Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

連載コラム

Entry 2020/12/16
Update

映画『エイリアン2』ネタバレあらすじと結末までの感想解説。クイーンを登場させ“強くなる女性”をテーマにしたジェームズキャメロンの演出|SFホラーの伝説エイリアン・シリーズを探る 第2回

  • Writer :
  • 桂伸也

連載コラム「SFホラーの伝説『エイリアン』を探る」第2回

人間が倒すことがてきなかった完全生物“エイリアン”が、今度は集団でやってくる!?悪夢のモンスターホラーをスケールアップして描き、シリーズの存在を絶対的なものとした映画『エイリアン2』

『エイリアン2』は前作『エイリアン』で生き残った女性リプリーが再び登場、数を増して襲い掛かってくるエイリアンたちと人間との闘いを描きます。作品は名匠ジェームズ・キャメロン監督がリドリー・スコット監督から引き継いて制作を手掛けました。

一方で主演のリプリーは前作から引き続き女優のシガニー・ウィーバーが担当、本作で「強い女性」像を揺るがないものとし、多くの人に親しまれるようになりました。

コラム第二回となる今回は『エイリアン2』を深く考察、名匠ジェームズ・キャメロン監督が伝説的な映画『エイリアン』から、いかに新たな物語を作り上げたのかを探っていきます。

【連載コラム】『SFホラーの伝説エイリアン・シリーズを探る』一覧はこちら

スポンサーリンク

映画『エイリアン2』の作品情報

【日本公開】
1986年(アメリカ映画)

【原題】
ALIENS

【監督・脚本】
ジェームズ・キャメロン

【音楽】
ジェームズ・ホーナー

【キャスト】
シガニー・ウィーバー、マイケル・ビーン、ポール・ライザー、ランス・ヘンリクセン、シンシア・デイル・スコット、ビル・パクストン、ウィリアム・ホープ、アル・マシューズ、リッコ・ロス、キャリー・ヘン、ジャネット・ゴールドスタイン

【作品概要】
エイリアンと戦った宇宙船ノストロモ号6人のうちの、唯一の生存者リプリーとエイリアンの再戦を描くSFアクション。

監督・脚本は「ターミネーター」のジェームズ・キャメロンに引き継がれ、前作で脚本を担当したダン・オバノンがロナルド・シュセットとともにキャラクター創作を担当しました。

そして前作に引き続き主演を務めたのがシガニー・ウィーバー、ほかに『ターミネーター』のマイケル・ビーンらが出演。またアンドロイドのビショップ役として、テレビドラマ『ミレニアム』で主演を務めたランス・ヘンリクセンが出演。ヘリクセンは以後『エイリアン3』『エイリアンVSプレデター』にも出演しました。

当初は136分の作品でしたが、後に未公開シーンを加えた155分の[完全版]が発表されました。

映画『エイリアン2』のあらすじとネタバレ


(C)1986 Twentieth Century Fox Film Corporation.
(注:あらすじ、ネタバレは『完全版』を踏襲した内容で記載しています)
エイリアンから逃れ、避難船の中で冷凍睡眠をしながら救援を待っていたリプリーは、偶然通りがかったサルベージ船に助けられ地球の衛星軌道上を漂う中継ステーションに収容され一命をとりとめました。

脱出からは57年の年月が過ぎていました。あまりにも大きな時が過ぎたことに困惑しながら、いまだあのモンスターが体を貫く悪夢にさいなまれているリプリー。そんな彼女に面会を申し込む者がいました。

彼の名はバーク。リプリーは自分と同じ会社に勤めているというその男性に、ノストロモ号出発の際に地球に残していた娘の捜索を依頼します。しかし娘はすでに年老い2年ほど前に他界していたことを知らされ、大きく落胆します。

