Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

アクション映画

Entry 2019/09/11
Update

映画『大脱出3』感想とおすすめアクション内容の解説。スタローンが謎の監獄「悪魔砦」に挑む!

  • Writer :
  • 金田まこちゃ

映画『大脱出3』は2019年9月27日より公開

刑務所のセキュリティの専門家にして脱獄のプロ、レイ・ブレスリンが、難攻不落の刑務所に挑むアクションシリーズ第3弾『大脱出3』

全てが謎の監獄「悪魔砦」を舞台にした、レイ・ブレスリンの戦いを描く本作をご紹介します。

映画『大脱出3』の作品情報


(C)2018 GEORGIA FILM FUND 63, LLC All rights reserved.

【日本公開】
2019年公開

【原題】
Escape Plan: The Extractors

【監督・脚本】
ジョン・ハーツフェルド

【キャスト】
シルベスター・スタローン、デイブ・バウティスタ、マックス・チャン、デボン・サワ、ジェイミー・キング、マリース・ジョー、ハリー・シャム・Jr.、ラッセル・ウォン、リディア・ハル、ジェイミー・キング、カーティス・“50セント”・ジャクソン

【作品概要】
難攻不落の刑務所に挑む脱獄のプロと、その背後に潜む陰謀をシルベスター・スタローン主演で描いた、人気アクションシリーズの第3弾。

前作に続き『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのデイブ・バウティスタが、ブレスリンの相棒のデローサ役で出演。

新たに『イップ・マン外伝 マスターZ』などで知られる、マックス・チャンも参戦。

ジェイミー・キングやカーティス・“50セント”・ジャクソンなど、シリーズお馴染みのキャラクターも続投、監督は2001年の映画『15ミニッツ』などで知られる、ジョン・ハーツフェルド。

映画『大脱出3』あらすじ


(C)2018 GEORGIA FILM FUND 63, LLC All rights reserved.
世界的ハイテク企業ジャン社の社長令嬢ダヤが、謎の武装組織に誘拐されます。

その数日後、脱獄のプロフェッショナルであるブレスリンの元に「シェン・ロー」と名乗る人物が訪ねてきます。

シェン・ローは、かつてダヤの護衛を担当していた男で、ダヤの救出の為にブレスリンへ協力を依頼します。

ダヤ救出の為に、相棒のデローサと共に情報を集めるブレスリンは、ダヤが「悪魔砦」と呼ばれる監獄に囚われている事を突き止めます。

「悪魔砦」は、これまで脱獄に成功した者はいない、全てが謎に包まれた監獄です。

ブレスリンは「悪魔砦」を攻略する為の準備を始めますが、ブレスリンのサポート役で、私生活ではパートナーのアビゲイルが、武装勢力により「悪魔砦」に連れ去られます。

ブレスリンを、おびき出そうとしているように見える、武装勢力の不気味な動き。

「悪魔砦」に乗り込んだブレスリン達の前に現れたのは、ブレスリンと因縁の深い、ある人物でした。

スタローンの新たなアクションシリーズ


(C)2018 GEORGIA FILM FUND 63, LLC All rights reserved.
本作の主演、シルベスター・スタローンは『ロッキー』や『ランボー』シリーズなど、数々のアクション作品で知られる俳優です。

近年でも、『ロッキー』シリーズのスピンオフ作品となる、2016年の映画『クリード』でロッキー・バルボアを演じ、「第88回アカデミー賞」で助演男優賞にノミネートされました。

スタローンがアカデミー賞にノミネートされたのは、1977年の「第49回アカデミー賞」以来2度目となり、なんと39年ぶりの事です。

また、スタローン自身が先導し、新旧アクションスターを結集させて製作した『エクスペンダブルズ』シリーズは大ヒットとなり、『エクスペンダブルズ4』も進行中となっています。

俳優としても演技が評価され、アクションスターとしても不動の地位を確立し、衰えるどころか、ますます活発な動きを見せるスタローンの新たなアクションシリーズが『大脱出』シリーズとなります。

2013年に公開された第1作はスタローンの長年のライバルと呼ばれてきた、アクション俳優、アーノルド・シュワルツェネッガーとの初共演が話題になりました。

『エクスペンダブルズ』シリーズにも、シュワルツェネッガーは出演していますが、どちらかと言うとカメオ出演という形で、スタローンとの共演時間は長くありませんでした。

『大脱出』では、ダブル主演という形で本格的な共演が実現した事になります。

そして、5年後に公開された2作目では、前作のシュワルツェネッガーに代わり、アメリカの人気プロレス団体WWEで「バティスタ」のリングネームで活動後、俳優に転身し『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのドラックス役で知られるデイブ・バウティスタが参加しました。

そして『大脱出2』の公開前から、すでに撮影が開始されていたと言われる『大脱出3』

果たして『大脱出』シリーズは、数々のヒットシリーズを持つスタローンの、新たな代表作となるのでしょうか?

今度は潜入だ!

