連載コラム「未体験ゾーンの映画たち2022見破録」第14回
映画ファン待望の毎年恒例の祭典、今回で11回目となる「未体験ゾーンの映画たち2022」が今年も開催されました。
傑作・珍作に怪作、野心的な表現で描かれた作品など、さまざまな映画を上映する「未体験ゾーンの映画たち2022」、今年も全27作品を見破して紹介、古今東西から集結した映画を応援させていただきます。
第14回で紹介するのは、謎多き少女の旅路を独創的な映像とストーリーで描いたSFスリラー『スターフィッシュ』。
ある日突然人々が姿を消し、街には謎の怪物が現れる。絶望的な世界を救うヒントは、親友の残したミックステープにありました…。
奇想天外な設定の物語は、透明感あふれる映像で展開されます。謎を秘めた物語が注目を集める、新感覚ファンタジー映画を紹介します。
【連載コラム】『未体験ゾーンの映画たち2022見破録』記事一覧はこちら
CONTENTS
映画『スターフィッシュ』の作品情報
【日本公開】
2022年(イギリス・アメリカ合作映画)
【原題】
Starfish
【監督・脚本・音楽・製作総指揮】
A・T・ホワイト
【キャスト】
ヴァージニア・ガードナー、クリスティーナ・マスターソン、エリック・ビークロフト、ナタリー・ミッチェル、石田淡朗
【作品概要】
少女オーブリーが世界を救うために、亡き親友の残した謎に挑む姿を、斬新な映像表現で描くSFファンタジー映画。アニメーションパートは手塚プロダクションの製作です。
ミュージシャンとしても活動する、A・T・ホワイトが監督した初の長編映画で、彼は脚本・音楽も担当しました。
主演はマーベルドラマ『ランナウェイズ』(2017~)、そして『ハロウィン(2018)』に出演のヴァージニア・ガードナー。彼女が不思議な映像世界を駆け巡ります。
能・狂言の舞台に立つなど、ロンドンを拠点に俳優として幅広く活躍し、映画出演作に『レイルウェイ 運命の旅路』(2013)や『風鳴村』(2016)などがある石田淡朗が、製作に参加し出演も果たした作品です。
映画『スターフィッシュ』のあらすじとネタバレ
この映画は「実話に基づいた物語」、と紹介してから始まります。
闇の中、女性が呼びかける無線の声に応答する人々がいます。雪に覆われた世界で、何かが起きているようでした…。
それより以前のある日。若くして亡くなったグレイス(クリスティーナ・マスターソン)の葬儀に、彼女を偲ぶ人々が集まります。
彼女を埋葬すると談笑する人々の中に、グレイスの親友で葬儀のため故郷に帰ったオーブリー(ヴァージニア・ガードナー)の姿がありました。
まだ現実が受け入れられない様子の彼女に、皆が笑顔なのが不思議だ、と同意を求めるように話しかける男(石田淡朗)。
オーブリーの頭上には、どこか異様な太陽が輝いています。ぼんやりしている彼女に気付いた女性がいました。
AMラジオ放送番組に出演しているオーブリーね、とその女性は話しかけましたが、何も答えずに立ち去るオーブリー。
人々が集まる場から逃げ出し、去ろうとするオーブリーに声をかけた女性がいました。
グレイスに死なれて傷心状態のマークに、どう声をかければ良いか判らないと告げた彼女は、自分はグレイスのいとこのアリス(ナタリー・ミッチェル)だと名乗ります。
アリスはオーブリーに、グレイスからの手紙を受け取ったかと尋ねます。グレイスは音楽に夢中だったと言葉を続けるアリス。
彼女はその音楽を何回も聞いた、まるで彼女の救いのようだった。そして彼女は「オーブリーなら、判ってくれる」と口にしていたと語ります。その言葉は、オーブリーの心に強い衝撃を与えたようでした。
彼女は飛行機に乗って帰ることを止め、亡き親友グレイスが住んでいた店舗兼住居に侵入します。
バーカウンターを持つ洒落た店内には、クリスマスの電飾が施されていますが、テーブルにはホコリが積もっていました。
