「トーキョー・スキヤキ・シアターズ」第1回受賞作品が発表!
世界中のオンライン劇場×日本の映画館での上映を目的としたハイブリッド型の映画祭「トーキョー・スキヤキ・シアターズ」。
このたび、「トーキョー・スキヤキ・シアターズ」の第1回受賞作品・全7作が発表となりました。
最優秀芸術貢献賞(スキヤキアワード)に選ばれた作品は、映画祭終了後にCinemago配給のもと東京での劇場公開を予定しています。
「トーキョー・スキヤキ・シアターズ」第1回受賞作品は2024年11月30日(土)までtodoiFにてオンライン配信中。さらに12月7日(土)・8日(日)の2日間にわたり、高円寺シアターバッカスでの上映も予定。
CONTENTS
「トーキョー・スキヤキ・シアターズ2024」とは?
「トーキョー・スキヤキ・シアターズ(Tokyo Sukiyaki Theaters)」は、日本でインディペンデント作品の映画配給を行うCinemagoと、国際的な観客にインディペンデント映画をストリーミングしているtodoiFによる共同プロジェクト。
両社の強みを活用するハイブリッドな同映画祭は、オンライン・オフラインの両環境から、映画を世界中の観客に同時に発表できる特別な場所と想定。
世界各国で制作されたインディーズ映画の公平かつ平等である価値を、お互いに讃えあえる唯一無二な映画の祭典とし、実行委員会の審査に基づき、最優秀長編作品賞、最優秀短編賞を選定します。
さらに最優秀芸術貢献賞(スキヤキアワード)に選ばれた作品は、映画祭終了後にCinemagoの配給で東京での劇場公開を行う予定です。
第1回は、最優秀芸術貢献賞(スキヤキアワード)と最優秀ドキュメンタリー賞をW受賞した『アルケミストのダンス』(スペイン)、最優秀長編作品賞『マミーへのラブレター』(フランス)、最優秀短編作品賞『自由を求めて』(ベトナム)が選出。世界の監督たちが現代に残したいテーマや、被写体を活写することに務めたユニークな作品が並びました。
また「ニュー・トーキョー・セレクション」では、日本で活躍する映像作家たちの短編作品を選出。吉田有佑監督『休日』『氷河期サウナ』、キム・テヒョン監督『すみませんが、助けに行きませんよ!』、鈴木剛志監督『ふれる』が入選を果たしました。
「トーキョー・スキヤキ・シアターズ2024」受賞作品は2024年11月30日(土)までtodoiFにてオンライン配信。12月7日(土)・8日(日)の2日間にわたり、高円寺シアターバッカスで上映されます。
「トーキョー・スキヤキ・シアターズ2024」劇場上映会詳細
【開催日時】
2024年12月7日(土)・8日(日)の2日間限定
【開催会場】
高円寺シアターバッカス
〒166-0002 東京都杉並区高円寺北2丁目21−6 レインボービル3F
TEL: 03-5364-9785
※日程は上映作品の都合により、変更の可能性有り。
【入場料金】
当日1,800円(前売り券1,500円)、1日フリー券4,000円
「トーキョー・スキヤキ・シアターズ2024」劇場上映ラインアップ
『アルケミストのダンス』(スペイン/ドキュメンタリー/84分)
「トーキョー・スキヤキ・シアターズ2024」最優秀芸術貢献賞、ドキュメンタリー作品賞受賞作品。
スペインを代表するフラメンコ界の女王と呼ばれる、マリア・パヘスの功績を描いたドキュメンタリー。2022年にローマ劇場で上演された千夜一夜物語をベースにした戯曲「シェヘラザード」の舞台裏から、パへスと彼女を支える舞踏団の姿を追います。
【上映日時】
12月7日(土)15:00~/19:00~
12月8日(日)11:00~/17:00~
『マミーへのラブレター』(フランス/ドキュメンタリー/80分)
「トーキョー・スキヤキ・シアターズ2024」最優秀長編作品賞受賞作品。
2018年に90歳で亡くなった加瀬千恵子の半生を辿るドキュメンタリー。日本を代表する空手家、加瀬泰治の妻として2人の幼い娘とともにパリに移住し、半世紀以上を海外で過ごした日本人女性の姿を、彼女を「マミー(おばあちゃん)」と慕う、長村ひかり監督の視点から描きます。
山形国際ドキュメンタリー映画祭2021にて未完成版が入選した後、長編化作品として2023年に完成しました。
【上映日時】
12月7日(土)12:00~/21:00~
12月8日(日)15:00~/19:00〜
『自由を求めて』(ベトナム/ドラマ/9分)
「トーキョー・スキヤキ・シアターズ2024」最優秀短編作品賞受賞作品。
監督・脚本をポーランド出身のヤコブ・ザジャックが務めた短編作品。抑圧されて生きるひとりの幼い少年が、籠の中の鳥と出会うドラマです。
【上映日時】
※『アルケミストのダンス』『マミーへのラブレター』と併映
ニュー・トーキョー・セレクション
東京から世界へ発信する3名の新鋭監督による珠玉の短編を一挙上映。
『休日』『氷河期サウナ』(吉田有佑監督作品)『ふれる』(鈴木剛志監督作品)『すみませんが、助けに行けませんよ!』(キム・テヒョン監督作品)の計4作品。
【上映日時】
12月7日(土)17:00~
12月8日(日)13:00~/21:00~
まとめ
インディペンデント作品の映画配給を行うCinemagoと、国際的な観客にインディペンデント映画をストリーミングしているtodoiFによる共同プロジェクトの映画祭「トーキョー・スキヤキ・シアターズ2024」。
このたび、この映画祭の最優秀長編作品賞、最優秀短編賞、さらに最優秀芸術貢献賞(スキヤキアワード)を、『アルケミストのダンス』(スペイン)、『マミーへのラブレター』(フランス)、『自由を求めて』(ベトナム)が受賞しました。
「トーキョー・スキヤキ・シアターズ2024」受賞作品は11/30(土)までtodoiFにてオンライン配信。12月7日(土)、8日(日)の2日間にわたり、高円寺シアターバッカスで上映されます。
ぜひ、劇場へ足をお運びください。