ダイアナ元皇太子妃没後25年となる2022年に映画2作品公開!
1997年8月31日、英国のダイアナ元皇太子妃が交通事故で亡くなったというニュースが世界中を駆け巡り、衝撃が走りました。
ダイアナ没後25年の2022年、映画『スペンサー(原題)』、ドキュメンタリー映画『ダイアナ(原題)』の2本の日本公開が決定となりました。
伯爵家令嬢として誕生し、両親が7歳で離婚。チャールズ皇太子と恋に落ち、20歳で結婚すると瞬く間に人気者となったダイアナ。世界中の人びとを魅了し、2人の息子を育て、死の直前まで人道支援活動に心を注ぎました。
ダイアナの死に至った日を追う『スペンサー(原題)』と、在りし日の秘蔵映像も披露するドキュメンタリー『ダイアナ(原題)』。
あふれる愛を人々に与え続けたダイアナですが、この2作品によって、世界は誰も知らなかったダイアナを知ることになるでしょう。
映画『スペンサー(原題)』について
『スペンサー(原題)』は、ダイアナ元皇太子妃の人生を変えた「最後」のクリスマス休暇を中心に描いています。
『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』(2016)などで知られるチリ出身のパブロ・ラライン監督が手掛けました。
2021年、第78回ヴェネツィア国際映画祭(9月1日から開催)コンペティション部門でワールドプレミアとなり、トロント映画祭への出品も決定しています。
ダイアナを演じるのは、「トワイライト」シリーズ、『アンダーウォーター』、『チャーリーズ・エンジェル(2020)』のクリステン・スチュワート。
さらに、チャールズ皇太子役には『風の勇士 ポルダーク』のジャック・ファーシング、その他『英国王のスピーチ』のティモシー・スポール、『シェイプ・オブ・ウォーター』のサリー・ホーキンス、『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』のショーン・ハリスらが出演することが明らかになっています。
ヴェネツィアの金獅子賞争いはもちろんのこと、2021年から来年2022年の賞レースに絡んでくる重要作品として、各メディアでの話題性も高い作品です。
映画『スペンサー(原題)』の作品情報
【日本公開】
2022年(イギリス・ドイツ・チリ合作映画)
【監督】
パブロ・ラライン
【キャスト】
クリステン・スチュワート、ジャック・ファーシング、ティモシー・スポール、サリー・ホーキンス、ショーン・ハリス
映画『スペンサー(原題)』のあらすじ
1991年12月。週末をロイヤルファミリーたちと過ごすために、エリザベス女王の私邸サンドリンガムハウスを訪れたダイアナ。
それはチャールズとの離婚を決意し、家族と過ごす最後のクリスマス休暇となりました……。
映画『ダイアナ(原題)』について
ダイアナの命日に因んで公開される映画の2作目は、ドキュメタリー映画『ダイアナ(原題)』。世界公開は2022年予定です。
監督を務めるのは、Netflixドキュメンタリー『本当の僕を教えて』などで知られるエド・パーキンズです。
本作は過去に撮影された記録や未公開のフッテージのみで構成され、これまで以上にダイアナを新鮮で身近に感じるように構築されています。
そして制作陣は、ダイアナを通じて、「イギリス王室ばかりでなく、より広い社会にパワフルな影響力を持っていたこの複雑な女性を出来る限り正直に描きたいのです。それはダイアナと王室、そしてダイアナと私達皆といった関係を描いたとても個人的で人間的な話ということになります」と語っています。
映画『ダイアナ(原題)』の作品情報
【日本公開】
2022年(イギリス映画)
【監督】
エド・パーキンズ
まとめ
8月31日はダイアナ元英国皇太子妃の命日です。ダイアナが衝撃の事故死を遂げてから25年が経過しますが、ダイアナの神話と輝きは今なお失われることはありません。
世界中の人々に愛されながら、短い生涯を駆け抜けたプリンセス・ダイアナ。誰も知らない彼女を描き出した2本の映画が2022年に日本で公開されます。
ダイアナが事故死したクリスマス休暇の日を描く『スペンサー(原題)』と過去に撮影された記録や未公開のフッテージのみで構築されたドキュメンタリー映画『ダイアナ(原題)』。
ダイアナを扱ったドキュメンタリー映画の劇場公開は日本初! 死後25年を経て描かれる、彼女の新たな魅力と死の真相が、明らかになります。