テーブルの1つで、自ら抹茶をたて飲んでみるオーブリー。グレイスがなぜこの味を好んだのか、彼女は今も理解できません。
テーブルの上のボードに「FORGIVE + FORGET」の文字が彫られていました。彼女は部屋を暗くすると、水槽のクラゲに餌を与えます。水槽の中をゆっくり舞い落ちるヒトデ(Starfish)。
グレイスの部屋の壁に大きな街の地図がありました。様々な物に彩られた部屋の中で、彼女が飼っていたカメが動いています。カメにベリーニと呼びかけ、冷蔵庫の野菜を与えるオーブリー。
彼女は部屋に残されたクリスマスツリーの明かりを灯します。グレイスの家にはテープレコーダー、無線機、レコードプレーヤなど様々な物がありました。
映画館のチケットなどグレイスが残した品を手に取り、彼女のベットで横になったオーブリー。ふとベットの横の無線機を手に取り、「私は、亡くなった友人のアパートに侵入している」と話しかけます。
無論応答はありません。ふと隣にグレイスがいるような感覚を覚え、固定電話のダイヤルを回し、母親と会話したオーブリー。
電話の通話状態は良くありません。突然の電話に驚いた母は、久々に帰った故郷でエドワード(エリック・ビークロフト)に会ったか尋ねました。
音声は途切れがちになり、母に新年の挨拶を告げ電話を終えたオーブリー。そして彼女はラジオ放送を聞きます。
次にテープレコーダーを再生します。中には「#7」と書かれたカセットテープが入っていました。その音楽を聴きながら眠るオーブリー。
彼女は夢の中で、グレイスの死を嘆き悲しむエドワードを目撃します。振り返った彼の顔には、大きな穴が開いていました…。
目覚めた彼女は、外は雪景色になったと気付きます。しかし遠くには立ち上る黒煙が見えます。停電しているのかテレビはつかず、電話機も使えなくなっていました。
発電機を動かそうと外に出た彼女は、誰もいない異様な雰囲気に気付きます。大声で叫んでも反応はありません。
彼女の目の前でドアのガラスを叩く男がいます。そのまま走り去る男を追うオーブリー。街の中心部まで追いますが男を見失います。
そこには多くの車が乗り捨てられ、荷物が投げ出され雪の上に血痕が残っていました。そして唸り声をあげる、奇妙な姿の怪物を目撃したオーブリー。
怪物から必死に逃げる彼女を、建物の中から見つめる人影があります。彼女はグレイスの家に逃げ込み扉に鍵をかけます。
扉や窓を破ろうとする怪物。すると無線から呼びかける声が聞こえてきます。声の主の男は、無線機をドアの外の怪物に向けろと指示しました。
男は無線機を持ったまま怪物に近づけと命じます。無線機から流れる音を嫌ったのか、やがて姿を消す怪物。
声の主はもう大丈夫だと告げました。彼女がなぜ私の名を知ってるのか男に訊ねると、相手はグレイスの知り合いだと答えます。
パニックを起こさないでくれと告げた男は、互いを助け合うのは可能だと訴えます。オーブリーは一体何が起きたのか尋ねました。
どうすれば助け合えると叫ぶ彼女に、最後の信号が昨夜、彼方から送信されこの事態が起きたと語る男。
グレイスは何かを見つけた、それはそこにある、と男は言いました。オーブリーは意味を尋ねました。
彼女は終末が訪れた世界を救う方法の、最初の部分をオーブリーに残したと語る男。その時彼女は窓の外に人がいると気付きます。
外の者を救う手は無い、家から出るなと告げる男。外から銃声が響きました。無線が途切れるときっと自分は死んだんだ、と口にしたオーブリー。
彼女は棚の上に、グレイスが自分に宛てた封筒があると気付きます。中に「このミックステープが世界を救う」と書かれた、カセットテープがありました。
「#1」と記されたテープを再生するとグレイスの声が入っています。あなたは私を助けてくれると思う、と語りかけるグレイス。
何か信号を発見した、それは無線信号のようなものだ、と話す彼女の声。信号に乗って現れた何者かが災厄を引き起こしている。彼らはリンクする信号をループさせている。
