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『アベンジャーズ/エイジオブウルトロン』あらすじと動画無料配信法

  • Writer :
  • shitanita

マーベル・シネマティック・ユニバース」の第11作品目です。

前作、映画「アベンジャーズ」のメンバーを新たな脅威が襲いかかり、謎の石が登場!

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」を紹介します。

1.映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の作品情報


(C)Marvel 2015

【公開】
2015年 (アメリカ映画)

【原題】
Avengers: Age of Ultron

【監督】
ジョス・ウェドン

【キャスト】
ロバート・ダウニー・Jr、クリス・ヘムズワース、マーク・ラファロ、クリス・エヴァンス、スカーレット・ヨハンソン、ジェレミー・レナー、アーロン・テイラー=ジョンソン、エリザベス・オルセン、ポール・ベタニー

【作品概要】
監督は「マイティ・ソー」「キャプテンアメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」「アベンジャーズ」等マーベル作品を多く手掛けるジョス・ウェドンです。お馴染みのキャストが続投し、新たにアーロン・テイラー=ジョンソンとエリザベス・オルセンが加わります。

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2.映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のあらすじとネタバレ


(C)Marvel 2015

ソコヴィアのヒドラ研究施設で、元エージェントのストラッカーがロキの杖を使って人体実験をしていることを掴んだアベンジャーズが施設を襲撃します。

ストラッカーは兵士を増員しますが、研究データを全て消し「双子」を隠し1人降伏しようと画策します。

しかし自ら戦闘に参加した双子の1人、銀髪の青年が目にも留まらぬ速さでクリントを襲い重傷を負います。

施設の中に入ったトニーはジャーヴィスに指示し、研究所のデータをコピーし本部に送りました。

部屋の異変に気づいたトニーは隠し部屋を見つけ、その奥に進みます。

施設の外にいる敵を片付け、ナターシャは暴れるハルクを落ち着かせバナーに戻します。

ストラッカーと対峙したスティーブは、突如超能力を使う女性の襲撃を受けますが、すぐにストラッカーを捕らえました。

隠し部屋でロキの杖を見つけたトニーは背後から迫る女性に心を操られ、自分のせいでアベンジャーズが全滅し世界が崩壊する幻覚を見せられます。

幻覚から覚めたトニーは思い立ったようにロキの杖を回収し、後ろから先程の男女が様子を伺っていました。

本部に戻るクインジェットの中ではクリントが手当てを受け、バナーをナターシャが宥めます。

ロキの杖をすぐにアスガルドへ持って帰ろうとするソーを、杖を調べさせてほしいとトニーが3日間の猶予をもらいます。

アベンジャーズタワーに戻ったメンバーは、ソコヴィアにいた男女がテレキネシスを使うワンダと、非常に高い身体能力をもつピエトロの双子のマキシモフ姉弟であることを聞かされました。

クリントは人口皮膚の専門家チョ博士の治療を受け、トニーはジャーヴィスと協力し杖の解析を急ぎます。

杖を使って双子を改造人間にしたストラッカーは、同時に賢い人工知能を作ろうとしていました。

これを知ったトニーは、ウルトロン計画という平和維持プログラムを作り、アベンジャーズが必要ない平和な世界を築こうとしていました。

最初は拒否したバナーを抱き込み、他のメンバーには内緒で共に研究を進めますが、失敗を繰り返しついに最終日となってしまいました。

パーティーに参加するトニーの代わりにジャーヴィスが解析を進めると、ウルトロンは自我に目覚めます。

平和維持プログラムとして起動したウルトロンは、そのためには人類の滅亡が必要だと信じ、ジャーヴィスのプログラムを破壊しました。

豪華なパーティーが開かれ、アベンジャーズや仲間たちがそれぞれ楽しみます。

ゲストたちが帰ると、残ったアベンジャーズの面々がソーのハンマーを持ち上げる遊びを始めます。

すると突然、ひとりでに話すロボットが現れ、自分はスタークに作られたウルトロンだといいます。

平和を唱えるウルトロンはアベンジャーズを悪と捉え、アイアンマンロボを起動させ襲いかかって来ました。

アベンジャーズの消滅が平和への近道だというウルトロンはソーによって体を破壊されますが、データと杖を奪いどこかへ逃げていきます。

ジャーヴィスが最初に消され、メンバーは危険を感じウルトロンを追いかけます。

しかし宇宙からの敵が1番の脅威だというトニーはウルトロンを支持し、メンバーに責められます。

以下、赤文字・ピンク背景のエリアには『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』ネタバレ・結末の記載がございます。『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。
ソコヴィアに降り立ったウルトロンは双子と接触しました。

