ディズニー実写映画『ライオン・キング』の前日譚を描いた超実写映画!
バリー・ジェンキンスが監督を務めた、2024年製作のアメリカの実写アニメーション映画『ライオンキング ムファサ』。
息子を命懸けで守った父ムファサ王。孤児であった彼の運命を変えたのは、彼の命を奪った敵スカーとの幼き日の出会いでした。
両親と離れ離れになり彷徨っていた幼き日のムファサは、王家の血をひく思いやりに満ちたライオンのタカ(後のスカー)に救われ、血のつながりを超えた兄弟の絆で結ばれました。
ムファサとタカは、冷徹な敵ライオンから群れを守るため、新天地を目指してアフリカ横断の旅に出るも………。
映画『ライオンキング ムファサ』のネタバレあらすじと作品解説をご紹介いたします。
映画『ライオンキング ムファサ』の作品情報

(C)2024 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
【公開】
2024年(アメリカ映画)
【原作】
『ライオン・キング』、アイリーン・メッキ、ジョナサン・ロバーツ、リンダ・ウールヴァートン
【監督】
バリー・ジェンキンス
【キャスト】
アーロン・ピエール、ケルヴィン・ハリソン・Jr、ティファニー・ブーン、カギソ・レディガ、プレストン・ナイマン、マッツ・ミケルセン、タンディウェ・ニュートン、レニー・ジェームズ、アニカ・ノニ・ローズ、キース・デヴィッド、ジョン・カニ、セス・ローゲン、ビリー・アイクナー、ドナルド・グローヴァー、ビヨンセ・ノウルズ=カーター
【作品概要】
『ムーンライト』(2016)のバリー・ジェンキンスが監督を務めた、アメリカの実写アニメーション作品。
最新の映像技術を駆使して実写もアニメーションも超越した「超実写映画」として新たに映画化したディズニー実写映画『ライオン・キング』(2019)のはじまりの物語です。
『オールド』(2021)のアーロン・ピエールがムファサ、『WAVES ウェイブス』(2019)のケルヴィン・ハリソン・Jrがタカ(後のスカー)の声をそれぞれ演じており、アメリカのテレビドラマ「ハンニバル」シリーズや『アナザーラウンド』(2020)のマッツ・ミケルセン、世界的アーティストのビヨンセ・ノウルズ=カーターら豪華キャスト陣が吹き替え声優として出演しています。
映画『ライオンキング ムファサ』のあらすじとネタバレ

