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Entry 2019/11/16
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映画『ラストレター』キャストの岸辺野裕里役は松たか子【演技評価とプロフィール】

  • Writer :
  • 谷川裕美子

映画『ラストレター』は2020年1月17日より全国公開!

2020年1月17日(金)より全国公開されるラブストーリー『ラストレター』。

監督を務めるのは『Love Letter』『スワロウテイル』『花とアリス』など数々の名作で知られる岩井俊二。

初めて出身地である宮城を舞台に、手紙の行き違いをきっかけに始まるふたつの世代の男女の恋愛と、その心の再生と成長を描きます。

「君にまだずっと恋してるって言ったら信じますか?」

大人の切ない純愛を感じさせるキャッチコピー。作品への期待が高まります。

名優松たか子、広瀬すず、庵野秀明、森七菜、神木隆之介、福山雅治ら超豪華キャストが一堂に集結。

中山美穂、豊川悦司も参加し、名作『Love Letter』を感じさせる世界観の中で、全く新しい物語を紡ぎます。

この記事では、主人公・岸辺野裕里役を演じる松たか子について詳しくお伝えしていきます。

映画『ラストレター』の作品情報

【日本公開】
2020年(日本映画)

【監督・原作・脚本】
岩井俊二

【キャスト】
松たか子、広瀬すず、庵野秀明、森七菜、神木隆之介、福山雅治、中山美穂、豊川悦司

【作品概要】
本作の主人公・裕里を演じるのは映画『告白』『ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ』、ドラマ『HERO』『カルテット』と数多くの人気作に出演し、日本を代表する女優、松たか子。

裕里の姉・未咲と、その娘・鮎美の一人二役を、映画『海街diary』『ちはやふる』『三度目の殺人』、NHK連続テレビ小説『なつぞら』に出演し、若手のトップを走る女優・広瀬すずが演じます。

共演は『容疑者Xの献身』『三度目の殺人』の福山雅治、『桐島、部活やめるってよ』『3月のライオン』の神木隆之介。

1995年公開の岩井俊二監督作品『Love Letter』に主演した中山美穂と豊川悦司も出演し、独特の世界観を醸し出しています。

ほか庵野秀明、森七菜、小室等らが共演。

監督を務めるのは、『Love Letter』『スワロウテイル』『リリイ・シュシュのすべて』『花とアリス』などで高く支持されている名匠・岩井俊二。

SNSが広まっているこの時代で手紙を使った物語は不可能と思われた中、それを可能にするアイディアを思いついてしまったところから、物語の構想がスタートしたと語っています。

本作は名作『Love Letter』に対するアンサー映画となりました。

映画『ラストレター』のあらすじ

裕里の姉の未咲が、亡くなりました。

裕里は葬儀の場で、未咲の面影を残す娘の鮎美から、未咲宛ての同窓会の案内と、未咲が鮎美に残した手紙の存在を告げられます。

未咲の死を知らせるために行った同窓会で、学校の人気者だった姉と勘違いされてしまう裕里。

そしてその場で、初恋の相手・鏡史郎と再会し、未咲のふりをしたまま彼と文通することとなります。

やがてその内のひとつの手紙が鮎美に届いてしまったことで、鮎美は鏡史郎と未咲、そして裕里の学生時代の淡い初恋の思い出を辿り始めます。

ひょんなことから彼らを繋いだ手紙は、未咲の死の真相、そして過去と現在、心に蓋をしてきたそれぞれの初恋の想いを、時を超えて動かしていき…。

映画『ラストレター』岸辺野裕里役は松たか子

参考映像:『四月物語』(1998)

映画『ラストレター』で主人公・岸辺野裕里役を演じる松たか子は、1977年6月10日生まれの女優。東京都出身

日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、読売演劇大賞、最優秀主演女優賞等を受賞した日本を代表する女優です。

日本舞踊松本流名取、初代松本幸華(まつもと・こうか)の名を持ちます。

父は歌舞伎俳優の二代目松本白鸚、兄は十代目松本幸四郎という芸能一家のサラブレッドです。夫はミュージシャンの佐橋佳幸。

1993年歌舞伎座の『人情噺文七元結』で初舞台を踏みます。

1994年NHK大河ドラマ『花の乱』でテレビドラマ初出演。

1995年NHKドラマ『藏』で主演。以降数多くのドラマ・舞台・映画に出演を重ねます。

ドラマ『ラブジェネレーション』『HERO』などに出演し、美しい容姿と演技力で高視聴率を記録します。ほかドラマ『運命の人』『カルテット』など多数出演。

1996年には史上最年少の19歳でNHK紅白歌合戦の司会に抜擢されました。

1997年に「明日、春が来たら」で歌手デビュー。2018年NHk朝の連続テレビ小説『わろてんか』に「明日はどこから」を主題歌を提供し、紅白歌合戦でも披露しました。