爆撃により両親を失った双子は、落ちた爆弾に「スターク・インダストリー」の文字が記されていたことでトニーに激しい復讐心を抱いていました。

翌日、ストラッカーはウルトロンにより留置所で命を奪われてしまいます。

ストラッカーにはまだ秘密があると踏んだメンバーたちは、彼の仲間であるアフリカの武器商人が、世界最強の鉱石ヴィブラニウムを持っていることを突き止めます。

武器商人がいる船に、ウルトロンとマキシモフ姉弟がやってきます。

ヴィブラニウムを奪いにきたウルトロンは、口調がトニーに似ていることを指摘され武器商人を手にかけます。

そこにアベンジャーズが到着しウルトロンたちと戦闘が始まります。

戦闘の最中、ワンダがソー、スティーブ、ナターシャに幻覚を見せます。

クリントがワンダを止めたことでマキシモフ姉弟は撤退しますが、3人は幻覚の中でそれぞれトラウマを引きずり出されます。

ワンダはバナーの心までも操り、バナーはハルクに変身して街を大破壊してしまいます。

対ハルク用アイアンマン「ヴェロニカ」を使いトニーが止めますが、大勢の人が亡くなりとてつもない被害が起きてしまいました。

世間はバナー逮捕を唱えアベンジャーズは憔悴し、クリントの自宅に身を隠します。

家庭を持っていたクリントの家族に暖かい歓迎を受けますが、不安に駆られるソーは静かに出ていきます。

チョ博士の元に訪れたウルトロンは杖で博士を操り、ヴィブラニウムと杖の中の石を使った最強の体・クレードルを作るよう操作しました。

トニーはローラにトラクターの修理を依頼されますが、車庫には元シールド長官のフューリーが待っていました。

フューリーはウルトロンを破棄するよう頼みますが、トニーは仲間をなくし世界を破滅に導く未来を見た不安を拭いきれません。

ソーはロンドン大学にいるセルヴィグ博士の元を訪れ、協力の要請をします。

ウルトロンは何かを準備しているとフューリーは推測し、核ミサイルの発射コードが何者かによりウルトロンから守られていることを伝えます。

アベンジャーズはウルトロンがチョ博士の元に向かったと気づき救出に向かいます。

オスロにあるインターネットの拠点「ネクサス」に訪れたトニーは発射コードを守る者を探します。

知識が得られるという洞察の泉に来たソーは、見せられた幻覚の真意を探るべく泉に入り、希望の渦の中に複数の石(インフィニティ・ストーン)を見ます。

クレードルに意識を移しているウルトロンの心を読み取ったワンダは、地球を救うために人類を滅ぼすつもりだと知り恐怖します。

チョ博士の洗脳を解いたワンダはピエトロと逃げ、ウルトロンの移行をチョ博士が阻止します。

しかし怒ったウルトロンがチョ博士らを攻撃し、クレードルを持って研究所を後にしました。

クインジェットに乗るナターシャとクリントが、トラックで移動しながらデータ移行をするウルトロンを見つけ、スティーブが交戦。

スティーブがウルトロンを引き付けている間、トラックに飛び乗ったナターシャがクレードルをクインジェットに移動させますが、ナターシャはウルトロンに連れ去られてしまいます。

ウルトロンを裏切りスティーブの加勢に来たマキシモフ姉弟の助けを借り、スティーブは街の人を救うことができました。

クレードルをスタークに渡したクリントですが、ワンダはスタークが危険であることをスティーブに伝えます。

ミサイルの発射コードを変えていたのは実は生きていたジャーヴィスであり、ウルトロンよりも優れた人工知能であることを確信したトニー
は、バナーを説得しクレードルにジャーヴィスのプログラムを入れようとします。

ナターシャをソコヴィアの研究所に連れ帰ったウルトロンはナターシャを幽閉します。

マキシモフ姉弟と共に戻ったスティーブはスタークとバナーを止めようと応戦しますが、突如戻ったソーが雷の力でデータのアップロードを手伝い、ジャーヴィスは肉体を手に入れました。

