連載コラム『映画という星空を知るひとよ』第281回
安全第⼀主義の建設現場監督は、実は世界⼀危険な元特殊部隊員だったー︕ 建設現場の資材なども武器としたアクションが炸裂するハードワーキングアクション映画『ワーキングマン』が誕生しました。
ジェイソン・ステイサムとデヴィット・エアー監督が再タッグを組んだ映画『ワーキングマン』は、2026年1月2日(金)より、新宿バルト9ほか全国順次公開。
主演は「MEG ザ・モンスター」(2018)「エクスペンダブルズ」(2010)シリーズなどで、ハリウッドのアクション映画を牽引するジェイソン・ステイサム。
監督と脚本を務めるのは『ビーキーパー』(2025)で、ステイサムの新たなアクション能力を引き出したデヴィッド・エアー。
映画『ワーキングマン』の作品情報

(C)2025 CADENCE PRODUCTIONS LIMITED
【日本公開】
2026年(アメリカ映画)
【英題】
A WORKING MAN
【監督】
デヴィッド・エアー
【脚本】
シルヴェスター・スタローン、デヴィッド・エアー
【キャスト】
ジェイソン・ステイサム、デヴィッド・ハーバー、マイケル・ペーニャ、ジェイソン・フレミング、メラーブ・ニニッゼ、マクシミリアン・オシンスキー
【作品概要】
『ワーキングマン』は、特殊部隊を退き建築現場の監督として平穏に暮らしていた男が、巨大犯罪組織相手に立ち向かう姿を描いたハードアクションです。
ジェイソン・ステイサムが主演を務め、『ビーキーパー』(2025)のデビッド・エアー監督と再びでタッグを組んだ作品で、「エクスペンダブルズ」シリーズで共演したシルヴェスター・スタローンが、製作&共同脚本として参加しています。
映画『ワーキングマン』のあらすじ

(C)2025 CADENCE PRODUCTIONS LIMITED
元特殊部隊員のレヴォン・ケイド(ジェイソン・ステイサム)は、危険な仕事から⾝を引き、建設現場の監督として安全第⼀をモットーに働いています。
妻に先立たれたレヴォンは残された娘との平穏な⽣活を望み、娘の良き⽗親になりたいと願っていました。
そんなある日、恩⼈である建設会社の上司の娘ジェニーが失踪してしまいます。
レヴォンは⾏⽅不明のジェニーを捜索するうちに、⼈⾝売買を⽣業とする巨⼤な犯罪組織の存在を突き⽌め、ジェニーが組織に攫われたことを確信しました。
父親としてのレヴォンの怒りが爆発。建設現場で使い慣れた用具や特殊部隊時代の銃火器を手にすると、封印していた特殊部隊のスキルが自然と出てきます。
レヴォンは、すぐにジェニー救出の熾烈な戦いへと向かいました……。
映画『ワーキングマン』の感想と評価

(C)2025 CADENCE PRODUCTIONS LIMITED
建設現場で働く真面目な作業員のレヴォン。計り知れない強さを隠し持っている彼は、実は特殊部隊の元一員でした。
特殊部隊から引退はしてもその強さは変わりません。建設現場での悪党一味との戦いでは、現場にある工具や材料を武器にした、建設現場ならではのバトルを披露します。
つるはし片手に殴り合うさまは、リアルな凄みがあります。またその後の裏組織との戦は、お馴染みの格闘技と銃撃戦の連続。
建設作業員になりきっていても、強い信念を持って戦うから、特殊工作員の頃と少しも変わらない力が出せるのでしょう。
そしてもう一つ、レヴォンを上司の娘の救出に駆り立てたものは、レヴォンが娘を持つ父親だったということ。
愛する娘が攫われたならどうするか。レヴォンを危険な救出へ向かわせたのは、‟娘を持つ父親の娘への愛”としか言いようがありません。
ゆえに、娘を思う優しさを持っているレヴォンの破壊的な強さに圧倒されることでしょう。
こんなレヴォンを演じるのは、これまで犯罪組織、悪徳警官、巨大ザメなど数々の強敵と戦ってきたジェイソン・ステイサム。
ヘルメットをかぶり建設現場で働くというごく平凡な作業員姿も、なかなか勇ましいものです。作業員・レヴォンの活躍をお楽しみに!
まとめ

(C)2025 CADENCE PRODUCTIONS LIMITED
特殊部隊員から転身した建設作業員が、誘拐された上司の娘を救出するために奮闘する『ワーキングマン』。
本作では『ビーキーパー』(2025)のデビッド・エアー監督とシルベスター・スタローンが脚本を担当。主人公を演じるジェイソン・ステイサムは、デビッド・エアー監督と2度目のタッグを組むことになりました。
正義を追求し、娘たちを攫う卑劣な相手に暴れ回る命知らずな元特殊部隊員のド派手なアクションを、飽きることなく楽しめる一作です。
映画『ワーキングマン』は、2026年1月2日(金)より新宿バルト9ほか全国順次公開。
星野しげみプロフィール
滋賀県出身の元陸上自衛官。現役時代にはイベントPRなど広報の仕事に携わる。退職後、専業主婦を経て以前から好きだった「書くこと」を追求。2020年よりCinemarcheでの記事執筆・編集業を開始し現在に至る。
時間を見つけて勤しむ読書は年間100冊前後。好きな小説が映画化されるとすぐに観に行き、映像となった活字の世界を楽しむ。




































