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Entry 2022/07/05
Update

『月の満ち欠け』原作ネタバレあらすじと結末までの感想評価。壮大なラブストーリーは生まれかわって愛を紡いだ“女性の軌跡”|永遠の未完成これ完成である36

  • Writer :
  • もりのちこ

連載コラム「永遠の未完成これ完成である」第36回

映画と原作の違いを徹底解説していく、連載コラム「永遠の未完成これ完成である」。

今回紹介するのは、佐藤正午の第157回直木賞受賞作『月の満ち欠け』です。大泉洋を主演に迎え、廣木隆一監督が映画化。2022年冬に全国公開予定です。

主人公の小山内賢は、突然の事故で愛する妻・梢と娘の瑠璃を同時に失ってしまいます。深い悲しみに暮れる小山内のもとに、三角という男が現れ不可解なことを言い出します。

瑠璃は三角に会いに行く途中に事故に遭ったのだと。面識もない男に瑠璃はなぜ会いに行こうとしたのか。妻の梢は瑠璃に起こっていた「異変」に気付いていたのだろうか。

三角は自分がかつて愛した「瑠璃」という女性について語り出します。それは数十年の歳月をかけ、あるべき所にたどり着くためのプロセスでした。

奇妙で壮大な愛の軌跡を描く『月の満ち欠け』。映画公開に先駆け、原作のあらすじ、映画化で注目する点を紹介します。

【連載コラム】「永遠の未完成これ完成である」記事一覧はこちら

映画『月の満ち欠け』の作品情報


(C)2022「月の満ち欠け」製作委員会

【公開】
2022年(日本映画)

【原作】
佐藤正午

【監督】
廣木隆一

【キャスト】
大泉洋、有村架純、目黒蓮、柴咲コウ

小説『月の満ち欠け』のあらすじとネタバレ


書影:『月の満ち欠け』佐藤正午

小山内堅は、この日、実家のある青森県八戸市から新幹線で東京に来ていました。向かいの席には、7歳の少女とその母親が座っています。

「緑坂るり」という名の少女は、初対面にも関わらず、あたかも以前から小山内のことを知っていたかのように振る舞います。

「珈琲はブラックだよね。家族みんなでどら焼きを食べた日を覚えてるわ。大抵覚えてる。小山内さんよりも。だって私はあなたの娘だった瑠璃の記憶があるから」。

小山内は苛立つ心をどうにか抑え込みます。小山内は15年前、不慮の交通事故で妻の梢と娘の瑠璃を同時に失っていました。

小山内の人生はそれまで人並に順調でした。大学時代に同郷だった梢と出会い7年の交際期間を経て結婚。長女の瑠璃が生まれ、仕事が忙しく家事を手伝えない小山内に、梢は文句も言わず、家のことをよくやってくれました。

娘の瑠璃に異変が起き始めたのは7歳の頃でした。突然の高熱に襲われ、悪夢にうなされる瑠璃。医者も原因がわからず困り果てた所、ちょうど1週間後にケロッと治った瑠璃は妙に大人びていました。

熊のぬいぐるみに「アキラ」と名付け話しかける行為は幼い子供のようでしたが、母親を他人のような目でみたり、デュポンのライターを知っていたり、『黒猫のタンゴ』や黛ジュンの『天使の誘惑』を口ずさんだりと、これまでの瑠璃ではないようです。

