Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

新作映画ニュース

Entry 2020/07/04
Update

映画『泣く子はいねぇが』あらすじ/キャスト/公開日。仲野太賀と吉岡里帆が夫婦役で挑む青春ムービー!

  • Writer :
  • 石井夏子

是枝裕和が惚れ込んだ新たな才能!
佐藤快磨監督が世界中の大人になれない大人たちへ贈る青春グラフィティ。

是枝裕和監督が率いる映像制作者集団“分福”の新進気鋭の才能、佐藤快磨(さとうたくま)監督の劇場デビュー作となる映画『泣く子はいねぇが』。

(C)2020「泣く子はいねぇが」製作委員会

2020年11月20日より公開と発表された『泣く子はいねぇが』が、この度、第68回サン・セバスティアン国際映画祭オフィシャルコンペティション部門正式出品が決定しました。

出品決定を受け、佐藤監督と、主演の仲野太賀より喜びのコメントが届きましたのでご紹介します。

映画『泣く子はいねぇが』について

(C)2020「泣く子はいねぇが」製作委員会

2014年、『ガンバレとかうるせぇ』でぴあフィルムフェスティバル映画ファン賞(ぴあ映画生活賞)&観客賞をW受賞し、同作で釜山国際映画祭など数多くの国内外映画祭で評価された佐藤快磨監督が、完全オリジナル脚本で挑んだ『泣く子はいねぇが』

是枝裕和もその才能に惚れ込んだ佐藤快磨監督初の劇場映画デビュー作が、カンヌ、ベネチア、ベルリンに次ぐ、由緒正しき国際映画祭、サン・セバスティアン国際映画祭のオフィシャルコンペティション部門で鮮烈のワールドデビューを飾ります。

「父親としての責任」を与え、「悪いことをせずに正しく生きる」という人としての道徳を教えてくれる。そう男鹿半島で伝承される神様「ナマハゲ」を通し、大人になりきれず、社会にも馴染めない主人公が、不器用ながらも、青年から大人へ少しずつ成長する姿を描いた本作

主要キャストには若手最注目株の仲野太賀、吉岡里帆、寛一郎に加え、山中崇、余貴美子、柳葉敏郎といった実力派俳優が集結。平成生まれの新たな才能・佐藤監督を確かな演技で支え、物語を彩り魅了します。

佐藤快磨監督のコメント

(C)Cinemarche

映画『泣く子はいねぇが』を初めて観ていただく場所がサン・セバスティアン国際映画祭であるという報せを聞いて、嬉しさと興奮と緊張とが入り混じっています。映画祭関係者の皆さまが、若者の青春の終わりを描いたこの小さな物語を選んでいただいたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。
このようなご褒美をいただけたのも、スタッフ・キャストの皆さん、この映画に携わってくださった皆さんのおかげです。
本当にありがとうございました。男鹿半島に通った5年間はとても大切で、そこで出会った人たちの想いがこの映画には詰まっています。
後悔から逃げきれない主人公のしみったれた行動ひとつひとつを最後まで見届けていただけたら嬉しいです。先の見えない状況下ではありますが、世界中の人々にも彼の叫びはきっと届くと信じています。

主演・仲野太賀のコメント

(C)Cinemarche

何が起きるのか、本当に分かりません。
「ナマハゲの映画を撮りたいんだ」と、監督から企画を聞かせてもらった数年前には想像もしてませんでした。
撮影時に、この映画が描く人間の可笑しみ、愛おしさについて皆んなでぐるぐる模索した時間が肯定してもらえたようで、本当に嬉しいです。まさかコンペに選出されるとは…!!
英題はやっぱり、THE NAMAHAGEでしょうか。うんうん、それも最高です。
とにかく、サンセバスチャン国際映画祭で、監督の素晴らしい才能が知れ渡ることを願いながら、佐藤組の皆んなでこの吉報を分かちあいたいです。

映画『泣く子はいねぇが』の作品情報

(C)2020「泣く子はいねぇが」製作委員会 

【日本公開】
2020年(映画)

