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Entry 2021/04/29
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細野辰興の連載小説 戯作評伝【スタニスラフスキー探偵団~日本俠客伝・外伝~】14

  • Writer :
  • 細野辰興

細野辰興の連載小説
戯作評伝【スタニスラフスキー探偵団~日本俠客伝・外伝~】(2021年4月下旬掲載)

【細野辰興の連載小説】『スタニスラフスキー探偵団~日本俠客伝・外伝~』の一覧はこちら

最終章『私が愛した中村錦之助』【其の壱】

京都に身を隠しておりました。

太秦の東映京都撮影所の寮の空き部屋に間借りしていたのです。

法律上は身を隠す必要はないのでしょうが、私の美意識のなせる業です。
5年ぶりの京撮は益々、寂しくなっており、時代劇はおろか任俠映画や実録ヤクザ映画、どころかテレビ時代劇の撮影さえも殆どなく、見る影もありませんでした。当たり前ですが。
そうです。60年ほど前、『日本俠客伝』が撮影されたのもこの東映京都撮影所なのです。

御免なさい。嘘を吐きました。
近くまでは行ったのですが、京撮の現在の姿を見るのが怖くて中には入れませんでした。東映寮もずっと昔に駐車場に姿を変えている筈です。ですからイメージだけで語っていました。

借金取りが怖かったのではありません。禁治産者に成ったのですからローンも組めずカードも作れませんが、代わりに借金や負債を支払う義務もないのです。第一、私が御迷惑をおかけした方々が京撮に来ている心配もありませんし。

30余年前に初めて東映京都撮影所に来た時のあの感激を、活況を呈しながらも伝統の重みを感じたあの遺伝子が震える様な感動を、この夢の場所で半年近く働くことが出来ると云うあの二十歳のトキメキを、30余年後の自分が感じることが出来なくなっていたらどうしよう、と怖れ慄き入ることが出来なかったのです。

嗚呼、このステージに中村錦之助主演の『宮本武蔵』のセットが建てられていたのだッ。此処を遠山の金さんの衣裳を着た片岡千恵蔵や旗本退屈男の「額の三日月傷」を付けた市川右太衛門たちが歩いていたのだッ。着流しの衣装を着た健さんがここで焚火に当たりながら出番を待っていたのだッ。
東映時代劇で少年期を過ごし、任俠映画、ヤクザ映画で青春時代を過ごした細野監督たちには及ばずながら後追いの東映ファンの私にとっても感無量な半年間だったのです。
東映京都撮影所が、東京からフリーのスタッフを呼んでオールロケーション撮影に挑んだ刑事映画の製作進行としての夢の様な半年間でした。

それより10年ほど前には中村錦之助改め萬屋錦之介主演の、大作時代劇としては12年ぶりの『柳生一族の陰謀』(東映`78・1月公開 監督・深作欣二 脚本・野上龍雄/松田寛夫/深作欣二)が製作され大ヒットし、錦之助が夢見た時代劇復興の兆しが見えかかったのですが長くは続かず、高倉健も『冬の華』(東映`78・6月公開 監督・降旗康男 脚本・倉本聰)で久しぶりの任俠映画に主演しヒットを飛ばしたのですが、こちらもヤクザ映画復興とまでは行かず長い低迷期に入っていた「そんな頃」の東映京都撮影所でした。

 新コロナ禍の京都では宅配便の仕事をしながら『戯作評伝【スタニスラフスキー探偵団~日本俠客伝・外伝~】』を貪る様に読んでいました。

悪戯さんと鬼迫哲監督には何と感謝の言葉を述べて良いのか分かりません。特に悪戯さんには予定を遥かに越えて一年間に亘り「語り手」を務めて頂いたことになり、足を向けて寝たことはありません。

折角ですので、感謝の意を込めて少し感想を述べることにしましょう。

作・演出の細野監督とは学生時代からの盟友である悪戯さんの遠慮、忖度のない筆致は鋭く、節々で感心させられたものです。特に、初世・中村錦之助の劇中の役名を播磨屋錦之助とした理由を細野監督の生来の「気の弱さ」からだとした視点は新鮮でした。

「播磨屋」と云う屋号の解説に加え、『笛吹童子』出演までの錦之助の足跡の紹介もまた見事でした。

この『戯作評伝』の作者である細野辰興監督が、映画『21世紀のオッサンたち』のスポンサーに逃げられ、擦り合わせが出来なくなった時は本当にお気の毒でした。よくぞ投げ出さないで下さったと感謝しております。

