Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

アニメーション

Entry 2021/04/15
Update

映画『名探偵コナン 緋色の弾丸』あらすじ感想と評価解説。歴代作品にも登場のチートキャラの赤井秀一がファミリー総出で大活躍

  • Writer :
  • ほりきみき

映画『名探偵コナン 緋色の弾丸』が2021年4月16日(金)に公開!

青山剛昌の人気コミックをアニメ化したシリーズ「名探偵コナン」の劇場版24作目『名探偵コナン 緋色の弾丸』。

本作のキーパーソンは、FBI捜査官・赤井秀一。シリーズ20作目「純黒の悪夢(ナイトメア)」以来に劇場版に登場します。しかも、彼の家族も総出演!

ただこの一家、ちょっと特殊な事情があり、原作やアニメには登場しているものの、劇場版では初登場の人もいます。劇場版だけを見てきた方には「この人、誰?」となるかもしれません。

そこでこれだけは押さえておきたい赤井家情報もまとめてご紹介します。

スポンサーリンク

映画『名探偵コナン 緋色の弾丸』の作品情報

(C)青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996

【公開】
2021年(日本映画)

【原作】
青山剛昌『名探偵コナン』(小学館『週刊少年サンデー』連載中)

【監督】
永岡智佳

【脚本】
櫻井武晴 

【声のキャスト】
高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、池田秀一、緒方賢一、岩居由希子、高木 渉、大谷育江、林原めぐみ、浜辺美波

【作品概要】
『名探偵コナン 緋色の弾丸』は劇場版「名探偵コナン」シリーズ第24弾。

タイトルに緋色がつくシリーズは、FBI捜査官として黒ずくめの組織に潜入捜査していた凄腕のスナイパー・赤井秀一が関係している作品を表しています。

映画『名探偵コナン 緋色の弾丸』のあらすじ

(C)青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996

世界最大のスポーツの祭典「WSG -ワールド・スポーツ・ゲームス-」の記念すべき東京開催を迎えようとしている日本。

その開会式に合わせて、日本の技術を総結集し、最高時速 1,000 kmを誇る「真空超電導リニア」が新名古屋駅と東京に新設される芝浜駅間に開通することが発表されました。

世界からの注目を集める中、名だたる大会スポンサーが集うパーティー会場で突如、企業のトップが拉致されてしまいます。

その様子を赤井秀一が見つめ、FBIの面々が赤井からの指令を待っていました。

コナンの推理により、15 年前にアメリカのボストンで起きた忌まわしき WSG 連続拉致事件との関連性が浮かび上がり、当時の事件も FBI の管轄だったことが判明します。

果たしてこれは偶然なのでしょうか?

世界中から大勢の人々が集まる日本で、一体何が起ころうとしているのでしょうか?

スポンサーリンク

映画『名探偵コナン 緋色の弾丸』の赤井ファミリーの紹介

赤井家は母、長男、次男、妹の4人家族です。父親は行方不明で登場していません。

赤井秀一:赤井家の長男

(C)青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996

FBI捜査官で、スナイパーとして超人的なライフルの腕前を持ち、なんと700ヤード先にいる人物が構えたライフルのスコープを撃ち抜くことができます。

ブルース・リーが模索し実践した武道・ジークンドーの使い手でもあり、さらにハッキングや盗聴など情報収集技術もずば抜けています。

黒ずくめの組織に潜入捜査をしていたことがあり、コードネームは「ライ」。

ただ、黒ずくめの組織に対して来葉峠で死んだことを偽装し、今は変装して沖矢昴(おきや すばる)として工藤邸で暮らしています。

このことを知っているのは、コナン、阿笠博士、工藤優作・有希子夫妻(コナンの両親)、一部のFBIメンバーのみ。母と妹は赤井秀一が生きていることを知りません

これまでに沖矢昴として『名探偵コナン 異次元の狙撃手』(2014年)に、赤井秀一として『名探偵コナン 純黒の悪夢』(2016年)に登場しています。

このキャラクターの名前の由来ですが、原作者の青山剛昌は『機動戦士ガンダム』、特に赤い彗星のシャア・アズナブルが好きとのこと。その声優が池田秀一です。そこから“赤い秀一” → “赤井秀一”が誕生しました。

そして、赤井秀一が変装した沖矢昴(おきや すばる)は、シャア・アズナブルの本名、キャスバル・レム・ダイクンからつけられたと言われています。

赤井秀一が乗っている車のプレートナンバーは、池田秀一の誕生日1949年12月2日をもじって「12-02」です。(ちなみに劇場版第22弾『名探偵コナン ゼロの執行人』のメインキャラクター・安室透の愛車マツダ RX-7 FD3Sのナンバー「73-10」は担当声優である古谷徹さんの誕生日7月31日が由来)