一方、リプリーは会社よりノストロモ号の爆破についての責任を問われ、審査委員会に呼ばれます。彼女は何度も会社側にことの顛末を伝えますが、エイリアンの存在や彼女らが巻き込まれたミッションを裏付ける証拠は何も残っておらず、会社側は荒唐無稽なたわごとして信用しません。

結果リプリーは航海士としての資格を停止され、精神科への通院を命じられます。その審査の終わり、リプリーは捨て台詞のように代表者に対して現場を見るよう進言します。

ところが代表者からの返答は意外なもので、あの恐怖の事件が発生した惑星LV-426では現在、20年の歳月を掛けた植民地化計画が進められており、すでに多くの家族が惑星に送られているというのです。

そのころLV-426では多くの居住者が住む移住拠点から離れた僻地で、ある家族を載せた探検隊が車を走らせていました。家族はそこであのリプリーたちが見つけた、奇妙な形の構造物を発見します。

探査で移住に貢献する発見をした者には、移住計画を推進するウェイランド社から報酬がもらえることになっていたため、家族の両親は車に子供を残してその構造物の中に入ります。それを不安そうに見つめる子供たち。

突然、母親が慌てて助けを呼びに戻りました。父親がフェイスハガー(エイリアンを寄生させる幼体)に取りつかれてしまったのです。

ほどなく平穏な生活を送っていたリプリーのもとに海兵隊のゴーマン中尉とバークが訪ねてきます。それはLV-426との交信が途絶えたことで、リプリーに捜索を手伝って欲しいという依頼の目的のためでした。

リプリーは自分の話を信用しない会社の依頼など引き受けられないと断ります。しかし地球に戻ってきてからそれまでリプリーは、あの時のことを毎晩悪夢に見てうなされていました。

そしてこの悪夢を消すにはあの問題に対峙するしかないと思い直し、バークに連絡を取り「怪物を“殺し”に行く」という念押しのもと調査支援を引き受けることにします。

強気である一方、ミッションに対して呑気に構える海兵隊員たちとともに、LV-426に近づいていくリプリー。その中に一人気になる人物がいました。彼の名はビショップ。

海兵隊員から渡されたナイフで人間離れした技を見せますが、誤って少し指を切ってしまい、そこから血が流れなかったのを見てリプリーは、彼がアンドロイドであることを知ります。

裏のありそうなバークにアンドロイドのビショップ、そして自分の語る体験談を真に受けない海兵隊員に深い不信感を抱くリプリーでしたが、彼女らを乗せた宇宙船は心配をよそに惑星にたどり着きます。

リプリーの頭には「あの時」以上の恐怖の気配がよぎっていました。

以下、赤文字・ピンク背景のエリアには『エイリアン2』ネタバレ・結末の記載がございます。『エイリアン2』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。

スポンサーリンク

一行は重武装を整え、探査船で惑星に着陸し移住拠点に乗り込みますが、そこに人の気配はありませんでした。捜査を進めるためさらに奥に歩み寄る先発隊。そこに物事の動きなどは全く見られませんが、激戦を繰り広げた跡がありました。

やがてリプリーはモニターから床が何かで溶け堕ちた痕跡を発見、エイリアンの気配を感じ先発隊の撤退を指示しますが、彼らは歩みを止めようとはしません。

後発隊としてバークやビショップらとともに現場に向かうリプリー。溶接までして補強した扉を打ち破られた痕跡から、移住拠点にいた者たちは何者かの襲撃に対し立てこもりながら、拠点を死守できなかった様子がうかがえます。

さらに調査を進めるうちに、リプリーたちは医療室でフェイスハガーの標本を見つけます。その姿に皆が驚く中で彼女たちに接近する何かが近くにいることをレーダーが察知、慎重に正体を確かめると、そこにいたのは一人の少女でした。

そばにあった写真の表記から「レベッカ」という名だと思われたその少女は警戒して逃げ出しましたが、リプリーは追いかけて少女を保護します。後発隊は一時探査船に戻り、リプリーは彼女に優しく接します。

