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チョッとだけツウ好みな映画WEBマガジン【Cinemarche:シネマルシェ】
映画感想レビュー&考察サイト「Cinemarche(シネマルシェ)」で掲載している最新情報をまとめてご紹介!
☆今週末1月17日(金)18日(土)に劇場公開を迎える新作映画のオススメ情報。
★注目の映画人インタビューは、映画『太陽の家』の出演の広末涼子さんに新作映画に込めた思いを伺いました。
☆プレゼントは、一般試写会プレゼントの映画『ソン・ランの響き』です。
★Cinemarche編集部のつぶやきは「日本で活躍する外国人の映画作家」についてなど、盛りだくさんの内容でお届けします。
CONTENTS
今週末【1月17日(金)公開】のおすすめ映画
『コンプリシティ/優しい共犯』(クロックワークス)
映画『コンプリシティ/優しい共犯』は2020年1月17日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開!
短編作品『SIGNATURE』が、第70回ロカルノ国際映画祭などで審査員から高い評価を受けた近浦啓監督。
彼がのその続編的な長編デビュー作としたのが、『コンプリシティ/優しい共犯』です。
『孔雀 我が家の風景』の中国人俳優ルー・ユーライが、中国人青年チェン・リャンとして演じたのが、日本に来た技能実習生。中国の家族たちの期待を背負って来日したものの、劣悪な職場環境から逃げ出してしまう…。
そのほか、不法滞在する青年と出会う、蕎麦屋の店主である弘役をベテラン俳優の藤竜也が務めます。2018年の第19回東京フィルメックスのコンペティション部門で観客賞を受賞した力作です。
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『太陽の家』(リージェンツ)
映画『太陽の家』は2020年1月17日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー。
2019年にデビュー40年を迎えた長渕剛。かれが主演を務めた、1999年の『英二』から以来20年ぶりとなる映画主演作。
人情に厚い大工棟梁の川崎信吾が巻き起こす、人情ドラマ。どこか憎めない主人公の川崎役を長渕が演じたほか、脇を務めたのは演技派の飯島直子、広末涼子、瑛太、山口まゆが集結。
演出は『TRASH トラッシュ』『アラグレ』の権野元監督が、昭和的な骨太の世界観を描いた力作。
Cinemarcheでは、権野元監督にインタビュー取材を敢行。こちらの掲載はしばし待たれよ。映画制作の裏話をたっぷりとお伺いしました。
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今週末【1月18日(土)公開】のおすすめ映画
『東京不穏詩』(太秦)
映画『東京不穏詩』が2020年1月18日(土)より、シアター・イメージフォーラムほかにて全国順次公開。
インド出身のアンシュル・チョウハン監督が現代日本で社会や環境に抑圧されながらもがむしゃらに生き抜こうとする女性の姿を描いたドラマ。
『ケンとカズ』に出演した飯島珠奈が主人公ジュン役を熱演、大阪アジアン映画祭ほか、国内外で多くの賞を受賞。
アンシュル監督はこれまでにも日本を舞台にした短編映画を手がけた、いま注目の映画作家です!
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注目の映画人【広末涼子】
『太陽の家』で長渕剛と共演し、長きに渡り活躍する人気女優!