羽田秀吉:赤井家の次男

(C)青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996

記憶力抜群で洞察力、推理力も鋭く、中学生でプロ棋士になりました。かつては七冠を達成したこともあります。(現在は六冠)

警視庁の宮本由美婦警と交際中。秀吉が由美にぞっこんで、“由美タン”と呼んでいます。

家族の中では唯一、兄が生きていることを知っていて、今でも連絡を取り合っています

劇場版初登場です。

世良真純:赤井家の末っ子

(C)青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996

蘭たちの高校に転校してきた女子高生で、女子高生探偵を名乗っています。名前は、シャア・アズナブルの妹、セイラ・マスからつけられました。

兄・秀一のカッコよさに憧れて、ジークンドーを学びました

バイクの運転技術もかなりの腕前です。世良真純が乗っているバイクは、YAMAHA XT400E アルテシア。こちらの名前も、セイラ・マスの本名、アルテイシア・ソム・ダイクンに似ています。

真純も、兄・秀一が生きていることを知りません。

これまでにも『名探偵コナン 異次元の狙撃手』(2014年)に登場しています。

メアリー:赤井家3兄妹の母

(C)青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996

劇場版初登場。イギリス人で、イギリスの秘密諜報機関M16のメンバーです。

子どものように小柄で、“領域外の妹”と名乗り、真純と一緒にホテルで暮らしています。

自分の体を小さくした薬の手がかりを得るために来日。真純を通じて、薬の手掛かりとなるコナンを探っています。

長男・秀一が生きていることを知りません

映画『名探偵コナン 緋色の不在証明』

参考映像:『名探偵コナン 緋色の不在証明』

文字で読むだけでは、赤井家について理解しにくいかもしれません。そんな方向けに作られたのが『名探偵コナン 緋色の不在証明』です。

来葉峠で死亡したと思われていた赤井秀一を中心に、これまで断片的に明かされてきた世良真純、羽田秀吉、メアリーそれぞれのパーソナリティや見どころをクローズアップし、複雑に絡みあう危険な一家・赤井ファミリーの関係性を紐解いたTVアニメシリーズ特別総集編。

赤井家の人物について、これまでのTVアニメシリーズからそれぞれのパーソナリティや見どころをクローズアップして編集されました。

2月に公開されたので、上映が終わってしまった地域の方もいるかもしれません。しかし、まだ上映されているようでしたら、ぜひご覧になって下さい。とても上手にまとめてありますので、頭にすっと入ってきます。

映画『名探偵コナン 緋色の弾丸』の感想と評価

(C)青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996

本作に登場する赤井秀一は、原作者の青山剛昌先生が『機動戦士ガンダム』の赤い彗星のシャア・アズナブルがお好きで生まれたキャラクターです。

シャアの声は池田秀一が担当。そこから【赤い(彗星のシャア・アズナブルの声をあてた池田)秀一】 → 【赤井秀一】となったわけです。

ちなみに赤井秀一が変装した沖矢昴はシャア・アズナブルの本名、キャスバル・レム・ダイクンからつけられたと言われています。そして、世良真純はシャア・アズナブルの妹、セイラ・マスの名前からつけられました。

ここまで名前の由来をしましたが、赤井秀一は青山先生の超お気に入りということで、スペックがとんでもなく高い。それをやっかんでチートキャラと呼ぶ人もいるくらい……。

本作でも超人的なライフルの腕前を持つスナイパーとして、またジークンドーの使い手として、そのチートぶりを遺憾なく発揮しています。赤井秀一が興行収入100億の男を目指せるのではないかと思うくらいの活躍ぶりです。

そして、それをサポートするのが羽田秀吉。赤井秀一も優秀な頭脳を持っていますが、弟には敵わないかもしれないと思ってしまうほど、冷静沈着に的確な判断を下していきます。

そんな羽田秀吉も恋路となると詰めの甘さが出てしまいます。“由美タン”との関係が一気に進展するかと思いきや…。でも、そこがまた秀吉の魅力なのかもしれません。

ところで、かつて赤井秀一は黒ずくめの組織に潜入するために、組織メンバーの宮野明美に諸星大と名前を偽って近づきましたが、この宮野明美こそ、灰原哀(本名は宮野志保)の姉。

赤井秀一がFBIの人間だと組織にばれたことをきっかけに殺されたので、灰原哀は赤井秀一のことを快く思っていません。

赤井秀一に対する灰原哀の感情をコナンが察して取り繕うシーンがありました。コナンの心配りが憎い! ほんの一瞬ですので、お見逃しなく。

タイトルには「弾丸」という言葉が入っていますが、コナンと赤井秀一は黒ずくめの組織を壊滅させる可能性がある存在として、黒ずくめの組織のボスである“あの方”から「銀の弾丸(シルバーブレッド)」と呼ばれています。

そんな2人が協力して事件を解明していく中で、シルバーブレッドが驚くような大きな役割を果たします。赤井秀一はやっぱりチートキャラかも!!

