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映画『君は月夜に光り輝く』あらすじネタバレと感想。キミツキで見せたヒットメイカー月川翔監督の手腕

  • Writer :
  • 村松健太郎

映画『君は月夜に光り輝く』2019年3月15日(金)より公開。

佐野徹夜のデビュー作『君は月夜に光り輝く』を『君の膵臓をたべたい』『となりの怪物くん』『響―HIBIKI-』などの青春映画の新ヒットメイカー月川翔監督が映画化。

主演はNHKの朝の連続テレビ小説「半分、青い」、「3年A組―今から皆さんは、人質です―」の永野芽郁と、『君の膵臓をたべたい』『十二人の死にたい子どもたち』の北村匠海。

この二人を甲斐翔真、松本穂香、今田美桜といったフレッシュな若手から、優香、生田智子、長谷川京子、及川光博といったキャリア豊富な面々まで豪華な共演陣が囲みます。

主題歌「蜜の月―for the film―」を担当するのは『SEKAI NO OWARI』。

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映画『君は月夜に光り輝く』の作品情報


(C)2019「君は月夜に光り輝く」製作委員会

【公開】
2019年(日本映画)

【原作】
佐野徹夜

【脚本・監督】
月川翔

【イラスト】
loundraw

【主題歌】
SEKAI NO OWARI 「蜜の月―for the film―」

【音楽】
伊藤ゴロー

【劇中音楽】
歌川幸人

【キャスト】
永野芽郁、北村匠海、甲斐翔真、松本穂香、今田美桜、優香、生田智子、長谷川京子、及川光博、斉藤慎二

【作品概要】
電撃小説大賞を受賞した佐野徹夜の同名小説を『君の膵臓をたべたい」で知られる月川翔監督が映画化。

渡良瀬まみず役の永野芽郁と、岡田卓也役の北村匠海がダブル主演。

映画『君は月夜に光り輝く』キャラクターとキャスト


(C)2019「君は月夜に光り輝く」製作委員会

渡良瀬まみず(長野芽郁)
不治の病“発光病”にかかる。余命宣告期間は過ぎているために余命ゼロ。

岡田卓也(北村匠海)
まみずのクラスメイト。姉を発光病に関わる出来事で亡くしている。

香山彰(甲斐翔真)
まみず、卓也のクラスメイト。まみずとは中学からの知り合い。拓也の姉と交際していた兄を発光病で亡くしている。

岡田嶋子(松本穂香)
恋人を発光病で亡くした直後に命を落とした。その死は事故とも自死ともいわれている。

平林リコ(今田美桜)
まみずの代行体験の一環で卓也が働き始めたメイドカフェのメイド。

岡崎(優香)
まみずの担当看護師。まみずと卓也を厳しくも暖かく見守る。

渡良瀬律(生田智子)
まみずの母親。離婚している。

深見真(及川光博)
まみずの父親。離婚後、妻子とは会っていない。

岡田恭子(長谷川京子)
卓也、嶋子の母親。

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映画『君は月夜に光り輝く』あらすじとネタバレ


(C)2019「君は月夜に光り輝く」製作委員会

春、新学期。

岡田卓也は難病で入院中のクラスメイトの渡良瀬まみずにクラスメイトからの寄せ書きを届けることになります。

まみずは難病の発光病を患っていました。

発光病は現在は治療法が無い難病で、最大の特徴は細胞が異常発光することです。

そして、かかった子供は大人になる前に生涯を終えていました。


(C)2019「君は月夜に光り輝く」製作委員会

どんな娘がいるのかと病院に向かうとそこにいたまみずは至って普通の少女で、難病と言われないとわからないような態度でした。

まみずの大切にしていたスノードームを壊してしまった拓也は、埋め合わせに何でもすると言い出します。

するとまみずは、病院から一歩も外に出られないために出来ないでいたことの代行を言い出します。

以下、赤文字・ピンク背景のエリアには『君は月夜に光り輝く』ネタバレ・結末の記載がございます。『君は月夜に光り輝く』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。

