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Entry 2018/11/09
Update

ネタバレ感想『ヴェノム』詳細なあらすじ。トム・ハーディがマーベルの最凶最悪のキャラに続編に意欲

  • Writer :
  • 薬師寺源次郎

地球外生命体シンビオートに寄生され、ヴェノムとなった記者エディ。

エディは自分自身をコントロールできないことに戸惑い、また恐怖しますが、やがてその力に魅了されていきます。

マーベル史上、最凶最悪のヴィランの活躍を描いた映画『ヴェノム』をご紹介します。

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映画『ヴェノム』の作品情報


(C)&TM 2018 MARVEL

【公開】
2018年(アメリカ映画)

【原題】
Venom

【監督】
ルーベン・フライシャー

【キャスト】
トム・ハーディー、ミシェル・ウィリアムズ、リズ・アーメッド、スコット・ヘイズ、リード・スコット

【作品概要】
マーベルコミックの人気キャラクター『ヴェノム』を映画化。

監督は『ゾンビランド』『L.A.ギャングストーリー』などのルーベン・フライシャー、主演は『マッド・マックス 怒りのデスロード』などのトム・ハーディーが務めます。

地球外生命体“シンビオート”に寄生されたジャーナリスト、エディ・ブロックと、彼と一体化した“シンビオート”ヴェノムが迫りくる敵と戦って行きます。

映画『ヴェノム』あらすじとネタバレ


(C)&TM 2018 MARVEL

彗星へ資源探査に向かい、帰還しようとしていたシャトルが原因不明の事故を起こし、東マレーシアに墜落。

シャトルを派遣していたライフ財団はチームを送り、採取した地球外生命体シンビオートのサンプルを4つのうち3つを回収します。

また、奇跡的に生存していた乗組員を救助し、救急車で搬送していましたが、乗組員から触手が伸び救急隊員を襲います。

触手は運転手も襲い、救急車は転倒します。

救急車の屋根を突き破り、姿を見せたのは襲われたはずの救急隊員であり、夜の闇に消えていきます。

サンフランシスコでは、ジャーナリストのエディ・ブロックは、上司からライフ財団の代表カールトン・ドレイクのインタビューを行うように命じられます。

その夜、エディの婚約者で弁護士のアン・ウェイングあてに届いたメールを読みまいます。

メールはアンが担当している裁判の資料で、ライフ財団が人体実験を行い、死者が出ている事を示すを資料でした。

同じ頃、救急隊員は街の現れます。

屋台の生きたウナギを手づかみし食べる救急隊員を咎める店主を、触手を変化させた剣で殺害。

取り囲む男たちを次々倒すと、老婆に手を伸ばし首をつかむと灰色の液体が老婆に入っていき、倒れる救急隊員をよそに老婆は街を後にします。

翌日、ドレイクのインタビューを行うエディは、人体実験についてドレイクを問い詰めます。

結果インタビューは中断。財団の根回しによりエディは解雇され、婚約者のアンもまた職を失い激怒したアンから婚約の解消を告げられます。

6ヶ月後、就職先が見つからず、自堕落な生活を送るエディの前にドーラ・スカースと名乗る女性が現れます。

ドーラはライフ財団が手に入れたシンビオートの研究を行っていましたが、ドレイクの命令で繰り返される人体実験に耐えられずドレイクを告発するためにエディに協力を依頼します。

ドーラと共に研究所に忍び込んだエディは、そこでシンビオートに寄生された人、シンビオートに適合できずに死んでいった人を目撃します。

その人々の中に懇意にしていたホームレス、マリアを見かけたエディは苦しむマリアを助けようとしますが、混乱し襲い掛かるマリアから離れたシンビオートがエディに寄生してしまいます。

異変に気付いた警備員たちから逃げたエディですが、ドアや金網を突き破り、10メートル以上の木を瞬時に登る人間離れした力に驚きを隠せません。

手に入れた証拠でライフ財団を告発するため協力を得ようとアンの下を訪れますが、アンは突然現れ会話は支離滅裂、レストランの水槽につかり、生きたロブスターにかじりつくエディの奇行に激怒します。

