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Entry 2018/09/06
Update

劇場版「フリクリ オルタナ」あらすじと感想。ハル子とカナブンの魅力とは

  • Writer :
  • シネマルコヴィッチ

劇場版「フリクリ オルタナ」は、9月7日(金)公開! 劇場版「フリクリ プログレ」は、9月28日(金)公開!!

普通すぎる自分にモヤモヤした日常を過ごす、17歳の高校生の河本カナ、あだ名はカナブン。

突如、嵐のごとく登場したハル子の存在に、翻弄されっぱなしのカナブン。だが、ある事件をきっかけに、カナブンの額から突如としてお花が生えてくる⁈

特殊な才能を開花させたカナブンは、日常と非日常の間で闘うことを決意。いったいカナブンは何故に17歳の高校生として闘うのか?

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劇場版「フリクリ オルタナ」の作品情報


(C)2018 Production I.G/東宝

【公開】
2018年(日本映画)

【監督】
上村泰

【総監督】
本広克行

【キャスト】
新谷真弓、美山加恋、吉田有里、飯田里穂、田村睦心、小西克幸、永塚拓馬、鈴木崚汰、伊藤美紀、真坂美帆、森功至、松谷彼哉、青山穣

【作品概要】
コミカルさの中にシュールなデザイン性や展開の読めない先見的な演出方法で日本のみならず、海外のアニメファンからも支持された全6巻のOVA「フリクリ」の続編として劇場公開される第1弾。

ハル子の声はOVA版に引き続き新谷真弓、カナの声を美山加恋が務めています。

OVA版の監督を務めた鶴巻和哉がスーパーバイザーにまわり、貞本義行はキャラクター原案、そしてテレビアニメ『幼女戦記』の上村泰が監督が演出を担当しました。

劇場版「フリクリ オルタナ」のあらすじ


(C)2018 Production I.G/東宝

昨日と何もかわらない日常を過ごしている17歳の高校生、河本カナ。

カナは親しい女友だちに、小学生の時に付けられたあだ名、“カナブン”と呼ばれています。

いつものメンバーと語り合う意味のない会話を今日も楽しみ、またアルバイト先である蕎麦屋でも元気に働いていました。

学校生活に何も不満はない彼女。しかし、2年生になった今、担任の教師から将来の進路志望を記入させるアンケート用紙を配布されました。

でも、17年間生きてきたカナブンには、今の満足して楽しんでいるほか、何も望むものなどありませんでした。

そんなカナブンの前に、嵐のごとく登場した宇宙人のハル子。ある事件をきっかけに、突如としてカナブンのおでこからピンク色に光る花が生えてきました。


(C)2018 Production I.G/東宝

いつもとかわらなかったカナブンの日常は、非日常である奇怪なロボットたち侵略者と、煙を吐きながら動き出した“謎の巨大なアイロン”によって侵略されていくのだが…。

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劇場版「フリクリ オルタナ」の感想と評価


(C)2018 Production I.G/東宝
本作「フリクリ オルタナ」は劇場版として製作されたアニメーション。

2000年から2001年に全6巻のOVAとして発表された「フリクリ」が始まりです。

日本国内のみならず、世界中のアニメファンを熱狂させた秀作として広く知られています。

コミカルで斬新なデザイン性や次の展開が読めない演出、そして、「the pillows」のオルタナティヴ・ロックのメロディーを乗せたダイナミックなアクション場面は、コアなファンを増殖させながら、大きなインパクトを与えました。

そのOVA版「フリクリ」が2018年に新たな劇場版「フリクリ オルタナ」として、9月7日(金)公開で帰ってきました。
(*本作1本のみならず、劇場版「フリクリ プログレ」も、9月28日(金)公開)

新作アニメ、劇場版「フリクリ オルタナ」を制作するにあたり、スーパーバイザーを「フリクリ」の生みの親である鶴巻和哉、キャラクター原案を貞本義行が務めました。

また、劇場版「フリクリ オルタナ」の監督を務めたのは、『幼女戦記』で重厚な戦闘描写を描き、『パンチライン』ではポップな演出を見せた上村泰です。

互いを補うハル子とカナブン


(C)2018 Production I.G/東宝

本作の見どころは、何といってもアナーキーな宇宙人で、インパクトが強烈なキャラクターのハルハラ・ハル子

言わずもがな彼女の魅力にゾッコンのハル子ファンには、お待たせな作品ですよね。

もちろん今回もハル子の自由自在さはこの作品でも健在です。

そんなハル子が17歳の高校生である河本カナ、通称カナブンの“何ごともない平凡な日常”を壊し、ことごとく惑わす存在としての面白さがとにかく満載なので、劇場で見ることをまずはオススメいたします。

奇妙なまでの大人なお色気から、過激なほどの運動能力を活かしたアクションで、常にカナブンに大きな刺激を与えていきます。

一方で、カナブンはハル子とまったく異なったキャラクターであることが、本来の作品テーマの中心にあります。


(C)2018 Production I.G/東宝

そこから見えてくるのは、カナブンという17歳の少女の乙女心です。

何もかわらない日常という、「明日が昨日の寄せ集めでもいい」と感じながら高校生活を過ごすカナブンにとっては、超現実的なシュールな対局がハル子なのです。

カナブンは一般的などこにでもいそうな女の子。友だちと比べれば美人とはいえなし、奇抜な絵を描きデザインをするような才能もありません。

でも、そんな女友だちと過ごす日常を侵食してくるのは、将来への進路や就職へ社会に出る不安、初めて男の子に抱く恋愛感情などです。

高校生時代に女子や男子に関係なく、“いつまでもゆったりとした何も変わらない日常を過ごせたらいいな”。

そんな気持ちを河本カナという少女は強く抱いています

本作はカナブンの行動を通して、誰もが持っていた青春時代を過ごしていた“あの放課後の光のなかにあった至福”を思い出させてくれるのではないでしょうか。

もちろん、その反面で青春真っ只中ときの問題や事件は、ハチャメチャなハル子がメタファーとして役割を果たしています。

まとめ


(C)2018 Production I.G/東宝

OVAシリーズ「フリクリ」に引き続き、自由自在で身勝手なハルハラ・ハル子の声は、今回も新谷真弓がパワフルで、時にクレイジーに演じています。

ダイナミックでありながらも、ソリッドでポップな作風のなか、ハル子に何度も刺激され、また何か大切なものを壊されてしまうカナブンこと17歳の高校生河本カナ

17歳の少女にとっての通過儀礼は、どれほどミラクルな心境なのか注目ですよ。

壊されつつも組み立てていく乙女心は、何歳になっても心の奥底にある、もうひとりのあなたなのかもしれません。

ふたたび驚愕させられる劇場版「フリクリ」は、ピンク色にキラキラと輝いた青春そのものです。

劇場版「フリクリ オルタナ」は、9月7日(金)より公開です、お見逃しなく!

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