インド映画史上最大級の製作費で描く、究極の映像美
16世紀に生み出されたインド古来の伝記を、インド映画史上最大級の製作費を費やした絢爛豪華な映像美で描く『パドマーワト 女神の誕生』(原題:Padmaavat)が2019年6月7日(金)より、新宿ピカデリーほかで全国公開されることが決定されました。
主演はインド映画界のみならず、ハリウッドでも活躍するトップ女優のディーピカー・パードゥコーンです。
ディーピカ扮するヒロインが、祈りを捧げるように見つめるポスタービジュアルも解禁されましたのでご紹介します。
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映画『パドマーワト 女神の誕生』について
Delighted, overwhelmed and incredibly blessed. #100DaysOfPadmaavat@RanveerOfficial @deepikapadukone @shahidkapoor @aditiraohydari @Viacom18Movies @Bhansali_Prod @TSeries pic.twitter.com/cZYPBlwXns
— Padmaavat (@filmpadmaavat) 2018年5月4日
500年にわたり語り継がれる伝記の映画化に、インドでは制作段階から注目を集めていました。
劇中でのヒンドゥー教や、インド古来の民族であるラージプート族の描写に憶測が飛び交い、一部の過激な宗教団体による上映中止運動などが勃発。
その話題の高まりから、2018年インド国内興収で3位となる約61億円、インド映画の世界興行成績でも歴代10位となる、約100億円の大ヒットを記録しました。
一国の運命を変えるほどの美貌と、聡明な決断力で、やがて神格化されていくパドマーワティに、『トリプルX:再起動』(2017)でハリウッド進出も果たした、インド映画界で最も高額な出演料が噂されるトップ女優、ディーピカー・パードゥコーン。
溢れる野心と凶暴性の中に、頂点に立つ王の孤独も垣間見せるアラーウッディーン役にランヴィール・シン。
一族の誇りを重んじ、いかなる窮地にも高潔さを失わないラージプート族の王、ラタン・シンはシャーヒド・カプールが演じました。
ボリウッドを代表する3人のスターが、神話を思わせる重厚な演技合戦を繰り広げます。
監督は、日本でも公開された『ミモラ 心のままに』(1999)など、美しい映像が高い評価を受けるサンジャイ・リーラ・バンサーリー。
インド映画史上最大級の製作費を費やし、壮麗な宮廷、絢爛豪華な衣装、大軍勢によるスペクタクルな合戦など、細部まで計算し尽くした映像美で描く、めくるめく歴史絵巻が本作『パドマーワト 女神の誕生』です。
映画『パドマーワト 女神の誕生』ポスタービジュアル
解禁された本作のポスタービジュアルでは、「その“美”は、やがて伝説になる」というキャッチコピーと共に、“永遠の生命”を表現した、らせん状の縁飾りを施した衣裳と、華やかな装飾品に身を包んだ神々しい姿のヒロイン、パドマーワティが、穏やかな中に決意を秘めた表情で前面に立っています。
インド映画史上最大級の製作費を投じて描かれる神話的な世界観に相応しい豪華絢爛なビジュアルです。
パドマーワトとは
聞いたことが無い方、聞いたことはあるけど良く知らない方も多いであろう、パドマーワト。
パドマーワトとは、詩人マリク・ムハンマド・ジャーエスィーの著書です。
ジャーエスィーは15世紀末から16世紀にかけて北インドで活躍。
パドマーワトは大衆の会話用語を用いて、インドでよく知られた話題と歴史事実とを織り交ぜながら書かれています。
美しい王女パドマーワティを巡る、恋愛詩の傑作です。
ディーピカー・パードゥコーンのプロフィール
174㎝の長身に、小さな顔、丸みを帯びながらもスラリとした抜群のスタイルを誇るディーピカー・パードゥコーン。
その大きな瞳で見つめられたら吸い込まれてしまいそうです。むしろ吸い込まれたい。
本作で美しく聡明なヒロイン、パドマーワティに扮するディーピカのプロフィールをご紹介します。
ディーピカー・パードゥコーンは1986年1月5日生まれのインド出身の女優。
生まれたのはデンマークの首都コペンハーゲンですが、彼女が1歳になる前に、一家は南インドに引っ越しました。
大学時代からその美貌とスタイルを生かし、モデルの仕事をしていたそう。
2007年に、映画『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』のヒロイン役に大抜擢されます。
