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Entry 2019/01/30
Update

映画『ザ・ファブル』キャストのヨウコ役は木村文乃。演技力とプロフィール紹介も

  • Writer :
  • 谷川裕美子

南勝久による大人気マンガ『ザ・ファブル』を岡田准一主演で実写化した映画が、2019年6月21日に公開されます。

原作は2017年度講談社漫画賞一般部門受賞作。

凄腕の伝説的殺し屋が、ボスの指令で「誰も殺さず普通に暮らす」ことに悪戦苦闘する様をコミカルに描いたアクション・エンターテイメント作品です。

監督を務めるのは、数々の広告祭で受賞歴を持ちCM界の巨匠と呼ばれ、『めんたいぴりり』監督として知られる江口カン

脚本は『20世紀少年』『GANTZ』などヒット作を手掛けた渡辺雄介が担当しています。

主人公ファブルを演じる岡田准一はじめ、木村文乃、佐藤浩市、柳楽優弥、山本美月、向井理、福士蒼汰、佐藤二朗など豪華俳優が共演。

この記事では、ヨウコ役を演じる木村文乃について詳しくお伝えしていきます。

映画『ザ・ファブル』の作品情報


(C)2019「ザ・ファブル」製作委員会

【公開】
2019年(日本映画)

【原作】
南勝久『ザ・ファブル』(講談社)

【監督】
江口カン

【キャスト】
岡田准一、木村文乃、佐藤浩市、柳楽優弥、山本美月、向井理、福士蒼汰、佐藤二朗、安田顕

【作品概要】

ボスの命令で休業することとなった伝説的な殺し屋・ファブル。「普通」の生活に悪戦苦闘する彼の姿がコメディタッチで描かれます。本格的アクション・エンターテイメント作品です。

岡田准一、木村文乃、佐藤浩市、柳楽優弥、山本美月、向井理、福士蒼汰、佐藤二朗、安田顕など実力派の豪華俳優陣が集結。

『めんたいぴりり』で知られるCM界の巨匠・江口カン監督と、『20世紀少年』『GANTZ』などヒット作を連発する脚本家・渡辺雄介がタッグを組んでいます。

映画『ザ・ファブル』のあらすじ

「どんな相手も6秒以内に殺す」ことで知られる謎の殺し屋・ファブル。

「ファブル」とは「寓話」という意味。裏社会では誰もが恐れる伝説的存在です。

しかし、仕事をし過ぎていた彼に、育ての親であるボスはある指令を与えます。

「一年間、一般人として普通に暮らせ。休業中に誰かを殺したら、俺がお前を殺す」

ファブルは佐藤アキラという偽名を使い、兄妹という設定を与えられた相棒・ヨウコと大阪で暮らし始めます。

生まれて初めて一般人としての生活をするようになったファブルは、生活に溶け込むためにインコを飼ったり、バイトをしたりして毎日悪戦苦闘。

徐々に「普通」の生活を満喫し始めるファブルでしたが、彼の命を狙う裏社会の組織や、彼に助けを求める者たちが次々に現れて、事態は思わぬ方向へ発進し…。

映画『ザ・ファブル』ヨウコ役は木村文乃(きむらふみの)

参考映像:映画『RANMARU 神の舌を持つ男』(2016)

映画『ザ・ファブル』でヨウコ役を演じる木村文乃(きむらふみの)は1987年10月19日生まれの31歳。東京宇都出身の女優です。トライストーン・エンターテイメント所属。

2004年にDHC協賛映画『アダン』ヒロインオーディションで選ばれ、2006年同作品にて女優デビュー。

2006年の映画『風のダドゥ』で映画初主演を果たします。

同年にはNHK大河ドラマ『功名が辻』でテレビドラマ初出演

2008年出演のNHK連続テレビ小説『だんだん』では、ヒロインのライバル役を演じました。

2005年日本プロボウリング協会「DHCレディースオープンツアー」イメージガールとなり、日本ボウリング協会親善大使を務めたり、イベントにも参加します。

しかしその後しばらく仕事に恵まれず、アトピー性皮膚炎の悪化で芸能活動を一時休止しましたが、23歳で現事務所からスカウトされたことをきっかけに芸能活動を再開

翌年2011年に出演した「ちふれ化粧品」CMで関係者の目に留まり、無名にして4カ月という短期間に4社のCMに起用される売れっ子となりました

NTTドコモスマートフォンCMでは、CM好感度ランキングで一気に2位に浮上。

その勢いで再び『蜜の味~A Taste Of Honey』で連続ドラマにレギュラー出演翌年2012年にはNHK朝ドラ『梅ちゃん先生』に出演して日本全国で知られる女優となりました。

