『長いお別れ』新場面写真が解禁
中野量太監督の映画『長いお別れ』が2019年5月31日(金)にロードショーされます
映画『湯を沸かすほどの熱い愛』(2016)の中野量太監督が、直木賞受賞作家・中島京子の同名小説を映画化した本作。
新たな場面写真が解禁となりましたのでご紹介します。
映画『長いお別れ』の場面写真
(C)2019『長いお別れ』製作委員会
解禁された場面写真たち。
東(ひがし)家の家族はもちろん、本作への出演情報が解禁されたばかりで、芙美の彼氏・道彦役を演じる中村倫也、そして麻里の夫・新(しん)役を演じる、北村有起哉らとの、7年間の日々を切り取った写真となっています。
(C)2019『長いお別れ』製作委員会
パーティー帽を被り、70歳の誕生日を迎えた父を祝う東家。
にこやかな女性陣としかめ面の山崎努演じる父の対比にささやかな可笑しみを感じます。
(C)2019『長いお別れ』製作委員会
こちらは縁側での1枚。
父の手にあるのはお菓子でしょうか。
心配そうに見つめる次女・芙美(蒼井優)の眼差しが心に残ります。
(C)2019『長いお別れ』製作委員会
麗しき東家の女性3人。
笑顔の先には、予告にもある、メリーゴーランドに乗っている父がいるんでしょうね。
「お父さんってばぁ」と愛を込めた一言が聞こえてきそうです。
(C)2019『長いお別れ』製作委員会
病室での写真では、父がパソコンを使っていることに驚かされました。
画面には何が映っているのか、気になります。
(C)2019『長いお別れ』製作委員会
夏の暑さと蝉の声が聞こえてきそうな1枚。
ふたりが見ているアルバムは、父と母(松原智恵子)の愛の思い出でしょうか。
麻里(竹内結子)と新(北村有起哉)の夫婦2ショット。
険しい表情から、ふたりの間には冷え切った空気が流れているのが伝わってきます。
この夫婦の結末にも注目です。
映画『長いお別れ』の作品情報
(C)2019『長いお別れ』製作委員会
【公開】
2019年(日本映画)
【原作】
中島京子『長いお別れ』(文春文庫刊)
【監督】
中野量太
【脚本】
中野量太、大野敏哉
【主題歌】
優河「めぐる」
【キャスト】
蒼井優、竹内結子、松原智恵子、山﨑努、蒲田優惟人、中村倫也、北村有起哉、杉田雷麟
【作品概要】
映画『湯を沸かすほどの熱い愛』の中野量太監督が、直木賞作家・中島京子氏による同名小説を映画化しました。
認知症になった父を取り巻く“東(ひがし)家”の次女・芙美役は、『彼女がその名を知らない鳥たち』(2017)で第41回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を獲得するなど、2017年度の主演女優賞を総なめにした蒼井優、長女・麻里役には、日本アカデミー賞を4度受賞し、映画・ドラマ・舞台・CMと活躍、日本を代表する人気女優の竹内結子。
母親・曜子役は、日活三人娘の一人として一世を風靡し、『ゆずの葉ゆれて』(2016)でソチ国際映画祭主演女優賞に輝いた松原智恵子が演じます。
そして認知症を患う父親・昇平役には、紫綬勲章、旭日小綬賞を受章した名優であり、『モリのいる場所』(2018)など、現在も精力的に話題作に出演し続ける山﨑努。
また、麻里の息子・崇役には蒲田優惟人が、成長した崇役には杉田雷麟が、どちらもオーディションでの抜擢で決定しました。
映画『長いお別れ』のあらすじ
(C)2019『長いお別れ』製作委員会
父、昇平の70歳の誕生日会。
久しぶりに集まった娘たちに告げられたのは、厳格な父が認知症になったという事実でした。
日に日に記憶を失っていく昇平の様子に戸惑いながらも向き合うことで、自分自身を見つめ直していく家族たち。
そしてある日、家族の誰もが忘れかけていた“愛しい思い出”が昇平の中に今も息づいていることを知り…。
まとめ
(C)2019『長いお別れ』製作委員会
直木賞受賞作家・中島京子の同名小説を映画化した『長いお別れ』。
映画『湯を沸かすほどの熱い愛』で日本の映画賞を総なめにした中野量太監督が手掛けた本作には、蒼井優、竹内結子、松原智恵子、山﨑努という、日本映画界きっての演技派がそろいました。
解禁された場面写真は、東(ひがし)家の家族はや、芙美の彼氏・道彦役を演じる中村倫也、そして麻里の夫・新(しん)役を演じる、北村有起哉らとの、7年間の日々を切り取ったもの。
どの写真からも、家族の穏やかな時間や優しさが感じられます。
映画『長いお別れ』は2019年5月31日(金)ロードショーです。