赤井ファミリーが集結する本作には、ファミリーの事情を知るコナンの心配りや優しさなどが見られます

頭脳明晰ばかりでない江戸川コナンの新しい魅力にも気づかされることでしょう。

スポンサーリンク

まとめ

(C)青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996

映画『名探偵コナン 緋色の弾丸』を見る前に、ストーリーを充分楽しめるように登場する赤井一家中心で簡単にまとめてみました。

本作では、FBI捜査官・赤井秀一の活躍に加えて、赤井の弟でプロ棋士の羽田秀吉、女子高生探偵の妹・世良真純、3人の母親でイギリス人のメアリーも登場し、“赤井ファミリー”が集結

作中、世界最大をうたうスポーツの祭典と、それにあわせた最高時速1000キロを誇る「真空超伝導リニア」の開発という2つのキーワードがあります。

大イベントに合わせて起こる前代未聞の事件に江戸川コナンが挑みます。コナンと絡む赤井ファミリーの活躍に期待も高まります。

映画『名探偵コナン 緋色の弾丸』が2021年4月16日(金)に公開!



関連記事

アニメーション

映画『アーサー・クリスマスの大冒険』あらすじネタバレと感想!ラスト結末も

スポンサーリンク CONTENTS映画『アーサー・クリスマスの大冒険』作品情報映画『アーサー・クリスマスの大冒険』あらすじとネタバレ『アーサー・クリスマスの大冒険』の感想と評価まとめ 映画『アーサー・ …

アニメーション

STAND BY MEドラえもん2|ネタバレ感想レビュー評価。原作漫画アニメから続く“未来”への願いをさらに描く

映画『STAND BY MEドラえもん2』は2020年11月20日(金)より全国ロードショー! 国民的漫画『ドラえもん』のアニメシリーズにおいて初のフル3DCGアニメーション作品として制作され、201 …

アニメーション

Netflix映画『紅き大魚の伝説』ネタバレ感想と考察評価。中国アニメ界が紡ぐ精霊と人間による愛と成長の“運命”

「“恩”に報いることがそんなに罪なのか?」少女が掟を破ってまで守り抜いた少年の魂が、精霊と人間を繋ぐ伝説の物語となる 『紅き大魚の伝説』は、2016年に公開された中国のファンタジーアニメ映画作品。不思 …

アニメーション

『ミッシングリンク』ネタバレ感想と結末までのあらすじ。スタジオライカが贈るアニメ映画の遊び心【英国紳士と秘密の相棒】

映画『ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒』は2020年11月13日公開。 ストップモーションアニメを作り続けている職人集団スタジオライカ。 2020年11月13日より日本公開の『ミッシング・リン …

アニメーション

『ヒーローマスク2』ネタバレ感想と考察。Netflixアニメのシーズン2で明かされるマスクの謎とそれぞれの信念の行先

『ヒーローマスクHEROMASK PART2』で“マスク”に隠された秘密が明らかになる。 2020年8月23日からNetflixで独占配信中の『HERO MASK』。 Part1で、刑事・ジェームズは …

U-NEXT
CINEMA DISCOVERIES【シネマディスカバリーズ】
架空映画館 by ReallyLikeFilms Online
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
【連載コラム】光の国からシンは来る?
映画『哀愁しんでれら』2021年2月5日(金)より全国公開
映画『写真の女』
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【KREVAインタビュー】映画『461個のおべんとう』井ノ原快彦の“自然体”の意味と歌詞を紡ぎ続ける“漁師”の話
【玉城ティナ インタビュー】ドラマ『そして、ユリコは一人になった』女優として“自己の表現”への正解を探し続ける
【ビー・ガン監督インタビュー】映画『ロングデイズ・ジャーニー』芸術が追い求める“永遠なるもの”を表現するために
オリヴィエ・アサイヤス監督インタビュー|映画『冬時間のパリ』『HHH候孝賢』“立ち位置”を問われる現代だからこそ“映画”を撮り続ける
【べーナズ・ジャファリ インタビュー】映画『ある女優の不在』イランにおける女性の現実の中でも“希望”を絶やさない
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
アーロン・クォックインタビュー|映画最新作『プロジェクト・グーテンベルク』『ファストフード店の住人たち』では“見たことのないアーロン”を演じる
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
【平田満インタビュー】映画『五億円のじんせい』名バイプレイヤーが語る「嘘と役者」についての事柄
【白石和彌監督インタビュー】香取慎吾だからこそ『凪待ち』という被災者へのレクイエムを託せた
【Cinemarche独占・多部未華子インタビュー】映画『多十郎殉愛記』のヒロイン役や舞台俳優としても活躍する女優の素顔に迫る
日本映画大学