映画『ハント』は2023年9月29日(金)より新宿バルト9他で全国公開!
Netflixの大人気ドラマ『イカゲーム』(2021)で世界的スターとなったイ・ジョンジェが、自ら脚本を手がけた監督デビュー作『ハント』。
2023年9月29日(金)より新宿バルト9ほかで全国公開を迎える本作は、イ・ジョンジェが20年来の友人でもあるチョン・ウソンとともにダブル主演も務めたスパイアクションです。
1980年代の韓国を舞台に、潜入した「北」のスパイを探し出すために二人の主人公が激しい攻防を繰り広げます。
果たして、組織内の裏切り者は誰なのか。スリリングな展開から目が離せない映画『ハント』の魅力をご紹介します。
映画『ハント』の作品情報
【日本公開】
2023年(韓国映画)
【原題】
Hunt
【監督・脚本】
イ・ジョンジェ
【キャスト】
イ・ジョンジェ、チョン・ウソン、チョン・ヘジン、ホ・ソンテ、コ・ユンジョン、キム・ジョンス、チョン・マンシク
【作品概要】
ドラマ『イカゲーム』(2021)で世界的スターとなったイ・ジョンジェが、4年間温めた脚本を元に初監督を果たしたスパイ・アクション。
1980年代の韓国を舞台に、潜入した北のスパイを探し出すべく二人の主人公が壮絶な諜報戦を繰り広げる本作は、韓国公開時には初登場1位を獲得し数々の国内映画賞を受賞。第75回カンヌ映画祭ミッドナイトスクリーニング部門での上映時には喝采を浴びた他、トロント国際映画祭、シッチェス国際映画祭などでも上映されました。
イ・ジョンジェと、彼の20年来の友人である『私の頭の中の消しゴム』(2005)のチョン・ウソンがダブル主演を務め、ホ・ソンテ、コ・ユンジョンら韓国を代表する俳優陣が出演します。
映画『ハント』のあらすじ
1980年代の韓国。安全企画部(旧KCIA)の海外次長パクと国内次長キムは、機密情報の漏洩を機に、組織内に入り込んだ「北」のスパイを探し出す任務を与えられます。
組織内の人間全員が疑わしい中で、それぞれ捜査を開始する二人。
二重スパイを見つけなければ自分たちが疑われるという緊迫した状況下、スパイを見つけ出すことができないパクとキムは、互いの動向を監視するように。
二人が対立を深めていく中、大統領暗殺計画が新たに発覚する……。
映画『ハント』の感想と評価
ド迫力の壮絶な諜報戦と銃撃戦に圧倒されるスパイアクション映画『ハント』。因縁のあるイ・ジョンジェ演じるパク・ピョンホと、チョン・ウソン演じるキム・ジョンドが緊迫感あふれる駆け引きを繰り広げます。
安全企画部でそれぞれ海外次長と国内次長を務める彼らは、もともとライバル関係にありました。そんな中、「北」から送られてきたスパイ“トンニム”を探し出す任務を与えられた彼らは、次第に互いに対して疑惑を抱くようになっていきます。
また上層部も当初から、両者の過去の因縁を利用してそれぞれがお互いを捜査するように仕向けていたため、パクとキムの対立はさらに険悪で激しくなります。
本作の一番の魅力は、イ・ジョンジェとチョン・ウソンというダブル主演を務めた二人の白熱の演技にあります。互いに一歩も引かない強い存在感が、作品を成功に導いたといえるでしょう。磁石のように強く反発し合ったり、引きつけ合ったりしながら、二人は激しい運命に身を投じていきます。
「1980年代の韓国」という設定のため、バイオレンス描写の激しさにも驚かされます。市街地でも関係なく繰り広げられる無茶苦茶な銃撃戦などをはじめ、当時の殺伐とした空気感を醸し出しています。
スパイ“トンニム”の正体は何者なのか。緊迫した諜報戦から一時も目が離せません。やがて「北」の陣営も加わり、大統領暗殺計画という巨大な陰謀が渦巻き始めます。
そして二転三転するストーリーの末に迎える、衝撃のクライマックスの迫力には度肝を抜かれることでしょう。
まとめ
韓国の二人のスター俳優イ・ジョンジェとチョン・ウソンがダブル主演を務めた、壮絶なスパイアクション映画『ハント』。
一歩も譲らない諜報戦、激しく非情な銃撃戦、二重三重に絡まり合う多くの思惑。果たして誰がスパイなのか、その狙いはどこにあるのか。物語の最後までグイグイ引き込まれます。
彼らの行きつく先をどうぞ最後まで見届けてください。
スパイアクション映画『ハント』は2023年9月29日(金)より新宿バルト9他で全国公開!