と言いながら、しかし、【第三章「東映京都撮影所長の陰謀」第一節「幻の企画『七人の武蔵』を巡って」番外篇】は、蛇足感が強すぎたのではないでしょうか。
詰まらなかった訳ではありませんが、否、寧ろ、面白かったので尚更、何故、今、ここで、『日本俠客伝』には直接関係のない片岡千恵蔵と美空ひばりの『江戸っ子判官とふり袖小僧』の贋作リメイクの紹介が必要だったのかと思ってしまったのです。
勿論、学生時代から「虚実皮膜」を志していたと云う細野監督のオリジンも判り、評伝としての役割をこなしているのではありますが。

否、全ては「語り手」を放りだし、行方知らずになった私、高井明が悪いのです、分かっております、ハイ。

でも、あの「番外篇」さえなかったら私もその次の回で復帰していたと思うのです。『七人の武蔵』の独創的なプロットの解説とその件(くだり)の紹介は千載一遇、復帰するには相応しい手土産でしたので。それなのに悪戯さんときたら・・・。
済んだ話はしたくはないのですが。もしかしたら、あれも晴美さんの入れ知恵だったのかも知れませんね。
あ、などと言ったら、また嫌われるのでしょうか。

嗚呼、感謝の意を込めての感想の積りが、違う方向に向かってしまっています。儘よ、乗り掛かった船です。「ケセラセラ」と行きますか。

前後しますが、【第二章「播磨屋錦之助とは誰なのか?」第三節「蓋河プロデューサーのミッション」】も、折角「カツライス」を扱っておきながら中村錦之助と市川雷蔵、中村錦之助と勝新太郎のライバル性の解説が足らず、もう少し言及して欲しかったと言わざるを得ません。

何故、中村錦之助がそれまでの大衆娯楽映画路線から距離を置き、芸術志向映画に傾いて行ったのか。その理由の一つには、錦之助の成功を見て映画界に入って来た雷蔵と勝新との或る意味での「逆転劇」が起こったと考えられるからです。

折角、劇中で錦之助、雷蔵、勝新のライバル関係を描いていることにしたのですから、現代の若者にも解かるように引用、解説する姿勢を見せるのが戯作評伝の役割ではないのでしょうか。
兎に角、梨園の御曹司である初世・中村錦之助の成功なくして市川雷蔵、勝新太郎の映画界入りは無かったと言っても良いのです。判り易く言えば、錦之助の背中を見て雷蔵、勝新の二人は映画界を歩き出したのです。

処が、先ず市川雷蔵が時代劇ではなく現代劇にも進出し、評価され始めます。昭和33年に公開された三島由紀夫の『金閣寺』を原作とした市川崑監督の野心作『炎上』(大映`58・8月公開 脚色・和田夏十/長谷部慶次 共演・仲代達矢)です。吃音の主人公・溝口吾市を好演した市川雷蔵は、キネマ旬報やブルーリボンで主演男優賞を受賞し、一躍、脚光を浴びたのです。
昭和33年の時点では既に名実ともに日本映画界のトップスターだった初世・中村錦之助は、何故か、これらの賞とは縁がありませんでしたので、雷蔵の躍進に挑発されたことは間違いありません。

この辺りから、内田吐夢、伊藤大輔、田坂具隆、今井正と云う戦前からの巨匠たちとタッグを組み、芸術志向映画、詰まり「賞の取れる確率の高い作品」の企画が多くなって行った訳です。
『浪花の恋の物語』(東映`59・9月公開 原作・近松門左衛門 監督・内田吐夢 脚色・成沢昌成 共演・有馬稲子)、『反逆児』、『ちいさこべ』などです。

続いて勝新太郎がデビューから7年目にして遅咲きの花を満開にさせて行きます。『不知火検校』(大映`60・9月公開 原作・宇野信夫 監督・森一生 脚色・犬塚稔)、『悪名』(大映`61・9月公開 原作・今東光 監督・田中徳三 脚色・依田義賢 共演・田宮二郎)、『座頭市物語』(大映`62・4月公開 原作・子母澤寛 監督・三隅研次 脚色・犬塚稔)、『兵隊やくざ』(大映`65・3月公開 原作・有馬頼義 監督・増村保造 脚色・菊島隆三 共演・田村高広)と立て続けにヒットを飛ばし、頭二つリードされていた市川雷蔵に並ぶどころか追い抜いてしまったのです。
更には昭和38年度キネマ旬報ベストテンで主演男優賞を獲得します。しかも、雷蔵の『炎上』の様な芸術志向の作品ではなく、『座頭市シリーズ』と『悪名シリーズ』と云う大衆娯楽映画での活躍による快挙だったのです。

