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小雪×オオタヴィン映画『いただきます ここは、発酵の楽園』トークイベント。食の大切さを語る

  • Writer :
  • 桂伸也

小雪のナレーションによる腸活エンターテインメント・ドキュメンタリー

女優・小雪をナレーションに迎え、食と発酵、細菌の関係を食物作りから体内に吸収するまでの過程の中でドキュメントとして描き、食の大切さを伝えるドキュメント映画『いただきます ここは、発酵の楽園』。

(C)Cinemarche

この作品を手掛けたオオタヴィン監督とナレーションを務めた小雪が、2019年12月5日(水)に東京にておこなわれた完成披露試写会でのトークイベントに登場しました。

今回はこの2人が登壇したトークイベントの様子をお届けします。

映画『いただきます ここは、発酵の楽園』記者会見リポート


(C)︎Cinemarche

映画『いただきます ここは、発酵の楽園』の完成披露試写会が2019年12月5日に東京で行われ、ナレーションを担当した女優の小雪と、監督、プロデューサー、撮影を務めたオオタヴィン監督が、登場しトークショーを実施しました。

発酵食への関心

(C)Cinemarche

本作の感想を、その優しい雰囲気に満たされた作風から「天国に誘われているような…」と語る小雪。また前回オオタ監督が手掛けた『いただきます みそをつくる子どもたち』の感想を「日本古来の伝統食というものが、わかっているようでわかってないと実感しまし、どんなものが日本人の腸内細菌として培われてきたものなのかを、一からわからせてもらえる」と感慨深く語ります。

近年ではジョニー・デップ、レオナルド・ディカプリオ、アン・ハサウェイといった海外のハリウッドスターも発酵食に強い興味を持っているといわれており、「最近、味噌料理のバリエーションが最近の自分のブームになっている」と語る小雪も「普段やっていることと同じ一人ひとりの健康レベルが上がっていけば。こういった活動には全力で参加していきたい」と発酵食の啓蒙に意欲的な姿勢を見せます。

現在は出産も経験し家庭では一人の母となった小雪は、近年では半田舎生活を開始。田舎では農業も積極的に実施しているといいます。まだ約半年ほどの田舎生活の中では、野菜も自分で作り、極力野菜を出さないことを心掛け、さらにコンポストを設け土壌の肥沃化に努めるなど、アクティブな生活を送っていると明かします。

その一方で「自然に触れて変化があると感じたのは、(子どもたちが)いらいらしなくなったこと。常に裸足で土に触れている感じなんですが、精神的にすごく落ち着いていて、東京に帰ってきても小さいことを気にしなくなった」と驚きの効果も実感している様子を見せていました。

実感した自然生活の効果

(C)Cinemarche

加えて小雪が積極的に取り組んでいるのが、代表的な発酵食でもある味噌づくり。これまで家族で味噌を造ることが恒例だったと振り返る一方で「昔は母と一緒にみそを仕込んだり、梅酒を作るというのが恒例でしたが、それがいまでもそうなってたらいいなと」と自身の気持ちを吐露します。

この味噌づくりですが、手作りで作られるものが高く評価されている理由として、味噌を発酵させる酵母のほかに味噌づくりをする際に素手を使うことで、手に付着している常在菌が作用することで程よい発酵が行われ、質のいい味噌ができるからと言われています。

小雪はその味噌をよく撮影の合間などにスタッフにも分け、好評を得ていることなどを回想しながら「日本人は、本能的に味噌を美味しいと思えるところがあるんだなと思います」と語ります。

家庭でも必ず食事には味噌を入れているという小雪は、子にも味噌を摂取させることで病気への免疫力もアップさせていることを実感。「ここ何年も病気してないかなと。多少風邪をひいても免疫力が強いのか、病院に行ったことがない」とその健康ぶりを明かしながら「食が薬なので、食の良さというのを維持し投資する価値を改めて認識させられる」と語ります。