長渕剛が20年ぶりに主演を務めた、映画『太陽の家』。本作の劇場公開を記念して、長渕演じる川崎信吾が好意を寄せた相手池田芽衣を演じた広末涼子さんにインタビューを行いました。
本作の役柄を通じて女優として活躍するの現在の心境、そして母親になったことで感じる両親への思い、俳優業との仕事の両立など多岐にわたりお話を伺いました。
2020年1月劇場公開のインタビュー
『コンプリシティ/優しい共犯』近浦啓監督インタビュー
2020年1月10日(金)より劇場公開『シライサン』安達寛高監督
2020年1月10日(金)より劇場公開『フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛をこめて』クリス・フォギン監督
2020年1月11日(土)より劇場公開『あの群青の向こうへ』廣賢一郎監督とキャストの芋生悠さん×輝山準さん
2020年1月17日(金)より劇場公開『コンプリシティ/優しい共犯』近浦啓監督
2020年1月17日(金)より劇場公開『太陽の家』権野元監督とキャストの広末涼子さんと山口まゆさん
2020年1月18日(土)より劇場公開『東京不穏詩』アンシュル・チョウハン監督と主演の飯島珠奈さん
2020年1月24日(金)より劇場公開『his』今泉力哉監督
2020年1月24日(金)より劇場公開『風の電話』キャストのカトウシンスケさん
2020年1月31日(金)より劇場公開『転がるビー玉』主演の萩原みのりさん&吉川愛さん&今泉佑唯さん
映画祭・ドラマ特集
東京フィルメックス2019エントリー作品『波高(はこう)』パク・ジョンボム監督
ドラマ『連続殺人鬼カエル男』主演の工藤阿須加さん
今後のインタビュー予定
2020年2月7日(金)より劇場公開『静かな雨』中川龍太郎監督と主演の仲野太賀さんと衛藤美彩さん、音楽・高木正勝さん
2020年2月7日(金)より劇場公開『フェイクプラスティックプラネット』宗野賢一監督と主演の山谷花純さん予定
2020年2月7日(金)より劇場公開『ファンシー』キャストの小西桜子さん予定
2020年2月14日〔金)より劇場公開『グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇』成島出監督
2020年2月21日(金)より劇場公開『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』田口智久監督
2020年2月22日(土)より劇場公開『恋恋豆花』主演のモトーラ世里奈さん
2020年2月28日(金)より劇場公開『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』ビー・ガン監督
2020年3月7日(土)より劇場公開『わたしは分断を許さない』堀潤監督予定
2020年3月14日(土)より劇場公開『ひとくず』上西雄大監督
3月より劇場公開『人間の時間』キム・ギドク監督予定
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孤独なふたりの男の刹那的な出会いを繊細なタッチで綴る孤独なふたりの男の刹那的な出会いを繊細なタッチで綴る『ソン・ランの響き』が2020年2月22日(土)より新宿K’s cinemaほか全国にて順次公開。
本作は第31回東京国際映画祭にてジェムストーン賞、ベトナム映画協会最優秀作品賞、サンディエゴ・アジアン映画祭観客賞をはじめ、国内外で37もの賞を受賞している話題作です。
劇場公開に先立ち、2月6日(木)に日本シネアーツ試写室にて開催される映画『ソン・ランの響き』の一般試写会に5組10名様をご招待いたします。
編集部のつぶやき「日本で活躍する外国人作家」
『東京不穏詩』の撮影現場でのアンシュル・チョウハン監督
今週末2020年1月18日(土)に公開された映画『東京不穏詩』。
けして潤沢ではない映画予算にも関わらず、果敢に映画制作に取り組みながら、独自の演出力を見せたアンシュル・チョウハン監督。
普段はアニメーションの仕事に従事するアンシュル監督だが、どうしても実写作品に挑みたかったアンシュル監督は、アート性の高い表現を用いて、「いま」の日本社会で生きる女性を体現させた女優・飯島珠奈の才能を巧みに引き出しました。
アンシュル監督はインタビュー時に、インドから来日し、東京に住みながら仕事をしているが、休日は少し離れた地方に遊びに行くのが楽しいと語ってくれた。
『東京不穏詩』の中で描かれた“都心と地方”に住む“人間の二面性”と、そこに見え隠れするリアルなヒトの本性は、いずれの登場人物を見ても、とても興味深く愛しい。
すでに『東京不穏詩』の次回作となる『KONTORA コントラ』(公開未定)は撮影を終え、いくつかの映画祭に出品されているそうだ。
『KONTORA コントラ』
まだ作品未見であるが、アンシュル監督のことだから、映画ファンにとっては心くすぐられる作品に違いない。また『KONTORA コントラ』でもタッグを組んだ、エストニア出身の撮影監督マックス・ゴロミドフ。彼が見せる新たなモノクロームの映像美も期待が持てる。
きっとマックス自身も独自な視点を持つ、映画作家になるだろうから、今後、日本で活躍する外国人たち映画作家は増えていくだろう。