この時点でも未だ、何故かこれらの賞と縁がなかった錦之助の胸中が察しられます。

蛇足ですが、『貌斬りKAOKIRI~戯曲【スタニスラフスキー探偵団】より』のモチーフである長谷川一夫もこの昭和38年度に55歳で映画界を引退しています。

錦之助は、『宮本武蔵/一乗寺の決斗』、『武士道残酷物語』、『鮫』、『仇討ち』、そして『冷飯とおさんとちゃん』(東映`65・4月公開 原作・山本周五郎 監督・田坂具隆 脚色・鈴木尚之)と云う名作や問題作へと向かっていく時期です。

しかし、何故か、それらの作品でも悲願は達成されなかったのです。

それが、『日本俠客伝』の主演を受けなかったことと無縁とは思えません。


(C)1964 東映

この錦之助の不運は、戦後間もない頃に『羅生門』(大映`50・8月公開 原作・芥川龍之介 監督・黒澤明 脚色・黒澤明/橋本忍 主演・三船敏郎/京マチ子/森雅之/志村喬)、『雨月物語』(大映`53・3月公開 原作・上田秋成 監督・溝口健二 脚色・川口松太郎/依田義賢 主演・京マチ子/森雅之)、『地獄門』(大映`53・10月公開 原作・菊池寛 監督/脚色・衣笠貞之介 主演・長谷川一夫/京マチ子)など海外映画祭のグランプリ作品を輩出した映画評論家好みの大映と、『笛吹童子』、『里見八犬伝』(東映`54・5月公開 原作・滝沢馬琴 監督・河野寿一 脚色・村松道平 主演・中村錦之助)、『紅孔雀』(東映`55・1月公開 原作・北村寿夫 監督・萩原遼 脚色・小川正 主演・中村錦之助)などの所謂「お子ちゃま映画」で礎を築いた東映と云う製作会社への映画ジャーナリストたちの差別、偏見も影響していたのでしょう。
しかも初世・中村錦之助は、それら「お子ちゃま映画」の主演でスターになった俳優だった訳ですから。

そこの処を、悪戯さん一流の遠慮の無い筆致で解説して欲しかった訳です。

 語りだしたら、もうどうにも止まらなくなって来ました。

同じ【第二章第三節「蓋河プロデューサーのミッション」】の終わり間近に提唱した蓋河プロデューサーと風間監督の劇中台詞を引用しての「語り」も不味かったと思います。

〇 喫茶店・会議室

   (途中省略)

蓋河「じゃあ、本質を突くわよ。『貌斬り』は当た
 らなかったけど、面白かった。傑作だったッ。そ
 れは何故か解る? 綾部君」
綾部「勿論、風間監督の脚本力と演出力!」
蓋河「矢張り当分、監督昇進は無理な様ね。イ
 イッ、それは、剃刀で顔を斬ると云う歴史的なア
 クションがあったからよ。そのアクションに色々
 と作劇的にサスペンスや情念を乗せることが出来
 たから面白かったのよ」
綾部/円山「なんと!?」
蓋河「『日本俠客伝・外伝』に『貌斬り』の顔を斬
 る様な歴史的なアクションがあるの? 演者の、
 役の想いを乗せることが出来るアクションがある
 の? ないじゃない! 役の、演者の情念をアク
 ションで表現出来ないじゃないッ。駄目よ。こん
 な企画、絶対に当たりません。否、面白く成りま
 せん!」
風間「(拍手して)良い話だった。作・演出の私、
 風間重兵衛としては作家冥利に尽きる想いです。
 有難う。しかし、しかし甘いッ。所詮はプロデュ
 ーサーの浅知恵と云うもの。何故ならば、映画監
 督は作品的勝算なくして企画は立てないものなの
 ですッ」

   (途中省略)

南千草演じる蓋河プロデューサーにこの台詞を言わせているのだから細野には勿論、企画段階からアクション性で見せる困難さは解かっていたことだろう。

その上で細野が、この題材に挑んだ勝算がどの様なものだったかは、『スタニスラフスキー探偵団~日本俠客伝・外伝~』を観劇した方にはお解かり頂けると思う。観劇なさってない方は、これからの『戯作評伝』の展開を楽しみに待って頂きたい。

少なくとも、劇中、風間重兵衛も言っている様に、映画監督は作品的勝算なくして企画は立てない、と云う言葉の醍醐味は味わって頂ける筈だ。

 何故、悪戯さんが引用したこの部分の「語り」が不味かったと私が言っているのか。「前語り」で2年半前に私が語ったことを思い出して貰えれば、お判り頂けるかも知れません。