「君にちかふ阿蘇の煙の絶ゆるとも萬葉集の歌ほろぶとも」。瑠璃が知るはずのない短歌をノートに書き綴っているのを見た妻の梢は、真剣な面持ちで小山内に相談します。

「瑠璃は私たちに子供の演技をしていて、アキラという人の所へ行くチャンスを伺っているの」。小山内は梢の言葉を真に受けず、娘の異変を認めようとしませんでした。

しかしそれからほどなくして、瑠璃は小山内の理解を超えた行動をとるようになります。学校が終わっても帰ってこない瑠璃を心配して梢から小山内に連絡が入りました。

瑠璃が見つかったのは、千葉の家からだいぶ離れた東京の高田馬場駅でした。ひとりで電車に乗ったこともなかった瑠璃がなぜそんな所へ。

交番に保護された瑠璃を迎えにいった小山内は、瑠璃がこの近くのレンタルビデオ屋に行こうとしていたことを知ります。そのビデオレンタル屋は現在無くなっていました。

「アキラくんに会いにいったのか?」優しく尋ねる小山内に瑠璃は答えます。「本当は違う名前だよ」。

「ひとりで旅行がしたい」と言う瑠璃に、小山内は「高校を卒業したら許す」と約束します。それから11年、瑠璃は親の目を盗んで突飛な行動にでるようなことはありませんでした。

高校の卒業式を終えた瑠璃は、梢が運転する車で交通事故に遭い帰らぬ人となりました。いったい2人は車でどこに向かっていたのか。ひとりになった小山内はそのことに捉われていました。

仕事を辞め実家の八戸に戻った小山内のもとに、最近、三角哲彦という男が訪ねてきます。三角と会うのは妻と娘を失くした15年前と、今回で2度目です。

三角は亡き妻・梢の親友だった典子の弟です。同郷でもあり小山内の8歳下の後輩となります。

三角を小山内のもとへ導いたのは、現在お付き合いをしている荒谷清美の娘・みずきでした。小山内の過去を知るみずきは、瑠璃と梢の月命日に墓参りに行き、三角と出会います。

なぜ三角は今になって小山内を訪ねてきたのでしょうか。「小山内さんのお耳に入れておきたいことがあります。梢さんと瑠璃さんは、あの日、私に会いに東京へ向かう途中に事故に遭ったのです」。

三角の語った内容は、にわかに信じがたいものの、かつて妻の梢が語った内容と同質のものでした。それは30余年にわたる長い物語でした。

以下、『月の満ち欠け』ネタバレ・結末の記載がございます。『月の満ち欠け』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。

この一連の発端になった人物。それは、当時大学生だった三角哲彦が心から愛した年上の女性「正木瑠璃」でした。

正木瑠璃には、竜之介という夫がいました。エリートで自信家の竜之介に半ば押し切られる形で結婚を決めた瑠璃は、次第に妊娠のプレッシャーや夫の浮気に疲れ果てていきます。

そんな時、三角と瑠璃は出会いました。三角の一目ぼれでした。良くないことと知りつつ、2人は互いを必要とし愛を育んでいきます。

「瑠璃」とは、七宝の一。瑠璃も玻璃も照らせば光る。つまらぬものの中に混じっても、すぐれたものは光を当てれば輝いてすぐにわかる。

三角は、瑠璃の名前の由来となったこのことわざを一生忘れまいと、心に誓うのでした。

ある日、瑠璃は三角に夫の先輩で自殺をした八重樫という男の話をします。八重樫が残した遺書には「ちょっと死んでみる」と記してあったというのです。

瑠璃は「それは生まれ変わること」と捉え、「自分も月の満ち欠けのように、生と死を繰り返し、未練のある三角君の前に現れるわ」と言います。

正木瑠璃が亡くなったのは、それからまもなくでした、電車を待つホームで小競り合いに巻き込まれた瑠璃は、不慮の事故で線路に投げ出され電車に轢かれてしまいます。

三角は自分を取り戻すのに時間を必要としました。「瑠璃さんは、新月のように生まれ変わり、もう一度別人となって自分の前に現れるのではないか」。それから三角は、心のどこかで瑠璃を待つように暮らしていました。

