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Entry 2018/10/17
Update

映画『止められるか、俺たちを』あらすじネタバレと感想。ラスト結末も|若松孝二監督の遺志を継ぐ者たちが集結して魅せる秀作

  • Writer :
  • 白石丸

反骨精神の塊で型にとらわれない伝説の映画監督・若松孝二と、そのもとに集まった若き才能たち。

男だらけのピンク映画の世界で夢に向かって戦った実在の女性助監督・吉積めぐみを通して、ひたすら熱かった時代の映画の作り手、日本を描く傑作です。

白石和彌監督やキャスト陣自ら“青春映画の歴史を変えるものができた”と自負する、渾身の一作『止められるか、俺たちを』をご紹介します。

映画『止められるか、俺たちを』の作品情報


(C)2018 若松プロダクション

【公開】
2018年(日本映画)

【監督】
白石和彌

【脚本】
井上淳一

【キャスト】
門脇麦、井浦新、山本浩司、岡部尚、大西信満、タモト清嵐、毎熊克哉、伊島空、外山将平、藤原季節、上川周作、中澤梓佐、満島真之介、渋川清彦、音尾琢真、高岡蒼佑、高良健吾、寺島しのぶ、奥田瑛二、柴田鷹雄、西本竜樹、吉澤健

【作品概要】
若者が安保闘争に明け暮れ、大人たちや既存の権威に逆らっていた1960年代後半から70年代前半。

そんな時代と併走するかのように熱く、泥臭く、新しい形の映画を作り続けていた作家若松孝二とそのプロダクションの仲間たち。

ヤクザ上がりの気性の荒い監督の下、過酷な現場が多く男でも逃げ出す世界に飛び込んできた実在の女性助監督・吉積めぐみを通して“最高に熱かった時代”を描く映画です。

『日本で一番悪い奴ら』『孤狼の血』で昭和のアウトローたちを描き、実際に若松プロで助監督をやっていた気鋭の作家白石和彌が監督を務め、めぐみ役に若手実力派の門脇麦、若松孝二役は若松監督のもとで俳優として育てられた井浦新が熱演を見せています。

映画『止められるか、俺たちを』のあらすじとネタバレ


(C)2018 若松プロダクション

1969年3月、知り合いの秋山道男(通称オバケ)から、若松プロでピンク映画の女優と助監督を探していることを聞いた吉積めぐみは、若松プロに行き若松孝二と出会います。

そこには監督の足立正生、脚本家の沖島勲、助監督の小水一男(通称ガイラ)もいました。

若松はめぐみが助監督になることをあっさり認め、「3年頑張れば監督もやらせてやるよ」と言います。

1969年4月、めぐみは助監督として、またキャストが足りないときは演者として出演もしながら日々働いていました。

もたつくと若松は容赦なく怒鳴り、現場から外されることもしばしばでした。

めぐみは先輩助監督の大和屋に励まされトリスウィスキーの瓶を貰います。

オバケは同じ助監督ながらポスター制作、劇中歌の歌唱を任されるなど多才でした。

めぐみの初参加作品『処女ゲバゲバ』が完成。初号試写も好評で、若松を支持する評論家からも絶賛されました。

めぐみは若松の誘いで新宿ゴールデン街の店に飲みに行きます。


(C)2018 若松プロダクション

若松は「お前世間に対して何か怒りとかないのか」と聞きますが、めぐみは答えられません。

「俺は映画界もクソみたいな世界も全部ぶっ壊したいよ」と言う若松。

そこに若松の友人であり、当時既に売れっ子漫画家だった赤塚不二夫が入ってきます。

「漫画や映画だったら人をいくら殺したって何したって自由だからね。」と赤塚も同調。

そして若松と赤塚は「俺たちは何からも自由であることを証明する!」といって窓から放尿します。

後日、若松プロの先輩たちと巨匠大島渚らが飲み屋で映画界の談義を交わしていました。

話を聞くのが精一杯だっためぐみはその飲み会の帰り、オバケに「撮りたいものも興味があるものもない」と愚痴をこぼします。

オバケも「俺も同じだ」と答えます。


(C)2018 若松プロダクション

後日事務所では脚本を持ち込んできた大学生の福間健二と高間賢治が、若松と足立から指導を受けていました。

福間は監督希望、高間は撮影希望でした。

数日後、福間脚本の『女学生ゲリラ』の現場で高間は助監督業務をしていましたが、ミスをして若松に追い出されます。

めぐみは高間に弁当を渡し「そのうちなれるから」と励まします。

『女学生ゲリラ』のポスターをオバケが作りますが、デザインが扇情的で都条例に引っかかってしまいます。

刷り直す金もなく、若松はまずは資金繰りのために売れる映画を撮ろうと提案し、ポルノ要素全開の思想性のない作品を作ります。

『初夜の条件』というその作品の試写でミキサーの助手が「若松孝二がこんな主張したいものが何もない映画作っていいのか!」と怒鳴りだしますが、足立は「弱小プロはこうやって作りたい映画の資金をやりくりしているんだ」とたしなめます。

