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『ニューシネマパラダイス』動画無料視聴はこちら!結末ネタバレと感想も

  • Writer :
  • 福山京子

ジュゼッペ・トルナトーレ監督作品『ニュー・シネマ・パラダイス』の日本公開は、イタリアから遅れること翌年1989年12月16日に、東京のミニシアターのシネスイッチ銀座でした。

史上空前の40週間ロングランを果たし、200席のたった1館だけで27万人を動員。

30年を迎える今もなお、“好きな映画ベスト10”や“感動映画ベスト10”などのランキングにランクインし、永遠に心に残る名作として映画ファンに愛され続けています。

この作品を観た人は、必ずと言っていいほどラストシーンの話に夢中になり、目の奥が熱くなり涙が溢れ出てしまい、そして、エンニオ・モリコーネの旋律が観客の心にノスタルジックな思い出を届けてくれます。


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映画『ニュー・シネマ・パラダイス』の作品情報

【公開】
1989年 (イタリア・フランス映画合作)

【原題】
NUOVO CINEMA PARADISO

【監督】
ジュセッペ・トルナトーレ

【キャスト】
フィリップ・ノワレ、ジャック・ベラン、サルヴァトーレ・カシオ、マリオ・レオナルディ、アニェーゼ・ナー、イザ・ダニエリ、プッペラ・マッジョ、アントネッラ・アッティーリ、レオポルド・トリエステ、エンツォ・カンナヴァーレ、レオ・グレッタ、ダーノ・チマローザ、ニコラ・ディ・ピント、ロベルタ・レーナ、ニーノ・テルツォ

【作品概要】
この映画は、「劇場公開版」(124分)はミニシアターから上映が始まり、1989年カンヌ国際映画祭審査員特別賞、同年アカデミー外国賞、ゴールデングローブ賞セザール賞など総なめに受賞しました。

2002年に「ディレクターカット版」として、約50分60カットが追加され、主人公トトの少年時代、青年時代のエピソードをより細やかに描き上げ、物語に一層深みと新たな感動をもたらします。

本作で脚光を浴びたジュセッペ・トルナーレ監督とエンニオ・モリコーネは、その後も『海の上のピアニスト』『鑑定士と顔のない依頼人』『ある天文学者の恋文』などで再び音楽のエンニオ・モリコーネとタッグを組み、数々のヒューマンドラマを生み出しています。

