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Entry 2019/03/27
Update

映画『イップ・マン4 完結篇』あらすじとキャスト。ドニーイェンが華麗な中国武術で魅せる予告編解禁

  • Writer :
  • 石井夏子

ドニー・イェン主演「イップ・マン」シリーズ最新作


(c)Mandarin Motion Pictures Limited, All rights reserved.

『イップ・マン 序章』(2008)『イップ・マン 葉問』(2010)『イップ・マン 継承』(2015)から続く、宇宙最強のドニー・イェン主演の映画『イップ・マン4 完結篇(原題)』が、中国公開決定を受け、日本でも近日公開と決定しました。

映画『イップ・マン4 完結篇(原題)』は、「イップ・マン」シリーズの聖地でもある新宿武蔵野館をメイン館として、新2020年7月3日(金)より公開を予定しています。

あわせて日本でも解禁となった海外版ティザー予告編(日本語字幕付)でその世界観をご堪能ください。

映画『イップ・マン4 完結篇(原題)』ティザー予告編

2019年3月16日16:30、香港フィルマートの会場にはイップ・マンを演じるドニー・イェン、監督のウィルソン・イップ、アクション監督のユエン・ウーピン、製作のレイモンド・ウォン、そして、イップ・マンの妻ウィンシン役のリン・ホンほか、スタッフとキャストが集結。

映画『イップ・マン4 完結篇(原題)』の中国公開予定が2019年7月であるということを発表。

それに合わせて、本作のプロデューサーでもあるドニー・イェンがディレクションに参加したティザー予告編などが続々公開されました。

そして原題タイトルの「完結篇」の文字が表すとおり、シリーズ4作目にして完結篇であることを公表しました。

ティザー予告の解説

解禁されたティザー予告では、これまでのシリーズ、戦時下の日本軍との闘いを描いた『イップ・マン 序章』、英国統治下のイギリス人との闘いを描いた『イップ・マン 葉問』、詠春拳同士の戦いを描いた『イップ・マン 継承』での孤高な闘いを振り返ります。

そして本作の紹介へと移るティザー予告。

最愛の妻と死別したイップ・マンが、ブルース・リーの招待を受け息子とサンフランシスコに渡米、その後チャイナタウンで繰り広げられる米海軍との闘いに立ち向かう姿を紹介。

ドニー・イェン演じるイップ・マンの新たな闘いに期待せずにはいられない内容となっています。

ティザー予告最後に浮かび出る「さよなら イップ・マン」という文字に、思わず「だめ!さよならしない!ずっと続けて!」と叫んでしまいました。

映画「イップ・マン」シリーズとは

参考映像:『イップ・マン 序章』オリジナル・トレーラー

イップ・マン(葉問)は、1893年10月1日生まれの香港の中国武術家

詠春拳葉問派の宗師で、ブルース・リーの師匠でもある実在の人物です。

彼の波乱に満ちた人生を、脚色しつつアクションドラマとして作り上げたのが映画「イップ・マン」シリーズです。

ドニー・イェンの穏やかで優美、それでいて俊敏な身のこなしが、イップマンをよりカリスマに満ちた存在にしました。

リン・ホン(熊黛林)演じる強く美しい妻には頭が上がらないというギャップも魅力のひとつ。

単品映画としても楽しめますが、本作『イップ・マン4 完結篇(原題)』はそんな愛する妻を失った失意の幕開け。

シリーズを通して観ていれば、キャラクターへの思い入れが強まり、イップ・マンの悲しみにより共感できるはずです。

映画『イップ・マン4 完結篇(原題)』の作品情報


(c)Mandarin Motion Pictures Limited, All rights reserved.

【日本公開】
2019年(香港映画)

【原題】
葉問4 完結篇(英題:IP MAN4 )

【監督】
ウィルソン・イップ(葉偉信)

【アクション監督】
ユエン・ウーピン(袁和平)

【音楽】
川井憲次

【キャスト】
ドニー・イェン(甄子丹)、スコット・アドキンス、ルシアン、チャン・クォックワン(陳國坤)

【作品概要】
監督はシリーズ通して撮り続けているウィルソン・イップ。

アクション監督もユエン・ウーピンが続投。

主演イップ・マンを演じるのはもちろんドニー・イェン。香港映画のみならず、『ローグ・ワン/スターウォーズ・ストーリー』(2016)『トリプルX:再起動』(2017)といった海外アクション大作にも引っ張りだこの宇宙最強の俳優です。

『ドクター・ストレンジ』(2016)のルシアン役も記憶に新しい、英国出身の俳優スコット・アドキンスが、イップ・マンに立ちはだかる米海軍役に扮します。

イップ・マンの愛弟子ブルース・リーは、『少林サッカー』(2001)のブルース・リーなりきりゴールキーパーでおなじみのチャン・クォックワン。『イップ・マン 継承』(2008)に続き同役を演じました。

映画『イップ・マン4 完結篇(原題)』あらすじ


(c)Mandarin Motion Pictures Limited, All rights reserved.

1964年、最愛の妻との死別後、愛弟子ブルース・リー(チャン・クォックワン)の招待を受け、息子とともにサンフランシスコに渡ったイップ・マン(ドニー・イェン)。

しかし、ブルースが開いた詠春拳の道場が、現地チャイナタウンと米海軍との抗争に巻き込まれ…。

遥かアメリカの地で、最強子弟タッグが遂に誕生します!

まとめ

宇宙最強ドニー・イェンが詠春拳の達人イップ・マンを演じる「イップ・マン」シリーズ待望の最新作にして完結編、『イップ・マン4 完結篇(原題)』が新宿武蔵野館ほかにて2020年7月3日(金)より公開

「イップ・マン」シリーズ全てを公開し、さらにはスピンオフ映画『イップ・マン外伝 マスターZ』(2018)の上映劇場でもある、“イップ・マン”の聖地・新宿武蔵野館をメイン館とし、全国順次公開されます。

シリーズを観ていなくても、どこから観ても楽しめる「イップ・マン」ですが、『イップ・マン4 完結篇(原題)』公開までに時間はありますので、今のうちにシリーズをおさらいしてはいかがでしょうか。

映画『イップ・マン4 完結篇(原題)』、満を持してブルース・リーとの物語が始まります





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