Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

連載コラム

Entry 2020/03/06
Update

仮面ライダージオウ2020映画【ネタバレ感想】ゲイツ、マジェスティ、ライドウォッチを劇場で観よ!|邦画特撮大全66

  • Writer :
  • 森谷秀

連載コラム「邦画特撮大全」第66章

2018年から2019年にかけて放送された平成仮面ライダーシリーズ20作記念作品『仮面ライダージオウ』。劇場版にゲスト出演した佐藤健を筆頭に、各作品のオリジナルキャストが多数ゲスト出演し、仮面ライダーファンたちを沸かせました。

その『ジオウ』のスピンオフであるオリジナルビデオ作品『仮面ライダージオウNEXT TIME ゲイツ、マジェスティ』(2020)が現在期間限定上映中。

今回の邦画特撮大全は『仮面ライダージオウNEXT TIME ゲイツ、マジェスティ』(2020)を紹介します。

【連載コラム】『邦画特撮大全』記事一覧はこちら

スポンサーリンク

映画『仮面ライダージオウNEXT TIME ゲイツ、マジェスティ』の作品情報

(C)2020 石森プロ・ADK EM・バンダイ・東映ビデオ・東映 (C)石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映

【公開】
2020年2月28日(日本映画)

【原作】
石ノ森章太郎

【監督】
諸田敏

【脚本】
毛利亘宏

【キャスト】
押田岳、奥野壮、大幡しえり、渡邊圭祐、板垣李光人、紺野彩夏、兼崎健太郎、村上幸平、木ノ本嶺浩、岩永洋昭、戸谷公人、小山力也、津田健次郎、生瀬勝久

映画『仮面ライダージオウNEXT TIME ゲイツ、マジェスティ』の作品概要

平成最後の仮面ライダー『仮面ライダージオウ』のスピンオフ作品で、主人公は『仮面ライダージオウ』の2号ライダーである明光院ゲイツ/仮面ライダーゲイツ。

明光院ゲイツ役の押田岳をはじめ、奥野壮、大幡しえり、渡邊圭祐ら『ジオウ』のメインキャストが集結。さらには戸谷公人(『仮面ライダーディケイド』)や村上幸平(『仮面ライダー555』)、木ノ本嶺浩(『仮面ライダーW』)、岩永洋昭(『仮面ライダーオーズ/OOO』)と歴代の2号ライダーたちがゲスト出演。

監督は『百獣戦隊ガオレンジャー』や『仮面ライダーゴースト』でメイン監督を務めたベテラン、諸田敏監督。脚本は劇団少年社中の主宰で『宇宙戦隊キュウレンジャー』のメイン脚本を担当した毛利亘宏。

2人は『仮面ライダージオウ』のメインスタッフでもあり、TVシリーズでは「ゴースト」編や「響鬼」編などでタッグを組んでいました。

スポンサーリンク

映画『仮面ライダージオウNEXT TIME ゲイツ、マジェスティ』のあらすじとネタバレ

(C)2020 石森プロ・ADK EM・バンダイ・東映ビデオ・東映 (C)石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映

2018年9月―光ヶ森高校の学生・明光院ゲイツは柔道部に所属し、メダリストになる夢を追っていました。同級生の常盤ソウゴやツクヨミと共に高校生活を送っています。

しかしゲイツは柔道大会で大ケガをしてしまい、選手生命を絶たれてしまいました。

入院中のゲイツの前に、白ウォズが現れてドライバーとライドウォッチを渡します。ウォズの目的はゲイツを救世主に導き、最低最悪の魔王オーマジオウが君臨する未来を防ぐこと。

突然の事態に戸惑うゲイツでしたが、ゲイツをオーマジオウの配下・カッシーンが強襲。なぜかゲイツの主治医である伊達明が仮面ライダーバースに変身し、カッシーンを撃破します。

