『新感染 ファイナル・エクスプレス』から、4年後の世界。
全世界の映画祭で大絶賛を浴び、韓国、日本をはじめ世界中で歴史的大ヒットを記録した『新感染 ファイナル・エクスプレス』。
『新感染 ファイナル・エクスプレス』から4年後の世界を描いた『PENINSULA(英題)』が、『新感染半島 ファイナル・ステージ』の邦題で決定し、2021年1月1日より(金)TOHOシネマズ日比谷ほかにて、全国ロードショーとなります。
前作の解説もふくめ、『新感染半島 ファイナル・ステージ』をご紹介します。
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前作『新感染 ファイナル・エクスプレス』とは?
韓国映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』(原題:부산행、英題:Train to Busan)は、韓国では2016年7月20日に、日本では2017年9月1日に公開。
ソウルとプサンを結ぶ時速300キロメートル以上で走行中の高速鉄道の中で突如として発生した、謎のウィルスの感染拡大によって引き起こされる恐怖と混沌を描いた韓国製サバイバルパニックアクションです。
韓国のアニメーション界で注目を集めてきた新鋭ヨン・サンホ監督が初めて手がけた実写長編映画で、前日譚となる物語が長編アニメ『ソウル・ステーション パンデミック』で明らかにされています。
キャストは、『82年生まれ、キム・ジヨン』(2020)のコン・ユとチョン・ユミ、マブリーことマ・ドンソク、『パラサイト 半地下の家族』(2019)のチェ・ウシクと、実力派が集結。
2016年カンヌ国際映画祭ミッドナイト・スクリーニング部門にアジアから出品された本作は、上映に居合わせたジャーナリストらのド肝を抜き、大反響を呼び起こしました。その後も世界各国の映画祭で喝采を浴びたその映画には、156ヵ国からの買付オファーが殺到。
さらに批評サイト“ロッテントマト”で96%もの支持を獲得し、エドガー・ライト、ギレルモ・デル・トロ、スティーヴン・キングらがツイッターなどで絶賛コメントを発信し、アメリカでのリメイクも決定。各国で大ヒットを記録しました。
映画『新感染半島 ファイナル・ステージ』について
舞台は『新感染 ファイナル・エクスプレス』の4年後の“半島”。
人間を凶暴化させる謎のウィルスの感染爆発で荒廃した祖国に、ある任務を果たすため戻ってきた元軍人のジョンソクを、カンヌ映画祭でパルムドールを受賞した是枝裕和監督が初めて手がける韓国映画『ブローカー(仮)』への出演が決定しているカン・ドンウォンが演じました。
前作『新感染 ファイナル・エクスプレス』で監督を務め、韓国だけでなく世界で高い評価を受けたヨン・サンホが引き続き監督を務めます。
前作よりもさらに壮大なスケールで描かれ、250人を超えるVFXスタッフにより作り上げられたビジュアルと、20分に及ぶ刺激的なカーチェイスは圧巻です。
カンヌ映画祭オフィシャルセレクションにも選出。本国ではコロナ禍の2020年7月に2,338スクリーンで公開され、大ヒットを記録した、「救世主」映画です。
映画『新感染半島 ファイナル・ステージ』の作品情報
【日本公開】
2021年(韓国映画)
【英題】
PENINSULA
【監督】
ヨン・サンホ
【キャスト】
カン・ドンウォン、イ・ジョンヒョン、クォン・ヘヒョ、キム・ミンジェ、ク・ギョファン、キム・ドゥユン、イ・レ、イ・イェオン
【日本語字幕翻訳】
根本理恵
映画『新感染半島 ファイナル・ステージ』のあらすじ
パンデミックが半島を襲ってから4年後。
香港に逃げ延びていた元軍人のジョンソク(カン・ドンウォン)は、ある任務を遂行するために半島に戻ってきます。
任務とは、チームを組み3日以内に大金が積まれたトラックを回収して半島を脱出すること。
チームはウィルスにより凶暴化した人間たちから逃れ、順調にトラックを手に入れるも、突如とし631部隊と呼ばれる民兵集団に襲われてしまいます。
トラックも奪われ、危機一髪となったジュンソクを救ったのはミンジョン(イ・ジョンヒョン)母娘。
そして、彼らはともに半島を脱出するために協力することになり…。
まとめ
コロナ禍にあえぐ韓国映画界において「救世主」と讃えられ大きな話題を呼んだ本作が、ついに日本上陸です!
荒廃した“半島”を舞台に描くノンストップ・サバイバル・アクション『新感染半島 ファイナル・ステージ』は、2021年1月1日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて全国ロードショー。