食の大切さ

(C)Cinemarche

一方で、最近の一般的な考えとしてはどちらかというと常に除菌を行う方向へと進んでいることとは対照的に、小雪は「うちの子は3歳で指しゃぶりとかするんですが、(敢えて)どんどんさせているんです」などと告白。

その理由として「指しゃぶりというのは、自然に自分の(体を守る)細菌が足りないから無意識の防衛本能で舐めさせているというところもあるといいます。だからまず子どもはいろんなところをなめさせるのもいいと思っています」とコメント。こういった面は、近年一般的にな認識が徐々に変わりつつあるということをオオタ監督が補足されました。

自身が子どものころは玄米食、肉は月に一回出るか出ないか、豆腐がメインといった健康的な食事をしていたという小雪。「子どもたちが精神的な面も含め、いろんなアレルギーを持っていたり、私たちの時代より未病とか体調不良を感じているように見えます」と健康面に対する危機感を覚えていることを明かします。

一方で「食事をシンプルにすると、腸内細菌も増えて落ち着く、そういう精神とカラダが落ち着くということを体感しています。食はすごく大事、食が精神を作るんです、ここ数年はそういうことを強く感じています」と自身の生活上におけるさまざまな取り組みの効果を実感していることを語っていました。

映画『いただきます ここは、発酵の楽園』の作品情報

【公開】
2020年(日本映画)

【プロデューサー・監督・撮影】
オオタヴィン

【キャスト】
日原瑞枝、木村秋則、吉田俊道、菊地良一、杉山修一、山本太郎、小倉ヒラク、小雪(ナレーション)

【作品概要】

食と人間の体と深く関わりのある細菌や、それにより行われる発酵現象をテーマにしたドキュメンタリー。有機栽培農家や食育を進める教育現場などの取材や、最新のDNA解析データから得られた腸内の微生物と健康の秘密などの情報をアニメーションで披露し最近の世界を描きます。

監督を務めたのは、福岡県の高取保育園を取り上げた『いただきます みそをつくる子どもたち』を手掛けたオオタヴィン。ナレーションを女優の小雪が担当しました。

映画『いただきます ここは、発酵の楽園』のあらすじ


(C)イーハトーヴスタジオ

この世界で無数に存在しさまざまな役割を担ってきた細菌。山梨県のみいづ保育園では、残飯や野菜くずの残り、動物の排せつ物を土へと還すなど、循環型保育園を目指しています。

また『奇跡のリンゴ』として映画化されたリンゴ農家の木村秋則さんたちは、肥料も農薬も使わない有機栽培によると農業を営んでいます。そんな食の現場には細菌の不思議な力が働いています。

この物語ではそんな食べものづくりの現場から発酵、細菌と人間の関係、その大切さを探っていきます。

まとめ


(C)︎Cinemarche

小雪の優し気なナレーションとともに食へのあるべき向かい方をドキュメントにて問いかけるく『いただきます ここは、発酵の楽園』。

12月4日(水)に東京にて開催された完成披露試写会で催されたトークイベントの模様をお届けしました。

上記の写真は、有機栽培で作られたリンゴを、小雪に手渡しでプレゼントされていた場面。自然のままから得た恵みを、何のためらいもなくそのまま受け取った小雪は、その素のままの香りをかいでとても嬉しそうな表情を見せていました。

自然のままの食事が逆に難しくなってきた近年でありますが、この映画とこの日のトークからは改めて自然のままに作られる食べものが人にとってどれほど重要なものかが素直に教えられるようでもあります。

またこの時小雪がリンゴの甘酸っぱい香りを楽しんでいた様子が、本来人間の体に重要なもの、それはあくまで人間にとって優しいものであると、映画に描かれた重要なメッセージを非常に強く表していたようでもあります。

映画『いただきます ここは、発酵の楽園』は2020年1月24日(金)よりアップリンク吉祥寺にて公開!

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