やがて彼女は口を開き「レベッカと呼んでいいのは兄だけ」と名をニュートと名乗り、家族や移住者たちは全員何かに殺されたことを明かします。

一方、当初移住者の身体にはGPS発信機が仕掛けられていたことを利用し、海兵隊員は施設の機器を使って信号を探ります。やがて信号の発信先を特定し先発隊はそこに向かいます。

するとそこには動物の巣のような凄惨な風景が広がっていました。無数の卵とエイリアンに寄生され「殺してくれ」と懇願する移住者たち。彼らに慈悲を駆けるべく火炎放射器で彼らを焼き尽くすと、隠れていたエイリアンが一匹、また一匹と目を覚まして先発隊に襲い掛かります。

その惨事に業を煮やしリプリーは海兵隊隊長の制止を振り切って仲間の救助に向かいますが、それでも間に合わず海兵隊は大きな犠牲を払ってしまいます。

一行は覚悟を決め惑星を脱出し、上空から核爆弾でエイリアンを殲滅させる計画を立てます。しかし探査船にはすでにエイリアンが潜入し、リプリーたちが迎えに来るように指示した直後にパイロットは殺され船は墜落してしまいます。

そこでリプリーたちは移住拠点で武器を集め籠城し、時間を稼ぎながら遠隔操作で本船より脱出船を呼び寄せる計画に変更します。ところがそこでうっかりビショップが口を滑らせ、バークがエイリアンを生きたまま持ち帰ろうとしていることが発覚。

怒りに震えるリプリーをよそに、エイリアンの大群が攻め込んできます。倒しても倒しても次々と現れるエイリアンたちを前に一人、また一人と命を落としていく海兵隊員。そして不正にエイリアンを持ち帰ろうとしたバークもあえなく殺されてしまいます。

リプリーは途中でニュートとはぐれ、さらに不運なことにエイリアンによってさらわれてしまいます。そんな中、ビショップは脱出船を呼び寄せることに成功、残された時間の中でリプリーはニュートの後を追いエイリアンの新しい巣を発見します。

そこにはエイリアンの餌食にされかけていたニュートと、無数の卵を産むクイーン・エイリアンが。リプリーは卵をおとりにニュートを取り戻し、隙を見てそこに居たエイリアンたちを焼き殺して呼び寄せた脱出船に乗り惑星を脱出することに成功、リプリーにニュート、負傷した海兵隊員のヒックスと、脱出船を操作したビショップは一命をとりとめます。

しかし本船に戻り移住拠点を爆破して安心したのも束の間、脱出船には卵を燃やされて怒り狂ったクイーン・エイリアンがすでに乗り込んでおり、ビショップの体を真っ二つにして皆を絶望の淵に追い込みます。

リプリーは改めて覚悟を決め、落ち着きを取り戻して貨物作業用のパワー・ローダーを身にまといクイーン・エイリアンと対決、再びエイリアンをエアロックから追い払うことに成功します。

そしてようやく安堵を確認したリプリーは生き残った者たちとともに冷凍睡眠に就き、再び地球への帰還の途に就くのでした。

スポンサーリンク

映画『エイリアン2』の感想と評価

前作を踏襲しつつ大胆に作られた新ストーリー


(C)1979 Twentieth Century Fox Film Corporation. (C)2003 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved

『エイリアン2 完全版』のDVDに収録されているジェームズ・キャメロン監督のインタビューでは、作品作りに対して“2作目”を担当するということに触れており、コメントではその利点をさまざまに挙げていますが、そこにはキャメロン監督が自身の方針作りに対してそれなりに自信をもっていたこともうかがえます。

この時代の映画は、続編を製作する際にはスケールアップすることが得策と考えられる傾向があったようにも思われます。実際『13日の金曜日』などは、2作目を作る際に「(1作目は6人殺したから)2作目は12人殺そう」などといった配給の要求があった、という冗談っぽい話が、さも本当に通ったかのように2作目が出来上がって公開されています。