その信号に7つ不足しているものがある。おそらくそれは、バラバラになったコンピューターコードのようなものだ、と説明するグレイス。
私はそれを見つけ、バラバラの信号をテープにして、私たちが訪れた場所に隠した、とグレイスの声は告げました。
自分は現れた怪物を元の世界に戻す信号を、テープから流れる歌に潜ませた。2人で旅する際に聞く、ミックステープを作る作業は楽しかった、とグレイスは思い出を語ります。
そして病院に戻らねばならない、と語ったグレイスは世界を救う方法をオーブリーに託したのです。それを聞いた彼女は、暗くなった建物の外に出ました。
何かの気配を感じた彼女は石を掴み殴りかかります。しかし我に返り、元のグレイスの家にいたと気付くオーブリー。
彼女は壁にかかる絵を破いており、その裏に隠してあったグレイスの記した何冊ものノートと、1本のカセットテープに気付きます。
テープには「#2」と記され、ノートにはグレイスが解き明かした信号の秘密が書いてあります。するとまた、無線から男の声が聞こえてきます。
正しい順序で繰り返し流される、強力な信号に潜む音波が我々の世界と怪物の世界をつないでしまった。音波は移動の手段であり武器にもなる、世界の出入り口を開くものだと説明する男。
男はグレイスが残したテープは、慎重に扱うべきだと考えているようです。しかしオーブリーは現在の世界、皆が消えて空っぽの世界は、かつて夢想したお気に入りの場所だと言いました。
グレイスは世界を救うと言った、私は彼女の意志に従う、テープを集めどうするかは私が決めると告げるオーブリー。
助け合い慎重に行動しようと呼びかける男の声を無視して、オーブリーは武器になりそうな物を集め、家を補強します。
翌朝、目覚めた彼女はグレイスのペットのカメ・ベリーニに話しかけ、冷蔵庫に残る氷で身を清め、水槽にヒトデを放しました。
手元には「#1・2・7」の3本のテープがあります。彼女は家にあった小説「白鯨」の一節を読み上げます。
彼女は穏やかな海をイメージし、やがて眠ります。しかし目覚めると目の前に怪物がおり、激しく殴りつけたオーブリー。
それは悪夢で、壁を殴っていた彼女の拳は血塗れです。彼女は冷水に手を浸けました。
やがて食料が尽き、水も乏しくなりました。いずれバッテリーも尽きる、と彼女はカメに話しかけます。
テープに吹き込まれたグレイスのメッセージを、オーブリーは何度も聞きました。そして亡き友人がテープを隠した場所は壁の地図に描かれた、かつて2人で訪れた場所だと悟るオーブリー。
彼女は毛皮を被りテープレコーダーを下げ、カメのベリーニを連れ、誰もいない雪に覆われた街に歩み出します…。
映画『スターフィッシュ』の感想と評価
冒頭に「実話に基づいた物語」とクレジットされた本作、そんな訳ないだろ!とツっこんだ方もいるでしょう。私もその1人です。
モンスターの出現どころか、アニメーションパートがあったり、お芝居の世界と現実の世界を分ける「第4の壁」の破壊まで登場します。難解だ、意味不明、訳が分からないとの声が出るのも当然です。
しかし本作は、間違いなく「実話に基づいた物語」であり、エンドロールに登場する「for Sayako “Grace” Robinson(1987~2014)」、この人物に捧げた物語と知れば、シンプルに解釈できると説明しましょう。
このサヤコ・グレース・ロビンソンという方は、イギリス系アメリカ人と日本人を両親に持ち、幼少期を東京で過ごし、ケンブリッジに戻って学業に励み、ロンドン大学でコンピューターサイエンスの修士号を取得した人物です。
自動翻訳オンラインメッセージングに関する研究プロジェクトを実施した後、彼女は戦略的先見性コンサルタントで未来学者、システム開発者など幅広い分野で活躍する、ベン・ハマーズリーの研究スタッフを務めました。
