Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

アクション映画

Entry 2019/01/31
Update

映画『ザ・ファブル』キャストの砂川役は向井理。演技力とプロフィール紹介

  • Writer :
  • 谷川裕美子

南勝久による大人気マンガ『ザ・ファブル』を岡田准一主演で実写化した映画が、2019年6月21日に公開されます。

原作は2017年度講談社漫画賞一般部門受賞作。凄腕の伝説的殺し屋が、ボスの指令で「誰も殺さず普通に暮らす」ことに悪戦苦闘する様をコミカルに描いたアクション・エンターテイメント作品です。

監督を務めるのは、数々の広告祭で受賞歴を持ちCM界の巨匠と呼ばれ、『めんたいぴりり』監督として知られる江口カン

脚本は『20世紀少年』『GANTZ』などヒット作を手掛けた渡辺雄介が担当しています。

主人公ファブルを演じる岡田准一はじめ、木村文乃、佐藤浩市、柳楽優弥、山本美月、向井理、福士蒼汰、佐藤二朗など豪華俳優が共演。

この記事では、砂川役を演じる向井理について詳しくお伝えしていきます。

映画『ザ・ファブル』の作品情報


(C)2019「ザ・ファブル」製作委員会

【公開】
2019年(日本映画)

【原作】
南勝久『ザ・ファブル』(講談社)

【監督】
江口カン

【キャスト】
岡田准一、木村文乃、佐藤浩市、柳楽優弥、山本美月、向井理、福士蒼汰、佐藤二朗、安田顕

【作品概要】

ボスの命令で休業することとなった伝説的な殺し屋・ファブル。「普通」の生活に悪戦苦闘する彼の姿がコメディタッチで描かれます。本格的アクション・エンターテイメント作品です。

岡田准一、木村文乃、佐藤浩市、柳楽優弥、山本美月、向井理、福士蒼汰、佐藤二朗、安田顕など実力派の豪華俳優陣が集結。

『めんたいぴりり』で知られるCM界の巨匠・江口カン監督と、『20世紀少年』『GANTZ』などヒット作を連発する脚本家・渡辺雄介がタッグを組んでいます。

映画『ザ・ファブル』のあらすじ

「どんな相手も6秒以内に殺す」ことで知られる謎の殺し屋・ファブル。

「ファブル」とは「寓話」という意味。裏社会では誰もが恐れる伝説的存在です。

しかし、仕事をし過ぎていた彼に、育ての親であるボスはある指令を与えます。

「一年間、一般人として普通に暮らせ。休業中に誰かを殺したら、俺がお前を殺す」

ファブルは佐藤アキラという偽名を使い、兄妹という設定を与えられた相棒・ヨウコと大阪で暮らし始めます。

生まれて初めて一般人としての生活をするようになったファブルは、生活に溶け込むためにインコを飼ったり、バイトをしたりして毎日悪戦苦闘。

徐々に「普通」の生活を満喫し始めるファブルでしたが、彼の命を狙う裏社会の組織や、彼に助けを求める者たちが次々に現れて、事態は思わぬ方向へ発進し…。

映画『ザ・ファブル』砂川役は向井理(むかいおさむ)

参考映像:映画『RANMARU 神の舌を持つ男』(2016)

映画『ザ・ファブル』で砂川役を演じる向井理(むかいおさむ)は1982年2月7日生まれの36歳。横浜市出身の俳優です。ホリエージェンシー所属。

妻は女優の国仲涼子。

バーテンダーとして取材を受けた写真が雑誌『Tokyo graffiti」でイケメンランキング4位となり、それを見た現事務所のマネージャーにスカウトされて芸能界入り。人見知りを直すために芸能界入りを決めたそうです。

2006年「ミニッツメイド」CMで芸能界デビューします。

2009年『傍聴マニア09~裁判長!ここは懲役4年でどうすか』でドラマ初主演。

2010年NHK朝ドラ『ゲゲゲの女房』で、ヒロインの夫役を演じて大ブレイク。一気に人気に火がつきました。

同作で2010年に第66回ザテレビジョンドラマアカデミー賞助演男優賞を受賞。

2011年にはNHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』で主人公の夫役で時代劇デビュー。

2011年映画『BECK』『ハナミズキ』で第32回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。

そのほか映画『小野寺の弟・小野寺の姉』『S-最後の警官-奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』『RANMARU 神の舌を持つ男』、ドラマ『サマーレスキュー~天空の診療所~』『S-最後の警官-』『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』など、数多くの作品に出演しています。

趣味はサッカー、お酒、料理、ボルダリング。

サッカー歴は12年以上で、地元横浜のチーム横浜F・マリノスの大ファン。スタジアムでボールボーイのアルバイト経験もあるそうです。

アルバイトで務めたバーテンダーとしての腕も高く、500を超えるレパートリーを持ちます。バーテンダーとして取材を受けたことがきっかけで芸能界入りしました。

『世界ウルルン滞在記』でカンボジアを訪問して以来、「第2の故郷」と公言。2011年には「日本・カンボジア親善大使」となっています。

映画『ザ・ファブル』砂川はどんな役?