ソーは泉の中で見た希望の石が、クレードルの額に埋め込まれていることを知りスタークを手助けすると言います。

ジャーヴィスのデータを再構築してクレードルを手に入れ、ヴィジョンとして誕生しました。

彼に敵意はなく、ウルトロンが地球を滅ぼすなら協力して倒すべきだといい、誰もなし得なかったソーのハンマーを持ち上げたことで認められます。

戦場になることを予想しソコヴィアの市民を避難させつつ、バナーはナターシャを救出します。

その間にトニーがウルトロンのいる教会に向かい時間稼ぎをしようとしますが、ヴィブラニウムでできた装置をウルトロンは起動させます。

するとソコヴィアの街が浮上し始めました。

ヴィブラニウムがソコヴィアの街を繋ぎとめているため、街が落ちると衝撃で人類は滅亡してしまいます。

アベンジャーズは残った市民を救出しながらロボットたちを殲滅していきます。

街が高く上がるほど落ちたときの被害は大きくなりますが、止めるには街ごと消滅させるしか方法が見つけられません。

死を覚悟したその時、フューリーらがヘリキャリアで市民を救出しに来ました。

装置にウルトロンを近づけさせないようトニーが指示し、アベンジャーズは教会に集まり団結し、協力しながらウルトロン軍団を殲滅していきます。

ハルクがウルトロンを吹っ飛ばしロボットたちが退却したので、アベンジャーズは残った市民の救出に奔走します。

しかしクインジェットに乗ったウルトロンの銃撃を受け、ピエトロは子供を守るクリントの身代わりになり、命を落としました。

さらにハルクはナターシャをヘリキャリアに乗せ、クインジェットからウルトロンを引きずり出します。

墜落したウルトロンを悲しみに暮れるワンダがとどめを刺しますが、生き残っていたロボットが装置に触れ、落下が始まってしまいます。

スタークの合図でソーが装置に雷を落とし、落下する前に街を消滅させることができました。

ナターシャはクインジェットに乗るハルクに引き返すよう通信を送りますが、ハルクは通信を切りステルスモードのまま自ら飛び続けました。

地上に降りたロボットの最後の一体をヴィジョンが倒し、クリントは家族の元に戻ります。

ニューヨーク北部に新たなアベンジャーズ施設が建てられました。

6つあるインフィニティ・ストーンが4つ同時期に現れたことで異変を感じるソーは、石を探すため一足先にトニーたちに別れを告げます。

トニーもペッパーの元に帰り、残ったスティーブはナターシャと共に新しいチームを結成させました。

3.映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の感想と評価


(C)Marvel 2015

今回初登場したヒーロー、「スカーレット・ウィッチ」ワンダと、「クイック・シルバー」ピエトロですが、人体実験をされる前はただの民間人だったため、突然のウルトロンたちとの戦いにワンダが怯えるシーンがあります。

そのワンダを諭し、ヒーローとして自覚したクリントはすごく男らしく頼れるヒーロー像を見せました。

ナターシャとバナーが関係を持っていることが明かされた今作では、ナターシャが事あるごとにバナーと2人で逃げ出したい心境を吐露します。

その真意は、愛するバナーに、戦闘員としてかつて不妊手術をした異常な過去を受け入れてほしいという想いだということがわかり、壮絶なナターシャの過去にすごく驚きました

人を傷つけてしまうバナーに「私も同じだ」とナターシャは言い聞かせましたが、本当に誰も傷つけたくないと願うバナー1人静かにナターシャの前から消えてしまい、2人の関係に胸が苦しくなります

ハルクの力を持つバナーにとってはこれが最善の選択だったかもしれませんが、結局自分の言葉が届かなかったんだとショックを受けるナターシャが本当にかわいそうでした

さらに終始スタークが不安に駆られていて、闇を抱えはじめるので見てるこちらが心配になってしまいます

まとめ


(C)Marvel 2015

映画「アイアンマン」シリーズから人工知能ジャーヴィスとして声の出演をしていたポール・ベタニーが、ついにヴィジョンとして新たに加入し、以前から個人的にベタニーの美しさに惹かれていたので注目してほしいポイントですね!

クリントを庇いピエトロは命を落としましたが、X-MENシリーズでも異常な強さを見せるクイック・シルバーがアベンジャーズに加入してしまうとパワーバランスが崩れてしまうため、リタイアを余儀なくされたのは必然だったかもしれません。

そして、インフィニティ・ストーンという新たなワードが登場しましたが、今回ヴィジョンの額に埋められた石「セプター」他3つのインフィニティ・ストーンは、無限のパワーが得られるインフィニティ・ガントレットを起動させるために必要なものらしいです。

マーベル作品の過去作を見ると、他のインフィニティ・ストーンが登場しているかも…?

さて、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』が観られるHuluでは現在2週間無料トライアルを実施中

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