その意味では、本作のコンセプトではすでにもとの映画とポリシーが全く変わってくるわけで、本作は前作『エイリアン』と比較すると英題の通り“エイリアン”の数が増加するというスケールアップがされており、キャメロン監督も前作のポリシー云々を難しく模索せず割り切って新たな方向を目指している印象が、この作品には感じられます。

例えばグロテスクな惨殺シーンなど、リドリー・スコット監督が手掛けた前作のようにあまり深く映さない撮り方をしているのですが、それは“スコット監督の手法を意識した”というよりは大衆向け、家族で見に行けるような作品にするために、ショッキング度を減らすように演出を考慮したようにも見え、先述の「スケールアップ」、そして大衆化という課題にある意味迎合した形ともいえます。

また前作に比べるとエイリアン自体の全身が確認できるシーンもあり、作品全体としては割と光を多くしている傾向もうかがえ、その点だけでも前作からは大きく異なった印象となっています。

一方、スコット監督の意向をうまく利用した点もあります。前回のコラム記事にも記載しましたが、クライマックスに登場するクイーン・エイリアンはキャメロン監督自身のデザインで、H.R.ギーガーがデザインしたクリーチャーのイメージを大きく踏襲したと語っています。

しかしデザイン的には共通点が認められる一方で、ギーガーのデザインは卵生の生物ながら人間の生態を意識した形状、動きを感じられる一方で、キャメロン監督監督のデザインでは、完全に“虫”を意識しています。

この発想の根源にはスコット監督の使われなかったアイデアなども起因しているようです。というのも、本作でエイリアンの餌食になった人が巣に固定され、幼生体がふ化するための餌食になってしまうというアイデアは、実は『エイリアン』の未発表シーンで作られています。

前作では実際にエイリアンが人を捕食し、卵から寄生生物が出てくるようなシーンはありませんが、実はDVDなどに収録されている未発表シーンの一部では、ノストロモ号の船長ダラスがエイリアンに囚われ、巣に固定されてしまい、対面したリプリーに「(俺を)殺してくれ」と懇願するシーンがあります。スコット監督は編集の段階でこの要素を削除したわけですが、キャメロン監督は「スケールアップ」にうまく利用したという格好になったわけです。

このクイーン・エイリアンは特撮ではなく実物大のモデルを実際に動かして撮影しているものでかなり大掛かりなものですが、その動き一つ一つにはかなりのこだわりも見られます。本作ではエイリアンの成虫体の動きに関しても「人間のような動きでも、人間らしさを感じさせない」というこだわりで何度も試行錯誤したという演出も行われており、そこで生み出された動きはこのクイーン・エイリアンの動きにも反映されていることもうかがえ、大きな見どころの一つとなっています。

「強い女性」ではなく「強くなる女性」を描く


(C)1986 Twentieth Century Fox Film Corporation.
『エイリアン』の未公開シーンとして、実は同乗していた女性隊員のランバートが、リプリーの態度に腹を立てて殴り掛かるというシーンがあります。前作では物語を通して、どちらかというと自分が主導では動かない、誰かについていく消極的な印象を描かれており、唯一強さ、覚悟を見せたのはほかの乗組員が全員死亡し一人になってからです。その意味ではスコット監督には特にリプリーを「強い女性」として描く思いはなかったと推測され、この印象をガラっと変えたのは、まさにキャメロン監督の手腕といえます。

後に公開された『エイリアン 完全版』では、『エイリアン2』には冒頭で地球に置いてきた娘のことを探るというシーンがあります。

当初の公開では削られたシーンで、確かに前作からのつながりを考えると本当に入れるべきかどうかは悩ましい要素にも見えます。しかし後のリプリーという人間の『強い女性』と思わせるキャラクターを作る上では重要な要素でもあり、かつ前作からのつながりも成立できるものでもあります。

