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中村倫也映画『水曜日が消えた』舞台挨拶配信で笑顔!キャスト深川麻衣・石橋菜津美らと演技力について語る

  • Writer :
  • 桂伸也

映画『水曜日が消えた』は2020年6月19日(金)より公開!

曜日によって人格が変わるという一人の男性、「僕」の人生。そんな彼のある日に起きた異変の様と、それに伴う彼の決断を追った映画『水曜日が消えた』

この作品で主演を務めた中村倫也とメインキャラクターを務めた石橋菜津美、深川麻衣が、2020年7月3日(金)に全国87か所の映画館に向けて配信でおこなわれた映画公開後の舞台挨拶イベントに登壇しました。

本記事ではその舞台挨拶イベントの模様をお届けします。

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映画『水曜日が消えた』舞台挨拶リポート

2020年7月3日(金)に全国87か所の映画館に向けて配信でおこなわれた、映画『水曜日が消えた』の公開後舞台挨拶。本作のメインキャストの中村倫也、石橋菜津美、深川麻衣が登壇しました。

台本からは想像できなかった吉野耕平監督の作風

先日子供が生まれたばかりで、この日は欠席した吉野耕平監督でしたが、3人はそんな吉野監督に祝福の言葉を投げかけます。

一方、本作は曜日ごとに人格が入れ替わるという一人の男性と彼を取り巻く人の物語であり、その複数の人格を意識させるという複雑な構成に、石橋と深川は当初台本の文字より完成形のイメージができなかったといいます。

完成した作品を見た深川は「“監督の頭の中で、最初からこんな世界が広がっていたんだ”とビックリしたんです。この世界観って、あまり今までの映画でないんじゃないかと思ったので」と、独自の作風に大きな刺激を受けたことを振り返ります。

石橋も吉野監督自身の不思議な雰囲気に触れながら「監督の見る世界がいろんな人に届けばいいなという思いで撮影していました」と撮影時の自身の思いを回想しました。

演技イメージの想像に苦労

物語は、いわゆる「火曜日」に登場する人格の男性を中心に展開しますが、とにかく劇中は中村の一人芝居が多く「初体験も多かったんですが、寂しかった」と共演者のいない中での撮影に若干の戸惑いもあった様子。

その一方で物語では、携帯電話による自撮りでの映像シーンなどもあり、そこは中村自身が演技とともに撮影を担当、役者以外の“新たな仕事”をおこなった楽しみを感じたことを明かします。

一方、「僕」の事情を知り彼に寄り添う存在である一ノ瀬という女性を演じた石橋は「自分が何かするのも違うと思ったし、中村さんの出すもので引っ張られた感じ」と、中村の演技にかなりゆだねて演技をおこなっていたことを振り返ります。

また深川は、途中で「僕」に異変が生じ意識が遠のく場面を回想し「台本では“視界が途切れる”みたいな書き方、セリフもとぎれとぎれ(にしか記載されていない)、“これ、どうやって撮影するんだろう?”って思っていました」と、演技イメージにはかなり苦労した様子を見せていました。

独自な雰囲気の中村倫也

またこの日は配信でお互いにディスタンスを保ったままという格好での舞台挨拶。初の経験に戸惑いを見せながらも、時に何気なく中村が発する言葉が笑いを誘い、和やかな雰囲気を作り上げます。

そんな中村の印象について、石橋は「ムードメーカーみたいに何かしてるわけではないけど、いるだけでホワっとする感じ。でも現場に入ると締まる感じで不思議な人ですね。(撮影で)一緒の時間もそれほどなかったので、まだつかめない状態ではあるんですが」と独自の雰囲気を感じ取ったことを語ります。

深川も同様に、普段の様子から注目していたことを振り返りながら「たたずまいがすごくナチュラル。撮影意外、撮影中も遊び心があって“こんなに自由でいいんだ”と(思わせてくれるような)、発想とか引き出しの出し方がものすごい人だなと思いました。毎回ちょっとずつカメラが回るたび表情とかが違ったり」とその印象をコメントしていました。