さらに高校には謎の転校生・海東大樹が現れ、なれなれしくゲイツに接近します。一体、彼は何者なのか…。

ふさぎ込むゲイツはソウゴから掛けられた言葉で、「みんなを守るために柔道を始めた」ことを思い出します。

そんな中、再びカッシーンがゲイツを強襲。海東と仮面ライダーカイザが介入し、ゲイツは間一髪で攻撃を逃れます。しかしソウゴがカッシーンにさらわれてしまいました。

以下、赤文字・ピンク背景のエリアには『仮面ライダージオウNEXT TIME ゲイツ、マジェスティ』ネタバレ・結末の記載がございます。『仮面ライダージオウNEXT TIME ゲイツ、マジェスティ』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。

(C)2020 石森プロ・ADK EM・バンダイ・東映ビデオ・東映 (C)石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映

ゲイツは刑事の照井竜の協力のもと、ソウゴを追って工場へ。照井は仮面ライダーアクセルに変身し、カッシーンと戦闘。

ゲイツも奮起し、仮面ライダーゲイツに変身!!カッシーンを蹴散らします。

そこへ事件の黒幕である白ウォズが現れました。白ウォズの目的は、救世主になる道を捨てたゲイツの代りに自身が“真の救世主”となることだったのです。海東大樹から仮面ライダーディエンドの変身能力を奪っていた白ウォズは、アナザーディエンドに変身!!

海東はゲイツに、仮面ライダージオウと共にオーマジオウと戦った過去(TVシリーズ)を見せました。海東は白ウォズの動きを止めるため、黒ウォズと行動を共にしていたのです。

過去を思い出したゲイツ。事態があまり読み込めていないソウゴとツクヨミもドライバーを手渡され、変身!!

仮面ライダーゲイツ、仮面ライダージオウ、仮面ライダーツクヨミ、そして仮面ライダーウォズの4人は、アナザーディエンドが召喚したカッシーンの大群と激闘。

カッシーンを蹴散らした後、仮面ライダーゲイツは海東に渡されたライドウォッチを使って、仮面ライダーゲイツマジェスティにパワーアップ。アナザーディエンドを倒します。

白ウォズは黒ウォズに吸収され、ウォズは一体化。海東は仮面ライダーディエンドに変身する能力を取り戻します。

そしてゲイツは救世主になるという新たな夢を胸に、ソウゴやツクヨミと学校生活を送っていくのです。

『仮面ライダージオウNEXT TIME ゲイツ、マジェスティ』の感想と評価

(C)2020 石森プロ・ADK EM・バンダイ・東映ビデオ・東映 (C)石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映

本作『仮面ライダージオウNEXT TIME ゲイツ、マジェスティ』は、『仮面ライダージオウ』のTVシリーズ後を描いた作品です。

常盤ソウゴ/仮面ライダージオウによって最低最悪の魔王オーマジオウが君臨する未来が変わり、ソウゴやゲイツら『ジオウ』の登場人物たちはTVシリーズで戦いに費やした時間の代りに、高校生活を送っています。「ありえたかもしれない未来」が学生生活というのは、TVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の最終回を思わせます。

『ゲイツ、マジェスティ』のテーマは「青春の挫折と再起」。柔道のメダリストを目指していた明光院ゲイツ/仮面ライダーゲイツが、ケガのため選手生命を絶たれ、そこから再起することが物語の柱です。

本作『仮面ライダージオウNEXT TIME ゲイツ、マジェスティ』は特撮ヒーロー作品であるのはもちろん、青春ドラマとしても楽しめるのです。

本作は『ジオウ』の登場人物たちの高校生活をメインに描いているため、進路や部活動などが登場。ゲイツやソウゴも変身能力がないため、TVシリーズよりも等身大の人物に描かれています。

本作の敵はアナザーディエンド。『仮面ライダーディケイド』(2010)に登場した仮面ライダーディエンドがモチーフ。大きな角や牙など、『ジオウ』のTVシリーズでスウォルツが変身したアナザーディケイドと共通するデザインをしています。

スポンサーリンク

まとめ

(C)劇場版ウルトラマンタイガ製作委員会

明光院ゲイツ/仮面ライダーゲイツを主人公にした『仮面ライダージオウNEXT TIME ゲイツ、マジェスティ』。

歴代2号ライダーの中でも癖が強い面々が客演しており、『仮面ライダージオウ』が本来持つお祭り作品の側面ももちろんありますが、それ以上にゲイツを主人公にした“青春ドラマ”として楽しむことが出来る作品となっています。

次回の『邦画特撮大全』は…


(C) SCG Power Rangers LLC (C) Toei Company, Ltd.

