Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

SF映画

Entry 2018/04/18
Update

映画『スノーピアサー』フル動画を無料視聴!PandoraやDailymotion紹介も

  • Writer :
  • 若松れん

氷に包まれた世界で生きられるのは、階級で区別され止めることなく走り続ける列車のみでした。

何両にも連なった列車の中を舞台に、反乱と抵抗を描いたSFアクションスリラー映画『スノーピアサー』のあらすじネタバレと感想、また、パンドラTV(Pandora)やデイリーモーション(Dailymotion)の視聴方法から、おすすめなU-NEXTで無料視聴する方法もご紹介いたします。

映画『スノーピアサー』を
U-NEXT今すぐ無料で見る

映画『スノーピアサー』の作品情報


(C)2013 SNOWPIERCER LTD.CO. ALL RIGHTS RESERVED

【公開】
2014年(韓国・アメリカ・フランス映画合作映画)

【原題】
Snowpiercer(英語題)、설국열차(韓国語題)、雪國列車(漢字題)

【監督】
ポン・ジュノ

【キャスト】
クリス・エヴァンス、ソン・ガンホ、コ・アソン、ジェイミー・ベル、ジョン・ハート、ティルダ・スウィントン、オクタヴィア・スペンサー、エド・ハリス、ユエン・ブレムナー、ルーク・パスカリーノ、アリソン・ピル、アドナン・ハスコヴィッチ、トーマス・レマルキス

【作品概要】
地球温暖化を食い止めるために撒かれた化学薬品によってすべてが氷と雪に覆われた世界。階級で分けられた列車の最下層で生きる人々による反乱を凄まじく描いたSFアクション。

主人公カーティス役には、『キャプテン・アメリカ』のクリス・エヴァンス。ナムグン・ミンス役に韓国を代表する俳優ソン・ガンホ、ウィルフォード役に『トゥルーマン・ショー』でゴールデン・グローブ賞助演男優賞を受賞したエド・ハリスが脇を固めています。

映画『スノーピアサー』を
U-NEXT今すぐ無料で見る

映画『スノーピアサー』あらすじとネタバレ


(C)2013 SNOWPIERCER LTD.CO. ALL RIGHTS RESERVED

地球温暖化が急速した2014年、世界各国合意のもと温暖化を食い止めるための冷却物質が散布されました。しかし計画は失敗。地球全体が氷河期と化し、生きるものすべてが凍り付いてしまったのです。

同じ年ウィルフォード産業では、1年掛けて地球を一周する燃料不要のスノーピアサーという列車が完成していました。

列車の中は、水を作るシステムから家畜や野菜を育てる施設、学校やバー、クラブも常設しており、生活するのに困るどころか、富裕層たちは贅沢な生活を楽しんでいました。

先頭から後方部に行くにつれて徐々に貧困層となり、一番後ろの車両はまさに掃溜めのような暮らしでした。

風呂に入れないのはもちろんのこと、食べ物といえば日に一度配給される”プロテイン”と呼ばれる黒いゼリーのようなものひとつ。貧困層の生活は富裕層の暮らしとは雲泥の差があったのです。

そういった貧困層の人々の行動は兵士に監視され、抵抗しようとすれば銃を向けられ、反抗したものは列車にある小さな窓から強制的に手や足を出され、凍らせた状態で切断されるという罰を科せられていました。

この劣悪な環境に耐え切れなくなったカーティスは、貧困層の人々と共に反乱を企てるのです。

以下、赤文字・ピンク背景のエリアには『スノーピアサー』ネタバレ・結末の記載がございます。『スノーピアサー』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。