その夜、2人で飲む足立とめぐみ。

酔っ払ためぐみは、「今夜は帰れないかも」と足立を誘いますが、軽くあしらわれてしまいました。

1970年4月、オバケが若松プロを辞めました。

めぐみは引きとめようとしますがオバケは「めぐみがいれば大丈夫だよ」と笑います。

別の日、ピンクの現場で若松は撮影に飽きてしまい、残りの撮影をめぐみに任せます。

初めて現場を仕切るめぐみは緊張したものの無事に仕事をやりきります。

その後ガイラも若松プロを辞め、めぐみはチーフ助監督に昇進。

ある日、めぐみの寝顔を写真に収めていた高間。気付いためぐみは、その夜連れ込み旅館で高間とベッドを共にします。

高間は「なんで俺と?」と聞きますが、めぐみは答えませんでした。

チーフ助監督になっためぐみは更に働き、先輩たちから「女親分」とまで呼ばれ始めます。

助監督として初めて作った『秘花』の試写に、雑誌の編集者で若松孝二作品を貶した荒井晴彦がやってきます。

足立は荒井に「人の映画の悪口言うより一緒に映画作らないか」と語りかけます。荒井は足立のシナリオ執筆を手伝うことになりました。

事務所に残ってシナリオを書いている荒井にめぐみは「シナリオ手伝わせてもらえるなんて荒井くんはいいよ。監督にはなりたいけど撮りたい映画はわからない」と愚痴をこぼします。

荒井は「俺もそうだ。若松さんは映画も見ないし本も読まない。あの人見てたら俺も撮れるんじゃないかと思った。ただ3年耐えられるかな。」と言います。

1971年3月、めぐみは荒井の恋人の篠原美枝子と意気投合し、同居を始めます。

足立は自殺した女学生の内面を描く映画を撮れないか模索しており、めぐみにも手伝うように頼みます。

荒井も脚本に参加し、女学生の遺書を引用しながら、誰の子かわからない子供を産み仲間と育てる中学生の話が出来上がります。

めぐみも脚本会議に参加しますが、何も発言出来ませんでした。

その映画は『噴出祈願 十五歳の売春婦』というタイトルで制作されました。

数日後若松は、足立、荒井、めぐみたちに「連れ込み旅館で流れる30分くらいの映画を作れないか」と言い出します。

日本昔ばなしを基にピンク込みの映画を作ることを足立が提案。若松もそれならシリーズ化できると賛同します。

そこで足立がめぐみに脚本を書いて監督をするように言ってきます。

めぐみは反射的に引受け、徹夜で浦島太郎をもとにした話を書き上げますが、脚本を若松に見せると「とりあえず絡みだけちゃんと撮れよ」と突き放したように言われてしまいます。

その映画は結婚を控えて憂鬱になった女性が、年上の男と出会って今まで感じたことのないSEXの快楽を知るという話でした。

女が浦島太郎、男が乙姫で男の部屋が龍宮城という見立てでしたが、男優にも女優にも撮影監督の高間にも意図が伝わりません。

作品が完成し初号試写が行われます。

作品に納得行かなくて落ち込んでいるめぐみの元に、若松がやってきて「お前ウチきて何年だ?」と聞きます。

めぐみが「2年とちょっとです」というと若松は「じゃあしょうがねえな」といって車で帰ってしまい、めぐみは悔しそうに俯きました。

(C)2018 若松プロダクション

以下、赤文字・ピンク背景のエリアには『止められるか、俺たちを』ネタバレ・結末の記載がございます。『止められるか、俺たちを』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。