2011年に個人事務所を設立して独立。

2014年に声優としてディズニー映画『アナと雪の女王』エルサ役で主演。歌唱担当した同作の劇中歌『レット・イット・ゴー』は一大旋風を巻き起こす大ヒットとなりました。

父の主演するミュージカルや、蜷川幸雄演出『ハムレット』、野田秀樹、串田和美作品などにも出演。

映画『ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、『告白』『夢売るふたり』で優秀女優賞受賞。

そのほか『東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~』『四月物語』『小さいおうち』など多くの映画に出演。

2019年に大ヒットアニメの続編『アナと雪の女王2』、2020年には『峠 最後のサムライ』の公開が予定されています。

映画『ラストレター』岸辺野裕里はどんな役?

松たか子演じる岸野辺裕里は本作の主人公

亡くなった姉の未咲の葬儀で、姉に似た娘の鮎美に出会います。

裕里は姉の同窓会に行き、彼女の死を報せようとしますが、ヒロインだった未咲と勘違いされてしまいます。

その場で再会した初恋の相手である鏡史郎と、姉のふりをして文通をすることになり…。

『四月物語』でも岩井作品の主演を務めた松は、今回時を経て再び出演できて嬉しいとコメント。

時間が経っているので「今」の仕事になるよう一生懸命がんばると語っています。

この作品には切ない気持ちが溢れているけれど、決して岩井がそれだけを思っているのではないのかもしれないと思っているそうです。

松たか子の演技力の評価は

参考映像:『告白』(2010)

映画『ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~』日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、『告白』『夢売るふたり』で優秀女優賞を受賞した松たか子

誰もが認める人気と実力を兼ね備えた現代日本を代表する名女優です。

大ヒット映画『告白』では、松たか子の黒い演技に恐怖し戦慄を覚えた観客が続出。

厳しい現場と女優泣かせで知られる中島哲也監督が「難しいこの役ができるのは、この世代では松たか子しかいない」と強く希望してキャスティングしたそうです。

これまでの明るいイメージとうって変わった役でしたが、本人は「違う自分を見せられたとしたら、監督が引き出して下さったのだと思う」と謙虚にコメント。新境地を見せたいという野望は抱いたことがないそうです。

最後までやらなければということを、前向きに受け止め、そのエネルギーで進んでいくと語っています。

大ヒットディズニーアニメ映画『アナと雪の女王』ではエルサ役で出演。ミュージカル要素が強く難易度の高い役だったため、松の優れた能力を認められての大抜擢となりました。

挿入歌『レット・イット・ゴー』は社会現象を巻き起こす一大旋風に。彼女の高い歌唱力が、大きなアナ雪旋風を起こす原動力となったことは間違いありません。海外でも高い評価を受けています。

2019年には続編が公開予定。また新たな伝説が生まれるかもしれません。

本作『ラストレター』は、主演作『四月物語』以来、長い年月を経ての岩井俊二監督作品出演となります。

名作『Love Letter』への応えの役割を果たす大人の作品で、松がどんな芳醇な香りをはなつのか期待が高まります。

松たか子の公式SNSの紹介

残念ながら松たか子の公式SNSはみつけられませんでした。

まとめ

『Love Letter』『スワロウテイル』『花とアリス』などで高い支持を得ている名匠・岩井俊二監督によるオリジナル作品の本作『ラストレター』。

名作『Love Letter』のアンサー映画であることにも、大きな注目が集まっています。

男女の手紙のやりとりが、時代を超えて様々な真実を明かしていきます。

主人公の裕里役には、映画『告白』『ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ』やドラマ『HERO』『カルテット』の日本を代表する実力派女優・松たか子。

その姉・未咲と娘の鮎美の二役を、NHKドラマ『なつぞら』や『ちはやふる』『海街diary』での活躍目覚ましい若手女優・広瀬すずが務めます。

共演にも福山雅治、神木隆之介、庵野秀明、森七菜、中山美穂、豊川悦司ら人気実力派俳優が揃っており、大きな期待が本作に寄せられています。

豪華な監督・キャストで贈る映画『ラストレター』は、2020年1月17日より全国ロードショーです。


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