正木瑠璃に先立たれた竜之介は、これまでの順風満帆だった人生は跡形もなく、ギャンブルに借金、酒と女に溺れていました。

奈落の底で拾ってくれた工務店の社長・小沼には、感謝してもしきれません。2代目に代替えとなっても、竜之介には家族ぐるみで良くしてくれました。

なかでも小沼の小学生の娘・希美は、竜之介によく懐いています。しかし、ある日、高熱を出し寝込んだ希美が、元気になった途端、竜之介を避けるようになります。

希美は竜之介に打ち明けます。「私の本当の名前は瑠璃のはずだった」と。そして、「自分は正木瑠璃の生まれ変わりだ」と。

希美の中に以前の妻・瑠璃の面影を感じ取った竜之介は、希美の願いをきき、三角哲夫に会いに行くのを手伝います。

しかし、向かう途中に事故に遭い、希美は命を落としました。その後、竜之介は幼児誘拐犯として刑務所に入れられ自殺を図ったということです。

時は正木瑠璃の死から30年余り経っています。小山内は三角の話を到底受け入れられませんでした。

三角の次にやってきたのは、緑坂るりの母親・ゆいでした。ゆいは、小山内の亡き娘・瑠璃の幼なじみです。

ゆいは、高校生の頃、瑠璃から三角のことを聞いていたと言います。前世の恋人だという三角の絵を書き残したことも話します。小山内はその絵を知っていました。

さらにゆいは、自分の娘・るりが、小山内の亡くなった娘・瑠璃の生まれ変わりだと告げます。るりがお腹にいる時、予告夢を見たというゆい。その話は、亡き妻・梢の経験と同じものでした。

小山内の手にある瑠璃が高校生の頃、書いた絵。その絵は若かりし頃の三角の顔に違いありません。ゆいは、るりにその絵を渡してあげて欲しいと頼みます。

そこで、本日、小山内はその絵を持って、東京へとやってきたのでした。小山内の持参した絵を手にしたるりは、懐かしそうに大事に絵を抱えます。やはりその絵の人物は、三角でした。

八戸にいる清美とみずきに、内緒で出て来た小山内は、次の新幹線で帰ると言います。そんな小山内に、緑坂るりは忠告します。

それは7歳の子供とは思えないものでした。「生まれ変わりは私だけとは限らない。あなたのことを堅さんと呼ぶ人がいたら、本物かもね」。

小山内は、みずきだけが自分のことを「堅さん」と呼ぶことを思い出していました。15年前に亡くなった梢の生まれ変わりだというのか。小山内の心情は複雑でした。

ところで正木瑠璃は、小山内瑠璃、小沼希美、緑坂るりと、3度生まれ変わり、三角哲彦にもう一度会えたのでしょうか。

緑坂るりは、母の目を盗み、三角の働く会社へとたどり着きます。周りの大人は、子供の来る所じゃないと追い返そうとしました。

「私は子供じゃない、アキヒコくんに合わせて」と泣き叫ぶるりの元に、ひとりの男性がハンカチを差し出します。55歳になった三角でした。

「瑠璃さん、ずっと待っていたんだよ」。三角は笑顔でうなずきました。

映画『月の満ち欠け』ここに注目!