青年トト役をイタリアの名優で映画製作者としても高い評価のジャック・べランが演じています。

映画『ニュー・シネマ・パラダイス』のあらすじとネタバレ

バルコニーの向うには地中海の青い海、風がそよぐ中部屋で電話をしている1人の老女マリア。

彼女はシチリアからローマに住む息子サルヴァトーレに、電話をかけています、「いないのですね、この番号を伝えてください」。

妹のリアは30年も帰っていないからかけても無駄だと話しますが、マリアは諦めずに再び電話をかけます。

ローマでサルヴァトーレは夜明けにべンツを運転し帰宅します。

広々とした薄暗い部屋に入ると、ベッドには恋人クララが寝ており、彼女から母親から電話があったことを知ります。

「アルフレードという人が亡くなったそうよ」。

サルヴァトーレはベッドに横たわり、稲妻とともに鐘の音が聞こえてきます。

シチリア、ジャンカルド村の教会で司祭が跪き、聖体拝受(キリストの体と血であるとして、パンと赤ワインを与える儀式)を行っています。

幼き少年サルヴァトーレ(トト)は司祭の横で居眠りをしています。

司祭はトトが鈴を振らないので、言葉を続けることができません。ついに、司祭は痺れを切らして「トト!」と叫びます。

慌てて鈴を振るトトでしたが、再び眠りに落ちました。
 
司祭は映画館パラダイス座に入り、後方にある映写室のアルフレードに声をかけました。

司祭は座席に着き、館内は暗くなりました。年配の男映写技師アルフレードはつぶやきながら映写を始めます。

スクリーンに映し出されたのは、ジャン・ルノワールの名作『どん底』でした。

司祭が画角がズレていることを指摘し、アルフレードが映写を調整します。

外に連れ出されていた筈のトトでしたが、入り口のカーテンの隙間から大好きな映画を覗き見していました。

映画『どん底』のキスシーンが始まるや否や、司祭はベルを鳴らしました。

映写室でアルフレードは、そのキスシーンのフィルムの箇所に紙を挟みました。

『どん底』のキスシーンが映る度に、司祭が決然と鈴を鳴らしました。しかし、トトは目をキラキラさせて観続けていました。

鐘が打ち鳴らされる中、ジャンカルドの広場では水を組む女性や、くつ下を売る行商人が行き交います。

パラダイス座から『どん底』のラストの曲が聞こえてきます。

映写室でにいたルフレードは、フィルムのリールを巻き戻していました。

じっと見つめるとトトは、床に落ちた司祭が指摘した検閲部分の切れ端となったフィルムを拾って覗きます。

「もらっていい?」アルフレードに何度もせがみます。

アルフレッドはカットした騎士シーンのフィルムをお多すぎて戻せなくなっていることをトトに詰め寄られ、イライラしています。

「全部お前にやる。俺が保管するからここに来るな!今度きたらぶん殴るぞ!」と怒鳴り、アルフレードはトトを追い出しました。

家に帰ったトトは、缶の中からフィルムを取り出し、フィルムのコマをランプにかざしながら、次々に映画のセリフを真似ていました。

母親のマリアは針仕事をしながら、ベットで寝ている妹リアを見ています。

トトは父親の写真を見ながら、戦争が終わったのにお父さんがなぜ帰ってこないのかをマリアに聞きました。

ロシアは遠いところだから、もうすぐ帰って来るとマリアは答えました。

トトは父親の写真をフィルムの缶にいれ、妹のベットの下にしまいます。

ある日、ジャンカルド村の小学校の登校中、級友ペッピーノがトトの側を通ります。

父親がペッピーノを無理矢理引っ張り、勉強が嫌なら憲兵に志願しろと怒鳴り立てていました。

教室で級友ボッチャが黒板の前に立たされています。強面の女教師が何度も「5×5は?」と聞いています。

ボッチャは聞かれる度に間違った答えを言い、黒板に頭を打ちつけられていました。

トトはボッチャを助けようとクリスマスツリーが描かれてある本をそっと見せ、小さい声で「25」と教えます。

ボッチャはニッコリして答えました。「クリスマス!」

子どもたちがはやし立てる中、女教師の打ち付ける音が響きます。

一方のパラダイス座では、新作の映画が次々と映し出され多くの観客心を魅了していました。

スクリーンにジョン・ウェインの西部劇『駅馬車』の予告編が映し出されると大歓声があがり、ニュース映画『レジスタンス(抵抗運動)集会始まる』が始まると野次が飛びます。

トトはライオンの口からスクリーンに写される青い光を見つめています。

ルキノ・ヴィスコンティ監督の名作『揺れる大地』のキスシーンの寸前、司祭からの検閲の指示で場面が飛びます。

「案の定だ!もう20年もキスシーンを観てない‼︎」と観客が叫びます。

次にチャールズ・チャップリンの映画が写しだされます。観客や子どもたちが笑い転げています。

広場の水飲み場では、日雇い労働者が、次の仕事をもらっています。ペッピーノの父親はコミュニスト(共産主義者)の為仕事にあぶれていました。

映画が終わり、マリアはトトを待っていました。

トトは牛乳を買うお金で映画を観ていました。マリアは逆上し何度もトトを叩きました。泣き叫ぶトトをアルフレードは見つけ、牛乳代の50リラを落ちていたとトトに渡します。