同クールで『浪花少年探偵団』『黒の女教師』と3本の連続ドラマに出演。その後も話題作に次々と出演します。

2014年に映画2作品、ドラマ6作品での演技が認められ、第38回エランドール賞を受賞

同年、蜷川幸雄演出作品『わたしを離さないで』で初舞台を踏みます。

2015年には『マザー・ゲーム~彼女たちの階級~』で連続ドラマ初主演

そのほか映画『火花』『伊藤くん A to E』『体操しようよ』『居眠り磐音』、ドラマ『精霊の守り人』『神の舌を持つ男』『ボク、運命の人です。』『99.9-刑事専門弁護士-SEASON Ⅱ』など数々のヒット作に出演しています。

趣味は映画鑑賞、写真、散歩、鉄道ファン。特技は乗馬、スキー、剣道初段、水泳と多才。

インスタグラムでは「#ふみ飯」と題して、和の一汁三菜を基本とした手料理写真を公開。バランス良い料理が彩り美しく盛り付けられ、若い女性中心に大きな注目を集めています。

私生活では、約5年間演技指導を受けていた一般男性と2016年に結婚。

映画『ザ・ファブル』ヨウコはどんな役?

ヨウコは主人公ファブルのパートナー。ボスの指示で大阪に移住し、周囲にはファブルの妹ということで通して、彼の運転手やサポートを務めています。

10歳で火災により家を両親を失い、ボスに保護されて指導を受けました。

格闘の腕も高く、銃器の扱いにも慣れていますが、実践経験は多くありません。父を思い出して泣くなど、精神的な弱みをみせることもあります。

目標は休業期間中に恋をすること。

徐々にファブルに対して他人とは違う心遣いをみせるようなり、彼が人助けをするときには協力します。

木村文乃の演技力の評価は

一度は芸能界を休業したものの、その後復活し大ブレイクを遂げた木村文乃。いまやひっぱりだこの人気女優です。

2014年には映画2作品、テレビドラマ6作品での演技を認められ、第38回エランドール賞新人賞を受賞しています。

堀北真希主演のNHK朝ドラ『梅ちゃん先生』では、冷静な看護師・野村静子役を見事に演じて、全国区での人気女優となりました。

透明感ある笑顔と、はかなく消えてしまいそうな表情が、観ている者の心をぐっとつかんで離しません。

どんな役でも演じる実力を持ち、そのどれもが別人にみえる女優です。容姿自体が地味めであることも、役の幅を広げる大きな力となっています。

初主演ドラマ『マザーゲーム』では、高い演技力をいかんなく発揮し、イメージとギャップの大きい役を演じ切りファンを惹きつけました。

また「#ふみ飯」とハッシュタグをつけた、彩り豊かな手作り料理写真をインスタグラムで公開して、男性にとどまらず若い女性を中心に支持を広げています。

栄養バランスが考えられた繊細な盛り付けの料理からは、丁寧に仕事に向き合う彼女の姿勢そのものが伝わってきます。

木村文乃の公式SNSの紹介

「#ふみ飯」で大人気のインスタグラマーでもある木村文乃の公式SNSをみつけましたのでご紹介させて頂きます。

まとめ

本格的アクションを交えてのコメディ大作映画として大きな注目を集める『ザ・ファブル』。

キャストには、岡田准一はじめ、木村文乃、佐藤浩市、柳楽優弥、山本美月、向井理、福士蒼汰、佐藤二朗といった実力派が勢ぞろいしています。

監督を務めたCM界の巨匠・江口カン自身が「こんな映画が撮りたかった!!」と語る、笑えてカッコいいエンターテイメント作品となっています。

主人公・ファブルの相棒を務めるヨウコを演じる木村文乃。コメディエンヌとして更なる開花を遂げるのか注目が集まっています。

超一級エンターテイメント作品、アクション・コメディ『ザ・ファブル』は2019年6月21日より全国ロードショーです。



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