(C)2018 GEORGIA FILM FUND 63, LLC All rights reserved.
『大脱出』シリーズで、スタローンが演じるレイ・ブレスリンは、刑務所のセキュリティの専門家で、脱獄のプロです。

これまで知力と体力を駆使して、要塞刑務所「墓場」や最強セキュリティの刑務所「ハデス」など、難攻不落と呼ばれる刑務所の脱獄に成功してきました。

今回、ブレスリンが挑むのは、全てが謎の刑務所「悪魔砦」です。

毎回、刑務所のネーミングセンスが最高ですね。

そして、本作が今までと違うのは「脱獄」ではなく「潜入」が目的になっている事です。

「潜入」が遅れれば、武装グループは目的を達成してしまい、ダヤやアビゲイルの命も危うくなるという「時間との戦い」が見どころとなります。

また、本作の黒幕は『大脱出』シリーズに深く関わる人物ですので、未見の方は1作目だけでも観ておいた方が楽しめますよ。

肉弾戦とガンアクション

(C)2018 GEORGIA FILM FUND 63, LLC All rights reserved.
ブレスリンと共に「悪魔砦」に挑むシェン・ローを「香港アクション映画界の最終兵器」とも呼ばれる、マックス・チャンが演じています。

「イップマン」シリーズなどでも知られるマックス・チャンは、本作でも見事なカンフーアクションを披露しています。

また、スタローンとデイブ・バウティスタのガンアクションや、迫力満点の肉弾戦も用意されており、見どころ満載のアクション映画となっていますよ。

まとめ


(C)2018 GEORGIA FILM FUND 63, LLC All rights reserved.
アカデミー賞で39年ぶりのノミネートを果たし、『エクスペンダブルズ』シリーズで、アクションスターとしての健在ぶりを見せつけてきたスタローンが、前作を超えた作品にすべく、新たに作り上げた『大脱出3』。

大御所と呼ばれるキャリアを誇りながら、失敗したり批判されたりしながらも、まだ攻め続ける姿勢には頭が下がります。

スタローンは、2007年に公開された『ロッキー・ザ・ファイナル』のインタビューで「周りからどんなにバカにされようが、とにかく挑戦したかった」と語っており、現在もその気持に変わりは無いのでしょう。

アクションスターとしても衰えを感じず、『大脱出3』のクライマックスは、『エクスペンダブルズ2』でジャン・クロード・ヴァンダムをボコボコにしたアクションが好きな人には、是非オススメしたいシーンとなっています。

『ランボー5』の全米公開も決まり、まだまだ攻め続けるスタローンは、間違いなく映画界を面白くするアイデアと行動力を持った俳優です。

『大脱出3』以降『大脱出』シリーズはどうなるのか?など、今後も目が離せませんね。


関連記事

アクション映画

映画『フッド:ザ・ビギニング』あらすじネタバレと感想。2019年の社会問題を取り上げた痛快時代劇!

レオナルド・ディカプリオの率いるアピアンウェイがロビン・フッド映画を製作! 『フッド:ザ・ビギニング』は、国内でもヒットを記録している『ロケットマン』のプロモーションで13日に初来日したタロン・エジャ …

アクション映画

【ネタバレ】THE WITCH2魔女 増殖|あらすじ結末感想と評価考察。韓国映画おすすめ女優シン・シアが圧倒的な存在感を放つ

予測不可能なストーリー展開が話題を呼んだ前作から5年、新星シン・シアを主演に新たな魔女の物語が幕をあけました 秘密研究所アークが何者かに襲撃され、生き残った一人の少女が雪の降りしきるなか血まみれの姿で …

アクション映画

『パトリオットゲーム』ネタバレ結末あらすじとラストの感想評価。ハリソンフォードが‟ジャックライアンシリーズ”を熱演!

『レッド・オクトーバーを追え!』に続くジャック・ライアンシリーズ第2弾! フィリップ・ノイスが監督を務めた、1992年製作のアメリカのアクション映画『パトリオット・ゲーム』。 イギリス・ロンドンで起き …

アクション映画

映画『TAXi2』ネタバレあらすじと感想レビュー。カーアクションと壮絶なチェイスが見どころ!

2000年に公開された『TAXi2』、爆走タクシーがヤクザの陰謀に巻き込まれ、パリの街でカーチェイス カーアクション・コメディーが中心のフランス映画『TAXi』の第2作め。前作同様、壮絶でスリリングな …

アクション映画

映画『ロンゲストヤード(1974)』ネタバレあらすじと感想。アルドリッチ監督が描く反骨精神

タフガイ俳優のバート・レイノルズがゴールデングローブ賞に初ノミネートされた作品 俳優バート・レイノルズは、1961年ハリウッドで映画デビューを果たし、1970年代はタフガイ・セックスシンボルのイメージ …

【坂井真紀インタビュー】ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』女優という役の“描かれない部分”を想像し“元気”を届ける仕事
【川添野愛インタビュー】映画『忌怪島/きかいじま』
【光石研インタビュー】映画『逃げきれた夢』
映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』伊澤彩織インタビュー
映画『Sin Clock』窪塚洋介×牧賢治監督インタビュー
映画『レッドシューズ』朝比奈彩インタビュー
映画『あつい胸さわぎ』吉田美月喜インタビュー
映画『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督インタビュー
『シン・仮面ライダー』コラム / 仮面の男の名はシン
【連載コラム】光の国からシンは来る?
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
日本映画大学