トトはアルフレードに目配せしマリアと一緒に帰りました。その後からある男が「俺の広場だ!」叫んで走って行きます。

トトの家の前で妹のリアが泣き叫んでいました。映画の帰りトトはアルフレードとともに帰ってきます。マリアはアルフレードのせいだと怒ります。

ベッドの下の缶からフィルムが燃え出し、妹が大火傷を負ったことを説明しました。

トトが映画とアルフレードのことしか頭になく、マリアはトトを映画館に入れないようにアルフレードに頼みました。

それでもトトは映写室にやってきました。

アルフレードは、映写技師の仕事はつまらなくて寂しいことを告げ、ただ観客が喜んでくれている姿を見ると嬉しいことを話します。

その間にトトはちゃっかりとフィルムのセットを完璧にこなし、アルフレードを驚かせます。

すると、広場から歓声が湧きました。ナポリ人のスパッカフィッコが宝くじに当たりました。

広場で突然例の男が「俺の広場だ!」走り出します。

ある日、小学校でトトが試験を受けていると、小学校卒業試験を受ける大人たちが入ってきます。

その中にアルフレードの姿がありました。アルフレードは問題が解けず、トトに助けを求めます。トトは映写の仕事と引き換えに答えを教えました。

トトはアルフレードから教えを受け、リールの巻き方、画面の合わし方、フィルムの検査証の保管など、確実に技術を身につけていきました。

その後、アルフレードが「今日からフィルムのセットはお前がしろ。」と、トトに言います。

学校でペッピーノが引越しすることになり、お別れ会をしています。級友の1人が「パパが共産主義の人だからと言っていた」と言い、あいさつを拒みました。

パラダイス座でイタリア軍捕虜のニュースフィルムが流れます。トトは父の戦死を知り母マリアに告げました。マリアは涙をこらえていました。

ある日、パラダイス座では、喜劇王トトの映画「ヴィッジュの消防士たち」を上映していました。

あまりの人気のため大勢の観客が観れず、外に締め出されていました。アルフレードは「“言葉ではなく眼で見るものを信じるがいい”(映画のセリフ)」と言いながら、向かいの建物の壁に『ヴィッジュの消防士たち』を映し出します。

外にいる観客は拍手喝采を送りました。トトも嬉しくなって外に駆け出します。

ところが、上映中のフィルムが燃え出し、映写室は一瞬にして炎に包まれました。アルフレッドは炎に包まれ、トトは助けに駆け上がってきますが…。

以下、赤文字・ピンク背景のエリアには『ニュー・シネマ・パラダイス』ネタバレ・結末の記載がございます。『ニュー・シネマ・パラダイス』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。

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雨の音を聴きながら、大人のトトはベットに横たわり回想しています。

再びパラダイス座の燃えさかる炎の中、トトは気絶したアルフレードを映写室から力のあらん限り引っ張り、階段を降ろしていきます。

ナポリ人のスパッカフィッコは宝くじの賞金で、パラダイス座を再建し観客は大喜び。新生パラダイス座では、トトが映写技師で働くことになりました。

『アンナ』が上映され、いよいよキスシーンが始まるその瞬間、観客全員が息を呑みます。スクリーンの男と女が唇を合わしました。一同大拍手し立ち上がります。

映写室でトトとアルフレードが話しています。トトは仕事があるので学校に行かないと言っていることをアルフレードがいさめます。

青年のトトがフィルムに火を近づけましたが、引火しませんでした。アルフレードが悔しそうに「進歩はいつも遅すぎる。」と呟きます。

トトは8ミリカメラを持って、村の畜舎で屠殺される牛を撮影しています。バスが到着し、トトと同じ年頃のエレナが降りてきます。

彼女の青い瞳に魅せられ、トトはカメラを向けます。

学校のバルコニーからトト達は、新入生を眺めていました。

そこにエレナが現れ、ハンカチを落としました。「銀行の娘」と呟きながらボッチャが先に走りました。争ってハンエレナの家にカチを拾ったトトは、走ってエレナの後を追いました。

パラダイス映写室で、トトは自分の撮った8ミリ映画を壁に映していました。トトが黙っているので、アルフレードは女が映っていることを言い当て、「それは恋だよ。青い目は手強いぞ。」。

トトは何度かエレナに声をかけるがうまく行かないまま、アルフレッドに相談しました。

貧乏映写技師と資産家の娘とアルフレッドは言い、そしてこうも続けます。

「お伽話をしよう。昔ある王様がパーティーを開き、王国中の美しい女性が集まった。護衛の兵士が一番美しい女性に恋をした。ついに兵士は、王女に恋を打ち明けた。王女は兵士の深い愛に驚いて約束した。
“100日間昼も夜もバルコニーの下で待ってくれたらあなたのものになりましょう”バルコニーの下で兵士は雨の日も風の日も動かなかった。90日が過ぎて兵士は干からびて真っ白になった。99日目兵士はついに立ち上がった。話の意味はわからない、分かったら教えてくれ」、アルフレードは歩き出しました。