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動物たちの王国、プライド・ランド。サバンナを治める偉大な王ムファサを殺した敵スカーを倒し、プライド・ランドの新たな王となったムファサの息子シンバ。
幼馴染であり妻のナラと共に儀式の地へ向かうため、友人であるミーアキャットのティモンと、イボイノシシのプンバァに、ナラとの間に生まれた娘キアラの子守りを任せました。
迫る嵐と雷に怯えるキアラとティモンたち。そこへ王国の祈祷師の役割を担う謎のマンドリルのラフィキが現れ、自分たちの運命を変えたある幼いライオンの話をしました。
満月を20回迎えても雨が降らず乾燥した土地で両親と暮らしていた幼き日のムファサは、水と食べ物にあふれ、草原と空がどこまでも広がっている命に満ちた王国「ミレーレ」を目指します。
しかしその道中で洪水の被害に遭い、ムファサは両親と離れ離れになってしまったのです。
ムファサが流れ着いた場所は、オバシという王国。そこの若き王子タカ(後のスカー)は洪水で流されてきたムファサを助けます。
はぐれ者のライオンはいつしか裏切り、相手を丸呑みにするという噂を信じているタカの両親エシェとオバシを説得して、タカはムファサを兄弟として迎え入れました。
お互いに兄弟が欲しかったムファサとタカ。大きくなっても仲良く暮らしていました。しかしタカの父オバシは、ムファサの存在を認めず、雄ライオンの群れに入れようとしません。
そのためムファサは、エシェたち雌ライオンの群れに加わり、エシェからペアで狩る方法を教わっていました。
タカがそれをこっそり見ていると、恐ろしい者たちが近づいてきて…。巨大で幽霊のようにホワイトライオンが、エシェに襲い掛かってきたのです。
ムファサはエシェを守るため勇敢に立ち向かいましたが、タカは逃げ帰ってしまいました。
怪我をしたエシェはムファサに支えられながら、オバシたちのもとへ。事情を聞いたオバシは、ムファサに感謝すると同時に、自分たちにはない才覚を持つ彼に驚きました。
「ここから1日もかからない風下に奴らはいる。偵察を出して、また襲ってくる」というムファサの忠告に従い、オバシは兄弟のチガルを偵察に向かわせます。
偵察から戻ったチガルは、自分たちよりも数も多く図体もデカい白いライオンの群れがこっちにやってくること、その群れの中でひときわ大きいホワイトライオンが、群れの王キロスであることをオバシに報告。
キロスたちが噂のはぐれ者たちだと気づいたオバシとエシェは、血筋と一族の未来を守るため、ムファサと一緒にここから離れ、遠くで新たな群れを作って生きていくようにと息子にいいました。
夜明け頃。エシェたちが旅立つムファサたちを見送った直後、キロスが雌ライオンの群れと一緒にやってきました。
ムファサが昨日倒したホワイトライオンが、キロスの息子シャジュだったからです。
オバシとエシェは家を守ろうとしました。しかしライオン同士の掟を守り、狩りをエシェたち雌ライオンに任せて寝てばかりいたオバシが、掟を破って軍隊を作り王家の谷にいるライオンの群れを倒してきたキロスにかなうはずもなく…。
キロスたちはすぐにムファサたちに追いつき、崖まで追い詰めます。ムファサたちは決死の思いで、滝の上から落ちて逃げました。
夜が更けた頃。追っ手を警戒しながら森の中を歩いていたムファサたちは、1匹の雌ライオンと1羽のサイチョウと出会いました。
雌ライオンの名はサラビ、とある群れの王族でしたがキロスたちに群れを滅ぼされ、家臣のザズーと一緒に仲間を求めて彷徨っていたのです。
ムファサたちはまずは腹ごしらえをしようと思い、近くにいた獲物に接近。しかしその得物は若き日のラフィキでした。
ラフィキはヒヒたちと一緒に暮らしていましたが、シャーマンとしての行動が異端とみなされ追放されてしまったのです。
また、ラフィキは、ミレーレに夢で何度も行ったことがあるから場所を知っていると言う…。ムファサとタカは、サラビとザズーとラフィキを仲間に加え、ミレーレへの旅をすることに。
映画『ライオンキング ムファサ』の感想と評価

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ムファサとタカは血の繋がりはなくとも、本当の兄弟のようでした。
子供の時も、大きく成長しても変わらずじゃれ合い、かけっこをし、恋バナをするムファサたちの姿は見ていてとても癒されます。
ですがサラビと出会い、恋に落ちたことで、仲良し兄弟だったムファサたちの関係は崩れてしまいます。
兄弟のためを思ってサラビへの恋心、家族がほしいという気持ちを押し殺そうとしたムファサの気持ちも、両親もサラビもムファサにとられたと嫉妬し憤るタカの気持ちも理解できるだけに、仲違いしてしまったのは本当に悲しいです。
このままムファサたちは敵同士となって終わってしまうのかと思いきや、キロスとの一騎打ちで追い詰められたムファサの前に、タカが母が窮地の時には出せなかった勇気を出して現れた時は、言葉にできない感動が…。
それに、キロスを倒し陸に上がろうとしたムファサの手をタカが掴んだ場面、タカがムファサを救うのかそれとも…と、一瞬ヒヤヒヤしました。
嫉妬に狂いムファサを殺そうと企んだタカ。彼がなぜ「スカー」と名を変えたのか、それを語る場面はとても切ないものでした。
まとめ

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大人気ディズニー実写映画『ライオン・キング』の前日譚にして、続編であった本作。
見どころは、洪水で両親と離れ離れになり独りぼっちになってしまったムファサの運命を変える出会いと、はぐれ者のキロスとの戦い、ムファサとタカ兄弟の関係の変化です。
ムファサの優しさ・勇敢さ・賢さ、家族を得てもまた奪われるのではないかという恐怖心、両親を恋しく思う寂しさといった色んな一面が見られてますますムファサのことが好きになった視聴者も多いことでしょう。
それと同時に、ムファサとは対照的な性格ながらもタカがムファサの運命を大きく変えた存在であったこと、初めての恋に戸惑いながらもアピールする不器用なところなど、スカーと名を変えた彼の想像できないギャップに、ワクワクドキドキがとまりません。
そんなワクワクドキドキハラハラする本作の冒頭では、「(前作『ライオン・キング』のムファサの声を担当したアメリカの俳優)ジェームズ・アール・ジョーンズを偲んで」というテロップが流れました。



































