連載コラム『映画という星空を知るひとよ』第184回
スコット・ウォー監督が手がけたアクションムービー『エクスペンダブルズ ニューブラッド』。
ジェイソン・ステイサム、シルヴェスター・スタローンなど、アクションスターが多数集結して話題を集める人気シリーズ「エクスペンダブルズ」の第4弾が、2024年1月5日(金)に全国ロードショーされます。
自らを「消耗品」と名乗り、CIAから依頼される数々の難関ミッションを乗り越えてきた最強の傭兵軍団「エクスペンダブルズ」が挑む今回のミッションは、テロリストが所有する核兵器を奪還すること。それは失敗したら「第三次世界大戦」が起こりかねない危険なものでした。
危険な任務に身を投じる最強の傭兵たちの活躍を追った『エクスペンダブルズ ニューブラッド』をご紹介します。
映画『エクスペンダブルズ ニューブラッド』の作品情報
【日本公開】
2024年(アメリカ映画)
【原題】
Expend4bles
【原案】
スペンサー・コーエン、カート・ウィマー、タッド・ダガーハート
【監督】
スコット・ウォー
【脚本】
カート・ウィマー、タッド・ダガーハート、マックス・アダムス
【制作】
ケビン・キング・テンプルトン、レス・ウェルドン、ヤリフ・ラーナー、ジェイソン・ステイサム
【キャスト】
ジェイソン・ステイサム、シルヴェスター・スタローン、カーティス・“50セント”・ジャクソン、ミーガン・フォックス、ドルフ・ラングレン、トニー・ジャー、イコ・ウワイス、ランディ・クートゥア、ジェイコブ・スキピオ ほか
【作品概要】
『エクスペンダブルズ ニューブラッド』は、アクションスターが多数集結して話題を集める人気シリーズ「エクスペンダブルズ」の第4弾。『ネイビーシールズ』(2012)『ニード・フォー・スピード』(2014)のスコット・ ウォー監督が手がけました。
本作では、主役のジェイソン・ステイサムやシルヴェスター・スタローンのほか、シリーズレギュラーキャストではドルフ・ラングレン、ランディ・クートゥアも出演しています。新たなメンバーとして、カーティス・“50セント”・ジャクソン、ミーガン・フォックス、トニー・ジャー、イコ・ウワイス、アンディ・ガルシアらも参戦。
映画『エクスペンダブルズ ニューブラッド』のあらすじ
数々の難関ミッションを乗り越えてきた最強の傭兵軍団「エクスペンダブルズ」を率いるバーニー・ロス。
CIAからの新たな依頼を受けて、かつての相棒であるリー・クリスマスを訪ねます。
バーニーと再び組むことを決意したリーがエクスペンダブルズのアジトに足を運ぶと、そこにはかつての仲間たちに加え、新たなメンバーも顔をそろえていました。
新戦力を迎えたエクスペンダブルズが挑む今回のミッションは、テロリストが所有する核兵器を奪還すること。もし失敗すれば第3次世界大戦が勃発しかねないという危険なものでした。
自らを「消耗品」と名乗るこの傭兵軍団が一丸となって、わが身を投じるミッションに挑むことになります……。
映画『エクスペンダブルズ ニューブラッド』の感想と評価
シリーズ化されている本作は第4弾。『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』(2014)の続編となっています。
タイトルの「ニューブラッド」の意味通り、エクスペンダブルズにも新メンバーが加入され、ますます個性的な「消耗品部隊」となりました。
W主演となるジェイソン・ステイサムとシルヴェスター・スタローンが巻き起こす、命知らずな傭兵の堂々としたセリフのやり取りや、目も覚めるような派手なアクションに、スクリーンに釘付けになります。
本作の彼らに下されたミッションは、テロリストが所有する核兵器を奪還することでしたが、任務遂行する彼らの動きは敵にキャッチされていました。
果たして内通者は誰なのでしょう。そして敵の大ボスの正体は……最後までわからない黒幕が、徐々にエクスペンダブルズたちに伸ばす魔の手。スリル満載のストーリーを存分に楽しめます。
エクスペンダブルズの新メンバーの中に、前作『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』に登場したガルゴの息子がいるのもお見逃しなく。
まとめ
アクションスターが多数集結して話題を集める人気シリーズ「エクスペンダブルズ」。新メンバーたちも加えた傭兵部隊が新たなミッションに乗り出します。
多くのアクションスターを集結させた本シリーズ。その集大成の醍醐味をどうぞ体感してみてください。
『エクスペンダブルズ ニューブラッド』は2024年1月5日(金)より全国ロードショーです。
星野しげみプロフィール
滋賀県出身の元陸上自衛官。現役時代にはイベントPRなど広報の仕事に携わる。退職後、専業主婦を経て以前から好きだった「書くこと」を追求。2020年よりCinemarcheでの記事執筆・編集業を開始し現在に至る。
時間を見つけて勤しむ読書は年間100冊前後。好きな小説が映画化されるとすぐに観に行き、映像となった活字の世界を楽しむ。