1971年5月、招待されたカンヌの帰りに、テレビ局に素材として売るため、イスラエルと戦うパレスチナゲリラの様子を撮ろうとしていた若松と足立。

若松たちを見送る際に斎藤と荒井はインター(当時流行っていた世界各国の労働者たちが歌う革命の歌)を歌いだします。

「起て、飢えたる者よ~♪」

しかし若松は「成功した革命家のゲバラもカストロもみんな富裕層の息子だから「起て、飢えていない者よ」じゃないとだめだ」と歌に割って入ります。

そういう彼の事務所にはゲバラの写真が飾ってありました。

若松、足立はめぐみたちに留守を任せ、カンヌに出発します。

カンヌで若松は「誰か影響を受けた監督はいますか」と聞かれますが「俺は誰の影響も受けてない。若松孝二の映画を撮っているだけだ」と豪語します。

その頃、若松プロの若者たちは屋上で酒盛りを始め、久しぶりに顔を出したガイラとオバケや齋藤が屋上から放尿を始めます。

めぐみもやろうとしますが美枝子に止められます。

別の日の深夜、美枝子は荒井と上手くいってないことを話します。

めぐみも足立のことが好きなのに自分を女としてみてくれないことを打ち明けます。

数日後、若松たちが帰ってきます。

若松たちは現地でゲリラたちと交流を深めましたが、ゲリラたちはヨルダンの攻撃で全滅してしまったと言います。

彼らは死んだパレスチナゲリラ達のためにも、素材をTVに売るのはやめて映画を作ることにしました。

映画のタイトルは『赤軍-PFLP 世界戦争宣言』(PFLPはパレスチナ解放人民戦線の略)で、普通の上映形態ではなく、バスを小屋にして全国巡業して回るという構想でした。

若松は荒井を上映隊長に任命します。

その場で一気に企画が決まっていく中、急に口を押さえ流し台に走り嘔吐するめぐみ。

彼女は妊娠していました。

若松プロの若手たちと出入りするようになった活動家たちがバスをペンキで赤く染めています。

めぐみは映画の制作は自分が支えなければと考えます。

若松プロをやめた先輩の大和屋に会いに行きますが、彼は当時始まったばかりのルパン三世のアニメの脚本を書いており、もう若松プロで書く余裕はないと言われてしまいます。

別の日、机で台本を書いていためぐみはタバコに火を付けようとしますが、お腹を見て躊躇します。

また別の日、めぐみは突然高間に、1年前彼と寝た理由を答えます。

「父親に似ていたから。こんな時に言うのずるいけど」。

高間はそれを聞いて黙り込んでしまいます。

映画館で足立が撮った『噴出祈願 十五歳の売春婦』を再び観ていためぐみは、登場人物の「子供を堕ろすことは負けることになるんだから」と言うセリフを聞いて涙を流します。

1971年7月、めぐみは事務所で読売新聞の取材に答えていました。

北海道生まれで、母子家庭で、父親が二度変わったこと、母親は放任主義だったことを話します。

記者に女性でピンク映画の助監督は大変じゃないかと聞かれ、「食欲も性欲も意識的に抑えていったこともあります。映画は何百回喋っても伝わらない事も一つのカットに出てしまうというスゴさがあるからそうしないといけなかった。」と答えるめぐみ。

めぐみは「いつかは若松孝二に刃を突きつけなければいけないと思う」とも語りました。

1971年9月、自宅にてめぐみは歌を歌いながらウイスキーを飲み、そして睡眠薬をかじりだします。

実家の母に電話し「久しぶり、声聞きたくなっただけ。ママ大好き」と話します。

電話を切った後、彼女はウイスキーを全部飲み干しました。

9月12日、編集室にいた荒井のところに足立が血相を変えて飛び込んできます。

めぐみと美枝子の家の前にパトカーが止まっています。

若松は警官と揉み合いになり、「どけお前ら!そこにいるのは俺の娘みたいなもんなんだよ!」と叫び、家の中に入ろうとします。

高間が帰ってきますが、事務所には斎藤だけがおり、彼は高間にめぐみが死んだことを話します。

死因はウイスキーと睡眠薬を飲んだこと、そして司法解剖したところ妊娠6ヶ月だったこと。

高間はそれを聞いて呆然と立ち尽くします。

1971年9月30日、『赤軍-PFLP 世界戦争宣言』が完成し、足立、荒井、斎藤たちは赤バスで巡業に出発しようとしていました。

バスが出発するときに若松はあれほど嫌っていたインターを歌い出します。

「ああインターナショナル 我らがもの いざ闘わん いざ 奮い立て いざ 立て飢えたる者よ 今ぞ日は近し 醒めよ 暁は来ぬ」

事務所のゲバラの写真の横にはめぐみの写真が飾られています。

若松は「バカタレ…」とつぶやいたあと、ATGのプロデューサーに電話をかけます。

「街中爆弾でバンバン爆破する映画作ります。内ゲバの話で主人公テロリストです。はい、世の中全部ぶち壊してやろうと思って」

画面が暗転していき字幕が出ます。

《この映画を 我らが師・若松孝二と この時代を駆けた人々に捧げる》

映画『止められるか、俺たちを』の感想と評価

若松監督の遺志を継ぐ者たちが集結


(C)2018 若松プロダクション

本作は、実在した吉積めぐみという女性助監督の話でもありますが白石監督自身の話でもあります。

白石監督は実際に若手時代、若松プロで見習いからはじめ助監督業務をしていて、劇中のめぐみと同じように何度も若松監督に怒鳴られたそうです。

若松孝二のような異常なまでの情熱や型破りさがないと監督にはなれないと考えていた点もめぐみと重なり、自身の初監督作の試写で若松の意見が気になったというのも同じです。