ボリウッドの大スター、シャー・ルク・カーンを相手に、大女優シャンティ役と今どきのギャル・サンディ役という真逆の2役を好演しました。
参考映像:映画『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』予告編
彼女はその後も『チャンドニー・チョーク・トゥ・チャイナ』(2009)『チェンナイ・エクスプレス 愛と勇気のヒーロー参上』(2013)『若さは向こう見ず』(2013)といったインド映画に次々出演し、人気と実力を不動のものにします。
そして2017年にアクション映画『トリプルX:再起動』でハリウッドデビュー。
ディーピカとルビー・ローズによる、背中を預け合う銃撃シーンはあまりにクールで麗しく、数々の映画ファンの心を鷲づかみました。
そんな、現代を生きる女神のような女優、ディーピカー・パードゥコーンが主演する本作『パドマーワト 女神の誕生』。
劇場で観るしかありません。
映画『パドマーワト 女神の誕生』の作品情報
【日本公開】
2019年(インド映画・ヒンディー語)
【原題】
Padmaavat
【監督】
サンジャイ・リーラ・バンサーリー
【キャスト】
ディーピカー・パードゥコーン、ランヴィール・シン、シャーヒド・カプール、アディティ・ラーオ・ハイダリー
【作品概要】
主演は『トリプルX:再起動』(2017)でハリウッド進出も果たした、インド映画界で最も高額な出演料が噂されるトップ女優、ディーピカー・パードゥコーン。一国の運命を変えるほどの美貌と聡明な決断力で、やがて神格化されていくパドマーワティを演じます。
溢れる野心と凶暴性の中に、頂点に立つ王の孤独も垣間見せるアラーウッディーン役に『Bajirao Mastani』(2015)のランヴィール・シン。
ラージプート族の王ラタン・シンは『“ロミオ”・ラージクマール』(2013)のシャーヒド・カプールが演じました。
ボリウッドを代表する3人のスターが、重厚な演技合戦を繰り広げます。
『ミモラ 心のままに』(1999)など、美しい映像が高い評価を受けるサンジャイ・リーラ・バンサーリーが監督を務めました。
映画『パドマーワト 女神の誕生』あらすじ
13世紀末、シンガル王国の王女パドマーワティは、西インドの小国メーワール王国の王ラタン・シンと恋に落ち、妃となります。
同じころ北インドでは、叔父を暗殺した若き武将アラーウッディーンが、イスラム教国のスルタン(王)の座を手に入れました。
獰猛で野心に満ちた彼は、第二のアレキサンダー大王との異名を持つほどに、その権勢を広げていきます。
そんな中、絶世の美女パドマーワティの噂をききつけたアラーウッディーンは、メーワール国に兵を差し向けますが、堅牢な城壁と、誇り高いラージプート族の王であるラタン・シンの抵抗により、パドマーワティの姿を見ることも許されません。
一計を案じたアラーウッディーンは、ラタン・シンを拉致してパドマーワティを自らの城におびき寄せます。
しかし彼女の勇気ある救出策によりラタン・シンは奪い返されたため、遂に総力をメーワール王国に向かわせるアラーウッディーン。
城を取り囲むアラーウッディーンの大軍勢と、睨みあうメーワール王国の兵士たち。
やがて始まる、王と王の誇りと野望を懸けた最後の戦い。
そして、圧倒的に不利なその戦に、パドマーワティはある決意をもって臨んでいて…。
まとめ
We’re breaking records worldwide. Have you watched the film yet? #PadmaavatInCinemasNow@RanveerOfficial @deepikapadukone @shahidkapoor @aditiraohydari @Viacom18Movies @Bhansali_Prod @TSeries pic.twitter.com/aIydfwXJiH
— Padmaavat (@filmpadmaavat) 2018年2月5日
インド映画史を塗り替えた映像体験が、遂に日本にやって来ます。
主演はインドを代表する女優ディーピカー・パードゥコーン。その美貌で国を揺るがし、やがて神格化して行くヒロインを強くしなやかに演じます。
500年の時を超えて蘇る、愛と誇りの物語『パドマーワト 女神の誕生』は2019年6月7日(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー。
その“美”は、やがて伝説となる!