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Entry 2021/02/04
Update

『ホムンクルス』映画監督は日本ホラー界の名匠 清水崇!最新作の注目点をプロフィールともに紹介

  • Writer :
  • 谷川裕美子

サイコミステリー『ホムンクルス』は2021年4月2日公開

山本英夫原作の国民的カルト漫画を、『呪怨』シリーズなどで国内外で活躍する日本ホラー界の名匠・清水崇監督が綾野剛を主演に迎え実写化したサイコミステリー『ホムンクルス』。

2021年4月2日に劇場公開され、その後Netflixで全世界配信が予定されています。

記憶も社会的地位もなくし、禁断の実験「トレパネーション」を受けて、左目で人間の心の歪みが異形として見えるようになってしまった主人公・名越を演じるのは、映画『日本で一番悪い奴ら』やドラマ『コウノドリ』『MIU404』などで活躍する人気実力派俳優・綾野剛。

ホムンクルスと名付けられた異形の能力によって、名越が心の闇を抱える人々と交流していく様が描かれます。

成田凌、内野聖陽、岸井ゆきの、石井杏奈ら豪華俳優らが共演。

この記事では監督を務める清水崇について詳しくお伝えしていきます。

映画『ホムンクルス』の作品情報


(C)2021 山本英夫・小学館/エイベックス・ピクチャーズ

【上映】
2021年(日本映画)

【原作】
山本英夫「ホムンクルス」(小学館「ビッグスピリッツコミックス」刊)

【監督】
清水崇

【キャスト】
綾野剛、成田凌、岸井ゆきの、石井杏奈、内野聖陽

【作品情報】

呪怨」シリーズ、『犬鳴村』『樹海村』などを手掛ける日本ホラー界の第一人者である清水崇監督が、『日本で一番悪い奴ら』『新宿スワン』の人気実力派俳優・綾野剛と初タッグを組んだサイコミステリー。

『殺し屋1』などで知られる山本英夫によるカルト的人気を誇る同名漫画を、連載開始から10年以上を経て実写映画化。

綾野剛が、禁断の実験「トレパネーション」を受けたことから左目で人間の心の歪みが異形として見えるようになってしまった主人公・名越進を演じます。

名越を手術へと誘い、彼が手に入れた異形の能力にホムンクルスと名付ける医学生・伊藤学役には、『カツベン!』『窮鼠はチーズの夢を見る』など近年めざましい活躍を続ける成田凌。

共演は岸井ゆきの、石井杏奈、内野聖陽ほか。

映画『ホムンクルス』のあらすじ


(C)2021 山本英夫・小学館/エイベックス・ピクチャーズ

記憶も社会的地位もなくした名越進。

ある日彼の前に突然現れた医学生の伊藤学の勧めにより、記憶がない名越は期限7日間、報酬70万円を条件にある手術を受けることになります。

第六感が芽生えるという、頭蓋骨に穴を開けるトレパネーション手術を受けた名越。

すると、右目をつぶって左目で見ると、人間の心の歪みが異形となって見えるようになり…。

映画『ホムンクルス』の監督は清水崇

参考映像:『呪怨』(2003)

映画『ホムンクルス』で監督を務める清水崇は1972年7月27日生まれの映画監督。群馬県出身。

大学在学中に脚本家の石堂淑朗に師事。同郷の小栗康平監督の『眠る男』やドラマ、Vシネマなどでスタッフとして参加。

同時期に通った映画美学校で、後のヒット作『呪怨』の原型となる『家庭訪問』という3分ほどの短編を課題として撮影します。

卒業後は黒沢清監督の薦めで、オムニバスホラードラマ『学校の怪談G』演出を担当。

さらに映画美学校時代の講師だった脚本家・高橋洋の紹介で、ビデオ版『呪怨』『呪怨2』を製作します。

2001年、『富江 re-birth』で映画監督デビュー

2002年にビデオ版『呪怨』、2003年に『呪怨2』が映画化されヒットします。

2004年には自ら『呪怨』のハリウッドリメイク版『The Grudge』(邦題『THE JUON/呪怨』)を製作。日本人監督として初のハリウッドデビューを果たしました。

2006年発表された続編『The Grudge2』(邦題『呪怨 パンデミック』)も全米興行収入初登場1位を記録。

2014年の『魔女の宅急便』の実写映画監督を務めたほか、『こどもつかい』『樹海村』など多くの話題作を生み出しています。

清水崇の作品評価は

参考映像:『犬鳴村』(2020)

いまや日本ホラー界の巨匠と呼ばれる実力派・清水崇。

小学生の時に観た『E.T.』をきっかけに映画にのめりこみ、中高生時代に起きたホラー映画ブームからホラーにはまったそうです。

2000年にビデオ制作し2003年に公開された『呪怨』『呪怨2』が共にヒット

2004年と2006年には『死霊のはらわた』『スパイダーマン』などで知られるサム・ライミによるプロデュースで、ハリウッド版リメイク『The Grudge』、『The Grudge2』が製作され、自ら監督をつとめ、ハリウッドデビューを果たします。日本人監督の実写作品としては初めて全米興行成績No.1を獲得しました。

ホラー映画『ズーム/見えない参加者』を手掛けたロブ・サヴェッジ監督は、清水崇から多大な影響を受けた一人。学生時代に仲間たちと『呪怨』シリーズを観て、夜通し震えていたことがホラー映画作りの原点だと語っています。

映画を作るに際し、帰宅後のふとした瞬間に思い出されてしまう怖さの感覚を、如何にお客さんに持たせて帰らせることができるか考えるという清水。

観客からは、「身近に聞こえるものを使うから余計に怖い」「鑑賞後に一人になるのが怖くなる設定が多い」などの声が聞かれ、まさに清水の術中にはまっていることがうかがえます。

人の精神面を可視化している本作『ホムンクルス』の原作に惹かれ、撮影する中で、次第に俳優、スタッフ、そして清水自身のホムンクルスが見えてきたと言います。

人の脆さや距離感、その交差や生きる価値観などを見つめ直したり共有してもらいたいと語る清水が、果たしてどんなサイコミステリーの世界を生み出すのかご期待下さい。

清水崇の公式SNSの紹介

残念ながら清水崇の公式SNSはみつけられませんでした。

まとめ


(C)2021 山本英夫・小学館/エイベックス・ピクチャーズ

山本英夫原作の大人気カルトコミックを、『呪怨』シリーズ、『犬鳴村』などを手掛けた日本ホラー界の巨匠・清水崇監督が綾野剛を主演に迎え実写化したサイコミステリー『ホムンクルス』。

映画・ドラマと数多くの人気作で幅広く活躍中の演技派・綾野剛と、2021年NHK朝ドラ『おちょやん』でヒロインの夫役に抜擢された旬の若手実力派・成田凌が共演。

岸井ゆきの、石井杏奈、内野聖陽ら豪華俳優陣派が脇を固めます。

注目の映画『ホムンクルス』は、2021年4月2日よりロードショーです。





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