めぐみは夢半ばで儚い運命をたどりましたが、めぐみの死後に生まれ、同じく若松に育てられた白石監督が彼女をスクリーンに蘇らせました。

そして晩年の若松作品に多数出演し若松孝二に育てられた井浦新が若松監督本人を演じ、若松プロのスタッフ役も実際に若松孝二とゆかりの深い役者が演じています。

少しだけ登場する寺島しのぶや奥田瑛二、渋川清彦も若松組の俳優です。

劇中に登場する足立正生、荒井晴彦、高間賢治もアドバイザーとして本作に関わっています。

そんな現場ゆえに、若松プロも当時の荒れた日本の空気感も完璧に再現されています。

一方で、めぐみを演じた門脇麦は、生前の若松監督を知らないからこそ、男社会の若松プロの中で戦う女性助監督を見事に体現しています。

なにもわからないまま若松プロにやってきて、徐々に映画の世界そして若松孝二や足立正生に惹かれていくめぐみの姿とリアルにシンクロしていました。

若松プロの事も当時の空気感も知らない方が観ても、嘘くさく見えず実在感のあるキャラ造形になっています。

そして若松プロの映画を撮影風景も含めしっかり再現しているのも見所です。

本作で登場する若松プロの映画は全てピンク要素がありますが、それは映画を作るための手段に過ぎません。

逆に「男女の絡みさえあれば後は何しても自由」という制作体制だったのです。

おかげで政治的にも倫理的にも尖った作品がたくさん生まれました。

もちろん大儲けできるような映画作りではありませんでしたが、みんなやりたいことを熱意を持ってやれていた、まるで映画界全体が青春と呼べるような時代でした。

めぐみの成長と挫折


(C)2018 若松プロダクション

本作は、昔の若松プロを再現した映画でもありますが、何よりもめぐみと言う1人の女性の話です。

彼女は映画が好きで若松プロに入ってきますが、当初は「こんな映画を撮りたい」というビジョンは持ち合わせていませんでした。

しかし、途中で自分の初監督作で失敗してから彼女にも沸々とこみ上げるものが出てきます。

それを表すのが劇中に2度ある男たちの放尿のシーン。

最初の若松と赤塚が放尿するシーンではめぐみはそれを面白がって見てるだけですが、後半でガイラやオバケが放尿する時は「あたしも~」と一緒に放尿したがります。

このエピソードは事実かわかりませんが、ここにおける放尿とは「自分の作品や思想を世に放つこと」を表します。

新人の時は若松・赤塚の天才2人の放尿は遠い世界の出来事のように見ていましたが、同じ助監督だったガイラとオバケが自分たちの映画を撮りだした時期の放尿には過剰に反応します。

自分はまだ自分が世間に伝えたいことが見つかっておらず、まだ満足いく監督作もない。めぐみにはそんな焦りの意識が芽生えていたのです。

しかし彼女は新聞記者の取材とは裏腹に、女性であることのプレッシャーに負けたかのような最期を遂げます。

本作の前半ではバックボーンも何も分からずに映画作りにのめりこんでいくめぐみの姿が描かれていますが、妊娠や才能の壁にぶつかる後半では、彼女の家族や昔のことが段々とわかるようになっています。

前半では彼女を鼓舞する役割だったウィスキーが、最後の最後で彼女を殺す事になるという小道具の使い方も上手いです。

しかし本作は、悲劇で終わる映画ではありません。

ラストでも描かれているように若松孝二は2012年に交通事故で亡くなるまで、愛弟子の死という理不尽な現実への怒りも創作のパワーに変えて挑戦的な映画を撮り続けました。

それは同時代の仲間たちや、後の世代の白石監督や井浦新にも伝わり伝播するほどの熱意です。

そして結果としてめぐみは死後40数年を経てスクリーンに蘇ります。

歩みを止めなかった若松プロだからこそできた奇跡のような作品です。

『止められるか、俺たちを』の「俺たち」の部分には途方もない人数の関わりが入っているのではないでしょうか。

まとめ


(C)2018 若松プロダクション

本作は、映画制作が熱かった時代を見事に再現した映画です。

「映画を武器に世界と闘う」「映画で世界をぶち壊す」という若松の言葉のような映画作りは、熱意さえあれば時代関係なく可能なのです。

白石監督もキャストたちもスタッフも若松プロも今後止まることなくどんどん突っ走ってくれることでしょう。

本作のパンフレットには劇中の業界用語や時代背景、若松プロの作品の説明に濃いインタビューなどが載っているので必見です。


(C)2018 若松プロダクション

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