(C)2013 SNOWPIERCER LTD.CO. ALL RIGHTS RESERVED

カーティスは反乱を起こすためにまず、貧困層の最高指導者であるギリアムに話しを通し、ギリアムも賛同します。

しかし、最後尾から前に進むには施錠されたいくつものドアを通り抜けなければなりません。

カーティスはまず、ドラム缶を何個もつなぎ合わせ、1本の長いドラム缶を作りました。

複数のドアが同時に開く瞬間を見計らって、ドラム缶をドアに差し込み、通路を確保しようと言うのです。

貧困層の人々は協力し、兵士に見つからないよう注意を逸らしながら、着々と計画を進めていきます。

次にカーティスは、日に一度行われる点呼の際、ドアが何秒間開き何秒後に閉じるのか、すべて同時に開くのは何秒間なのかを目視します。

そして、すべてのドアが開いた瞬間、カーティスの合図に従い、仲間たちは数メートルもあるドラム缶をドアに挟み込み一気になだれ込みました。

しかし、先頭車両に行くには、他にも重要なドアを明けなければなりません。

カーティスは、スノーピアサーの設計に携わっていたナムグンという技師を探しだし、その娘ヨナも一緒仲間にいれました。

そのまま先に進むと、今度はカーティスたち貧困層たちの食べ物”プロテイン”を作っている車両がありました。

そこで、自分たちが食べていたゼリーは、大量のゴキブリから作られていることを知ったカーティス。

吐き気を抑えながら再び先に進みます。大量の野菜が育てられている車両、食肉を保存している車両もありました。

また、大きな水槽で魚が優雅に泳いでいる車両では、新鮮な寿司も食べることが出来きるのです。

その間にも傭兵たちの妨害加速。仲間たちは、カーティスを先に進めるため身を挺して戦い、何人もの尊い命が奪われていきました。

胸を痛めながらもカーティスは進み続けます、次に、富裕層の子供たちが勉強している車両があり、その奥には麻薬中毒者たちの車両があります。

そこを抜けてやっと先頭車両につきナムグンがドアを開け、カーティスが中に入るとドアが閉まりました。

中にいたウィルフォードは一切動揺せず、カーティスにスノーピアサーが永久列車である仕組みを説明し、今後は自分の代わりを務めて欲しいと頼みます。

しかし、列車の狭い空間で子供が手足を使ってエンジンを動かしていると知ったカーティスは激怒。

手を伸ばし、子供を救い出そうとしたその時、ドアの向こう側でナムグンと娘ヨナがドアを爆破します。

その風圧で列車は脱線し、ヨナとカーティスに救い出された子供以外の人間は全て亡くなってしまいました。

恐る恐る外に出たヨナと子供は、初めてみる世界に戸惑いながらも、徐々に雪が解け始めていた大地を歩き始めるのです。

映画『スノーピアサー』の感想と評価


(C)2013 SNOWPIERCER LTD.CO. ALL RIGHTS RESERVED

数多くのディストピア作品があるなかで、物語の舞台が列車というのがとても面白いと感じました。

ビニールハウスかのような植物栽培車両があったり、車両そのものが大きな水槽になっていたりと、世界がこの列車に詰まっているというのにもワクワク感があります

ただ、なぜ列車でなければならないのか、なぜ止まった状態では生きられないのかがとても不思議に思います。燃料を必要としない列車があるならば、なぜそれを利用して地上で生活することを考えないのかと…。


(C)2013 SNOWPIERCER LTD.CO. ALL RIGHTS RESERVED

列車でなければいけない理由というのがハッキリ描写されていませんが、列車の中でなければこのような緊迫感は得られなかったのだと思います。

また、抵抗した者いわゆる犯罪者として扱われた人に対する罰というのが、凍りついたこの世界をうまく利用したものになっていたり、監獄が死体安置所のようになっていたりと、氷河期そして列車という空間ならではの描写には興味を惹かれます

ラストでは、少女と子供がほぼ無傷で生存していますが、逆に列車が脱線しただけなのに、なぜふたりだけしか生き残れなかったのか?と疑問でした。

しかし、この作品では生き残ったのがふたりだけ、というところに大きな意味があるのだと感じました。

氷原に生きる野生の熊を目撃し、この先ふたりはどのようにして生きなければならないのか、彼らの行く先を私たちに連想させるような演出がすばらしいです。

雪解けが始まり、もう少しすれば元通りの世界に戻っていたかもしれない。人々が死ななくても済んだのかもしれない、そういった心残りを思わせるような流れもまた、この映画の魅力のひとつでもあるのです。

何より正統派イメージのあるクリス・エヴァンスがヨゴレ役を演じているというのも魅力でした。

▼▼U-NEXTで映画『スノーピアサー』はご覧いただけます。
映画『スノーピアサー』を
U-NEXT今すぐ無料で見る

映画『スノーピアサー』を見るならU-NEXTがお得!

映画『スノーピアサー』は、PandoraやDailymotionのサイト内で、すでに削除されてしまい、見れなくなってしまっている場合があります。

そんな時は動画配信サイトのU-NEXTが、公式にアップロードをしている作品を視聴する方が安心安全です。

U-NEXTは月額たった1,990円で12000本以上の映画やドラマ動画が視聴できる日本の動画配信サービス!

劇場にまで出かけて映画を観ても一般鑑賞料金1,800円と、交通費や食事代もかかってしまい、それらを含めれば、U-NEXTが安いのがお分かりいただけますね。

しかも登録すると雑誌70誌以上も読み放題になっちゃうんです。

映画館だけでなく、レンタルDVD屋さんを利用したり、毎月雑誌を買ったりすることを考えれば、かなりお得なサービスですよね。

さらに有料会員になると毎月1,000ポイントがもらえます!

もちろん!そのポイント使用すれば『スノーピアサー』以外の作品も無料視聴視聴することもできます

映画『スノーピアサー』を
U-NEXT今すぐ無料で見る

【U-NEXT】のメリットとは

U-NEXT最大の特徴はなんでしょう?それはDVD発売やレンタル開始と同時に最新作が見られる点です。

しかも、作品中にはレンタル開始前に配信されるものや、一部の映画には劇場公開されない特典映像ある作品も配信されることもありました。

もちろん最新作は多くは有料とはなりますが、面倒なDVDの返却の手間がかからない忘れてしまっても延滞料金もない、これだけでもDVDレンタル店に行くより断然便利でお得ということです。

【お得情報】今ならポイントがもらえ、有料作品に使える!