トトはアルフレードと教会に向かいます。アルフレードが司祭と話している間に、トトは司祭になりすまして懺悔室に入りました。

相手はエレナ。トトはエレナに告白しましたが、エレナは愛していないと断ります。トトは毎日仕事が終わったら家の下で待つことを伝えます。

トトは風の日も雨の日もエレナの家の窓が開かれるのを待っていました。

3ヶ月が過ぎました。大晦日の夜、エレナの家の窓はやはり開きませんでした。トトは立ち去ります。

パラダイス座に戻ったトトは、雷鳴が響く中カレンダーを破っています。思いがけずエレナが現れ、トトはエレナを抱きしめました。

トトとエレナはピクニックに行ったり、おんぼろ自動車でドライブしたりと楽しく過ごしていましたが、エレナの父親が見つけエレナを連れて帰ります。

2人の関係を知ったエレナの父親は交際に強く反対し、会うことを禁じました。

船着場でトトはエレナからの手紙を読んでいます。「10月に大学進学のためにパレルモに引越しすることになりました。毎日は会えなくなるけど、パラダイスに会いに行きます」。

映写室で映画を上映していたトトは、エレナと5時にエレナと待ち合わせを約束しました。しかし、約束の時間になってもエレナが来ないので、トトはアルフレードに頼み、車でエレナの家に行きました。

何度ノックしても出てこないので、映画館に急いで戻ります。アルフレードはエレナが来なかったかと聞かれ、来なかったと答えます。

トトは傷心のままローマへ行きました。

駐屯地で何度もエレナとに手紙を書きますが返事が届きませんでした。兵役を終えて、トトはジャンカルド村の広場に帰ってきました。

人気のない広場、パラダイス座のバルコニーには、見知らぬ映写技師の姿が見えました。

トトはアルフレードに会いに行きと、「ここにいると自分が世界の中心だと感じる。何もかも不変だと感じる。だがここを出て2年もすると何もかも変わっている。一度村を出たら、長い年月帰るな。年月を経て帰郷すれば友達や懐かしい土地に再会できる。ローマへ行け、お前は若い、前途洋々だ。」と、アルフレードは心を込めてトトに語ります。
  
トトはシチリアを発ちました。

それから30年の時を経て…。

大人になったのトトはジェット機に乗り、シチリアに向かっています。タクシーで家に着きます。

タクシーの止まる音を聞く母親マリアは、玄関に迎えに行きました。抱き合うサルヴァトーレとマリア30年ぶりの再会でした。

マリアは、サルヴァトーレの部屋を案内します。何もかもが昔のままでした。机の上の8ミリ映写機、壁に掛けられているアルフレードの写真があります。

道をアルフレードの葬列が進みます。アルフレードの妻アンナが声をかけ、「あなたのことばかり話してたわ。形見があるの、うちに来てね」。

葬列がいまは廃墟となったパラダイス座の前で止まりました。

会葬者の中にはかつてのパラダイス座の馴染みの顔や館主のスパッカフィコがいました。「すっかり立派になられて…トト!」

トトはアンナの家に寄りました。アンナはフィルム缶を差し出しました。

その後トトは廃館となったパラダイス座に入りました。荒れ果てた室内にスクリーンに映像を映し出していたあのライオンの窓が落ちているのを見つけ、トトは蹲りました。

トトは偶然入った酒場で窓を覗いると、街角を歩くエレナとそっくりな女性を見つけます。

すぐに店を出て声を掛けましたが、その若い女性がエレナである筈がありませんでした。次の日トトは娘を待ち伏せし、来るまで後をつけて家を確かめました。

その夜、トトは母のマリアに話を聞きました、なぜ再婚しなかったのかとマリアは話します。「私は夫と子どもだけを誠実に愛して生きてきた。お前も私に似てるのね、可哀想に…」。

エレナを探すために、トトは昨日の家で待ち伏せます。エレナにそっくりな娘と父親が出てきました。トトは一瞬目を疑います。

父親は高校の同級生ボッチャで、エレナを取り合った仲でした。母親がエレナと知ったトトは、電話をかけてカフェで会いたいと告げましたが断られます。

傷心のトトは昔よく行った浜辺でぼんやりと座っていました。車からエレナが降りてきました。エレナはトトが落ち込んだときに行く場所を憶えていました。

車の中でトトはずっと悩んできた思いをぶつけました。

しかし、エレナから衝撃的な事実を打ち明けられました。「あなたのことで両親ともめていた。急にパレルモに引っ越すことになって、それを条件に最後の別れに会いに行ったのよ。父親と一緒に映画館に少し遅れて…」。

