Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

ラブストーリー映画

Entry 2018/12/24
Update

映画タイタニック|ネタバレ感想と実話結末のあらすじ評価解説。ディカプリオ代表作でローズがジャックを海を葬った理由を探る

  • Writer :
  • 若松れん

映画『タイタニック』は、1997年に公開されたジェームズ・キャメロン監督による作品で、現在も多くの方々から支持されている作品です。

1912年、英国のサウサンプトン港を出航したタイタニック号沈没事件をベースに、上流階級の女性と貧困青年の儚くも美しい愛を描いた物語です。

なお、映画『タイタニック』はU-NEXT31日間無料トライアルを活用すれば無料で見ることが出来ます。

↓U-NEXT31日間無料トライアルで映画『タイタニック』の動画を無料で見る↓

『タイタニック』の作品情報


TM (C) 2011 Fox and its related entities. All rights reserved.
【公開】
1997年(アメリカ映画)

【原題】
Titanic

【監督】
ジェームズ・キャメロン

【キャスト】
レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット、ビリー・ゼイン、デビッド・ワーナー、フランシス・フィッシャー、ダニー・ヌッチ、ビル・パクストン、グロリア・スチュアート、スージー・エイミス、キャシー・ベイツ、バーナード・ヒル、ジョナサン・ハイド、ヴィクター・ガーバー、マーク・リンゼイ・チャップマン、ヨアン・グリフィズ

【作品概要】
監督を務めたのは、映画『ターミネーター』シリーズや『アバター』などの人気作を世に送り出したジェームズ・キャメロン。

1998年にはアカデミー賞作品賞や監督賞を初めとする11部門を受賞し、セリーヌ・ディオンが歌った主題歌「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」もアカデミー歌曲賞を受賞しました。

また、ジャック役を演じたレオナルド・ディカプリオが、日本でレオ様と呼ばれるきっかけにもなり、ローズ役を演じたケイト・ウィンスレットがアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた作品でもあります。

『タイタニック』のあらすじとネタバレ


TM (C) 2011 Fox and its related entities. All rights reserved.
タイタニック号の沈没から84年後の現代。

トレジャーハンターたちはタイタニック号と沈んだ「碧洋のハート」を探すべく、小型潜水艇を使って海底深くに沈んでいるタイタニック号の調査を行っていました。

そして、船内にあった金庫から、若い女性を描いた絵が1枚発見されます。

この様子はテレビで放送されており、それをみた老女が「その絵は自分」だと名乗り出ました。

こうして、彼女の口から悲惨な事故と、思いもよらない物語が語られることになります。

1912年4月10日。

タイタニック号は1500人以上の乗員乗客を乗せ、アメリカに向けてイギリスの港を出航します。

上流階級のローズ・デウィット・ブケイターは、婚約者のキャルドンと彼との結婚を一方的に決めたローズの母らと一緒にタイタニック号の1等船室に、画家志望で労働青年のジャック・ドーソンはポーカーで手に入れた3等船室に乗船していました。

ローズは、母が強引に決めた結婚が嫌で、船の舳先から飛び降りようとしていたところをジャックに助けられます。

ふたりは、すぐに恋に落ちました。

以下、赤文字・ピンク背景のエリアには『タイタニック』ネタバレ・結末の記載がございます。『タイタニック』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。
ローズはジャックの絵がとても気に入り、彼を晩餐会へ招待しましたが上流階級の人々はジャックを見下すようなことばかりをいいます。

ジャックが舳先で海を眺めているところに、ローズが謝ろうと近づくとジャックは彼女の目を塞いで体を支えると、目を開くよういいました。

そこには、まるで空を飛んでいるかのような美しい大海原が広がっています。

ふたりは身分を越えて惹かれ合っていくものの、ローズの結婚はブケイター家の破産を免れるための政略結婚で、アメリカの御曹司であるキャルドンとの結婚が破談になれば、一家は破産してしまうためローズは悩みました。

ジャックはローズをモデルに絵を描きますが、ふたりに嫉妬したキャルドンはジャックに碧洋のハート泥棒の濡れ衣を着せて彼を閉じ込めます。

その矢先、タイタニック号に激震が走りました。

見張りをしていた乗務員の氷山発見が遅れ、タイタニック号は巨大な氷山と衝突し「沈まない船」がゆっくりと沈没し始めます。

船内には水が浸入し、救命ボートが用意されましたが、ボートの数に限りがあるため、女性と子供が優先されました。

ローズは、取り残されたジャックを探そうと船内を駆け回り、見つけ出した時にはもう船は大きく傾き始めていました。

多くの乗客が船内に残されたまま、船は垂直になって沈み始め、人々は海に投げ出されていくなか、ジャックとローズは必死に手すりに掴まって耐えていました。

タイタニック号は完全に海底に沈み、ジャックとローズは船の残骸にしがみつきながら、暗闇の中で救助を待ちます。

ところが、真冬の海はふたりの体力を奪っていきます。

ジャックはローズに「生きろ」と言い、船の残骸の上にローズを乗せ、彼女の手を握り締めながら極寒の海の冷たさに耐えていました。

しかし、救助がローズを発見したときにはジャックはすでに息絶えており、彼女は「愛してるわ」と涙を流し彼を海へ葬ります。

助けられたローズは、名前確認の際「ローズ・ドーソン」と、ジャックの姓を名乗り、婚約者と母の手を逃れました。

そして現代。

ローズは、ジャックと共に歩んできた人生だったことを語ります。

事故の裏で悲しい物語があったことを知ったトレジャーハンターたちも涙を流し、宝のことばかり考えていた自分たちを恥じました。

その日の夜、ローズはキャルドンからもらった碧洋のハートを海に投げ捨てます。

そして、今は無きタイタニック号の中で皆に祝福されながらジャックと再会する、そんな素敵な夢を見ました。

『タイタニック』を観た感想と評価


TM (C) 2011 Fox and its related entities. All rights reserved.