しかし、エディには自覚がありません。

同席していたアンの新しい恋人で医者のダンは、エディの検査を申し出、MRIで検査を行いますがエディは発せられた高音に苦しみ、検査を中断。

ダンはエディに帰って休むように言いつけます。

その頃、ドレイクはドーラが侵入者を研究所に手引きしていたことを知り、ドーラに侵入者の素性を明かすよう迫ります。

ドーラはエディの名を明かしますがシンビオートの実験台にされてしまいます。

また、ドレイクはエディからシンビオートを取り戻すよう部下に命じます。

マレーシアの空港では老婆が現れます。

老婆は前を通りがかった母娘に目を向け、トイレへ向かう娘の後をつけます。

自宅に帰ったエディは、頭の中に響く幻聴に悩まされます。

幻聴と問答を繰り返すエディですが、ドレイクの部下がエディの部屋に押し込んできます。

銃を向けられ、追い詰められるエディですが、エディから突如伸びた触手がドレイクの部下たちを一掃、エディは体の自由を奪われ、部屋を飛び出していきます。

普通では考えられない状況に戸惑いながらも、逃げようとするエディは、ガラスに映った姿を見て驚愕します。

黒いタールのようなものに体が覆われ、おぞましい顔を持つその姿はエディに寄生するシンビオートの姿であり、そのシンビオートはヴェノムと名乗ります。

バイクに乗って逃げようとするエディですが、彼の姿を見つけた部下たちは追跡を開始します。

ドローンを用いてエディを追い詰める部下たちですが、エディを完全に制御しているヴェノムの力で追跡をすり抜けます。

しかし、部下の車に追突され、エディは重傷を負いました。

動けないエディを殺そうとするドレイクの部下ですが、エディの傷が見る見るうちに癒えていき立ち上がるエディの体は、黒いタールで覆われおぞましい顔に変貌していきます。

姿を現したヴェノムは、ドレイクの部下の頭を次々食いちぎり、海へ飛び込み姿を消します。

元の姿に戻ったエディはヴェノムに自分も殺すのか尋ねますが、ヴェノムは宿主として適合しているエディの死はヴェノムの死であると告げます。

以下、赤文字・ピンク背景のエリアには『ヴェノム』ネタバレ・結末の記載がございます。『ヴェノム』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。

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ダンはエディの検査結果をみて今までに見たことが無い症状に驚き、アンにエディをすぐに連れて来る様に言います。

エディの部屋に向かうアンですが部屋は破壊されていました。

その頃、ドーラに寄生していたシンビオートが死んでしまい、残されたシンビオートはヴェノムだけとなったことを知ったドレイクはエディをそのまま連れて来る様に部下に命じます。