何故なら、前作では誰もいない宇宙空間で仲間をすべて殺されたった一人残されるわけで、普通に考えると生き残るのをあきらめてしまうという方向に進む可能性もあったかもしれません。

しかしリプリーが地球に娘を残しているのであれば、生きようとする意味が明確となり最後にエイリアンに真っ向勝負するという流れが作られるわけです。この点からすると、シリーズを通してリプリーの人間像を「強い女性」の方向に向けていった功績は、ある意味キャメロン監督によるものともいえるでしょう。

一方、キャメロン監督は、『ターミネーター』シリーズのヒロイン、サラ・コナーや『アバター』のグレース博士、『タイタニック』のローズなど、自身の作品にはこういった「強い女性」を描くことが多いといわれることがあります。但し、そこには何らか「強くなる要素」を生み出す要素を極力描いていることもある意味注目すべきところでしょう。

本作は、いえば前作でエイリアンに最後の最後まで追い詰められ、吹っ切れたようなところでリプリーが「強い女性」になったという印象があります。これはのちに代表作となった「ターミネーター」シリーズでも同様です。

主人公のサラ・コナーは普通に暮らしている独身OL女性でしたが、ある一晩の出会いで恋に落ちた未来人カイル・リースと結ばれ、息子のジョンを授かったことで『ターミネーター2』では「強い女性像」で登場しました。

この役を演じたリンダ・ハミルトンも、その出演でウィーバー同様に「強い女性」のアイコン的な存在となりました。その意味でキャメロン監督には「強い女性」を描くのではなく、女性が「強くなっていく」姿を描くところに深い興味をもっているとも考えられます。

ちなみにキャメロン監督が本作を作るにあたって大きな課題として挙げたのが「いかにしてリプリーをエイリアンの現場に戻すか」という点にあったと明かしています。

命からがら逃げ出した惨劇の現場に再び戻りたいという人間はいないわけで、物語を成立させるためにリプリーをエイリアンのいる星に戻す理由を考えるのは、非常に重要な課題であります。

この課題を考えていく上で、物語はLV-426に出向いた海兵隊員とリプリー、そしてLV-426でのただ一人の生き残りである少女ニュートの視点に重点を置いた物語となっており、惨劇の現場自体が視点となった前作とは大きな違いともいえます。

まとめ

映像美、世界観という点で徹底して自身のポリシーを反映していた前作に比べ、本作はもっと雑多な印象を受けます。それが最も感じられるのは、登場する人物の性格によるところが大きくあります。前作でノストロモ号の乗組員は総じてエイリアンの存在を恐れていました。

対して本作では怖いもの知らずやおどけ眼など個性派が集まった海兵隊員、それに前作では“顔”が見られなかったウェイランド社の代表として、本作はバークというずる賢さをもつ人物と、意外にもバラエティーに富んだ人間性が垣間見えるメンツで登場人物が構成されており、緊張を最初から最後まで途切れさせることができなかった前作と比較するとどこかほっとできるような雰囲気が、作品には感じられます。

またキャメロン監督監督は、あるインタビューにおいてインタビュアーが物語の質問を行った際に、リプリーの復帰のモデルに関して本作のコンセプト・デザイナーが「ある意味宇宙版ベトナム戦争を作っている」という話を聞いたと話すと、当たっている部分もあると認めています。

1979年には『地獄の黙示録』、1986年には『プラトーン』、1987年には『フルメタル・ジャケット』とベトナム戦争にまつわるエピソードをモチーフとした作品もあり、こういった時代性の影響も強く感じられるところです。

その意味ではSFホラーを代表する作品シリーズの一作として80年代の大衆性、時代性を大きく反映し、ファンとの距離をぐっと縮めて親しまれるコンセプトとした、という点においてもこの作品が長く評価されることに大きく貢献したという要素を感じることができるでしょう。