次回の邦画特撮大全は、スーパー戦隊シリーズが海を越えアメリカに渡ったことで生み出された異色作「パワーレンジャー」シリーズを紹介します。

お楽しみに。

【連載コラム】『邦画特撮大全』記事一覧はこちら





関連記事

連載コラム

セブンソード修羅王の覚醒|ネタバレ感想と結末考察のあらすじ。中国の武侠小説の世界を映像化した剣劇伝奇アクション|未体験ゾーンの映画たち2021見破録8

連載コラム「未体験ゾーンの映画たち2021見破録」第8回 世界中から古今東西の、様々な映画を紹介する「未体験ゾーンの映画たち2021見破録」。第8回で紹介するのは、剣劇ファンタジー・アクション映画『セ …

連載コラム

映画『ビッグ・リトル・ファーム』感想とレビュー評価。“理想の暮らしのつくり方”として、自然の摂理に託した農場づくりに臨む|だからドキュメンタリー映画は面白い42

連載コラム『だからドキュメンタリー映画は面白い』第42回 自然を愛する夫婦が望む、究極の農場とは──。 今回取り上げるのは、2020年3月14日(土)よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリー、YEBISU …

連載コラム

映画『底知れぬ愛の闇』ネタバレあらすじ感想と結末の評価解説。官能的なカタツムリの意味やラストの日常表現に隠された恋愛観とは⁈|Amazonプライムおすすめ映画館12

連載コラム「Amazonプライムおすすめ映画館」第12回 今回ご紹介する映画『底知れぬ愛の闇』は、『太陽がいっぱい』、『リプリー』などの小説で知られる、パトリシア・ハイスミスの同名作を『危険な情事』( …

連載コラム

鬼滅の刃名シーン/名言まとめ|原作ネタバレで善逸・伊之助との運命的な邂逅を振り返り【鬼滅の刃全集中の考察15】

連載コラム『鬼滅の刃全集中の考察』第15回 大人気コミック『鬼滅の刃』の今後のアニメ化/映像化について様々な視点から考察・解説していく連載コラム「鬼滅の刃全集中の考察」。 今回は「初任務~鼓屋敷編」の …

連載コラム

ホラー映画歴代おすすめランキング(洋画1960年代)ベスト5選!名作中の名作サイコから始まった!【増田健ホラーセレクション3】

おすすめの1960年代の洋画ホラー映画5選! ホラー映画に興味を持った方も古い作品だと、今見るにはちょっとキツいかもしれない、と敬遠してはいませんか?そんなアナタのために、各年代のホラー映画から5作品 …

U-NEXT
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
【連載コラム】光の国からシンは来る?
タキザワレオの映画ぶった切り評伝『2000年の狂人』
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【KREVAインタビュー】映画『461個のおべんとう』井ノ原快彦の“自然体”の意味と歌詞を紡ぎ続ける“漁師”の話
【玉城ティナ インタビュー】ドラマ『そして、ユリコは一人になった』女優として“自己の表現”への正解を探し続ける
【ビー・ガン監督インタビュー】映画『ロングデイズ・ジャーニー』芸術が追い求める“永遠なるもの”を表現するために
オリヴィエ・アサイヤス監督インタビュー|映画『冬時間のパリ』『HHH候孝賢』“立ち位置”を問われる現代だからこそ“映画”を撮り続ける
【べーナズ・ジャファリ インタビュー】映画『ある女優の不在』イランにおける女性の現実の中でも“希望”を絶やさない
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
アーロン・クォックインタビュー|映画最新作『プロジェクト・グーテンベルク』『ファストフード店の住人たち』では“見たことのないアーロン”を演じる
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
【平田満インタビュー】映画『五億円のじんせい』名バイプレイヤーが語る「嘘と役者」についての事柄
【白石和彌監督インタビュー】香取慎吾だからこそ『凪待ち』という被災者へのレクイエムを託せた
【Cinemarche独占・多部未華子インタビュー】映画『多十郎殉愛記』のヒロイン役や舞台俳優としても活躍する女優の素顔に迫る
日本映画大学