サンフランシスコの空港に到着した母娘ですが、娘は母とは別の方向に向かって歩き始めます。

エディは、かつての上司に研究所で撮影した写真を渡し、ライフ財団を告発してもらおうとヴェノムの力を借りて侵入。

部屋に写真を収めたスマートフォンを置くと、ビルを後にしようとしますが、警官隊に取り囲まれます。

警官隊の包囲をヴェノムの力で突破するエディですが、アンにヴェノムの姿を見られてしまいます。

ヴェノムの姿に驚きながらもエディをつれてダンの下に急ぎます。

ダンの下に向かう途中、再度MRIを行うことを提案しますが、ヴェノムはMRIが発する高周波の音を嫌がります。

エディの脳に寄生することで過去のことを知っていたヴェノムは、アンに謝罪するよう提案。

エディはヴェノムに従い謝罪、アンも受け入れるのでした。

ドレイクは、研究所に現れた少女に襲われ少女から出た灰色の液体がドレイクの中に入り込んでいきました。

病院に到着したエディとアンは、ダンからエディの容態について説明を受けます。

その原因がヴェノムであると分かったダンは、エディにヴェノムを追い出すように言いますが、ヴェノムは拒否、暴れ始めます。

アンが一瞬の隙を突きMRIを作動させ発せられた高周波の音により、エディの体からヴェノムを引き剥がすことに成功、MRI室に閉じ込めます。

ヴェノムに関わりたくないエディは、病院を去ろうとしますがドレイクの部下に捕まってしまいます。

MRI室の通気口から逃げ出していたヴェノムは、連れ去られるエディを目撃、同じく目撃していたアンと遭遇します。

研究所に連行されたエディはドレイクと対面、ドレイクはヴェノムの居場所を問いただしますがエディは答えません。

怒りを露にしたドレイクは、体を灰色の液体に覆われた姿に変貌、ドレイクはシンビオート「ライオット」と適合していました。

ドレイクは自身がシンビオートと適合したことでエディとヴェノムには、用が無いことをエディに告げ部下にエディの殺害を命じます。

研究所の外の茂みに連れ出されたエディは、ドレイクの部下に殺害されようとしますが、突如現れた謎の人物に救われます。

その人物はアンにヴェノムが寄生したC・ヴェノムでした。

エディはヴェノムからシンビオートが地球侵略を企んでいる事、そのリーダーがライオットであることを告げられます。

一方、ドレイクとライオットはそのために、シャトルの発射準備を進めていました。

本来、ヴェノムもライオットと共に地球侵略を行うはずでしたが、エディを通し地球を見てその考えを改めておりエディに協力を申し出ます。

再びヴェノムを受け入れたエディは、ドレイクのもとに向かいます。

シャトルに向かうライオットと、それを阻止するヴェノムの熾烈な戦いが繰り広げられます。

優秀な戦士であったライオットにヴェノムは劣勢を強いられます。

しかし、アンの起点によりスピーカーから発せられた高周波の音により、ヴェノムとライオットはエディとドレイクからそれぞれ引き離されます。

エディは格闘の末、ドレイクを海に突き落としますが、海に落ちる直前、ドレイクと融合したライオットに隙を突かれ重傷を負います。

その間にライオットはシャトルに乗り込みます。

エディと融合したヴェノムは発射されてしまったシャトルに取り付き燃料タンクを破壊。

撒き散らされる燃料に引火しシャトルが爆発、ドレイクとライオットの野望を阻止する事に成功します。

爆発するシャトルから落下するエディとヴェノムでしたが、ヴェノムはエディに別れを告げるとエディを助けるため自身の体をパラシュートに変貌、炎の中に消えていきます。

その後、生還したエディはアンの下を訪れ、一連の礼を告げ、ジャーナリストとして復職することを報告、近く記事を書くことを教えます。

エディは立ち寄った商店で店主に用心棒代をせびるチンピラに遭遇、エディは黒い液体を纏いチンピラに近づきます。

何者かと尋ねるチンピラに「俺たちはヴェノム」と告げ、頭を食いちぎります。

翌日、エディは取材のため刑務所を訪れ、取材相手は連続殺人犯クレタス・キャサディ。

取材の途中でクレタスは不思議な事を口にします。「俺はいずれ『カーネイジ』になる…。」

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映画『ヴェノム』の感想と評価


(C)&TM 2018 MARVEL

もともとはスパイダーマンの敵として登場した「ヴェノム」を映画化した作品です。

本家マーベルのヒーロー映画に決して引けをとらない迫力のあるアクションシーンや、シンビオートの侵略を阻止するスケールの大きいストーリーなど見どころの多い映画に仕上がっています。

敵の頭を喰いちぎってしまうヴェノムの残虐性を逆手に、キャラクターとしての個性と捉えた演出が注目すべき特徴となっています。

例えば、ヴェノムの伸びる触手で強引に進路変更したり、車を引っ張り追跡者の進路を妨害したりと、ヴェノムの持つ能力をうまく活かしたカーチェイスシーンなど、コミックの人気に甘えることなく、しっかりと作りこまれた場面だといえるでしょう。

また、初めは反目しながらもヴェノムを受け入れ、世界を救う決意をするエディ。彼のを身体を通して世界を知り、守る決意をしたヴェノム。

ふたりは互いを受け入れ、相棒へと認め合っていく姿に胸を打たれました。

まとめ


(C)&TM 2018 MARVEL

アメリカを始め大ヒットを記録した『ヴェノム』ですが、すでに続編の制作が決定しており、本作の最後でもヴェノム最大の敵「カーネイジ」の登場を匂わせるシーンがあります。

ヴェノムはスパイダーマンから派生したキャラクターと言う事もあり、今後、スパイダーマンとのクロスオーバーが噂されており、主演で制作も務めたトム・ハーディもスパイダーマンとの共演、対決に意欲を見せています。

また、ソニーピクチャーズが新たに進めるマーベルユニバースの最初の作品とされており、その主軸となっていくであろうヴェノムの世界は今後、広がりを見せていきます。

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