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Entry 2020/04/12
Update

映画『コンフィデンスマンJPプリンセス編』|あらすじと感想レビュー。キャストの長澤まさみに加え、劇場第2弾では白濱亜嵐&関水渚&古川雄大らも参戦

  • Writer :
  • 村松健太郎

長澤まさみ主演の『コンフィデンスマンJP プリンセス編』2020年7月23日(木・祝)より公開。

映画「コンフィデンスマンJP 」シリーズ続篇『コンフィデンスマンJP プリンセス編』。監督は田中亮、脚本は古沢良太と、ドラマや前作『コンフィデンスマンJP ロマンス編』に続いて続投しています。『コンフィデンスマンJP プリンセス編』は2020年7月23日(木・祝)より公開です。

小ネタや楽屋落ちネタもふんだん盛り込みながら映画ならではのスケール感のある作品に仕上げています。長澤まさみ、東出昌大、小日向文世のメインに加えて豪華キャストが集結。今回もあっと驚くどんでん返しを楽しむことができます。

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映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』の作品情報

(C)2020「コンフィデンスマンJP」製作委員会

【公開】
2020年(日本映画)

【脚本】
古沢良太

【監督】
田中亮 

【主題歌】
Official髭男爵『Laughter』

【キャスト】
長澤まさみ、東出昌大、小日向文世、小手伸也、織田梨沙、滝川英次、MichaelKeida、前田敦子、江口洋介、竹内結子、広末涼子、三浦春馬、石黒賢、濱田マリ、濱田岳、滝藤賢一、デヴィ・スカルノ、生瀬勝久、北大路欣也、ビビアン・スー、古川雄大、白濱亜嵐、関水渚、柴田恭兵

【作品概要】
『コンフィデンスマンJP プリンセス編』は、2018年のドラマシリーズ放送から2019年のスペシャルドラマ、そして劇場版第一作『コンフィデンスマン ロマンス編』に続くシリーズの最新作です。

ドラマや前作から続投のキャストに加えて、北大路欣也、ビビアン・スー、千葉雄大、白濱亜嵐、関水渚、柴田恭兵が新たに登場。

監督は前作『コンフィデンスマンJP ロマンス編』で長編映画デビューを飾った田中亮。脚本は「リーガル・ハイ」シリーズの古沢良太が続投、小ネタや楽屋落ちネタもふんだん盛り込みながら映画ならではのスケール感のある作品に仕上げています。また、ドラマや前作の映画版主題歌に引き続き、Official髭男爵が主題歌(「Laughter」)を担当しています。

映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』のあらすじ

(C)2020「コンフィデンスマンJP」製作委員会

シンガポールを拠点に巨万の富を築いたフウ一族の三代目当主レイモンド・フウ(北大路欣也)がこの世を去りました。

レイモンドには、3人の子供の内の、ブリジット(ビビアン・スー)、クリストファー(千葉雄大)、アンドリュー(白濱亜嵐)という3人の子供がいました。その遺産が3人の誰に渡るかということで世界の注目が集まりました。

しかし、フウ家に長年仕えてきた執事のトニー(柴田恭兵)が読み上げた遺言書には、知られざる4番目の子供”ミシェル“に全てを遺すと記されていたのです。

ミシェルはレイモンドが晩年に残した隠し子と言うこと以外、詳細は分かりません。それを利用してミシェルだと名乗りだす人間が押しかけますが、トニーによるDNA鑑定や経歴調査などでことごとく偽物だと判明し追い返されます。

この話を聞いたダー子は新たにリクルートした少女“コックリ”(関水渚)に”ミシェル”に仕立て上げてフウ家の遺産を狙うことを持ち掛けます。

ダー子はレイモンドとの出会いをでっちあげ”ミシェル”の母親を名乗り、ボクちゃんがブリジットからDNAを奪い取って最初の審査を乗り切った”コックリ”を”ミシェル”にしてフウ家に入り込むことに成功します。

一族からの厳しい言葉や嫌がらせに耐えなら、フウ家の一員として語学、マナー、社交性を鍛えられた”コックリ”とお披露目を兼ねたチャリティーパーティーに臨んだ、ダー子。

しかし、そこには因縁深い日本の闇社会の大物赤星や、ダー子と複雑な過去をもつジェシーが現れて……。

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映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』の感想と評価

(C)2020「コンフィデンスマンJP」製作委員会

テレビシリーズから一貫して脚本を担当する古沢良太。今、映画・テレビを通して屈指の売れっ子脚本家の一人といっていいでしょう。

古沢脚本は「ALWAYS3丁目の夕日」(2005)シリーズやミステリーでも、「探偵はBARにいる」(2011)シリーズのように比較的、物語に裏がなくストレートに起承転結の形になっているものと、原作を兼任した『キサラギ』(2007)などのように、前半に伏線たっぷりの風呂敷を拡げて、それを終盤に向かって回収していくパターンのものがあります。

「コンフィデンスマンJP」シリーズは後者のパターンで、ある程度のところでいったん事象が終わると、巻き戻しが始まって裏側が描かれ、ことの真相が明らかになるという構成になっています。

「コンフィデンスマンJP」シリーズが面白いのは、物語の主体となる存在が詐欺師であることでしょう。そのため、表で描かれたことが最初から最後まで嘘・偽りでもいいという一種のアンフェアな状況を正当化させることができるのです。

コンフィデンスマンとは信用詐欺のこと。主人公たちが詐欺師=犯罪者であるにもかかわらず、時代劇に登場するねずみ小僧や石川五右衛門のような”義賊“的な立ち位置にしています。

犯罪者をヒーローとして描くことと犯罪を賛美しないことのバランスも絶妙に取られています。脚本の捻られ具合以上にとてもクレバーな構造設計があり、それのもとにこのシリーズが作られていることを改めて知ることでしょう。

まとめ

(C)2020「コンフィデンスマンJP」製作委員会

『コンフィデンスマンJP』はドラマシリーズの時から、ダー子が相手から大金やお宝を奪い取って終わるだけの時と、それをしつつもターゲットの過去の苦い経験やトラウマを乗り越えさせて更生させるパターンで終わる時があります。

映画の前作『コンフィデンスマンJP ロマンス編』は見事なまでに相手をやり込めて終わるパターンでしたが、今回はお宝を狙いつつも、大富豪の一族フウ家のギスギスした関係を少しだけ風通しを良くし、引っ込み思案でただうなずくだけだった“コックリ”を少しだけ逞しく成長させて終わります

と言ってももちろん、ダー子がやることなので、規格外なうえに強引気回りない方法であるところは変わりませんが……。

今までいろいろな役を演じてきた長澤まさみですが、ダー子というキャラクターには格別の想い入れがあるようで、今後も大事にしていきたいと語っています。

長澤まさみとダー子の大暴走をまた見たい!と期待させてくれる『コンフィデンスマンJP プリンセス編』でした。

『コンフィデンスマンJP プリンセス編』は2020年7月23日(木・祝)より公開です。




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