映画『Sin Clock』は2023年2月10日(金)より新宿ピカデリーほかにて全国公開!
『GO』(2001)、『ピンポン』(2002)などで知られる俳優・窪塚洋介の18年ぶりとなる邦画長編映画の単独主演作『Sin Clock』。
最低の人生を生きる男たちが思いもよらぬ《偶然の連鎖》に導かれ、幻の絵画をめぐるたった一夜の《人生逆転計画》へ挑む様をスリリングに描き出したサスペンス・ノワールです。
仕事と家族を失った主人公の高木シンジ(窪塚洋介)、サヴァン症候群により驚異的な記憶力を持つ元数学教師の番場ダイゴ(坂口涼太郎)、賭博狂で元自衛官の坂口キョウ(葵揚)の3人を犯罪計画へと駆り立てた数奇な数字「3」が象徴的に描かれる本作。
このたび、『罠の戦争』など話題作への出演が続くカメレオン俳優・坂口涼太郎にクローズアップした新たな場面写真が解禁となりました。
スポンサーリンク
CONTENTS
カメレオン俳優・坂口涼太郎の新場面写真が解禁!
(C)2022 映画「Sin Clock」製作委員会
超・記憶力を持つ元数学教師を演じる
本作で坂口が演じたのは、窪塚洋介が演じる人生のどん底を生きるタクシードライバー・高木シンジの同僚で、シンジと一緒に人生逆転をかけた絵画強奪計画に挑むこととなる元数学教師の番場ダイゴ。
ある事件を機に数学教師からタクシードライバーに転職せざるを得なくなった過去を持つダイゴは、おっとりとした性格で常に人のいい笑顔を浮かべ、何かと年上のシンジや先輩ドライバーの世良(風太郎)も気にかけられている、皆の弟のような存在です。
(C)2022 映画「Sin Clock」製作委員会
そんなダイゴには、サヴァン症候群によって「一度見たものや情報を瞬時に記憶できる」という特技が。その人並外れた記憶力を活かし、絵画強奪計画でも重要な役回りを担っています。
坂口は複雑な過去と、唯一無二の特技を持つ難役を演じるにあたって「サヴァン症候群について書かれた本を読んでエッセンスをつかみ、キャラクター設定に取り入れました。またダイゴはアスペルガー症候群でもあると感じたので、その要素も取り入れるようにしました」と述懐。
持ち前の表現力で勝負するだけでなく、キャラクターを冷静に分析し撮影に臨んだ結果、クセのある役柄でありながらも違和感なく作品世界に馴染むことに成功しています。
憧れの俳優・窪塚洋介との共演
映画『Sin Clock』新場面写真
(C)2022 映画「Sin Clock」製作委員会
これまで様々な作品で、唯一無二の存在感で多様なキャラクターを演じてきた坂口。
中でも記憶に新しいのは、「原作と瓜二つ」と話題となったヒョロ役を演じた「ちはやふる」シリーズ(2016、2018/小泉徳宏監督)、葵揚とも共演した「HiGH&LOW THE WORST」シリーズ(2019、2022/久保茂昭監督)、 そして2023年1月より放送開始されたの草彅剛・主演ドラマ『罠の戦争』(CX)だろう。
2023年度前期のNHK連続テレビ小説『らんまん』への出演も決定するなどその勢いは止まらず、昨今の注目作に欠かせない俳優の一人となっている坂口。若くしてバイプレーヤーとしての評価を高め続けているが、主演を務めた窪塚洋介との共演は特別なものだったようです。
「窪塚さんは憧れの人。まさか共演できると思っていませんでした。ダイゴがシンジに初めて話しかけられるシーンがあるのですが、本当に嬉しくて。ダイゴとしてだけでなく坂口本人としてもリアルな生な感情でときめきました!」と、憧れの人を前にしての溢れんばかりの想いを吐露しています。
映画『Sin Clock』新場面写真
(C)2022 映画「Sin Clock」製作委員会
今回新たに解禁された場面写真には、そんな窪塚との共演シーンが収められています。
仕事終わりほ居酒屋で隣同士に座る、窪塚演じるシンジと坂口演じるダイゴ。不本意ながらタクシードライバーとして働くシンジの不満げな表情とは反対に、他人に理解されづらい特徴を持つ自身に温かく接してくれるシンジたちに安心したような笑顔を浮かべたダイゴという、2人の表情の対比が強く表れています。
さらに解禁されたもう1枚の場面写真には、打って変わって怯えた様子のダイゴが収められています。壁際に座り込み両手で頭を抱えたダイゴの、今にも泣きだしそうな表情。ダイゴに一体どんな恐怖が襲いかかるのかが気になる一枚となっています。
番場ダイゴ役/坂口涼太郎プロフィール
1990年8月15日生まれ、兵庫県出身。森山未來演出の舞台『戦争わんだー』(2007)でデビュー。
近年の主な出演作品は「ちはやふる」シリーズ(2016、2018/小泉徳宏監督)、『HiGH&LOW THE WORST』(2019/久保茂昭監督)、『HiGH&LOW THE WORST X』(2022/二宮大輔総監督、平沼紀久監督)、ドラマ『テッパチ!』(2022/CX)、『恐怖新聞」(2020/CX)、連続テレビ小説『おちょやん』(2020/NHK)、木ノ下歌舞伎『勧進帳』(2016、2018)など。
スポンサーリンク
映画『Sin Clock』の作品情報
(C)2022 映画「Sin Clock」製作委員会
【監督・脚本】
牧賢治
【劇中曲】
Awich(Universal Music LLC)「GILA GILA feat.JP THE WAVY,YZERR」、Jinmenusagi「Metchalo」
【テーマソング】
GEZAN「赤曜日」「BODY ODD」
【キャスト】
窪塚洋介、坂口涼太郎、葵揚、橋本マナミ、田丸麻紀、Jin Dogg、長田庄平、般若、藤井誠士、風太郎、螢雪次朗
映画『Sin Clock』のあらすじ
(C)2022 映画「Sin Clock」製作委員会
社会からも家族からも見放されたタクシードライバー、高木。
奇妙な偶然が呼び寄せた、巨額の黒いカネを手にするチャンス。鍵を握るのは一枚の絵画。
高木はたった一夜での人生逆転を賭け、同僚らと絵画強奪計画を決行。
だが、運命の夜はさらなる偶然の連鎖に翻弄され、男たちの思惑をはるかに超えた結末へと走り出していく……。
スポンサーリンク
まとめ
(C)2022 映画「Sin Clock」製作委員会
2023年2月10日(金)より新宿ピカデリーほかにて全国公開される映画『Sin Clock』。
このたび新たに解禁された場面写真は、『罠の戦争』など話題作への出演が続くカメレオン俳優・坂口涼太郎が演じた、シンジたちの同僚で驚異の記憶力を持つ元数学教師・ダイゴにクローズアップしたものでした。
本作での経験を通して「誰にでも共感できる部分がたくさんあるので、今まで生きてきたこと経験したことを織り交ぜて、集大成のような仕事ができたと思います」と語った坂口。
その渾身の演技が、《予測不能》の物語の中でどう活かされているのか。それは映画本編を観ることで明らかになります。
映画『Sin Clock』は2023年2月10日(金)より新宿ピカデリーほかにて全国公開!