【監督・脚本・編集】
佐藤快磨

【企画】
分福/是枝裕和

【キャスト】
仲野太賀、吉岡里帆、寛一郎、山中崇/余貴美子、柳葉敏郎

映画『泣く子はいねぇが』のあらすじ

秋田県・男鹿半島で暮らす、たすく(仲野太賀)は、娘が生まれ喜びの中にいました。

しかし妻・ことね(吉岡里帆)は、子供じみていて父になる覚悟が定まらない様子のたすくに苛立ちを募らせています。

そんな中たすくは、ことねに「酒を飲まずに早く帰る」と約束を交わし、大晦日の夜、地元の伝統行事「ナマハゲ」に、例年通り参加。

しかし、結果酒を断ることができずに泥酔したたすくは、溜め込んだ鬱憤を晴らすように「ナマハゲ」の面をつけたまま全裸で男鹿の街へ走り出してしまいます。

そしてその姿がテレビで全国放送されてしまうのでした。

ことねには愛想をつかされ、地元にも到底いられず、東京へ逃げてしまうたすく。

しかす2年の月日が流れても、東京に居場所は見つからず、徐々に「ことねと娘に会いたい」という想いが強くなっていきます。

ようやく、自らの愚行と向き合うことを決め、地元に戻ってきますが、仕事は簡単には見つからず、ことねと会うことも叶わず、状況は容易いものでは
ないのでした…。

まとめ

(C)2020「泣く子はいねぇが」製作委員会

本作がオフィシャルコンペティション部門正式出品を受けたサン・セバスティアン映画祭は、本作の脚本を気に入り企画を務めた是枝裕和が、生涯功労賞にあたるドノスティア賞を受賞した映画祭。

映画祭には佐藤監督、是枝裕和が参加を予定しています。

「人はいつから大人になるのか?大人になるとは一体?」誰もが経験する人生の通過点を圧倒的なリアリティで描き、観る人のすべて心を鷲掴みにする本作。

映画『泣く子はいねぇが』は2020年11月20日(金)より、新宿ピカデリーほかにて全国ロードショー予定です。


関連記事

新作映画ニュース

『エゴイスト』あらすじ/キャスト/公開日はいつ?鈴木亮平×宮沢氷魚で高山真の自伝的小説の世界がスクリーンに!

エッセイスト高山真の自伝的小説『エゴイスト』が映画に! 愛と毒のある切り口で数々のコラムを世に送り出してきた高山真の自伝的小説『エゴイスト』が2023年映画化されます。 (C)高山真/小学館 『トイレ …

新作映画ニュース

映画『大地と白い雲』あらすじ/キャスト/公開日/上映館。チャクトゥとサルラの邦題を新たに劇場ロードショーされる夫婦の物語

第32回東京国際映画祭「最優秀芸術貢献賞」受賞作。 内モンゴルのフルンボイル草原に暮らす一組の夫婦が、ともに生きていきたいと願いながらも時代の変化や価値観の多様化の中ですれ違っていく様を描いた映画『C …

新作映画ニュース

映画『THE MOLE (ザ・モール)』あらすじ/公開日/上映館。ドキュメンタリーで北朝鮮の武器密輸の実態を暴く

平凡な市民だった元料理人が、謎に満ちた北朝鮮の武器密輸の実態を暴く! あらゆるスパイ映画を超える、本物のスリルがみなぎる命がけの潜入調査、10年に及ぶ“全世界騒然”“100%ノンフィクション”の衝撃ド …

新作映画ニュース

おすすめインディーズ映画『ピストルライターの撃ち方』がオランダ映画祭《カメラジャパン・フェスティバル》でインターナショナル・プレミア上映!

映画『ピストルライターの撃ち方』はユーロスペース、シモキタ-エキマエ-シネマ「K2」での公開後、9月16日(土)より大阪・第七藝術劇場ほかで全国順次公開! 再び原発事故が起こった近未来を舞台にヤクザの …

新作映画ニュース

【恵比寿映像祭2023】開催場所を東京都写真美術館にて内容テーマを発表!映像とアートの国際フェスティバルを渋谷・恵比寿で開く

15回目を迎える恵比寿映像祭2023 新進気鋭の作家4名が新作映像制作に取り組む注目のプロジェクト他、詳細を公開! 「恵比寿映像祭2023」 この度15回目を迎える恵比寿映像祭2023が、2023年年 …

【坂井真紀インタビュー】ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』女優という役の“描かれない部分”を想像し“元気”を届ける仕事
【川添野愛インタビュー】映画『忌怪島/きかいじま』
【光石研インタビュー】映画『逃げきれた夢』
映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』伊澤彩織インタビュー
映画『Sin Clock』窪塚洋介×牧賢治監督インタビュー
映画『レッドシューズ』朝比奈彩インタビュー
映画『あつい胸さわぎ』吉田美月喜インタビュー
映画『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督インタビュー
『シン・仮面ライダー』コラム / 仮面の男の名はシン
【連載コラム】光の国からシンは来る?
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
日本映画大学