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(C)2019「君は月夜に光り輝く」製作委員会

卓也は独りで遊園地に向かい、大型のパフェを食べ、新型スマホのために行列に並び、メイドカフェでバイトを始めます。

そしてその過程を卓也は、まみずに事細かに説明していきます。

すっかり仲が良くなったまみずは、卓也に父親に会いに行って欲しいと頼みます。

まみずの父親・真はスノードームの送り主でした。

真に会った卓也は離婚は金銭的な事情で、いわば偽装離婚に近いものだと知り、そのことをまみずにも伝えます。

自分がまみずに対してできることの少なさを感じた夜中に、病院に忍び込みまみずを屋上に連れ出してスーパームーンを見せます。


(C)2019「君は月夜に光り輝く」製作委員会

喜ぶまみずでしたが、途中で体調を崩しそのまま倒れこんでしまいます。

まみずの母・律や看護師の岡崎から責められた卓也は、その後、病院への足が遠のいてしまいます。

それでも、まみずがしたかったことをかなえたいと思った卓也は、文化祭のロミオとジュリエットでジュリエット役に立候補します。

スマホのカメラ越しにジュリエットを体験するまみずですが、残された時間はあとわずかに。

お互いの好きだという気持ちを打ち明け合った二人は口づけを交わします。

それから14日後、まみずは短い生涯を終えました。


(C)2019「君は月夜に光り輝く」製作委員会

映画『君は月夜に光り輝く』感想と評価


(C)2019「君は月夜に光り輝く」製作委員会

程よく醒めた監督と二人の主演

エンタテイメントの達人の姿勢に“醒めて踊る”というモノがあるといいます。

この映画の月川翔監督と、主演の北村匠海と永野芽郁の三人は程よく醒めて踊っています

俯瞰で見ていますが、別に計算をしているとか、考えているというのとはまた違っていて、程よい体温と言いますか、熱中しすぎていない感じが、こういう寓話にはまります

参考映像:『君の膵臓をたべたい』(2017)

月川翔監督は2017年に『君の膵臓をたべたい』、2018年には『となりの怪物くん』と『響―HIBIKI―』などの監督作で、やや飽和気味の青春ものに、独特の視点を持ち込んで新味を感じさせました。

永野芽郁のはやはり、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』の経験が大きかったのでしょう。

自分が出るだけでなく、受け手側に回ってのヒロインの在り方も体験したことで、作品への立ち位置にも幅が広がりました。

テレビドラマ『グッドワイフ』に出演の北村匠海。

春待つ僕ら』(2018)、『十二人の死にたい子どもたち』(2019)などで学生役を演じる一方で『OVER DRIVE』(2018)などですでに学生を終えた世代を演じています。

『月とキャベツ』の監督・主演コンビの篠原哲雄監督と山崎まさよしが再集結する『影踏み』(原作:横山秀夫)なども見逃せない作品です。

そんな三人が集まった、この映画を見ると定番のジャンル・テーマも作り手・演じ手の視点の在り方で、全く新しいものに見えることが分かります

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まとめ


(C)2019「君は月夜に光り輝く」製作委員会

佐野徹夜がデビューを果たした小説『君は月夜に光り輝く』は、電撃小説大賞を受賞した。

それを若手ながらテレビや映画で広く活躍する俳優、永野芽郁と北村匠海をダブル主演で起用。

演出は『君の膵臓をたべたい』などの青春もので、独自な視点が高く評価された月川翔監督が映画化しました。

高校生の岡田卓也が出会ったのは、不治の病である発光病で入院生活を送っていた同級生の渡良瀬まみず。

皮膚が発光する病気は、徐々に死が近づくことで光が強くなり、大人になるまで生きられたものはいません。

病院から外出が許されない、ベットにいるまみずに代わり卓也は願いの実行しながら、その感想を彼女に代行体験として伝えはじめますが…。

映画『君は月夜に光り輝く』2019年3月15日(金)より公開

お見逃しなく!


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