この偶然は、敵か味方か。
2023年2月10日(金)より新宿ピカデリーほかにて全国公開される映画『Sin Clock』。
『GO』(2001)、『ピンポン』(2002)などで知られる俳優・窪塚洋介の18年ぶりとなる邦画長編映画の単独主演作です。
最低の人生を生きる男たちが思いもよらぬ《偶然の連鎖》に導かれ、幻の絵画をめぐるたった一夜の《人生逆転計画》へ挑む様をスリリングに描き出した本作。
本記事では、このたび劇場公開に先駆けてその一部が解禁された本編映像を紹介いたします。
映画『Sin Clock』とは?
たった一晩で、最低の人生は最高の人生に変えられるのか……主演・窪塚洋介が個性豊かなキャスト陣とともに贈る、新時代のサスペンス・ノワール『Sin Clock』。
本作が18年ぶりの邦画長編映画・単独主演作となる窪塚洋介は、どん底の人生からの一発逆転を目指すタクシードライバー・高木シンジ役を独特の色気匂い立つ唯一無二の存在感で表現しています。
高木とともに絵画強奪計画を画策する同僚ドライバー・番場役と坂口役を坂口涼太郎と葵揚がそれぞれ演じるほか、橋本マナミ、田丸麻紀、長田庄平(チョコレートプラネット)、藤井誠士、風太郎、螢雪次朗が出演。
また近年熱い注目を集めるヒップホップシーンからも、人気ラッパーの般若、Jin Doggらが出演を果たすなど、多彩なジャンルから個性豊かなキャストが集結しました。
さらにテーマソングとして、国内のみならず海外からも熱狂的な支持を集めるオルタナティブロックバンドGEZANが「赤曜日」「BODY ODD」の2曲を提供し、劇中曲にはフリースタイルバトルシーンでも活躍するラッパー・Jinmenusagiによる「Metchalo」、2021年を象徴するヒット曲となったAwichによる「GILA GILA feat. JP THE WAVY, YZERR」が起用されました。
映画『Sin Clock』本編映像が解禁!
映画『Sin Clock』本編映像
このたび解禁された本編映像では、【Sin Clock(罪なる時計)】が象徴する綿密な犯罪計画、【シンクロニシティ(不思議な偶然の一致)】が絡み合う鮮やかなストーリーテリング、そして主人公たちを待ち受ける想定外の《罪深き》結末を予感させる内容となっています。
窪塚洋介演じる主人公・高木シンジの部屋に突如乱暴に入ってきたのは、葵揚演じる賭博狂で元自衛官の同僚・坂口キョウ。キョウは何事かと驚くシンジに鋭い目線を向けると、「俺もお前も、このままやったら、ずーっとこのままやぞ」と切り出し、背後に黒いカネがうごめく”幻の絵画”強奪計画をシンジに持ちかけます。
この言葉は、理不尽な理由で仕事や家族を失い、ふつふつと社会への怒りを溜め込んでいたシンジの心を強烈に突き動かします。等身大の静かな悲哀を身にまとい、思いもしなかった選択肢を前に逡巡する、シンジの複雑な表情は必見です。さらに、お風呂あがりのラフなTシャツ姿にもかかわらず醸し出される、窪塚のナチュラルな色気と存在感は流石の一言。こちらもぜひ注目です。
またキョウは「シンクロニシティって知ってるか?」とシンジに問いかけます。シンジ、キョウ、そして同じくタクシードライバーのダイゴ(坂口涼太郎)の全員が、前職をクビになった時期が【3】ヶ月前、誕生日が【3】月【3】日と、【3】という数字に奇妙な共通点を持っていたのです。
この”偶然”は、敵か味方か……どん底に生きる3人のタクシードライバーの運命が交わった時、一見すると何てことのない小さな偶然をきっかけに、人生逆転を賭けた一夜限りの強奪計画が幕を開けたのです。
映画『Sin Clock』の作品情報
【監督・脚本】
牧賢治
【劇中曲】
Awich(Universal Music LLC)「GILA GILA feat.JP THE WAVY,YZERR」、Jinmenusagi「Metchalo」
【テーマソング】
GEZAN「赤曜日」「BODY ODD」
【キャスト】
窪塚洋介、坂口涼太郎、葵揚、橋本マナミ、田丸麻紀、Jin Dogg、長田庄平、般若、藤井誠士、風太郎、螢雪次朗
映画『Sin Clock』のあらすじ
社会からも家族からも見放されたタクシードライバー、高木。
奇妙な偶然が呼び寄せた、巨額の黒いカネを手にするチャンス。鍵を握るのは一枚の絵画。
高木はたった一夜での人生逆転を賭け、同僚らと絵画強奪計画を決行。
だが、運命の夜はさらなる偶然の連鎖に翻弄され、男たちの思惑をはるかに超えた結末へと走り出していく……。
まとめ
2023年2月10日(金)より新宿ピカデリーほかにて全国公開される映画『Sin Clock』。
このたび解禁された本編映像で描かれた、窪塚洋介演じる主人公・シンジたちの”持たざる者”たちの悲哀や怒り、そしてその内で揺れ動く心情は、一度つまずいたら再起のチャンスがなかなか得られない現代のリアルを映し出しています。
そして、【3】という数字から始まる“偶然”の連鎖がどんな事件を引き起こすのか、物語の展開がますます気になる映像となっています。
果たして、シンジたちに待ち受ける想定外の《罪深き》結末とは?それは映画を観ることで明らかになります。
映画『Sin Clock』は2023年2月10日(金)より新宿ピカデリーほかにて全国公開!