そして彼女は東京に移り、楽天に入社し将来を嘱望されますが、新しいキャリアを開始して3か月後の2013年、血管肉腫という希少な癌を発症します。
治療のため彼女はイギリスに帰国しますが、闘病の末に2014年10月に亡くなられました。
イギリスでは彼女を偲んでSayako Grace Robinson基金が設立され、肉腫基礎科学博士課程の学生賞を毎年授与しています。
実話とは、喪失の体験を意味する
2014年、ある映画を企画していた本作のA・T・ホワイト監督。しかし予算規模の関係でこのプロジェクトは中断しました。
そこで別の企画を考える必要が生じますが、彼はこの時期に環境の変化から疎遠になっていた、まだ若い親友を癌で失います。
この個人的経験を元に脚本を書き始めたホワイト監督。映画完成後のインタビューでは、彼女と呼ぶ親友の実名を明かしていないようです。創作した本作の主人公と、早逝した友人が同一視されないための配慮でしょうか。
しかしある記事はこの親友を、彼とミックステープを交換する仲であった、サヤコ・グレース・ロビンソンと紹介しています。
ミュージシャンやゲーム開発など、様々な分野で活躍するホワイト監督は男性です。『スターフィッシュ』の主人公オーブリーを、監督の体験した出来事と同一視はできません。
しかし疎遠になった親友をある日失ってしまう、その喪失の痛みからの立ち直る、哀悼と受容のカタルシスの過程の経験こそ、本作の出発点です。その意味では確かに、この映画は「実話に基づいた物語」です。
ホワイト監督は、本作で得られた収益を全て癌研究に寄付しています。そして監督自身はこの映画を、「自伝的で感傷的な作品だ」と語っています。
滅びた世界の正体を解き明かす
終末期研究の先駆者とされる、精神科医エリザベス・キューブラー・ロスが唱えた、死の受容の”5段階モデル”。後に様々な視点から批判もされますが、死について医師が初めて科学的に言及したものとして高く評価されています。
この”5段階モデル”は自身の死を受け入れる過程だけでなく、親しい人を失った者が悲しみから回復する過程としても、広く受け入れられています。
第1段階「否認と孤立」。第2段階「怒り」。第3段階「取り引き」。第4段階「抑うつ」。第5段階「受容」。このプロセスを、本作の主人公オーブリーに当てはめてみましょう。
葬儀で親友の死が受け入れられず、周囲から孤立していた主人公は、誰もいないグレイスの家に忍び込む「否認と孤立」を経験します。そして彼女は怪物を目撃し、夢で見た怪物に殴りかかり拳を傷付ける「怒り」の段階に至ります。
怪物は主人公の心に潜む「怒り」のメタファーでしょうか。彼女は世界を救って欲しいとのグレイスのメッセージを受け取り、同時に無線の声に慎重に振る舞えと告げられます。これが親友の死をどう受け入れるか試行錯誤する、「取り引き」の過程でしょうか。
彼女がカセットテープを探す旅路は「抑うつ」。虚無感にとらわれ、うつ状態になるが、やがて悟りに至る過程でしょう。アニメーションパートで彼女が落下するのも、この状態を描いたものと解釈できます。
図書館は過去の記憶の集積した場所を意味し、ここがグレイスへの様々な思いと対決する場所です。オーブリーはこの場所で時空を超え、第4の壁を破り(悩める自分を客観的に見たとも解釈できます)、そして亡き親友と直接会話しました。
この「抑うつ」の段階で登場する怪物は、攻撃性が減り大人しくなっています。「怒り」は薄れているという意味でしょうか。
そしてラストシーンが「受容」。落下していた世界は浮遊する世界に変貌します。
本作は全てを合理的説明で描いた作品ではありません。グレイスの死因は語られず、なぜオーブリーは彼女の死に、深い後悔の念を抱いたのかも不明です。
想像を働かせると主人公はグレイスと、エドワードを巡り三角関係にあった、あるいは何か誤解を生じさせる関係にあったと解釈できます。