そんな中村は、個性的な共演陣の中でも中島歩の存在感に「あんなシュッとしたイケメンなのに、なぜあんな怪しい雰囲気が出せるのかが謎で、現場でずっと目が離せませんでした」と興味津々の目で見ていたことを振り返っていました。

映画『水曜日が消えた』の作品情報

【公開】
2020年(日本映画)

【監督・脚本・プロデューサー】
吉野耕平

【キャスト】
中村倫也、石橋菜津美、中島歩、休日課長、深川麻衣、きたろう

【作品概要】
『君の名は。』にCGクリエイターとして参加し、「次世代の映像作家100人2019」に選ばれた吉野耕平の初長編作品。多重人格障がいにより曜日ごとに人格が替わる一人の男性「僕」が、自身の中で発生する変化の中で自分がどう生きていくか、その指針を求めていく姿を描きます。

主演は、本作で4年ぶりの映画主演となる中村倫也。また「僕」のそばに寄り添い、全ての秘密を知る女性・一ノ瀬役を石橋菜津美、物語のカギを握る図書館司書を深川麻衣が担当。そのほか中島歩やきたろうら個性派俳優とともに、ロックバンド「ゲスの極み乙女。」の休日課長が脇を固めます。

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映画『水曜日が消えた』のあらすじ


(C)2020「水曜日が消えた」製作委員

「僕」は幼い頃に交通事故に遭い、それ以降曜日ごとに人格が入れ替わるようになりました。7人の人格は、それぞれ曜日ごとの名前で呼ばれていました。

その中でも「火曜日」の僕は一番損な役回り、好きに生きている「他の曜日」の僕の後始末をして回る日々でした。

曜日ごとに人格が入れ替わらない日々に変化はなく、担当医の安藤からも特段変わったことを言われるわけでもなく16年の歳月が過ぎていました。

各曜日の「僕」は連絡事項を日記に付けていて、それを安藤に提出するのも「火曜日」の仕事です。そんな「僕」に唯一関わってくれる一人の女性、一ノ瀬。彼女は毎日人格が変わる僕の事情を知った上でなお、友人関係を続けてくれました。

ところがある日、「火曜日」が目覚めると、その日が水曜日になっていたことに気づきます。「水曜日」が消えて「火曜日」の人格が日付をまたいで残っていたのです。

今までにない2日間の時間に、新鮮さと戸惑いを感じる「火曜日」の「僕」。そしていつも休館で行けないままだった図書館に行くことができ、一気に広がった世界を前に、「火曜日」の「僕」の胸は一気に高まりました。

そして「水曜日」の「僕」と面識のある図書館司書の瑞野とも「火曜日」として親しくなり始めます。「僕」は「水曜日」が消え、倍に増えた人生を何とかキープし続けようとします。

しかしそれは「僕」の中で置き始めた変化の、ほんの序章に過ぎなかったのです……。

まとめ

2020年7月3日(金)に全国87か所の映画館に向けて配信でおこなわれた、映画『水曜日が消えた』公開後舞台挨拶イベントの模様をお届けしました。

配信での舞台挨拶ながら、距離感を覚えさせない中村の語り口が、和やかな雰囲気を呼び起こしていたこの日のイベント。石橋、深川もその雰囲気に寄り添うようにたたずんでおり、中村の存在感がこの映画の完成に大きく寄与していたことがうかがえます。

トークの中でも語られたように、本作はかなり断片的な演技を複雑に組み合わせて構成されており、完成が想像しづらく演技の難易度としてはかなり高いもの。“不思議な”雰囲気を持ちながらも大きな存在感を持った中村だからこそこの演技は成し得たと、改めて納得させられる舞台挨拶となりました。

映画『水曜日が消えた』は2020年6月19日(金)より公開!

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