【連載コラム】『SFホラーの伝説エイリアン・シリーズを探る』一覧はこちら

関連記事

連載コラム

『仮面ライダーアギト』あらすじと内容解説。三人の群像劇とアンノウンという謎多き敵怪人|邦画特撮大全42

連載コラム「邦画特撮大全」第42章 『仮面ライダークウガ』(2000~2001)の成功を経て製作された平成仮面ライダーシリーズの第2弾『仮面ライダーアギト』(2001~2002)。 現在放送中の『仮面 …

連載コラム

【映画比較】スターウォーズと八犬伝は似てる?『宇宙からのメッセージ』『里見八犬伝』|おすすめ新作・名作見比べてみた3

連載コラム『おすすめ新作・名作見比べてみた』第3回 公開中の新作映画から過去の名作まで、様々な映画を2本取り上げ見比べて行く連載コラム“おすすめ新作・名作を見比べてみた”。 第3回のテーマは前回に引き …

連載コラム

ゴジラvsコング考察解説|ネタバレあらすじでキングコング“日本”シリーズ作品を紹介!【邦画特撮大全86】

連載コラム「邦画特撮大全」第86章 今回の邦画特撮大全では、日本で製作された“キングコング”映画を紹介します。 日本では2021年5月14日からの公開が予定されている『ゴジラvsコング』。『ゴジラ キ …

連載コラム

映画『ナチュラル・ボーン・キラーズ』考察。世の中の独裁者は誰だ?|偏愛洋画劇場8

連載コラム「偏愛洋画劇場」第8幕 私は今アメリカへ映画を学びに留学中で、前学期は映画史やショットの種類、ライティングの効果の意味や編集などを座学ですが一通り学ぶクラスを取りました。 毎回約一本映画を観 …

連載コラム

石野理子映画『ファーストアルバム』あらすじと感想。赤い公園メンバーの新ボーカルの貴重な歌声|ちば映画祭2019初期衝動ピーナッツ便り2

ちば映画祭2019エントリー・頃安祐良監督作品『ファーストアルバム』が3月31日に上映 「初期衝動」というテーマを掲げ、2019年も数々のインディペンデント映画を上映するちば映画祭。 ここで上映された …

U-NEXT
CINEMA DISCOVERIES【シネマディスカバリーズ】
架空映画館 by ReallyLikeFilms Online
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
【連載コラム】光の国からシンは来る?
映画『哀愁しんでれら』2021年2月5日(金)より全国公開
映画『写真の女』
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【KREVAインタビュー】映画『461個のおべんとう』井ノ原快彦の“自然体”の意味と歌詞を紡ぎ続ける“漁師”の話
【玉城ティナ インタビュー】ドラマ『そして、ユリコは一人になった』女優として“自己の表現”への正解を探し続ける
【ビー・ガン監督インタビュー】映画『ロングデイズ・ジャーニー』芸術が追い求める“永遠なるもの”を表現するために
オリヴィエ・アサイヤス監督インタビュー|映画『冬時間のパリ』『HHH候孝賢』“立ち位置”を問われる現代だからこそ“映画”を撮り続ける
【べーナズ・ジャファリ インタビュー】映画『ある女優の不在』イランにおける女性の現実の中でも“希望”を絶やさない
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
アーロン・クォックインタビュー|映画最新作『プロジェクト・グーテンベルク』『ファストフード店の住人たち』では“見たことのないアーロン”を演じる
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
【平田満インタビュー】映画『五億円のじんせい』名バイプレイヤーが語る「嘘と役者」についての事柄
【白石和彌監督インタビュー】香取慎吾だからこそ『凪待ち』という被災者へのレクイエムを託せた
【Cinemarche独占・多部未華子インタビュー】映画『多十郎殉愛記』のヒロイン役や舞台俳優としても活躍する女優の素顔に迫る
日本映画大学