 「細部に宿る神に従い、「評伝」を装ったこの小説『戯作評伝【スタニスラフスキー探偵団~日本俠客伝・外伝~】』でもゴジラやガメラ程ではないが「大きな嘘」を吐くことにする。しかも二つも。
 一つは、『スタニスラフスキー探偵団~日本俠客伝・外伝~』が現実には上演されてもいない「架空の舞台」であり、にも拘らず評伝して行くと云うこと。
 2010年9月、現在は休館中の「アイピット目白」で初演(主演・大塚祐也、嶋田菜美/浦井なお)。2015年1月には高円寺の「明石スタジオ」で『~RETURNS』を付けて再演(主演・草野康太、山田キヌヲ)され、「メタ・フィルムの傑作」と第41回湯布院映画祭を皮切りに絶賛されて来た細野辰興監督作品『貌斬りKAOKIRI~戯曲【スタニスラフスキー探偵団】より』(配給マコトヤ`16・12月公開 脚本/監督・細野辰興 主演・草野康太 山田キヌヲ/木下ほうか)では劇中舞台にもなった『スタニスラフスキー探偵団』(原作/演出・細野辰興 戯曲・細野辰興/中井邦彦)。
 そう、その続篇となる『スタニスラフスキー探偵団~日本俠客伝・外伝~』は、現時点では未だこの小説の中にしか存在しない「架空の舞台」なのだ。」

 未だ自己破産するとは思ってもいなかった当時の私の居丈高な筆致には恥じ入るばかりなのですが、確認しておいて頂きたいのは、
私が、「現時点では未だこの小説の中にしか存在しない『架空の舞台』」と宣言していることなのだ。

・・・いけない。亦、文章が以前の様に居丈高になりつつある。せめてこの章だけは「です。ます。調」で行きたいのに。

つまり、この「前語り」の時点では、『スタニスラフスキー探偵団~日本俠客伝・外伝~』と云う舞台は世の中に存在していないと云うことが、実際に存在していたどうかは別にして、読み手との約束事になっていたのです。
この約束事が、どう云う効果を齎して来たか。或いは混沌を招いて来たか。

私は更に「前語り」ではこうも語っているのです。

 「となれば、架空の舞台『スタニスラフスキー探偵団~日本俠客伝・外伝~』を作・演出したと設定される小説の主人公「細野監督」とは如何なる存在になってしまうのだろうか。亦、架空の舞台『スタニスラフスキー探偵団~日本俠客伝・外伝~』を評伝して行く「語り手」である私は、始めから「信頼できない語り手」と云うことになってしまうのではないだろうか。とは云え、「信頼できる語り手」になりたいと思ったこともないのだが。」

 以上のことをどこまで踏まえ、或いは解釈して悪戯さんは、前出の部分を引用し語ろうとしたのか。
狙いはなんなのか。作者である細野辰興監督、或いは『スタニスラフスキー探偵団~日本俠客伝・外伝~』の作/演出である細野監督への挑発に見せかけていると云うことなのか。

それとも単に約束事を逆手にとって更に「虚飾皮膜の世界」に踏み込もうとしたのか。

・・・否、分かっております。全ては「語り手」を放りだし、行方知らずになった私、高井明が悪いのです、ハイ。

【この章】続く

【細野辰興の連載小説】『スタニスラフスキー探偵団~日本俠客伝・外伝~』の一覧はこちら

*この小説に登場する個人名、作品名、企業名などは実在のものとは一切関係がありません。作家による創作物の表現の一つであり、フィクションの読み物としてご留意いただきお楽しみください。

細野辰興プロフィール


(C)Cinemarche

細野辰興(ほそのたつおき)映画監督

神奈川県出身。今村プロダクション映像企画、ディレクターズ・カンパニーで助監督として、今村昌平、長谷川和彦、相米慎二、根岸吉太郎の4監督に師事。

1991年『激走 トラッカー伝説』で監督デビューの後、1996年に伝説的傑作『シャブ極道』を発表。キネマ旬報ベストテン等各種ベストテンと主演・役所広司の主演男優賞各賞独占と、センセーションを巻き起こしました。

2006年に行なわれた日本映画監督協会創立70周年記念式典において『シャブ極道』は大島渚監督『愛のコリーダ』、鈴木清順監督『殺しの烙印』、若松孝二監督『天使の恍惚』と共に「映画史に名を残す問題作」として特別上映されました。

その後も『竜二 Forever』『燃ゆるとき』等、骨太な作品をコンスタントに発表。 2012年『私の叔父さん』(連城三紀彦原作)では『竜二 Forever』の高橋克典を再び主演に迎え、純愛映画として高い評価を得ます。

2016年には初めての監督&プロデュースで『貌斬り KAOKIRI~戯曲【スタニスラフスキー探偵団】より』。舞台と映画を融合させる多重構造に挑んだ野心作として話題を呼びました。



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