向井理演じる砂川は、主人公ファブルの後ろ盾となっていく暴力団・真黒組の稼ぎ頭。

真黒組の若頭・海老原と対立する存在でもあります。

向井理の演技力の評価は

182㎝の長身に端麗なマスク、甘い声が魅力的な俳優・向井理。

雑誌に写真が掲載されたことをきっかけにスカウトされて芸能界入りしましたが、それまでにもたくさんスカウト経験があり断ってきたそうです。

当初から輝くオーラがあったことの表れと言えます。

同作で2010年に第66回ザテレビジョンドラマアカデミー賞助演男優賞を受賞。

2011年映画『BECK』『ハナミズキ』では第32回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞しました。

演技力については賛否両論あるようですが、常に話題作に出演し、不動の人気を誇っています。

当初は爽やかイケメンを演じることが多かったのですが、最近ではドラマ『きみが心に棲みついた』『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』など、嫌われ役・憎まれ役を演じることが増えました。

腹黒いヒール役も演じられるようになったということは、役者として一皮むけた証とも言えます。

今後も様々な新境地を開いていく可能性を感じさせる俳優・向井理。今後の活躍が期待されています。

向井理の公式SNSの紹介

残念ながら向井理の公式SNSはみつけられませんでした。

まとめ

本格的アクションを交えてのコメディ大作映画として大きな注目を集める『ザ・ファブル』。

キャストには、岡田准一はじめ、木村文乃、佐藤浩市、柳楽優弥、山本美月、向井理、福士蒼汰、佐藤二朗といった実力派が勢ぞろいしています。

監督を務めたCM界の巨匠・江口カン自身が「こんな映画が撮りたかった!!」と語る、笑えてカッコいいエンターテイメント作品となっています。

暴力団組員の砂川を演じるのは、近年ヒール役を演じて話題となっている向井理。今回のコメディ作品でどんな表情を見せるのか、大きな期待が寄せられています!

一大エンターテイメント作品、アクション・コメディ『ザ・ファブル』は2019年6月21日より全国ロードショーです。

関連記事

アクション映画

【ネタバレ】パイレーツ・オブ・カリビアン1呪われた海賊たち|あらすじ感想結末と評価解説。ジョニー・デップ代表作は“海賊映画とジャック・スパロウ”を世界に知らしめた海洋アクション!

大人気映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ第1作目! ゴア・ヴァービンスキーが監督を務めた、2003年製作のアメリカのアクションアドベンチャー映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊た …

アクション映画

映画『孤狼の血 LEVEL2』あらすじ感想と評価解説。キャストの松坂桃李と鈴木亮平が繰り広げる圧巻の死闘!

映画『孤狼の血 LEVEL2』は2021年8月20日(金)ロードショー。 役所広司主演の前作『孤狼の血』は第42回日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞と最優秀助演男優賞を含む4部門を受賞するほど注目を集 …

アクション映画

『一文字拳 序章』あらすじネタバレと感想。最強カンフー少年対地獄の殺人空手使いで見せた体当りのカンフーアクション

『一文字拳 序章 最強カンフー少年対地獄の殺人空手使い』は2019年6月22日に7月5日かけて、池袋シネマ・ロサでレイトショー公開! 海外の武者修行から帰って来た少年が、謎の殺人空手使いと激突する本格 …

アクション映画

映画『アンノウン・ソルジャー』あらすじネタバレと感想。原作ヴァイノ・リンナの「無名戦士」を新たに描くフィンランド作品

第2次大戦下、フィンランドとソ連が激戦を繰り広げた“継続戦争”。 それを描いた古典的作品として、フィンランドで最も知られているヴァイノ・リンナの小説「無名戦士」が映画化されました。 フィンランド映画史 …

アクション映画

スパイダーマン ファーフロムホーム|ネタバレ考察と結末あらすじの感想解説。ラストでのアイアンマンの意志を継ぐ若きヒーローの成長とは

映画『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』は2019年6月21日より全国ロードショー公開 『アベンジャー/エンドゲーム』後の世界にして、アイアンマン=トニー・スターク亡き後の世界。 “親愛なる隣人 …

【坂井真紀インタビュー】ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』女優という役の“描かれない部分”を想像し“元気”を届ける仕事
【川添野愛インタビュー】映画『忌怪島/きかいじま』
【光石研インタビュー】映画『逃げきれた夢』
映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』伊澤彩織インタビュー
映画『Sin Clock』窪塚洋介×牧賢治監督インタビュー
映画『レッドシューズ』朝比奈彩インタビュー
映画『あつい胸さわぎ』吉田美月喜インタビュー
映画『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督インタビュー
『シン・仮面ライダー』コラム / 仮面の男の名はシン
【連載コラム】光の国からシンは来る?
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
日本映画大学