2008年インドの5つ星ホテルで起きた無差別テロ。
惨状と化した“楽園”を救った、“5つ星”の勇気とは?
『ボーダーライン』製作陣が放つ、衝撃と感動の“実話”。
2008年、インド・ムンバイで起きた無差別同時多発テロ。
5つ星ホテルに閉じ込められた人質たちの奇跡の脱出劇を描いた感動の実話『HOTEL MUMBAI(原題)』の邦題が『ホテル・ムンバイ』に決定し、2019年9月27日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて全国公開する運びとなりました。
あわせて、本作のポスタービジュアル、予告映像が到着しましたのでご紹介致します。
映画『ホテル・ムンバイ』について
実際に起きた事件を描く
本作は2008年にインドの商都ムンバイで実際に起きた、イスラム武装勢力による同時多発テロ事件と、そこで決断を下す人々を描きます。
歴史あるタージマハル・パレス・ホテルが燃え盛る映像は世界を震撼させました。
ですがホテルに3日間閉じ込められた500人以上の人質は、その多くが生還を果たしたんです。
そこにはプロとしての誇りをかけて、宿泊客を救おうとしたホテルマン達の知られざる真実の物語が存在しました。
『ボーダーライン』の製作陣が放つ、リアルに迫りくる映像、決して折れない登場人物たちの強き信念に、観る者は、恐れ、怒り、哀しみ、そして最後にはこの上ない希望に包まれます。
キャスト・監督紹介
主演は『スラムドッグ$ミリオネア』(2008)で主演デビューし、『LION/ライオン~25年目のただいま~』(2016)でアカデミー賞にノミネートされたデヴ・パテルが務め、インドの5つ星ホテルで、自らの命を危険にさらしてまで宿泊客の守ろうとする給仕役を熱演。
また、『君の名前で僕を呼んで』(2017)、『ビリーブ 未来への大逆転』(2018)のアーミー・ハマーが、アメリカ人旅行客デヴィッド役として出演し、“名もなき英雄たち”に命を吹き込みました。
監督を務めるのは、これまで短編映画で世界的評価を得ているオーストラリア出身のアンソニー・マラス。本作が長編初監督作品にしてトロント国際映画祭正式出品作に選出されるほか、世界各国で映画賞を獲得。
ヴァラエティ誌が選ぶ「2018年注目すべき映画監督10人」にも選ばれる今最も注目を集める新進気鋭の監督です。
映画『ホテル・ムンバイ』の予告編
解禁された予告編は、テロが発生し、逃げまどう人々の姿を追った映像から始まります。
タージマハル・パレス・ホテルもテロリストたちに占拠され、銃声が鳴り響き、床には犠牲者の遺体が。
デヴ・パテルが演じるホテルの従業員が、自らの危険を顧みず、宿泊客たちを守ろうと決意を固めます。
ホテルレストランのシェフ役のアヌパム・カーが、従業員をまとめ、宿泊客を逃がすために動きはじめます。
従業員にも家族がおり、自分の人生があるにも関わらず、誰かのために恐怖に立ち向かっていく姿が感動的な予告編です。
そしてただの感動では終わらせず、「いつ誰の身にも起こりうること」として描ききった臨場感溢れる映像が恐怖を抱かせます。
映画『ホテル・ムンバイ』の作品情報
【日本公開】
2019年(オーストラリア・アメリカ・インド合作映画)
【原題】
HOTEL MUMBAI
【監督】
アンソニー・マラス
【日本語字幕翻訳】
中沢志乃
【脚本】
アンソニー・マラス、ジョン・コリー
【キャスト】
デヴ・パテル、アーミー・ハマー、ナザニン・ボニアディ、アヌパム・カー、ジェイソン・アイザックス
【作品概要】
2008年に起きた、高級ホテルや鉄道駅、タージマハル・ホテルなどムンバイの複数の場所で起きた同時多発テロを、オーストラリア人監督のアンソニー・マラスが映画化。アンソニー・マラスは本作が長編映画デビュー。
5つ星のタージマハル・ホテルの従業員に『スラムドッグ$ミリオネア』(2008)『LION/ライオン~25年目のただいま~』(2016)のデヴ・パテル、宿泊客に『ローン・レンジャー』(2013)『君の名前で僕を呼んで』(2017)『ビリーブ 未来への大逆転』(2018)のアーミー・ハマーが扮します。
映画『ホテル・ムンバイ』のあらすじ
2008年11月26日。
インドの5つ星ホテルがテロリストに占拠されました。
人質は、500人の宿泊客と従業員。特殊部隊の到着は数日後。宿泊客を逃がすため、ホテルに残った従業員たち。
部屋に取り残された赤ん坊を救うため、銃弾の中を行く父と母。
これは「誇り」と「愛」を懸けた、3日間の脱出劇です。
極限の状況下で、人はこんなにも人を想えるのか…。
まとめ
“銃”に“信念”で立ち向かった、名もなき人々の真実の物語。
極限の状況下、胸をえぐられるような事実を丹念に描き出し、悲劇の中にも、光り輝く人間性が存在することを証明してくれます。
奇跡の感動作『ホテル・ムンバイ』は2019年9月27日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー。
本作に触れたら、決して他人ごとではいられなくなること必至です。