリーと答えると、マリオンは「どこのうちの子?」と聞きます。ネリーは“おばあちゃんち”と言い、亡くなった祖母の家を片づけに来たと教えます。

マリオンは自分の祖母も亡くなり、名前は“ネリー”だと教えると、マリオンは「トイレは廊下の突き当り?」と聞き、向かいます。

ネリーはトイレに入ったふりをして、手前の部屋に入って母の部屋だと確認し、向かいの部屋のドアを開けてみると、ベッドに横たわる女性を見ました。

驚いたネリーは家で心配しているかもと、マリオンの家を出ていきました。元来た道を走り森を抜け、“おばあちゃんち”に戻ったネリーは父親を呼びます。

キッチンにいた父にネリーは「いないと思った」と言い、小屋のあった場所が母のいう通りだったと教え、手術の前に作った小屋の話だと言いますが、父は覚えていません。

ネリーはマリオンの家で見た、女性の部屋をのぞきますが、そこには祖母の介護用ベッドしかありません。ネリーはそのベッドで寝てしまい、朝を迎えました。

ネリーは本を括るための麻紐を持って、小屋のあった場所に向かいます。ネリーはマリオンを手伝って小屋を作りました。

しばらくするとマリオンは「もう帰らないと」と言い、ネリーに遊びに来ないかと誘いました。ネリーはマリオンの家でボードゲームをします。

そこにマリオンの母が杖をついてきました。マリオンの母は「外に出ていたの?」と聞きます。マリオンは気をつけてたと言いますが、「お医者様に叱られる」と言われます。

マリオンは1時間後に医者に行く予定でした。そして、手術するのだとネリーに教えます。ネリーは“知ってる”という口調で「そっか」と答えました。

今のうちに手術しておかないと、母のように杖を使うようになると話しました。ネリーは手術はいつなのか聞くと、マリオンは3日後だといいます。

(C)2021 Lilies Films / France 3 Cinema

“おばあちゃんち”に戻ったネリーは、父が夕飯を出しても上の空でした。そして、友だちができたと話し、“招待されたら”泊りに行っていいか聞きます。

次の日、ネリーは紅葉した木の枝をたくさん抱え、小屋へ向かいそれを枝のすき間に挿して飾ります。

ネリーはマリオンの家に行くと、2人でサスペンス物のシナリオを共作し、2人で配役を決め演劇ごっこをはじめます。

警部役をするネリーはネクタイを結ぼうとしますが、やり方がわからずマリオンの母のところに行くと、彼女はクロスワードを解いていました。

ネリーはマリオンの母にネクタイを結んでほしいと頼みます。母は優しくネリーにネクタイを結んであげると、ネリーはそのまま一緒に、クロスワードを解いて驚かせました。

マリオンの母はネリーに水の入ったコップを取ってほしいと頼み、久しぶりに懐かしい名前を呼んだと微笑みます。

演劇ゴッコが始まり、核心に迫るセリフでマリオンが「秘密とは隠すことでなく、言う相手がいないこと」というと、ネリーは「続けて」といいマリオンは上手だねとほめて笑います。