U-NEXTは有料会員になると毎月1,000ポイントが支給されますが、なんと!無料お試しに登録するだけでも600ポイントがもらえます

ほかにもメリットはあるんです!

動画配信のライバル社のNetflixやhuluと違い、U-NEXTは国内の動画配信サービスです。

そのため見逃してしまった国内ドラマや、劇場に観に行けなかった邦画、アニメのラインナップが豊富に用意されています。

またNHKオンデマンド作品も入っているので、話題の大河ドラマや、可愛いヒロインで人気の朝ドラも見られ、ドキュメンタリー番組もけっこう充実しています。

▼▼U-NEXTで映画『スノーピアサー』はご覧いただけます。
映画『スノーピアサー』を
U-NEXT今すぐ無料で見る

まとめ


(C)2013 SNOWPIERCER LTD.CO. ALL RIGHTS RESERVED

お金など無意味になった世界観で、なぜ富裕層と貧困層ではこうも待遇が違っているのか。

もし、本当にこのような未来があるのだとしたら…と考えさせられる作品です。

アクションあり、SF要素満載の近未来映画のひとつとして楽しんで頂ければと思います。

▼▼U-NEXTで映画『スノーピアサー』はご覧いただけます。
映画『スノーピアサー』を
U-NEXT今すぐ無料で見る

クリス・エヴァンスやソン・ガンホのがヨゴレ役が楽しめる『スノーピアサー』を見るのに、パンドラTV(Pandora)やデイリーモーション(Dailymotion)で視聴するのも、1つの方法かもしれませんが、最近では動画リンクが削除されている場合も多いのです。

そこで動画がストレスなく見られる公式動画配信サイトのU-NEXTで、動画をサクサクと観られ、ウィルスなどの心配もない安心安全の高いに環境をオススメします!

【どこにいても『スノーピアサー』は見られます!】

U-NEXTの動画は自宅でのパソコンの視聴だけでなく、スマホやタブレットにダウンロードして、どこでも持ち歩き観ることができます

ネットを使わなくてもオフラインで視聴できますので、速度制限を気にする必要がないのはありがたいサービスです。

あなたのライフスタイルに合わせて、お好きな場所で都合の良い時間に気になる作品が観ることができますね

映画『スノーピアサー』を
U-NEXT今すぐ無料で見る

※紹介している情報は2018年4月時点のものです。配信作品の状況が変わっている可能性もありますので、詳細は公式ホームページにてご確認ください。

関連記事

SF映画

映画『すべての終わり』あらすじネタバレと感想。ラスト結末も

自分の身を危険に晒してでも助けたい人がいる。 何が起きているのかも、何故そうなったのかも分からない「世界の終わり」が迫る中、その中心部にいる大切な人を助けに行く一風変わった「ロードムービー」である『す …

SF映画

映画『コズミック・シン』ネタバレあらすじ感想と結末の評価解説。ブルース・ウィリスとフランク・グリロが挑む宇宙戦争“回避”ミッション

人類の存亡を懸けた極秘ミッションを描いたSFバトルアクション! エドワード・ドレイクが脚本・監督を務めた、2021年製作のアメリカのSFバトルアクション映画『コズミック・シン』。 人類が火星への入植に …

SF映画

『テネット』ネタバレ考察評価と結末までのあらすじ。ドラえもんのようなタイムトラベルと時間の逆行

映画『TENET テネット』は2020年9月18日(金)より全国ロードショー! 『メメント』(2000)では記憶を通して時間を描き、『インセプション』(2010)では夢の世界で、『インターステラー』( …

SF映画

映画『夏への扉 』ネタバレ結末の感想とラスト解説レビュー。小説との比較からタイムトラベルの意味を紐解く

諦めなければ失敗じゃない。 幸せな未来に続く扉がきっとある。 1956年の発行以来、これまで多くのSF作品に多大な影響を与え続けてきた、ロバート・A・ハインラインの名作SF小説『夏への扉』が、日本で実 …

SF映画

映画ライフあらすじネタバレと感想!ラスト結末のカルビン考察は後味が悪いバッドエンドを解説

2017年7月8日より全国公開されたダニエル・エスピノーサ監督の『ライフ』。 砕く!また砕く!走る!また走る!未知なる生物との死闘の果てに最後に生き残る一体…誰か?! 国際宇宙ステーションという密室な …

【坂井真紀インタビュー】ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』女優という役の“描かれない部分”を想像し“元気”を届ける仕事
【川添野愛インタビュー】映画『忌怪島/きかいじま』
【光石研インタビュー】映画『逃げきれた夢』
映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』伊澤彩織インタビュー
映画『Sin Clock』窪塚洋介×牧賢治監督インタビュー
映画『レッドシューズ』朝比奈彩インタビュー
映画『あつい胸さわぎ』吉田美月喜インタビュー
映画『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督インタビュー
『シン・仮面ライダー』コラム / 仮面の男の名はシン
【連載コラム】光の国からシンは来る?
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
日本映画大学