アレフレードは、トトのために別れてほしいと頼んでいたのです。エレナは別れる決心をして帰ろうとしましたが、アルフレードが目が見えないことを思い出し、「愛している」とフィルムの検査表の裏に書いて貼りました。、

アルフレードは、エレナが戻ってきたことに気づいていましたが、トトのために黙っていました。

検査表も上に新しい検査表を貼ってしまったため見えなくなっていました。

父親を説得し、エレナはトトを探し続け、しばらく待っていましたとトトに説明しました。2人は抱き合い、愛を確かめ合いました。エレナは言います。

「アルフレードを恨んだ時もあったけど、今はこれでいいと思っているわ。トトは私と結婚していたら映画は作れなかった。アルフレードだけがトトのことを本当に理解していたのよ」。

家に戻り、トトは部屋で8ミリ映画を観ていました。壁には青い瞳のエレナが映っています。

ダイニングでトトはマリアに「ずっと帰ってくるのが怖かった。自分は母を捨て、理由も話さなかった」。

しかし、マリアは分かっており、「村を出たから望みが叶えられた。本当に愛する人ができて落ち着いてくれればいい、お前の生活は、あっちよ」。

その後、落ちぶれたパラダイスが爆破解体されました。遠くで見守る人は、静かに見つめます。かつての館主スパッカフィコが泣いています。例の男が「俺の広場だ!」と叫びながら通り過ぎます。

歳を重ねて初老に差し掛かったトトもそれを静かに見つめています。

ローマに戻ったトトは試写室で、映写技師にアルフレードの形見のフィルム缶を渡します。

スクリーンに映り出されたのは、少年の頃パラダイス座でアルフレッドが預かってくれたカットされたフィルム、銀幕スターの無数の映画のキスシーンでした…。

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『ニューシネマパラダイス』の感想と評価

幼いトトの周りには、ありのままを見せてきた大人と友達がいて、彼を支えてきた事がわかります。

一方のトトも大人達や仲間に向けるその眼差しの温かいことと言ったらありません。

映画のキスシーンをうっとり見惚れてしまいながらも、「ノン!」と言ってアルフレードにカットさせるパラダイス座の司祭。

気性の激しい父親がコミュニストと差別を受けるペッピーノ。

宝くじに当たり大喜びの後、村の人々の反応を気にしながらパラダイス再建し恩返しをする陽気なナポリ人パッカフィコ。

パラダイス座に通う2人が結婚し子どもを連れて観にくる男と女。

少年たちが映画の中の裸体の女性に夢中になっているのを叱りながらも、自分も夢中になってしまうパラダイスの従業員。

映画のセリフを全部覚えていて、役者が話し前にセリフを最後”Fine”(フィーネ)まで涙ぐんで言う男。

そして、何よりもお薦めなのは、「私の広場だ!」の例の男は、忘れた頃に必ず広場に現れます。

トトが30年ぶりに帰ってくる場面では、観ている側が逆に探してしまうぐらい心を持っていかれます。

まだまだ、挙げるときりがない愛しいキャラクターたち、トトも彼らにきちんと眼差しを送っています。

そのことをアルフレードが一番分かっていた上で、そんなトトにはもっと広い世界を見て欲しいという願いから、ローマへ押し出したのでしょう。

また、そのトトを母も妹もそしてアルフレードも30年心の中で愛情深く見守ってきたことが随所に感じられます。

悩み抜いてやっと辿り着いた事実でしたが、エレナとの別離もエレナとアルフレードの深い愛情に包まれていたこそ、トトの未来が開けていったのでしょう。

映画のラスト・シーンはローマの映写室でトトがフイルムを渡す映写技師は、監督ジュセッペ・トルナトーレ自身です。トルナトーレ監督の映写技師と映画に深い愛情を注ぐ敬意の眼差しが見られますね。

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まとめ


映画ラストのキスシーンのフィルムは、大人のトトを演じているジャック・ベランと全く同じ視線に観客を引き込みます。

ワンシーンごとにあの時の映画、あの時のアルフレード、あの時代のトトを思い出し、ついには自分の幼きそして真剣に人を愛した青春時代に想いを馳せるでしょう。

あなたの大切な人、切なくもどかしい日々そして明日からまた生きていく希望。

エンニオ・モリコーネの旋律とともに、誰もが持つ宝石のようなそれでいて脆くて壊れてしまいそうなノスタルジアを感じてほしい映画です。

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