ネリーもマリオンを褒めると彼女は、女優になるのが夢だと教え、ネリーは“なれるよ”と励まします。

マリオンはネリーの家にも行きたいといいますが、ネリーは母親が出ていって雰囲気がよくないと断ります。マリオンは「絶対戻ってくる」と励まします。

ネリーが手術は恐いかと尋ねると、怖いと答えたマリオンに明日、小屋で待ち合わせしようと約束して帰ります。

翌日、ネリーが小屋に行くとマリオンが中で待っていました。紅葉の枝でデコレーションした小屋をマリオンは「想像以上だよ」と喜び、感謝しました。

ネリーはマリオンに「秘密がある」と切り出しました。“私たちに関係すること”だから信じてほしいと伝え、ネリーがマリオンの娘だと告げます。

マリオンは未来から来たのか聞くと、ネリーは「後ろの道から来た」と言います。マリオンはネリーに連れていってほしいと願います。

ネリーはマリオンを“おばあちゃんち”に連れていきます。すっかり片付いた家で、マリオンは何歳か聞きネリーは31歳だと教えます。

マリオンは自分が31歳の時に母が死ぬと知り、いつも「死ぬことばかり話していた」と言います。ネリーはいつも“もう会えないかも”と言ってたと教えます。

マリオンは母の杖をみつけます。ネリーはおばあちゃんの匂いがするといい、大好きだったと伝えました。

キッチンからネリーを呼ぶ父の声が聞こえます。片づけが早く終わったから、家に帰ろうといいますが、ネリーは明日の朝にしてほしいといいます。

父が「今日はママの誕生日だ」と話していると、マリオンが現れ今夜はうちでクレープを焼いたりして、泊ってほしいと招待します。

瓜二つの2人を見ながら困惑している父は「また今度ね」となだめますが、ネリーは「今度はないの」と父を説得し抱きつきました。

マリオンをみつめながら父が微笑むと、マリオンは「ありがとう」とつぶやき、ネリーはマリオンの家で、マリオンの母と一緒に9歳のバースデーを祝いました。

翌日、お昼には病院に出発するマリオンです。2人はそれまでの時間を湖の人工島まで、ゴムボートで冒険したりしてすごします。

マリオンは未来の自分がネリーの元に戻らないかもと言うと、ネリーは母が“ここにはいたくない”と、言っていたから少し怖いとこぼします。

マリオンはネリーのせいじゃなく、自分が悲しいのは自分のせいだと諭し、安心させようとします。

病院へ向かう時間になり、2人はしっかりと抱きしめ合い、ネリーはマリオンの母……祖母に“さよなら”と言って別れました。

ネリーがおばあちゃんちに戻ると、ガランとしたリビングの床に、母が座っていました。母はネリーに置いていったことを謝りますが、ネリーは“いい時間だった”と答えます。

母は「もう一度みたくなって」とつぶやき、なんだか変な感じというと、ネリーは共感し母の横顔を見ながら「マリオン」と呼びます。

ハッとしたマリオンにネリーが彼女に抱きつくと、マリオンは笑顔で「ネリー」と呼びながら抱きしめます。

映画『秘密の森の、その向こう』の感想と評価

(C)2021 Lilies Films / France 3 Cinema

日本のアニメから着想を得たシアマ監督

鑑賞後に感じたのは、スタジオジブリのアニメ『思い出のマーニー』です。孤児のアンナが“湿地屋敷”に住むマーニーと出会い、育ての母や生みの母、祖母と向き合う物語でした。

本作はネリーの祖母が亡くなり、その死に強い喪失感を抱く母の気持ち、ネリーが祖母に最後の別れを言えなかった後悔によって、時空を超えるという奇跡を与えた物語です。

“子が時空を超えて、若い頃の親と出会い、友情を育む”というのは、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』的な一面もありますが、本作は母を亡くし沈む母を理解しようとする娘と、癒しをくれた娘から強さを思い出す母の姿を描いた作品です。

これらのアイデアの一端は、日本のジブリアニメや細田守監督からの影響が強かったと、監督のシアマ監督はインタビューで話しています。

祖母・母・娘の3世代の絆という面と、“自分”というアイデンティティに向き合う主人公が、時空を越えてルーツと会うという点は、『思い出のマーニー』感があったように思います。

また、主人公がタイムリープして過去と未来を行き来するところは、細田守の『時をかける少女』(2006)、「母と子」の母子愛を描いたヒントは『おおかみこどもの雨と雪』(2012)にみえました。

本作でシアマ監督が作品を通し伝えたかったこととして、「多くの人が自分自身に置き換えて想像することができるし、親子の関係を見直すことにもなる」と語ります。

例え血の繋がりがあってもお互いの思いを理解できず、時にいがみあってしまうこともあります。それでも“自分自身に置き換える”だけで人は、他者にも優しくなれるという意味にも受け取れます。

二度と来ない「今度」のためにすること

手術を控えた子供の頃のマリオンは漠然と「死」への恐怖と向き合っていました。ネリーはマリオンと一緒にすごし「娘」であることを教えることで、生きる希望を与えます。

作中の演劇ごっこで子供を授かったシーンは、生きる糧が子供にあることを示しました。

また、母マリオンの9歳の誕生日を祝い、祖母に最後の「さよなら」を伝えることができたのは、ネリーにとって稀有なチャンスでした。

実際はこんな奇跡はありません。だからこそ、2度とこない「今度」に後悔しないよう、“瞬間”の大切さも伝えています

例えば、大切な人とケンカをして、口をききたくもない状況であっても、「おはよう」「いってきます」「いってらっしゃい」などの声掛けが大事だとわかるでしょう。

今という瞬間には“今度”はないのだと意識し、日々を大切にすることで、瞬間は永遠に繋がっていくことを教えてくれました。

ところでネリーはマリオンの娘としてタイムリープしますが、祖母の母、マリオンにとっての祖母「ネリー」が、タイムリープしたようにも見ることができ、永遠の母子愛を感じます。

まとめ

(C)2021 Lilies Films / France 3 Cinema

『秘密の森の、その向こう』は8歳のネリーがタイムリープし、8歳の母親と若き日の祖母と会います。祖母は死を意識しながら生き、自分と同じ宿命をもつ娘への不安を抱えていました。

そして、8歳のマリオンがそんな母との暮らしに気が滅入り、手術への不安を抱いて暮らしていたことを知ります。

想像力が豊かなマリオンは、精神的に“大人”にならざるをえず、恐怖と戦っていました。そんな時に未来から自分の娘が現れ、悲しく折れそうな心を持ち直します。

そして、現代に戻ってもネリーの存在に癒されるマリオン、母娘愛を超え芽生えた友情が、2人の絆を強くさせました。

本作は人とは昨日今日で形成されたものではなく、生きてきた過程(家庭)の中で築きあがったことがメインで、気持ちがすれ違ったとき、相手のルーツを知ることで理解に結びつくことを描いていました

ネリーが父親に昔の重要なできごとはないか聞きますが、父は具体的に話しません。父親と娘の関係にフィルターがかかる、大概の理由はここにあるのでしょう。

さて、子供の自然な反応が作品に落とし込まれているのは、映画『トム・ボーイ』(2011)にも見られましたが、本作が映画初出演のジョセフィーヌ&ガブリエル・サンス姉妹も、シアマ監督によって彼女達の魅力が最大限に発揮されていました。

シアマ監督はありのままの子供を表わすのに演技はいらず、子供達に概要だけ説明し、演技の注文はしないといいます。それが、シアマ監督が子供を描く時の特徴で、子供が主役の作品の魅力と言えます。

『秘密の森の、その向こう』は子役の自然さと、日本のアニメに影響をうけたシアマ監督が、「宮崎駿や細田守ならどう描くだろう?」という意識から生まれました。

日本人には既視感があり馴染み深い作品といえますが、悲しみの多い世の中にあって、癒しを与えてくれた映画です。




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