レオナルド・ディカプリの出世作でもある『タイタニック』は、名作というだけでは足りないほど最高峰の作品です。

誰もが知っているという知名度があるものの、意外にも観てない方も多いことでしょう。

本作は単なる純愛ラブ・ストーリー映画ではありません。

沈没という思いもよらない出来事に、多くの方々が逃げ惑う姿や船から海に投げ出される人々、自分さえ良ければという身勝手な行動など、極限状態に陥った人たちの人間性がリアルに表現されています。

何よりも、巨大な豪華客船がなす術も無く海に沈んでいくシーンは衝撃かつ圧倒的な迫力で、つばを飲む緊張感が全身を包み込みました。

また、エンドロールで流れるセリーヌ・ディオンの高らかな歌声は、起こった事全ての出来事を悲しくも美しく包んでくれます。

レオナルド・ディカプリとケイト・ウィンスレットの共演だからこそ成し得た作品であり、演技はもちろん脚本や演出、音楽など全てにおいて完成度の高い作品です。

まとめ


TM (C) 2011 Fox and its related entities. All rights reserved.

映画『タイタニック』は、1912年に実際に起こったタイタニック号沈没事故を基に、労働階級のジャックと上流階級のローズの身分違いの悲恋と、「沈まない船」と言われていたタイタニック号の沈没を前に、極限状態に陥った人々の姿をリアルに描きました。

タイタニック号に関しては、現代でも様々な情報が語られています。

20世紀最大の海難事故ではありましたが、もしかしたらその中でジャックとローズのような恋物語があったのかもしれませんね。

また、端役にもそれぞれのストーリーがあるのも魅力で、ジャックやローズの思いと共に彼らの心情も捉えて頂くと、より一層お楽しみ頂けます。

関連記事

ラブストーリー映画

池松壮亮映画『君が君で君だ』あらすじ感想と評価レビュー解説。満島真之介と大倉孝二の共演で男たちの哀しいラブストーリー!

この愛は純情か、それとも異常か!? 松居大悟が監督・原作・脚本を担当した『君が君で君だ』は、7月7日(土)より、新宿バルト9ほか、全国で七夕ロードショーされます!! 映画『君が君で君だ』の作品情報 ( …

ラブストーリー映画

映画『真っ赤な星』あらすじネタバレと感想。キャストの小松未来(陽役)が見せた強いまなざし

誰がこの心の空白を埋めてくれるの。 映画『溶ける』で高い評価を受け、史上最年少でカンヌ国際映画祭シネフォンダシオン部門に正式出品されるなど、国内外で注目を集める井樫彩監督の初長編作品です。 悲しみを抱 …

ラブストーリー映画

映画『イースター・パレード』ネタバレあらすじ感想と結末の評価解説。ミュージカル名作傑作でフレッド・アステアとジュディ・ガーランドが恋のダンスバトルで舞う!

ダンスバトルのミュージカル映画『イースター・パレード』 『イースター・パレード』は、『オズの魔法使い』(1939)でドロシー役を務めたジュディ・ガーランドとブロードウェイのダンサー出身フレッド・アステ …

ラブストーリー映画

映画『彼女がその名を知らない鳥たち』ネタバレ感想【白石和彌監督】

『ユリゴコロ』などで知られる沼田まほかるのベストセラー小説を、映画『凶悪』の白石和彌監督が映画化。主演は蒼井優と阿部サダヲ、共演に松坂桃李、竹野内豊。 第22回釜山国際映画祭に正式出品された本作は、か …

ラブストーリー映画

『平場の月』映画化原作ネタバレあらすじ感想と評価解説。50歳過ぎた男女の関係とその生き方

朝倉かすみの小説『平場の月』が映画化決定! 男女の心の機微を繊細に描いて各紙書評にて絶賛され、第32回山本周五郎賞受賞と第161回直木賞にノミネートされた、朝倉かすみの小説『平場の月』。 35年振りに …

Cinemago|想像力の海へ、シネマダイビング。
ACT1|次の物語は、人からはじまる。
Cinemagoオンラインショップ|DVD・鑑賞チケット・オリジナルグッズ
『血を吸うスマトラオオコンニャク』
【坂井真紀インタビュー】ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』女優という役の“描かれない部分”を想像し“元気”を届ける仕事
【光石研インタビュー】映画『逃げきれた夢』
映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』伊澤彩織インタビュー
映画『Sin Clock』窪塚洋介×牧賢治監督インタビュー
映画『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督インタビュー
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
日本映画大学