「生まれ変わっても、あなたに逢いたい」。一途な想いが奇跡を起こす、壮大なラブストーリー『月の満ち欠け』。

偶然の雨の日の出逢いから、短くも深く愛しあった三角哲彦と正木瑠璃。その恋は、決して許されるものではなく、先のないものでした。

「月の満ち欠けのように、何度も生まれ変わり、あなたに逢いに行く」

一見、一途で純粋な想いが起こした奇跡のように捉えられますが、執着する愛はホラー要素もあり、奇跡を信じない大人たちの滑稽さも描かれたヒューマンドラマでもあります。

ひとりの女性が何度も生まれ変わり愛する人の元へ向かう道のり、その途中で起こる物悲しいストーリーに注目です。

4人の「るり」

物語の中で「るり」は3回、生まれ変わります。生まれ変わりを続けるきっかけになった「るり」は、正木瑠璃。夫がいながら、年下の男性・三角哲彦と恋に落ちます。

悲しい結末となった正木瑠璃の恋は、次の「るり」へと記憶をそのままに生まれ変わりを果たしていきます

この物語の主人公・小山内堅の娘・瑠璃へと移ります。堅と梢の間に生まれた2番目の瑠璃は、7歳の時に高熱を出してから自分が正木瑠璃の生まれ変わりだと悟ります。

前世から慕う三角哲彦に会いたいがあまり、ひとりで電車に乗り補導されます。父との約束を守り高校生を卒業するのを待ちますが、悲劇が襲います。高校生の時、前世の恋人として「三角哲彦」の絵を書き残しています。

小山内瑠璃が次に生まれ落ちた所は、自分の先生だった小沼夫妻のもとでした。3番目の「るり」は、希美と名付けられますが、これまでの記憶ははっきりと残っていました。

やはり7歳の時、高熱にうなされたのをきっかけに、態度が一変します。懐いていた正木竜之介を避けるようになります。これは、竜之介が夫だった頃の正木瑠璃の記憶が蘇ったからです。

竜之介には生まれ変わりだということを知られ協力を仰ぎますが、やはり悲しい結末を迎えてしまいます。

4番目の「るり」が現れたのは、小山内瑠璃の幼なじみ・ゆいの娘としてでした。緑坂るりは、これまでの「るり」の記憶をすべて備えています。

後に、この「るり」は、小山内と対面し「小山内瑠璃」の時代の記憶を語り、恋焦がれた三角哲彦と30余年ぶりに再会を果たしました。

こうして、正木瑠璃は3度の転生後、思いを成し遂げた時は7歳の少女の姿でした。映画化では、果たして「るり」は何回生まれ変わるのか。どんな姿で三角と再会を果たすのか注目です。

「るり」と関わる男たち

主人公の小山内堅は、2度目の「るり」、小山内瑠璃の父親です。妻の梢に娘の異変を相談されますが、最初は信じようとしません。

輪廻転生はあるかもしれないと思いを巡らすのは、妻と娘を失ってからでした。妻の梢の情熱的な一面に気付いたのも遅すぎるタイミングでした。小山内堅が、もっと家族と向き合っていたら結末は変わっていたはずです

元祖「るり」である正木瑠璃の夫・正木竜之介は、自信家で強引な反面、とても脆い心の持ち主でした。人生が思い通りに行かなくなった時、現実から逃げてしまいます。終いには瑠璃に辛く当たるようになります。

そして、そんな正木瑠璃と出会い恋に落ちる三角哲彦。大学生だった三角は、年上の瑠璃に夢中になっていきます。許されない恋の結末は、悲しいものでした。

「瑠璃」の名前の由来であることわざ「瑠璃も玻璃も照らせば光る」。つまらぬものの中に混じっても、すぐれたものは光を当てれば輝いてすぐにわかるという意味です。

このことわざを一生忘れないと誓った三角。彼もまた再び瑠璃と出会えると信じていました。たとえ、違う姿になったとしても

「るり」が転生を繰り返す過程には、思いもよらない「縁」が繋がっていきます。この世の「縁」というのは、良くも悪くも続くものなのだと感じました

映画化では主人公・小山内堅を大泉洋、三角哲彦を目黒蓮(Snow Man)が演じます。正木竜之介は出演するのか? 誰が演じるのか。「るり」を取り巻く男性たち。それぞれの演技に注目です。

まとめ

佐藤正午の直木賞受賞作『月の満ち欠け』を紹介しました。「愛する人にもう一度めぐり会いたい」、その一途な思いが奇跡を起こす、数奇で壮大なラブストーリー。

周りをよく観察してみてください。身近にいるあの人が、これまでの人生で何度か出会ったことのある人かもしれません。そして、あなたの大切だった人が生まれ変わった姿かもしれません。

大泉洋、有村架純、目黒蓮、柴咲コウと豪華共演でお送りする映画化は、2022年冬、全国公開予定です。

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