その状態で親友に死なれ、オーブリーは罪悪感に苦しめられます。エドワードの顔面が当初欠落しているのは、オーブリーは罪悪感から直視できない存在だからでしょう。
映画のストーリーを表面的に解釈すれば、主人公が親友に騙され世界を滅ぼす物語です。しかしグレイスは彼女に、今後は私の思い出を背負って、それに立ち向かって生きろと告げています。
そして彼女の残した7つのテープの謎とは「FORGIVE + FORGET(許す+忘れる)」です。滅びた世界は、親友への想いに囚われ、殻に閉じこもったオーブリーの精神世界であり、亡き親友はそれを打ち破って生きて欲しい、と望んだのではないでしょうか。
紹介した死の受容の”5段階モデル”には、6番目の段階を付け加えるべきとの意見があります。それは第6段階「期待と希望」です。
哀しみに満ちた閉ざされた精神世界が終わりを迎え、亡き親友への想いに1つの区切りをつけた主人公。オーブリーは親友の記憶を背負い、自分の人生を歩み出したのではないでしょうか。
まとめ
難解と言われ、賛否両論が噴出の映画『スターフィッシュ』。ここでは本作を、A・T・ホワイト監督の私的な映画と読み解いた解釈を紹介しました。
監督は自作について、具体的な”正解”を披露していません。そして多くの語らぬスタイルの映画ですから、観客が自由に解釈して良い作品です。
この映画を通して、ご自身の物語を紡いでください。軽々しく申し上げられませんが、親しい方との別れを経験した方であれば、監督の私的体験から生まれた映画と知ると胸に迫るものがあるでしょう。
音楽活動もしている監督の映画ですから、彼が劇中で流した音楽から解釈することも可能でしょう。あらすじネタバレでは印象に残る2曲を紹介しましたが、音楽を通して本作を語ることも可能でしょう。
一方で自身をジャンル映画ファンだと語る監督。ロンドンの映画祭でギャレス・エドワーズ監督の『モンスターズ 地球外生命体』(2010)を見て、夢中になったと振り返っています。
自身もモンスター映画を作りたくてたまらなくなり、そしてエドワーズ監督に会った際に、彼から「とにかくデジタル一眼レフカメラを買って短編映画を撮り、自分にできるかどうかを見極めなさい」と、アドバイスしてもらったと語るホワイト監督。
私に今やっていることに、挑戦する自信を与えてくれたのは、後に『GODZILLAゴジラ』(2014)を手掛けたエドワーズ監督で、今も感謝していると話しています。本作のSF・モンスター映画愛も、ファンは納得するでしょう。
なお、皆さんが気になるアニメーションパートですが、実写からアニメへの移行は、ぜひやりたかった事だ、本当に才能のある日本のアニメスタジオに手掛けて欲しいと願った、と監督は語っています。
幸いにも私のビジネスパートナーの日本人が、1年以上かけ相応しい人を探してくれた、と感謝の言葉をインタビューで語っていました。
本作のアニメパートの製作に、手塚プロダクションを紹介したのは本作のプロデューサー、出演も果たした俳優・石田淡朗でしょうか。ぜひお尋ねしたいものです。
次回の「未体験ゾーンの映画たち2022見破録」は…
次回の第15回はベテラン刑事、ブルース・ウィリスが犯罪組織の人質に!死んでも死なないタフな奴が反撃開始!アクション映画『サバイバル・シティ』を紹介いたします。お楽しみに。
【連載コラム】『未体験ゾーンの映画たち2022見破録』記事一覧はこちら
増田健(映画屋のジョン)プロフィール
1968年生まれ、高校時代は8mmフィルムで映画を制作。大阪芸術大学を卒業後、映画興行会社に就職。多様な劇場に勤務し、念願のマイナー映画の上映にも関わる。
今は映画ライターとして活躍中。タルコフスキーと石井輝男を人生の師と仰ぎ、「B級・ジャンル映画なんでも来い!」「珍作・迷作大歓迎!」がモットーに様々な視点で愛情をもって映画を紹介。(@eigayajohn)